たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

2月末に屋根修理した

2月末、人間不信と人生の危機が続く中、屋根の緊急修理。

 

屋根を修理する前。サビだらけ、穴があいてたりひどい。まるで俺の心身のよう。

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屋根の穴埋めなど自力で修理、清掃、塗装したあと。

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南側の20畳くらいを塗装。朝から夕方まで8時間かけた。

業者に頼めば全張替えとか言われているので、南がわだけで40~50万円はかかるところ、1.5万円でひとまず修理。掃除と塗装の方法は、脚立にあがって、4メートルの伸縮棒を使ってるので、骨折れた。

 

ドーン、ドドーンとアポカリプティックサウンドの衝撃と爆音が遠くから飛んできて、地面や家にぶつかる中で。

俺が出してる音じゃないんですが・・・。隣のおばさん、俺が叩いてるとか言って、一々やり返さないでください。

 

 

 ニトムズ 強力防水補修テープ 白ブチル 片面粘着 KZ‐13 50mm×5m J2210 

 

しかし塗装したのに、先日の豪雨でまだ雨漏りが治ってないことが判明。トタンの端っこが割れてるのか。まるで俺の人生みたいだ。

あと屋根自体の補強をこれからする予定。

 

○いつも助かっております

 

 

  

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五十音の暗号から出てくる解読結果は何でか卑弥呼の話だった

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前回虹の記事を書いてたので、記念に文字を虹色で重ねてみた。

さて何と描いてあるでしょうか。

 

いろは歌が成立した奈良時代の後、平安時代にはすでに五十音の基礎があったそうな。江戸時代以降に、今と完全に似たものが成立したとか言う話ではないですか。

五十音については、何かいろは歌的な怪しい意味を察知していましたので、今回色々といじくってみました。

 

○いつも助かっております

 

 

 

いろは歌は意味ある折句の文章だった

 

五十音以前に成立したいろは歌は、誦文(ずもん)と呼ばれるらしく、全体が意味ある文章(折句)になっていました。

いろはにほへとちりぬるを 色は匂へど散りぬるを

わかよたれそつねならむ  我が世たれぞ常ならむ

うゐのおくやまけふこえて 有為の奥山今日超えて

あさきゆめみしゑひもせす 浅き夢みじ酔ひもせず

こんなふうに。

従いまして、いろは歌を受け継いでいるはずの五十音も、もしかするともしかする。そんな可能性は捨てきれなかったわけです。

 

このいろは歌は、8~9世紀の弘法大師空海が生み出したと伝わってるのです。

これを作れたのは頭の良い空海くらいだろうという、不確定な予想らしいですが、実際は誰が作者なのか不明だとか。

いろは歌の特徴としては、暗号説が昔から囁かれていました。

 

ウィキペディア引用すると、

暗号説

巷間の一部に、いろは歌の作者が折句で暗号を埋め込んでいるとする俗説が古くから流布している。

暗号とからめて表面上の文意にも二重三重の異なった意味なども指摘される。『金光明最勝王経音義』など古文献の一部では、七五調の区切りではなく、下のように七文字ごとに区切って書かれていることがある。

この書き方で区切りの最後の文字を縦読みすると「とか(が)なくてしす(咎無くて死す)」となる。これをもっていろは歌には作者の遺恨が込められており、源高明を作者とする説が出た。

しかし大矢透はこれを「付会」としている[15]。また作者は高明ではなく柿本人麻呂であるとし、同じく五文字目を続けて読むと「ほをつのこめ(本を津の小女)」となる(本を津の己女、大津の小女といった読み方もある)。つまり、「私は無実の罪で殺される。この本を津の妻へ届けてくれ」といった解釈もある。

 

いろはにほへ

ちりぬるをわ

よたれそつね

らむうゐのお

やまけふこえ

あさきゆめみ

ゑひもせ

 

義太夫浄瑠璃仮名手本忠臣蔵』の「仮名手本」とは、赤穂浪士四十七士をいろは仮名四十七文字になぞらえたものだとされているが、じつはこの「とがなくてしす」の暗号が当時広く知られていることを前提として「仮名手本」と付けられたのだともいう。

すなわち赤穂浪士たちが「咎無くして死んだ」ことを意味するというものである[16]。江戸時代はこの読みは偶然という見方が主流だったが、縁起が悪いので教育に用いるべきではないという意見もあった。

いろは歌 - Wikipedia

 

日ユ同祖論的な解釈

 

コレに関連して、日ユ同祖論では、ヤハウェイエス・キリストのことを暗号として含んでいると。そういう仮説がありました。

「日本とユダヤ運命の遺伝子」(久保有政著)p320あたりからです。

7文字で並べて縦読みすると、

ろはにほへ

りぬるをわ

たれそつね

むうゐのお

まけふこえ

さきゆめみ

ひもせ 

 

いちよらやあゑ イーシ・エル・ヤハウェ

とかなくてしす 咎なくて死す

いゑす     イエス

こうした折句は、平安時代紀貫之歌人の間で流行していたそうですね。

ヤハウェイエス・キリストのことを正確に書いているので、こっちのほうが正解だと思いますね。

しかし保守的で日本史は日本国内のことが基本だ的な人々は、こういう日ユ同祖論は、全部切り捨ててしまうんです。

それでホントの歴史からかけ離れた解釈で、溢れていくというわけです。

 

 

あいうえおのえほん 

 

さてここから度肝抜かれて、鳩が豆鉄砲を食ったような話になってきます。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 五十音から出て来る意味ある文章  

 

そんでもって五十音のほうも、いろは歌と同じ特徴を備えていておかしくないと、怪しく見える気持ちを新たにできました。

これは単純に、5文字づつ並べて見ていくと分かることがあったのです。

あいうえお

かきくけこ

さしすせそ

たちつてと

なにぬねの

はひふへほ

まみむめも

やゆよ

らりるれろ

わをん

これが現代人が知ってる五十音の基礎なんですが、おかしいです。四十六音しかない。

それでこれを、もう少し昭和初期的に書くと、こうなるのです。

あいうえお

かきくけこ

さしすせそ

たちつてと

なにぬねの

はひふへほ

まみむめも

やゐゆゑよ(やいゆえよ)

らりるれろ

わいうえを

ゐ=うぃ、ゑ=うぇ。

や行は単純に「やいゆえよ」にする傾向もあるとか。

わ行は、あ行とほとんど一緒なんですね。あいうえお、わいうえお。つまりあ行とわ行は、1対の関係にさせられてるんですよ。

それに「いうえ」が2つあるという、奇妙な特徴も。

このへんは、なにかいろは歌の端っこを集めると「いゑす」になるのと共通してますね。「いゑ」がはいってるので。同じ意味合いが込められてる可能性がありそう。

 

 ではこの文字列から、どんな意味ある言葉が出てくるのかを考えてみました。そしたら、「タテ読み」が正解を導くのだと。そんなふうに想像しました。

 

    お

    こ

    

    

    

    

    

    

    

 い   を

これを、縦読みすると、以下のようになります。

 

あかさたなはまやらわ

いきしちにひみゐり

うくすつぬふむ

うえけせてねへめゑれえ

そとのほもよろ

 

残念ながら全てはわからなかったですが、何か意味が出て来る感じがしませんか。

ちょっと解読してみましたら、妙な意味を導くことができました。

 

これは、「後漢書倭伝」や「魏志倭人伝」の世界だなと。

そんなふうに直感したのですが、ちょっと解説を挟みます。

 

想像される五十音の暗号の意味は卑弥呼倭国大乱の話だった

 

(1)あかさたな はまやらわ

明かさたな、破魔矢等は(我が里の破魔矢らは)

 

この最初の一文で、すでに意味が通じている文章になってるんですよね。

何が明かされたのか。我(あ)が里とは、倭国のことで。

あいうえお、わいうえをが、一対の関係になってることで、あを「わ」と読めという指示になってるわけなのです。

破魔矢とは神社で貰える魔除けの矢。それは想像すれば、我が里(倭)の兵士を「我が里の破魔矢等」と呼んでいるんですね。倭国大乱に出兵した兵士なのかと。

 

(2)いきしちに ひみいり

行き死地に姫(卑弥)入り(生き死地に姫(卑弥)入り)

 

倭国大乱の時はまさに「死地に赴く」のであり、行き死地に。

あるいは生死を別かつ戰であるから、生き死地に。

そんなひどい場面に入った姫こと卑弥呼が、女王に擁立されたのでした。

ひみゐりは姫入りであり、「ひみ」だから「卑弥呼」なのではと。

 

だから、卑弥呼が倭で破魔矢(鬼道・霊能力)を用いて、敵地の魔除けが達成されたので、埒が明かない状態から、埒が明かされた、「明かさたな」と。

さらに拙著の「崇神天皇卑弥呼説」と関連付ければ、崇神天皇は「入彦」の名を持っていたので、「ひみゐり」で卑弥=入(崇神天皇)であると、ここで示されているようでした。

倭国の本拠地の変遷(推定)

崇神天皇に封印された卑弥呼のアナグラム

 

(3) うくすつぬ ふむゆる

浮くす角(つぬ)踏む夜(ゆる)

 

角といえば都怒我阿羅斯等(ツヌガアラシト)でヒボコのこと。

だけどここでは、踏まれた角とは、狗奴国の鬼=原住民のことではないかと。

桃太郎が鬼ヶ島こと狗奴国の鬼退治をした、つまり卑弥呼=桃太郎としているんです。倭の鬼退治をしたので「鬼を浮かして角を踏んだ」と表している感じです。

その倭国大乱の時間は、まさに倭の終末であり、夜に例えられました。

「寂しいゆるは愚民だ」の「ゆる(夜)」でした。

 

桃太郎は卑弥呼にとって弟かそれとも分身か

百済が桃太郎の名を持っていることから導かれる道筋

 

(4)うえけせてねへ めゑれえ

上消せてねえ命令

 

倭国大乱が卑弥呼による鬼退治だとしても、鬼の上位は消せてませんでした。それは卑弥呼が消すなと命じたから。鬼の上位は地方の長になったりしたのです。鬼と呼ばれた兵士以外の住人は、倭人の中に融合しているのです。

この時点で、狗奴国の本拠の卑弥弓呼という人と仲が良くない対立関係が続いていることが「魏志倭人伝」に書いてある。

 

ちなみに「めゑれえ」はどう見ても「命令(めえれえ)」じゃないですか。

古代からの熟語と、江戸後期以降に積極的に作られた和製漢語は、一般の日本人でも区別は不能です。しかし、命令はどうも和製漢語の一覧に含まれてないです。江戸時代以前に造られた熟語かも。

カテゴリ:和製漢語 - ウィクショナリー日本語版

 

(5)そとのほもよろ

外の方も宜(よろしい)

 

外の方も宜しい。これは倭国大乱のあと、卑弥呼邪馬台国が倭を平定した結果として、邪馬台国の中枢のみならず、鬼のいた外側の国の方まで宜しい状態にした、支配地にした、そのへんを書いているようじゃないですか。

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

という感じで、意味不明な文字列もあったのですが、全部「卑弥呼によるの倭国平定」を書いているような情報が、五十音の暗号=縦読みから出てきたというのは、偶然じゃないと思うわけですが。もちろん想像です。

 

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イスラエル「虹の下には地獄の釜」日本「虹は地獄のお釜のつる」

まぁ俺が毎日耳にしてるのは、アポカリプティックサウンドなのだろうと考えるようになっていますが。もうアポかと。

バファリンの半分は優しさで出来ているのが基本ですが、俺の人生はもう陰謀で出来ているか、不思議の世界に全身どっぷり浸かってるに違いない話です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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唐突にかま。

 

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虹について

 

虹というのは虫編なんですよね。

虫←これ、昆虫のことではなくて、本来は蛇のことだそう。

虫=蛇

 

だから竜(龍)も関係しているのが明らかなこと。

昔から空にかける虹は、竜の一種だと見られていたとか。虹が竜なら動き回るんじゃないかと考えるのですが、それでもどうも竜なのだと。

虫工・・・蛇の工作

と書くから、虹が竜そのものという解釈じゃないですね。

「竜が工作したもの」が虹という意なのだろうと、考えることができました。ここでも不思議の世界の陰謀味がします。

 

 

虹が見えればその下は地獄の釜

 

この言葉を知ったのはこのサイトから。

大摩邇(おおまに) : 宇宙にも地球にも「虹の現象」が広がっている。そして、その虹はイスラエルの伝説では「地獄の釜」の象徴でもあり

 

イスラエルのほうでは、、虹が架かると「虹が見えればその下は地獄の釜」という伝承があるらしいとか。

これって結局のところは、虹=竜と地獄が関係することを意味しているのではないかと。 すると国常立命竜神であることと、関係してるのかどうなのか。

 

 それで、虹の呼び名には完全に関係する言葉が存在していることも突き止めたのですが。

 

虹は地獄のお釜のつる

 

虹には方言がいろいろあって、まとめると

・鍋づる(佐渡島、愛知県)

・太鼓橋(大分県

・立ちもん(長崎県

などがあるとか。ここで「立」を使った立ちもんが見えたので、やはり虹には竜と国常立命が密接なのかと納得しました。

虹 - Wikipedia

 

ここで紹介されていた虹の方言に、もう一つの呼び名があったんです。それが、「地獄のお釜のつる」でした。

つるというのは「鍋鉉(なべづる)と書いて、簡単に言えばお鍋の取っ手のことです。あれ、虹の形というか、弓のようにたわんだ形状をしているところ。

 

虹の下には地獄の釜(イスラエル

虹は地獄のお釜のつる(富山県射水市

・・・ね。

両方共、「虹は地獄の釜に直結している」ということ。これ、間違いなく全く同じルーツから来ている言葉です。富山ではどのへんで日ユ同祖論に繋がってたのですかね。

 

ところでなぜ虹は地獄なのか?という話ですが、そのへんはイスラエルの場合、旧約聖書に回答がありそう。

旧約聖書ではノアの大洪水によって世界が滅亡したのちに現れたことから虹は神の証とみなされた

 これは要するに、高い場所の虹が神の居場所であり、滅んだ地上を地獄とみなしているような印象です。

日本神話では、イザナギイザナミ天の浮橋から沼矛を持ち、原初の固まってない地上をかき混ぜる描写があるんですが、あの天の浮橋は虹の上という話もあります。すると原初の地上は地獄だったのか?と考えてしまいます。

そうすると、イザナギとノアの関係というのも、アリそうな気がしました。イザナギはおそらくいろんな伝説上の神や人物を習合しているようではありますが。

 

 という風に、虹というキーワードからも日ユ同祖論的な共通点が浮かんでくるということでした。

 

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「龍・竜・辰」の出来事の氾濫は偶然じゃないかもしれない証明

 

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辰鼓楼 - Wikipedia

 

最近なんか「龍」で気がつくこと、ないですか。

実は、龍・竜・辰、西洋でいうDragonが、けっこう世界で幅を利かせてるようなのです。

2017年の夏頃から、関係するニュースがかなり多いことに気づいたのですが、今まで放置プレイしてました。今回はそのへんを追求することにしました。 

 

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1・2017年8月7日

海水浴事故:小6女児が重体 長崎・壱岐 - 毎日新聞

 7日午前11時20分ごろ、長崎県壱岐市勝本町の辰ノ島海水浴場の沖合で、福岡市中央区の小6女児(11)が沈んでいるのが見つかった。女児は福岡市の病院に搬送されたが、意識不明の重体。

辰ノ島・・・

 

2・2017年8月12日

水難事故 東京・板橋の高1死亡、新潟で川遊び中

11日午後1時10分ごろ、新潟県湯沢町土樽の魚野(うおの)川で東京都板橋区中台1、高校1年、古川竜宇(りゅう)さん(16)が流されたと119番があった。古川さんは病院に搬送されたが、死亡が確認された。

竜・・・

 

3・2017年8月18日

岐阜の中央道に土砂、4台巻き込まれる 6人重軽傷:朝日新聞デジタル

 岐阜県瑞浪みずなみ)市釜戸町の中央道で18日午後9時半ごろ、道路脇の斜面の土砂が崩れ、高さ約1・5メートル、幅約60メートルにわたって道路内に流れ込んだ。

Google マップ

この事故、龍は関係ないようでしたが、ちょっくら地図を見てみると、

 

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やはり竜・・・

 

 

4・2017年8月22日

40年前から産廃投棄 中央道土砂崩れ − 岐阜新聞 Web

 岐阜県瑞浪市釜戸町中央自動車道で18日夜に起きた土砂崩れで、産業廃棄物を敷地から流出させた窯業原料製造会社「丸釜釜戸陶料」(同町)の水野辰英会長が、同社では40年前から産廃を無許可で投棄していたと説明していることが22日、県への取材で分かった。

ということで、やはり辰でした・・・

 

5・2017年8月22日

逃走車がトラックと正面衝突、2人死傷 パトカー追跡中:朝日新聞デジタル

 群馬県伊勢崎市の県道で21日午後11時55分ごろ、同市の高坂辰史さん(29)運転の乗用車と同県みどり市の橋場俊明さん(58)運転の中型トラックが正面衝突した。この事故で高坂さんが死亡し、橋場さんが重傷を負った。

辰・・・

 

6・2017年8月26日

初入港の清龍丸、油回収を実演 御前崎で船内公開|静岡新聞アットエス

 国土交通省名古屋港湾事務所に所属するしゅんせつ兼油回収船「清龍丸」が25日、御前崎港へ初入港した。多くの来場者を前に、油回収訓練を実演した。

清龍丸・・・

そう言えば東シナ海でのタンカー事故は2018年1月6日・・・

 

7・2017年8月31日

夫婦は龍のように清廉に、受験生は力強く学業に邁進-北野天満宮に巨大絵馬「平成乃雲龍」奉納 - 産経WEST

 学問の神様・菅原道真をまつる北野天満宮京都市上京区)に、2匹の龍をあしらった巨大な絵馬「平成乃雲龍(へいせいのうんりゅう)」が奉納された。

龍を奉納・・・

 

8・2017年9月10日

日本に龍の形をした川 ネットで人気【写真】 - Sputnik 日本

龍の尾と胴体を奇妙に曲がりくねった吉野川、頭部を早明浦湖がそれぞれ表している。この驚くべき写真は多くのネットユーザーの人気を集め、我々もまた無関心にスルーできなかったため、ここに紹介させていただいた。

龍の川・・・ 

 

9・2017年9月14日

根室沖衝突:タコかご漁船の1人不明、1人救助 - 毎日新聞

ちはる丸が転覆し、甲板員の神奈川県南足柄市、鍵和田基龍(かぎわだ・きりゅう)さん(45)が行方不明になり、釧路海上保安部の巡視船などが捜索している。

龍・・・ 

 

10・2017年10月15日

4人乗り小型機が九頭竜川に不時着 福井空港への途中、全員けがなし | 社会 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

15日午後3時40分ごろ、福井市小尉町(こじょうちょう)の九頭竜川の水面に、小型機が不時着した。

九頭竜川・・・

 

11・2017年10月18日

竜と思われる白骨死体を中国で発見 ネットではさまざまな意見が飛び交う - ライブドアニュース

角のついた長い頭骨に小さな腕の骨、そしておよそ18メートルの長さの身体を持つ竜の白骨死体が発見されたという。

竜の白骨死体・・・ 

 

12・2017年10月19日

「竜の血」に治癒効果 コモドドラゴンの血液成分から強い抗菌作用発見 新薬開発へ期待 - 産経ニュース
 ドラゴンの血が傷を癒やす-。伝説のような研究成果が4月、発表された。

コモドドラゴン・・・

 

13・2017年10月24日

神戸新聞NEXT|但馬|辰鼓楼の90年ぶり大修理完了 住民らにお披露目

 約90年ぶりの大修理が続いていた、兵庫県豊岡市出石町の時計台「辰鼓楼」の工事がこのほど終わり、24日、同町内町の市役所出石庁舎前の広場でお披露目会が開かれた。

 

90年ぶりの辰鼓楼・・・

 

14・2017年11月6日

神戸新聞NEXT|総合|潜水艦「しょうりゅう」進水式 川重神戸工場で

 川崎重工業神戸工場(神戸市中央区)で6日、防衛省向け潜水艦「しょうりゅう」(2950トン)の命名進水式があった。最新鋭潜水艦「そうりゅう」型の10隻目で、同工場建造の潜水艦は戦後計28隻となった。

 全長84メートル、幅9・1メートル、高さ10・3メートル。水中速力は20ノットで約65人が乗り込める。建造費は約520億円。

新しい潜水艦は、蒼龍型の昇竜・・・

 

15・2017年11月13日

交差点ではねられ3人負傷 トラックの男逮捕、金沢 - 産経WEST

金沢西署は、自動車運転処罰法違反(過失傷害)の疑いで、トラックの石川県能美市辰口町、会社員、船本竜容疑者(33)を現行犯逮捕した。

辰口で竜・・・

 

16・2017年11月14日

神戸・組員射殺事件 新たに指名手配写真を公開

 神戸市長田区の路上で9月、暴力団「任侠山口組」の男性組員が射殺された事件で、兵庫県警長田署捜査本部は14日、殺人容疑で指名手配している指定暴力団神戸山口組系組員、菱川龍己容疑者(41)の写真2枚を新たに公開した。

龍・・・ 

 

17・2017年11月27日

国道沈下、土呑み込む? 京都「呑龍トンネル」工事で漏水 : 京都新聞

 京都府流域下水道事務所は27日、貯水施設「いろは呑龍(どんりゅう)トンネル」工事現場の南幹線と北幹線の接続箇所(向日市鶏冠井町)で、管内への漏水と土砂流出が起きたと発表した。

呑龍トンネル・・・ 

 

18・2017年12月9日

陸自:トラックが道から転落、隊員死傷 荷台の小銃弾散乱 - 毎日新聞

 7日午後6時50分ごろ、熊本県阿蘇市車帰の県道で、陸上自衛隊北熊本駐屯地(熊本市北区八景水谷)の第8後方支援連隊所属の大型トラック(10トン)が道路脇の約10メートル下に転落し、運転していた3等陸曹、松本竜樹さん(23)が全身を強く打って約3時間半後に死亡した。

竜・・・ 

 

19・2017年12月11日

韓国でクレーン事故相次ぐ 今年16人死亡、点検直後も - 読んで見フォト - 産経フォト

9日、韓国・竜仁でタワークレーンが破損し7人が死傷

竜仁・・・ 

 

 

DRAGO ドラゴン(字幕版)Amazonビデオ

 

20・2017年12月12日

 四川の九龍寺で火災800平方メートルが焼失、16層の木造塔も 写真7枚  国際ニュース:AFPBB News

【12月12日 CNS】中国・四川省(Sichuan)綿竹市(Mianzhu)人民政府報道弁公室の公式ウェイボー(微博、Weibo)によると、10日午後0時39分、綿竹市九龍(Jiulong)鎮九龍寺(Jiulong Temple)の大雄宝殿で火災が発生した。

 世界最大の九龍寺の木造塔が・・・

 

21・2017年12月15日

金家来神社社殿に天井絵「昇龍図」が奉納 | 宇部日報社 このまちメディアWeb

宇部市維新山の宇部護国神社(野村好史宮司)に新しく勧請された金家来(かなやご)神社の社殿に22日、天井絵「昇龍図」が奉納された。

龍を奉納・・・ 

 

22・2017年12月15日 

警視庁巡査長が死亡事故 時速100キロ以上で走行か 中国籍男性はねる - 産経ニュース
事故は10日午前7時過ぎに発生。足立区東和の環状7号線の交差点で、同署交通課の尾添輝大(おぞえ・てるまさ)巡査長(29)=江戸川区北小岩=の運転する乗用車が、歩行中だった中国籍日本語学校生、●(=龍の下に共、以下同じ)凡仁(キョウ・ハンニン)さん(22)をはねた。●さんは病院に搬送されたが、間もなく死亡が確認された。

 龍・・・

 

 23・2017年12月15日

長野自動車道でトラック同士追突、1人死亡 山梨の会社員逮捕 - 産経ニュース

 長野県警高速隊は、自動車運転処罰法違反(過失運転致傷)の疑いで、トラックを運転していた山梨県笛吹市、会社員、和田上貴龍容疑者(25)を現行犯逮捕し、容疑を過失運転致死に切り替えて調べている。

龍・・・ 

 

24・2017年12月16日

化石:ドイツで最古の首長竜 2億500万年前の地層

 海に生息した大型爬虫(はちゅう)類「首長竜」の化石が初めて三畳紀(2億5200万~2億100万年前)の地層で見つかったと、ドイツ・ボン大などの研究チームが米科学誌サイエンスアドバンシズに発表した。これまではより新しいジュラ紀から白亜紀(2億100万~6600万年前)の地層でしか発見されておらず、最古の首長竜となる。

首長竜が世界初の・・・ 

 

25・2018年12月28日

死亡の男性は元専売店所長と判明 日経新聞本社ビル火災 - 産経ニュース

日本経済新聞社東京本社ビル(東京都千代田区大手町)で今月、2階の男子トイレから出火し男性1人が死亡した火災で、警視庁丸の内署は28日、死亡したのは西東京市芝久保町、無職、水野辰亮(よしあき)さん(56)と判明したと発表した。

辰だった・・・

 

26・2018年1月8日

米軍ヘリ、また不時着 沖縄・読谷村   普天間所属AH1攻撃ヘリ | 沖縄タイムス+プラスュース |縄タイムス+プラス

  沖縄県警などに8日午後入った情報によると、午後4時50分ごろ、読谷村儀間の海岸近くに米軍ヘリコプターが不時着した。普天間飛行場所属のAH1攻撃ヘリとみられる。2人が乗っていたが、けが人や機体の炎上などの情報は入っていない。

米軍ヘリの機体に竜・・・

 

27・2018年1月14日

SpaceXの宇宙船ドラゴン、ISSから2度目の帰還 | TechCrunch Japan

SpaceXのDragonカプセルが、約一カ月間ドッキングしていた国際宇宙ステーションから予定通り帰ってきた。このDragon宇宙船は、以前ISS再補給ミッションで飛んだことがあり、これで2度目の往復飛行に成功したことになる。

ドラゴンカプセル2度目の帰還・・・

 

28・2018年1月15日

みずほFG社長に坂井辰史氏 佐藤氏は会長、改革実行へ|全国のニュース|佐賀新聞LiVE

みずほフィナンシャルグループ(FG)は15日、佐藤康博社長(65)が代表権のない会長に退き、後任に坂井辰史みずほ証券社長(58)を充てる人事を発表した。

辰が就任・・・

 

 29・2018年1月18日

九州上空に竜のあと?(FNN)

 母親から「竜が通ったような雲がある!」と、突然起こされた投稿者。

www.youtube.com 

 竜のあと・・・

 

30・2018年1月19日

管長に大本山総持寺の江川辰三貫首

曹洞宗宗務庁は19日、大本山総持寺横浜市鶴見区)の江川辰三貫首(89)が22日付で管長に就任すると発表した。

辰が就任・・・

 

31・2018年1月20日

遺体は蓮ちゃん、DNA鑑定で断定 福井県警坂井西署が発表 | 事件・事故 | 福井のニュース | 福井新聞ONLINE

  福井県警坂井西署は20日、同県坂井市三国町新保の九頭竜川の左岸河川敷で19日に見つかった男児の遺体が、昨年12月9日から行方が分からなくなっている同県越前市の会社員田中了士さん(30)の長男蓮ちゃん(3)だった、と発表した。DNA鑑定で断定した。

 九頭竜川・・・

 

 32・2018年1月20日

文化審答申  重要無形民俗文化財 「秩父の龍勢」など6件

 国の文化審議会は19日、石川県輪島市で継承されている「輪島の海女漁の技術」や、豊作を祈って手作りのロケットを打ち上げる埼玉県秩父市の伝統行事「秩父吉田の龍勢」など6件を、重要無形民俗文化財に指定するよう林芳正文部科学相に答申した。

 秩父龍勢・・・

 

33・2018年1月23日

ドラゴン関係者3人逮捕 留学生殴り、55万強奪容疑 - 産経ニュース
 中国人留学生から現金を奪ったとして、警視庁組織犯罪対策2課は23日までに、強盗の疑いで、東京都豊島区池袋本町、準暴力団「チャイニーズドラゴン」関係者の韓云容疑者(27)=強盗傷害罪などで起訴=ら中国籍の男3人を逮捕した。

チャイニーズドラゴン・・・

 

34・ 2018年2月16日

<八幡平>初夏の神秘、青く輝く「ドラゴンアイ」開眼の仕組み解明 | 河北新報オンラインニュース

 岩手、秋田両県にまたがる八幡平(1613メートル)の鏡沼に初夏の一時期だけ出現する「ドラゴンアイ(竜の目)」形成の仕組みを、岩手県立博物館の主任専門学芸調査員山岸千人(ちひと)さん(49)が解き明かした。

 ドラゴンアイの仕組み解明・・・

 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2017年8月以降はこんな感じですけど。おそらくこれで全てじゃないです。

 

さて、単に「龍・竜・辰・ドラゴン」に関係する出来事は、よくある話だと言うこともできるんですが。ちょっと気づいたことを幾つか取り上げると、

 

・水の出来事・・・

1・辰ノ島海水浴場で少女溺死、

2・魚野川で高校生溺死、

3・瑞浪市の中央道土砂崩れ(地名がみず)、

4・〃

6・しゅんせつ兼油回収船「清龍丸」、

8・日本に龍の形をした川、

9・ちはる丸が転覆、

10・九頭竜川水面に小型機不時着、

14・防衛省向け潜水艦「しょうりゅう」の命名進水式

15・石川県金沢市でトラック事故3人負傷

16・神戸組員射殺事件指名手配写真公開(犯人の名前に川)

17・京都呑龍トンネル工事で漏水、

20・四川の九龍寺世界最大の木造塔で火災

22・江戸川区で警視庁巡査長が死亡事故

24・ドイツで最古の首長竜(海に生息した) 

25・日経新聞本社ビル火災(トイレ)

26・読谷村磯間の海岸に米軍ヘリ不時着

28・みずほFGの社長就任(みず)

30・曹洞宗、管長に大本山総持寺の江川さん

31・遺体は蓮ちゃん、九頭竜川河口遺体のDNA検査

32・文化審答申  重要無形民俗文化財に石川県の輪島の海女漁

34・八幡平の鏡沼のドラゴンアイ仕組み解明

 

という風に、龍関係の出来事で取り上げた合計34記事のうち、22記事までが水に関係していたんですね。22÷34で計算すると、64.7%までが水関係。なんででしょうね。

 

・世界初とか世界最大や長期間みたいなスケール感・・・

12・ドラゴンの血が傷を癒やす

13・辰鼓楼の90年ぶり大修理

20・四川の九龍寺世界最大の木造塔で火災

24・ドイツで最古の首長竜

 

ほかには

 ・新たな奉納や就任など

6・しゅんせつ兼油回収船「清龍丸」進水式

7・北野天満宮に平成乃雲龍奉納、

14・防衛省向け潜水艦「しょうりゅう」の命名進水式

21・金家来神社の社殿に天井絵「昇龍図」奉納

28・みずほFGの社長就任

30・曹洞宗、管長に大本山総持寺の江川さん

32・文化審答申  重要無形民俗文化財 「秩父龍勢

 

・数字の9

これも多いようでした。

九頭竜川、九龍寺、のほか、日付や年齢もCtrl+Fで検索バー出して検索してみてください。

 

こんなふうな感じで、なにか偶然というには出来過ぎ君な感じがしますね。どの出来事も相乗的というかリンクしているような、印象が持たれてしまったのですね。

「この世界は呪術で動かされている」、というとバカみたいですが、ちょっと考えてしまいます。俺自信の波及もあることだし。

龍神といえば、国常立命のことも無視できません。多くの龍の出来事には、ある種の神道的・宗教的な呪術、集ストなど陰謀が関係しているかもしれないわけです。

 

関連記事

日本で唯一国常立尊を国名に刻む常陸国が、「国常立尊の龍神の顔」を証明するカモ

 

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天照大神は純粋に卑弥呼じゃない 複数の時代の神と人を重ねた存在な理由

 

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天照大神について。

 

俺が幼稚園のときに大人気だったらしく、お茶の間の良い子数百万人がテレビにかじりつき、そのまま微動だにせず時が流れたという伝説のサンバルカン

太陽戦隊でなぜかイーグル・シャーク・パンサー。

両作ともにヘドリアン女王が出てくるので、続きという設定らしいです。

それにしても何で太陽で赤青黄の三色なのかって調べると、陸海空だからみたいな答えがでてきた。スーパー戦隊シリーズって、自衛隊っぽいのだろうか。それとも新興宗教関係だろうか。

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天照大神のいた神世はいつの時代か

 

人によれば、天照大神の正体や、実在の年代は異なります。

 

太陽神・天照大神縄文時代の人であるとか。

縄文時代はおおむね1万5千年前~2300年頃)

 

天照大神はキリストだとか

(キリストの時代は紀元前4年~紀元後30年頃)

 

天照大神は、弥生時代後期の女王、卑弥呼と同一人物だとか。

卑弥呼の時代は2世紀末~248年)

 

いずれもそう主張して、他の仮説を跳ね飛ばしている傾向があるとか。 

 

しかし神世の天照大神についての記述には、なんかおかしい「別々の時代の混成」みたいな感じで書いてあるんですよ。そこを読まないと、天照大神の全貌には近づけませんでした。

 

 天照大神は養蚕の神

 

日本書紀」のほう、読むとこうありました。

月夜見尊保食神(うけもちのかみ)を殺し、天照大神が激怒した後)

保食神は本当に死んでいた。ところがその頭に牛馬が生まれ、額の上に粟が生まれ、眉の上に蚕が生まれ・・・」

日本書紀(上)全現代語訳p32

 

天照大神は口の中に蚕の繭を含んで糸を抽(ひ)くことができた。これからはじめて養蚕ができるようになった」

日本書紀(上)全現代語訳p34

天照大神が日本に養蚕をもたらしたと言う話。

 

 養蚕の起源は弥生時代後期の徐福の民にある

中国における養蚕

歴史

養蚕の起源は中国大陸にあり、浙江省の遺跡から紀元前2750年頃(推定)の平絹片、絹帯、絹縄などが出土している[2]。殷時代や周時代の遺跡からも絹製品は発見されていることから継続的に養蚕が行われていたものと考えられている[2]。

中国では養蚕技術の国外への持ち出しは固く禁じられており[2]、特に秦による中国統一(紀元前221年)以後は統制が強くなったと考えられている[3]。また、2週間足らずで孵化してしまう種(卵)の運搬や餌となる桑の調達などの問題もあり、長い間、養蚕技術は中国大陸の外へ出ることはなかった[2]。朝鮮半島楽浪郡)へ伝播したのは前漢の頃(紀元前108年頃)とされ、同じ中国でも南部の雲南省には後漢の頃に伝わった[2]。中国からヨーロッパへの伝来は紀元後の6世紀頃とされる[2]。

分布

浙江省江蘇省山東省などが主要な養蚕地となっている。

日本における養蚕

歴史

日本へは弥生時代に中国大陸から伝わったとされる[4]。秦による中国統一(紀元前221年)によって統制が厳しくなったことから、蚕種はそれ以前の時代に船で運ばれたと考えられており、日本が桑の生育に適していたこともあってかなり早い時期に伝来した[3]。養蚕の伝播経路については諸説ある。朝鮮半島への養蚕技術の伝播との比較などから、中国大陸(江南地方)から日本列島(北部九州)へ直接伝わったとする説[5]などがある。

福岡県の有田遺跡(紀元前200年頃)からは平絹が出土しているが、当時の中国の絹織物とは織り方が異なることから日本列島特有の絹織物が既にあったと考えられている[2]。記紀には仲哀天皇の4年に養蚕の記録がある[2]。

195年には百済から蚕種が、283年には秦氏が養蚕と絹織物の技術を伝えるなど、暫時、養蚕技術の導入が行われた。奈良時代には全国的(東北地方や北海道など、大和朝廷の支配領域外の地域を除く)に養蚕が行われるようになり、租庸調の税制の庸や調として、絹製品が税として集められた。

養蚕業 - Wikipedia

縄文時代からは、蚕の絹は見つかってないのですね。せいぜい弥生時代中期あたりで出土例があるくらい。しかも中国は養蚕技術を外に持ち出してないという。

 

日本へは弥生時代に中国大陸から伝わったとされる[4]。秦による中国統一(紀元前221年)によって統制が厳しくなったことから、蚕種はそれ以前の時代に船で運ばれたと考えられており、日本が桑の生育に適していたこともあってかなり早い時期に伝来した

 弥生時代に入ってきた養蚕技術は、徐福の民がもたらしたような感じですね。

つまり以下の

天照大神は口の中に蚕の繭を含んで糸を抽(ひ)くことができた。これからはじめて養蚕ができるようになった」

日本書紀(上)全現代語訳p34

この天照大神をあらわす特徴のなかに、徐福が倭人に養蚕をもたらした出来事が、入り込んでいるんですね。天照大神が養蚕を始めたとある記述、ここは紀元前3世紀あたりのことではないかと。

保食神から蚕が生まれたとの下りは、養蚕が中国で誕生した場面を書いてるようです。

 

だから純粋に、天照大神縄文時代の神さまだとか、キリストだとか、卑弥呼だと言えない、理由わかりますね。

 

 

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卑弥呼の「呼」が「ヨフ」で徐福(ヨフ)なことの説明がつく

 

以前にこんな記事書いてました。

卑弥呼・壱与は徐福の血筋だと漢字で表されてるらしい

 卑弥呼は、自分の特徴を後世に残すため、自分で卑弥呼という名前を選んでいるのです。

「卑」でしゃもじの形にして、しゃもじ=前方後円墳を取り入れたのが自分であるとアピっていました。

「弥」は「彌」で「璽」なので公用印をあらわし、金印の授与者なことを示していました。

「呼」は謎でしたが、どうや邪馬台国の時代から天照大神の化身的な存在だったのかこの人でした。

そうならば、徐福が倭人にもたらした養蚕と、天照大神がもたらした養蚕という情報、両方を兼ね備える必要があったので、「呼」の一字によって徐福(ヨフ)を現していておかしくなかったです。

 

他にも時代を特定する要素は幾つか。

 

 

天照大神の時代に馬の登場

 

月夜見尊保食神を殺し、天照大神が激怒した後)

保食神は本当に死んでいた。ところがその頭に牛馬が生まれ、額の上に粟が生まれ、眉の上に蚕が生まれ・・・」

日本書紀(上)全現代語訳p32

 

(天の岩戸神話の直前)

素盞鳴尊が斑駒(馬)を生剥ぎにして、部屋の中に投げ入れた」

日本書紀(上)全現代語訳p34

日本列島で馬の登場は、考古学的には4世紀の古墳時代からだとか。

つまり天照大神縄文時代という話はここでも整合できないし、卑弥呼の3世紀前半の時代でも怪しくなる。

もし馬の話のところは「大陸」の出来事だとすれば、馬が出てきてもおかしくないですが。

 

 

 天照大神とミトラが似てるのは紀元前18世紀のインド神話の影響

 

インドにミトラと言う太陽神がいました。イランではミスラ、アフラマズダとも同一視され、仏教のマイトレーヤ弥勒菩薩と同じ神でもあります。

ミスラ - Wikipedia

 

以前こんな記事書いてました。

天照大神は古代オリエントの太陽神の習合だったってことで

 

リグ・ヴェーダ

リグ・ヴェーダ』(梵: ऋग्वेद ṛgveda, 英: Rigveda)は、古代インドの聖典であるヴェーダの1つ。サンスクリットの古形にあたるヴェーダ語(英語: Vedic Sanskrit)で書かれている。全10巻で、1028篇の讃歌(うち11篇は補遺)からなる。

呼称

「リグ」は「讃歌」、「ヴェーダ」は「知識」を意味している[1]。

中国語の密教経典の翻訳では「梨倶吠陀」と表記され、日本語文献でも用いられた事がある。[2]

歴史

古代以来長らく口承され、のち文字の発達と共に編纂・文書化された数多くあるヴェーダ聖典群のうちのひとつで、最も古いといわれている。伝統的なヒンドゥー教の立場ではリシ(聖者・聖仙)たちによって感得されたものとされる。中央アジア遊牧民であったインド・アーリア人がインドに侵入した紀元前18世紀ころにまで遡る歌詠を含む。

紀元前12世紀ころ、現在の形に編纂された[3]。

リグ・ヴェーダ - Wikipedia

 

ミトラ  太陽神 契約の神  - mi - tra

 

 天照大神 太陽神 契約の神 a - ma - tera - su

こんな風に特徴も名前も一致してるのは、偶然じゃなかったです。

 

しかしミトラが本来男神なのに、天照大神は女神。これは自身を天照大神の生まれ変わりとした可能性のある卑弥呼が、本来の性別を入れ替えている可能性があります。

天照大神素盞鳴尊との契約を結んだ場面が、大きく記述されているのは、ミトラの存在を反映してのことでした。そうするとインド神話のヴァルナがスサノオに対応しているようです。

ミトラは紀元前18世紀にはすでに地球上に存在した、ということは卑弥呼とは大きくかけ離れていますね。

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記紀の「神世」というのは、太古の大陸の出来事、日本列島の出来事、両方のいろいろな時代を重ね合わせて1つに見せている。とにかく複雑なものに仕上がっています。

 

 

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むかしの烏孫人は倭人と似た衣服を身につけていた

高床式な家のせいか、なんか異常に寒い。布団に入るだけじゃなく、寝袋に入って寝てます。

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烏孫の衣服は日本の古墳時代に似てるものがあったようで

 

中国人が復元した烏孫人の衣服は、なにか中国風というか、インディアン風な印象もあったのですが。

下の画像のように、本来に近い復元がされている場合もあるようでした。衣に、袴といったスタイル。

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https://kknews.cc/history/ombpqkm.html

烏孫に隣接したソグディアナ、サマルカンドなどの壁画を見ると、中央アジアは概ね、こんな格好だったとか。

サマルカンド 壁画 - Google 検索

 

この衣服って、昔の日本の衣と袴みたいではないですか。

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ヤマトタケル - Wikipedia

古墳時代以前の日本は、埴輪を見ればいろんな形態の衣服がありました。それこそ1つの民族と言えないほどに。

一方で倭の貴族の衣服は、ヤマトタケル像みたいに、こんな衣と袴だったんですよ。これ、着物とは全然違って不思議に思ってませんでしたか。東アジアでも特異な衣服だとは思っていましたが。

じつは古墳時代の衣・袴のセットは、中央アジアに似てたのですよ。そりゃあっちから貴族階級が流入してるのだったら当然なことですが。

美豆良(みずら)の正体はユーラシア大陸の奥地に見つかる

 

 

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裸体の烏孫人もいて倭人に似ている

 

中国の清の時代の書物に「古今図書集成」ってのがあるんですが。

古今図書集成 - Wikipedia

この書物は、中国の古代から中世に至るまでの情報を網羅してる百科事典みたいなもの。 ここに、変な絵があるのを見つけたんです。これは日本のサイトには無くて、中国の方にありました。  

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File:Imperial Encyclopaedia - Borders - pic038 - 烏孫國.svg - Wikimedia Commons

 このなんか野暮ったい妖怪みたいなのが、烏孫人なのだとか。

明らかにネガティブな思考を元にして描いていますよね。江戸時代の日本人が西洋人を描くと、こんなふうになったみたいな。

裸足、半裸、手足の指が3本、毛深い、鉢巻。これってなんか、日本人にいてもおかしくない、特徴な気がしました。

 

むかしの倭人は裸的な姿も好んだらしい

 

ちょっと倭人の絵を調べてみると、中国に「職貢図」というものがあったりするのです。

職貢図 - Wikipedia

 倭人といっても色んな種類がいて、衣服も様々にあったことは、古墳時代の埴輪を見ることで分かってきますが。

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File:Dam yeom rip bon wang hee do, from Gugong Bowuguan China, 6th century.jpg - Wikimedia Commons

この画像の左端が倭人で、中央が新羅、右が百済だそう。

倭人の使者は、裸足で棟をあらわにして、上着を上半身に巻きつけた感じで、普段は上半身裸で過ごしてるんじゃないかって感じありあり。

朝鮮半島の人は全身の体毛は薄毛の傾向があるそうですが、日本人の場合は東アジアでも毛深いという特徴がありますね。このへんでも烏孫と共通したとか。

毛むくじゃら、下履きの形状、上半身が裸、そうすると上にある、烏孫絵的な印象を受け取れます。あとこの方が色黒なのは、どうも日本人意外の人種との混血なようにも見えますね。サカ、インド系のほうが入っているような。

海で暮らす海人、海女系の倭人というのは、裸足に半裸が基本であったと考えられますね。今でも日本では裸祭、相撲などでは、伝統的に裸の姿をする習慣があったりします。

裸祭り - Wikipedia

 

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裸祭 - Google 検索

これって、縄文人の風習なのか、それとも古代エジプト的な風習なんですかね?

 

地中海周辺の民族は半裸を好んだらしい

 

古代ローマ古代エジプト古代ギリシャ古代イスラエル・ユダ系・・・アッチの方の人というのも、昔は倭人みたいに、割りとラフな格好を好んでいたんです。

たとえば、古代ローマの場合はこんな感じ。

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Ancient Rome - Wikipedia

この画像はなんか罪人の首を取ってきたモチーフみたい。

画像検索すると裸のレリーフなど山ほど出て来る。

 

烏孫でも裸体を好む人がいたのは、地中海地方から移り住んだ人々が烏孫に多かったから当然なのですが。

倭人というのは明らかに地中海地方、烏孫と関わりがあると見ているので、すると衣服のほうも、つながっているんじゃないかと。 

ということで、倭人烏孫人は衣服も似ている。これは日本と天皇家烏孫起源をどんどん調べている自分としては、納得できる話でした。

 

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神世七代の埿土煑尊(ういじに)と沙土煑尊(すいじに)からスフィンクスが出てきてコンニチハ。

 

何故か常にメチャクチャな状況に陥りながら生きてる俺ですが、また思いつきました。

スフィンクスが日本神話にいたかも」、という話。

奇想天外で自己満足な話ですが。これにはもう、そのへんの貞子の井戸よりずっと深い訳がありました。

 

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 狛犬という「大陸の動物」を守護にしてる日本古来の神社

 

日本の神社はほとんどが、狛犬を守護としているではありませんか。

通説で、最初期の頃の狛犬というのは、どうやら唐の時代にはあったというから、それは飛鳥時代奈良時代のころだったとか。

そういえば「古事記」「日本書紀」に、狛犬がどこにも出てこないのはおかしいとは思ってました。

現存する日本最古の狛犬というのは9世紀につくられた、教王護国寺の木造狛犬だそうです。石製の場合、東大寺南大門の石獅子が知られ、これが1196年だとか。

狛犬史における重要な狛犬たち

獅子というのは、ライオンのこと。日本はライオンが暮らしていた痕跡はどこにもないので、獅子が外来文化だったことは明らかです。

 

 日本人は昔から、高句麗のことを高麗(こま)と言ってました。

高句麗の前身だったのは濊貊(わいはく)ですが、「貊」の字は狛犬の「狛」と同じだという話。つまり高麗から入ってきたから「高麗犬、高句麗犬」というのが、本来なのかもです。

高句麗の言語は扶余と一緒で、そして倭語とも非常に似通っていたと、言葉を比較するとそのあたりも分かってくるのですが、昔から日本と高麗の関係は深かったようです。

日本語は夫余語か - たっちゃんの古代史とか

しかし高麗犬とは言えども、獅子(ライオン)は、高句麗にも存在してなかったんですよね。つまり高句麗は、狛犬の中継地点なんです。

 

しかも、狛犬というのは獅子(ライオン)に限らなかったんですね。先程登場した教王護国寺狛犬は、片方が獅子でもう片方が一角獣=ユニコーンでした。

狛犬は2匹で一対ですが、「獅子と獅子」の取り合わせな場合と、「獅子と一角獣」という取り合わせもかなり見られるんですね。

これが日ユ同祖論の、有名な1つの証拠としても取り上げられてます。

この一角獣についても、日本の神話には登場することがないし、高句麗にもともと居たという形跡もないです。

すると、獅子も一角獣も、狛犬とは中東・地中海方面の架空の動物の伝説が、極東へと流入してるのは明らかなこと、ここまではわかるかと。 

 

狛犬ってスフィンクスだったのだろうか

 

狛犬は突き詰めていくと元々スフィンクスだったのではないか、そんな仮説があります。

スフィンクスはライオンの体をしていて、四足で座って、ピラミッドを守護している存在だと言われてますね。これがそのまんま狛犬の姿になって、神社の守護となったと。

要するに同じ存在の場合、神社とピラミッドの役割が重なってる。ということは、ギザの三大ピラミッドは、お墓なんかじゃなくて神殿なわけなのですが。

狛犬 →守る →神社(神殿)

スフィンクス →守る →三大ピラミッド(神殿)

 てことになって、ピラミッドとは本来は神殿なのが確かです。

 

するとスフィンクスに、一つの疑問が沸いてきてしまいます。それは、狛犬が一対で2匹がワンセットなのだから、スフィンクスも一対で2匹並んでいたんでは?という仮説。それは考古学的な調査で分かるかもしれないですが。

実はもう一つ、狛犬スフィンクスを結びつける存在を、記紀神話から見つけました。

 

沙土煑尊がスフィンクスっぽいことの話

 

スフィンクスが、実は日本の神話に登場していたとすると、ちょっと話は変わってくるようではないですか?以前こんな記事書いてました。

原初の想像神である国常立尊は、葦牙であり三角形であり、宇宙空間に浮かび上がるピラミッド、地下構造を持つピラミッドのようなものを、示しているのだと言う話。

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国常立・国狭槌・豊斟渟の三神が記録したピラミッド構造

 

原初の神「国常立・国狭槌」の正体がピラミッド+地下構造なことは豊斟渟(クヌム神)が証明する

 調べてみると、記紀とも国常立尊の近くに、スフィンクスっぽいな、そう思わせる神さまがいました。それが 沙土煑尊(すいじに)と埿土煑尊(ういじに)。

 

誰でも気づくことですが、この神2柱は、「煮」を含みますね。

以下、「学研漢和大字典」の字解を引用してまいります。

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これは本来は「煑」と書くんですね。「者+火=煮る」というのは、昔の字体を知らなくなった現代人には想像しにくいです。 

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この煮るですが、「焚(たく)」「炙(あぶる)」と同じ系統でした。

で、「者」というのは、字解によれば焚き木のことだったんです。者も火に関係するとは知らなかったです。

ここから埿土煑尊と沙土煑尊が、スフィンクスになっていくのですが。

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「煑」を分解すると、土、老(老頭)、日、火が出てきますね。

スフィンクスとは、土(石)で出来た老人であり、太陽(日・火)の神ホルスの化身なんですよ。つまり煑の一字で、スフィンクスの特徴が現されていました。ここは序の口です。次。

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埿土煑尊と沙土煑尊っていうのは、こんなふうに泥土、土、土、砂、土、土でできているんですよ。つまり大地の要素は、スフィンクスの材質ですね、ここで現されているのが。次。

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日本書紀」のほうでは、砂土煮

古事記」のほうでは、須比智邇

と書くのですが、これ、ローマ字で書くと、スフィンクスの「スヒン」が現れてくることに気づいてしまったのですよ。偶然じゃないっぽいですよねこれ。

 

スフィンクスの異名と埿土煑尊と沙土煑尊との一致点

 

スフィンクスは、正式な名称のほか、異名もあったんですね。

一般には単に「スフィンクス」と呼ばれることも多い。現代アラビア語では「أبو الهول(Abu al-Haul)」で、「畏怖の父」の意味。発音は標準アラビア語でアブ・ル・ハウル(Abul-Haul)、エジプト方言ではアブル・ホール(Abul-Hool)となる。

ギザの大スフィンクス - Wikipedia

 

古典ギリシア語ではスピンクス(Σφίγξ, Sphinx)といい、スフィンクスとはこの英語読みである。

古代エジプトにおける本来の名は不明だが、ギリシア語名は古代エジプト語シェセプ・アンク(szp 3nh, シェセプ=姿・形 アンク=再生・復活の神 「アンク神の像」の意)に由来するのではないかとする説がある。ただしこの語は神あるいは王の像に対してのみ使われており、合成獣に使われた証拠はない。

スピンクスは女性名詞であり、中国語では「獅身人面像」または「獅身女面像」と訳される。

スフィンクス - Wikipedia

 ウィキペディアによれば、スフィンクスは、アブ・ル・ハウル、アブル・ホール、シェセプ・アンク説もあるとか。

これを見て、ハハア、と思いました。

埿土煑尊と沙土煑尊 の、「煑」と同系の漢字に「炙」があると書きましたが。

これ「炙=あぶる」だから。炙・ハウル、炙ホールって、言い換えて良いわけじゃないですか。

まぁココまで来ると、全部偶然じゃないと思いますが。まだあります。

 

 

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  国常立尊との位置関係で分かる埿土煑尊と沙土煑尊=スフィンクス

 

ピラミッドに対応するのが、葦牙=三角形の形をしていたと「日本書紀」書かれる国常立尊でした。

ならば、国常立尊の横にいる神さまが、スフィンクスってことですよ。だから国常立の隣りにいる、埿土煑尊と沙土煑尊とに白羽の矢が立ったわけですが。

日本書紀神世七代の順番

1 国常立尊(くにのとこたちのみこと)
2 国狭槌尊(くにのさつちのみこと)
3 豊斟渟尊(とよぐもぬのみこと)
4 泥土煮尊(ういじにのみこと)・沙土煮尊(すいじにのみこと)

 

 古事記神世七代の順番

1 国之常立神(くにのとこたちのかみ)
2 豊雲野神(とよぐもぬのかみ)
3 宇比邇神(うひぢにのかみ)・須比智邇神(すひぢにのかみ)

 こんなふうに。

いずれも国常立尊国狭槌尊豊斟渟尊という三柱セットのすぐ後に、沙土煑尊と埿土煑尊が登場するんです。

これは、古代エジプトには、ピラミッドのすぐ横にスフィンクスがいたことを示すためなのではないかと。

 図にすると、こうなる。 

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 こんなふうに、

日本    エジプト

国常立尊 ピラミッド

国狭槌尊 ピラミッド地下

豊斟渟尊 ピラミッドの所有者(クヌム神及び、クフ・クヌム王)

埿土煑尊 スフィンクス

沙土煑尊 スフィンクス(どちらかが消失)

というふうな対応になっているという想像ですが。

 

気になったところまとめ

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 他にもあったのですが、面倒なので画像でまとめてみました。

蛇形記章 - Wikipedia

 

日本人の原初に古代エジプトがある。

だからこそ、ここまで日本の原初の神のなかに、古代エジプトの要素で満たしていると思うのですが・・・。

ここまで見て、「全部偶然でした」って言ってしまうのが、保守的な歴史観な日本人だと思いますが、どうだったでしょうか。まぁいつもの暇つぶしの妄想ですので、悪しからず。

 

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大陸のタングートと日本の丹後国が関係ある件

近ごろ爆音が終わらないと共に、ものすごい強迫観念が押し寄せてきて、汚いセリフが起きてる間じゅう定期的に何度も繰り返して精神を疲弊中。

文章を書く量が多くなってるのも、音楽を聴き始めているのも、エンドレスの強迫観念を消したいがためなんですが、なかなか消えないでキツすぎるんですが、はよ止めて。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

関西の日本海側、今の京都府北部のあたりにあった丹後国のことで、以前から気になってた話。

 

○いつも助かっております

 

 

丹後とは

 

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まずは丹後ってなんなのかという話から。

 

丹後

奈良時代平安時代

和銅6年(713年)4月3日に丹波国の北部、加佐郡与謝郡丹波郡、竹野郡熊野郡の5郡を割いて、「丹後国」として設置された。『続日本紀』には「丹波国の五郡を割きて始めて丹後国を置く」と記され[3]、『和名類聚抄』には35郷が記されている[2]。大浦半島の付け根に位置する志楽谷(現在の舞鶴市志楽)は、遅くとも分国前の和銅2年(709年)には丹波国に属していたが、北東部の田結(同・田井)など半島の大部分は奈良時代(710年 - 794年)前期まで若狭国に属していたことが分かっている[3]。

分国以前から、丹波国では丹波直(たんばのあたい)一族が国造や郡司など支配的地位を有していた。『先代旧事本紀天孫本紀によれば、丹波直は天火明命を祖としている。分国後の丹後国では延暦2年(783年)に丹波直真養が丹波郡国造に、貞観8年(866年)に丹波直副茂が近衛府の下級将官に任じられた[3]。

分国の背景

丹波国府が置かれていたと推定される現在の南丹市亀岡市から遠方にあることが分国の背景にあったと考えられている[3]。南部の桑田郡には国分寺国分尼寺が建立されており、奈良時代には丹波国の中心地となっていたことが知られる。

また、分国後の丹波国丹後国に対して「丹前国」[4]とされなかったのは、分国当時(和銅6年)の分国の原則が、それ以前の同等な国の分割(吉備国備前、備中、備後とするような分割)[5]とは異なり、母国から一部を割いて、分割された側に別の新国名を付ける形(備前から美作が分国するような形)がとられていた為であると考えられる。そして分割された側でありながら、丹後(二字で「タニハノミチノシリ」と訓じられた)とされて新たな国名が与えられなかったのは、ここが元々の丹波の地であるので、タニハノミチノシリとして「タニハ」の名を残した為とみられる[6][7]。

なお分国後の国名については、『大日本古文書』で丹波国を「丹波前国」、『日本霊異記』で丹後国を「丹波後国」と記した例があり、前者は「タニハノミチノクチ」、後者は「タニハノミチノシリ」(和名類聚抄)に対応したものと考えられる(いずれも「ミチ(道)」が省略されている)[3]。

丹後 - Wikipedia

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丹後の成立は他の諸国から遅れて、和銅6年(713年)4月3日なんですね。

丹波国から別れて、丹後国が成立したと。

丹波国国府から遠かったから、丹後国但馬国を分割したんじゃないかという単純な仮説が有力視されているとか。

 

それが、なんで大陸のタングートに関係すると考えているのか・・・。 

 

 

とりだんご カラス ぬいぐるみ 小鳥 高さ7cm

 

中国のタングート

 

 中国四川省青海省のあたりに、タングートという民族がいました。この国は、7世紀頃にチベット系の羌族から分離して成立したんですね。

 

タングート(Tangut)は、7世紀~13世紀ごろに中国西南部四川省北部・青海省などに存在したチベット系民族である。

11世紀初めに西夏を建てた。中国語表記では党項。日本語ではタンガットという記法も散見される。同じくタングート族、タングート人とも。また。タングートの前身は羌である。

同時に、中国語表記で唐兀とも表記され、モンゴル化したテュルク民族とする説もある[1]。

歴史

党項の名前は正史の中で一番古いところでは『隋書』に伝があり、三苗(ミャオ族の前身と言われる)の後裔という。なお、チベットビルマ系とされるタングートと、ミャオ・ヤオ系とされる三苗との間では言語的に隔たりがある。

 
現在チャン族として知られている四川省北部の少数民族の言語は、西夏文字によって残されているタングート語と比較的近いとされている。

チベット語アムド方言を話す遊牧民のことをタングートと呼ぶ場合もあり、実際、古代のタングートの居住地域と、現在のチベット語アムド方言の話者が住む地域はほぼ重なっている。そのため、この地域のチベット族の中には、モンゴル化したテュルク民族がチベット人に同化しチベット語を話すようになったタングート人の末裔が恐らく多数含まれており[1]、古代の言語的な特徴を比較的よく残している人びとが、チャン族をはじめとする四川省北部のチベットビルマ少数民族を形成していると考えられる。

タングート - Wikipedia

 羌から出たタングートですが、実際のところはモンゴル化したテュルク人だとも、三苗族(ミャオ族)だとも言われていて、定説がないとか。

ミャオ族・・・猫?

f:id:kl117cr233:20180105002411j:plainえ?

 

それで、このタングートと、丹後が何の関係があるのか、、もうわかりましたか。以下で答え合わせします。

 

丹後とタングートの比較

 

丹後とタングートは、凄く似ているのです。キンピラとチンピラくらい似てます。

 

(1)成立年代

まず、成立年代が似ていました。

タングートが7世紀に成立すると、それをぴったり追うようにして丹後が和銅6年(713年)に成立してますので、数十年程度しか誤差がないです。

(2)分離独立

まず大陸ではタングート分離し、その後数十年して日本列島では丹後が分離下という感じ。分離したという派生理由も同じですね。

(3)名前

それに名前も似てますね。タングート、丹後。ローマ字にすれば、Tangut、Tango。なんで似てるのかと。

どこから分離したか、ですが、タングートは羌からです。羌はチベット系で、同じ系統で吐蕃という国がありました。

一方で丹後のほうは、丹波から別れていました。

これもローマ字にしてみると、吐蕃がTuban、丹波がTanba。なんかしっくりとくるものがありますよね。 

(4)別名

タングートは漢字だと党項と書くのですが、吐蕃人(チベット人)はタングートのことを「彌薬(ミニャク、ミヤク)」と呼んでたそうです。

それで丹後のほうを見れば、丹後の中心都市だった宮津城の地が、彌薬の「ミヤ」に対応するのがわかりますね。

あとは「党」という漢字は、訓読みで「なかま」なのですが、丹後に中(なか)郡があるのはそういうことなのではないかと。

タングートの居た土地は月氏の土地だったので、丹後には加佐郡月氏=加佐)があるのではないかと。

 

もうわかったと思いますが。両者を見比べるとこうなります。

地域  中国大陸  日本列島

名称  タングート 丹後国

    Tan-gut   Tan-go

成立  7世紀    和銅6年(713年)

関係国 吐蕃    丹波

    Tu-ban   Tan-ba 

別名  彌薬(ミヤク) 宮津

    党項    党(なかま)→中群(なか郡)

関連  月氏    加佐群

タングートと丹後、吐蕃丹波。もう日本国内の方言より違ってないです。「こんばんわ」と「おばんでがんす」より、ずっと一致率が高いです。

ここまで似通ってて「こんなの嘘だ、デタラメだ」なんて言えますか?

言うらしいですね・・・。

 

ということは、「丹波国国府から遠かったから、丹後を分割したんじゃないか」という仮説は、間違ってるように見えてきませんか。

ほんとは、

 

大陸で、吐蕃と同系統の羌から、タングートが出た。

その情報を耳にした日本の朝廷は、

日本列島の吐蕃(tubut/チベット)として位置づけていた丹波国から、

丹後(タングート)国を分離させた。

 

これが丹後国のほんとうの成立の経緯なのではないですかね。つまり日本列島雛形論的な思想が、ここには明らかに見て取れるんですよね。まぁ個人的な想像ですので。

 

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そういえば・・・

 

日ユ同祖論によく出てくるのが丹後国の籠神社(このじんじゃ)です。

この籠神社も、おそらく羌や吐蕃やタングートに関係していると思われます。上記のタングートの先祖の話に戻って欲しいのですが。

三苗、ミャオ族がタングートの祖先とか言う話がありますね。ミャオ族もそういえば、日ユ同祖論でよく出てくる名前なんですよね。

タングートはミャオ族、

丹後は籠神社

いずれも日ユ同祖論的にも繋がりがみえてくるでないですか。

 

日本列島雛形論との関係

 

日本列島雛形論の代表格って、北海道を北米、四国を豪州、九州をアフリカ、淡路島を南米にするみたいな感じですよね。

しかし個人的な日本列島雛形論ではですね、日本列島に対応するのは、東アジアから中東・ヨーロッパまでの古代文明圏に限定して考えるのです。これは別に自分が最初に考えたわけじゃないです。おそらく弥生時代に日本各地に地名を名付けた頃、ユーラシア大陸各地の国・民族の名称を、日本列島に名付けていっています。

古代倭人がすでに考案していたんですね。数の大小の差はあれど、ユーラシアの各地から日本に吹き溜まってきて、日本というひとつの言語と文化に馴れ合ったのが倭人ですので。

 

つまり、

よくある日本列島雛形論・・・日本の大きな島の全てが世界の大陸に対応

個人的な日本列島雛形論・・・日本に対応する土地はユーラシア大陸が基礎

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

こうして丹後が日本列島雛形論を証明する鍵だったわけ、なんとなくわかりましたね、独りよがりで。

 

関連記事

古代チベット・吐蕃の起源は古代トルコのタバルか

関東地方が東アジア、近畿地方が中央アジア、に対応する土地の証明。新日本雛形論

  

 

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日本の神話と邪馬台国からにじみ出てくる北欧の世界樹・ユグドラシル

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ユグドラシル - Wikipedia

 

自宅の周辺を取り囲むのは、杉かと思いきや檜の木でした。高さは、おそらく8~15メートル・・・。

それは人によればいい環境じゃないか、ということですが、手入れしなくなって十数年が経過した家でしたので、檜の枝が屋根に覆いかぶさり、檜ぼっくりが屋根に落ちてくる、枯れ葉が延々屋根につもる、屋根が痛む、巨木は手入れが難しい、日当たりが悪いなどいろいろ大変でした。

「枝打ち一発」という長さ6.5メートルのノコギリも買ってみたけど、上まで全然届かなかったです。高さのある樹木の枝打ちや切り倒しは、1本あたり2万円以上だと言う話なので無理そう。まぁ枝の絶対数を減らし、日当たりを拡大、落ち葉を防ぐくらいは出来ると思って、時々は枝打ちをしてます。

 

○いつも助かっております

 

 

ところが1月22日の午後から大雪が降り、これまた災難を味わいました。

屋根に覆いかぶさる檜の枝に雪が積もり、深夜から翌日昼にかけて積もった雪が、屋根にドン、ドン、ドンと落ち始めたのです。

1・爆音がドンドンと際限なく飛んでくる

2・それを俺のせいにされてドンドン叩かれる

3・檜ぼっくりや落ち葉がどんどん屋根に落ちてくる

4・それに加えて雪がドンドン降り注いできた

引越した時、こんなことにドンドンなるとは、思ってなかったです・・・。

 

そんな不条理を味わいつつ、日本神話のユグドラシルの記事を書き始めたのも、1月22日のことでした。

 そういえば、1月23日の午前11時、草津白根山が噴火して、隕石が天からドンドン降り注いだとか。

youtu.be

先日こんな記事書いてたのですが。

「天からの落下物による災厄と壊滅」の予言は当たるか

 まさに天からの落下物の災厄なのかと。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ユグドラシルの世界観

 

北欧のユグドラシルは世界最大の樹木の世界。 

ユグドラシル

 

ユグドラシル(古ノルド語: Yggdrasill, [ˈyɡːˌdrasilː][1])は、北欧神話に登場する1本の架空の木。

世界を体現する巨大な木であり、アースガルズ、ミズガルズ、ヨトゥンヘイム、ヘルヘイムなどの九つの世界を内包する存在とされる。そのような本質を捉えて英語では "World tree"、日本語では、世界樹(せかいじゅ)[2]、宇宙樹(うちゅうじゅ)と呼ばれる。


原義

Yggdrasill という名前の由来には諸説あるが、最も有力な説ではその原義を "Ygg's horse" (恐るべき者の馬)とする。"Yggr" および "Ygg" は主神オーディンの数ある異名の一つで (cf. en)、その名はオーディンの馬を意味していると解釈されている。 

 

ユグドラシル - Wikipedia

 

ユグドラシル


ユグドラシルとは、北欧神話に出てくる幾つもの世界を支える大樹である。次元を超越して世界を繋ぐ文字通りの『世界樹』であり、北欧神話においてすべての世界はこの大樹の枝葉の上に存在するとされている。


概要

 混沌の時代からすべての世界を支える、北欧神話の土台というべきトネリコの大樹。
  そのあまりの巨大さとスケールの大きさから世界樹の異称を持つ。

  そしてその名に違わず、混沌の氷原・ニブルヘイムから最上界たる神界・アースガルドを貫き、その枝葉で世界の土台を支えているという、世界の神話でも類を見ない壮大なスケールを持つ樹でもある。

 

ユグドラシルが支える世界
アースガルド ―― オーディンたちなどのアース神族の棲む世界。
ヴァナヘイム ―― アース神族と対を成す巨神の一族・ヴァナ(ヴァン)神族の世界。
ミッドガルド ―― いわゆる『人間界』。
アルフヘイム ―― 妖精族の棲む世界。
シュヴァルツアルフヘイム ―― 土精など、地に棲む精霊の世界。
*ニダヴェリール ―― 鍛冶を得意とする小人たちが棲む世界
ヨツムヘイム ―― かつて世界を割拠した『霧の巨人』たちの末裔が棲む世界。
ムスペルヘイム ―― 炎に覆われた世界。火の巨人・ムスペルとその族長たるスルトが棲んでいる。
ニブルヘイム ―― 永久凍土に覆われた世界の最下層。かつて巨人ユミルが生誕し、今は冥府の女王ヘルがその管理者となっている。

ユグドラシル (ゆぐどらしる)とは【ピクシブ百科事典】

このユグドラシルが、実は、日本神話のなかに習合されてるんではないかと。

そう思ったのです。まさか入ってるわけないだろ?という、単調な発想では済まされないほど、日本神話からはユグドラ汁が煮込まれていました。 

 

日本神話の構造はユグドラシルに似る

 

まず気になったのは、実は日本神話の構造にもにている気がしたということ。というのも、以下のような構造を見るとわかりやすい。

天の世界 高天原

地上世界 葦原の中つ国

地底世界 黄泉

日本神話はこんな横割り三層構造があるのが明らか。 

素盞嗚命(すさのお)という神がいまして、このかたはイザナギが黄泉から帰還したときに鼻を洗って生まれたのですね。で、当初は海原とか夜食国(よるのおすくに)=夜の世界を治めよと言われていました。

スサノオは母のいる根の堅州国へ行きたいと言いました。ここでいう母とは黄泉大神となっているイザナミのことです。

スサノオは天界の天照大神のところで暴れに暴れたのをきっかけとして、天照大神が岩戸に引きこもった、いわゆる天の岩戸神話が起こります。

スサノオはその後高天原を追放されて、出雲でヤマタノオロチを退治した後、根の堅州国に永住するわけです。スサノオの6代子孫が大国主命ということになっていました。

 

 根の国って、そういえば草津白根山の根でした。地中なので、根っこの国は明らかに地下世界なわけで。 そうすると黄泉と根の国の関係があるということがわかります。もっとも、スサノオは「黄泉に行く」と言わずに「根の堅州国に行く」とか言っているので、黄泉と根の国(根の堅州国)は厳密に言えば微妙に違うかもですが。

そういえばユグドラシルでも、地下世界には複数の階層があったので、それに似てるのかと。

天の世界 高天原(神の居住地)+葦原+幽界(最上位の神が隠れる場所)

地上世界 葦原(現世)+海原(海域)+常世(夜の食国・幽界)

地底世界 黄泉大神の統治する黄泉(根の国・根の堅州国)

 

 ユグドラシルの構造といえば、

天の世界 樹木の上部のアースガルド、巨神が住まうヴァナヘイム、

中腹のミッドガルド(人間界)、精霊や小人の住む世界、

木の根っこの下にあるという、地底の霜の巨人がいるヨツムヘイム、

もっとも下層の、ユミルが生まれ、冥府の女王ヘラが統治するニブルヘイム

似てますね。日本の世界観を樹木に例えてしまえば、ぴったり重なるような。

 

 

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 日本の地底はユグドラシル根の国なのか

 

日本神話で、どうして地底世界を黄泉とか根の国、根の堅州国と呼ぶのかは、わかりませんね。ただ昔から黄泉だの、根の国だのと言われてきただけで。

しかしユグドラシルと比較してみると、分かってくることがありました。こんなふうに。

 

地下世界

日本神話 根の国

ユグドラシル 根の下の階層

こうやって、同じように、樹木の根っこで現してるじゃないですか。

もうひとつ。

最下層の冥界の女王がいる死者の国

黄泉  yomi

ユミル yumir

名称も役割も一致、してるじゃないですか。

しかも

冥界の女王

黄泉の支配者 冥界の女王イザナミ(黄泉大神)が統治する

ユグドラシル 冥界の女王ヘラが統治する

最下層の統治者も、同じ女王じゃないですか。

こうした一致は、偶然だとか自然発生的には、起こらないことなのでは。

 

イザナギイザナミは巨人だったか

 

じゃあユミル巨人とか、霜の巨人みたいな巨人は、日本神話にいるの?という話ですが。いました。

イザナギイザナミ自身が、巨人だった。

 

巨人から生命が生まれる神話、これは「世界巨人型神話」と呼ばれるものだそうです。たとえば中国の盤古という巨神は天地をわかち、死後に体から神や万物を生み出したといいます。

巨人盤古の左目から太陽が、右目から月が、息から風が生まれたとあります。人間はもともと盤古に寄生していた昆虫だったというのが、この盤古の神話の怖いところです。

一方日本のイザナギの神話に、「黄泉から帰還後、アワキハラでの禊の時に、左目を洗って天照大神(太陽)が、右目を洗って月読(月)が、鼻を洗って素盞嗚命(嵐)」の誕生が描かれていますね。これは盤古の神話と全く似通っています。日本神話は世界じゅうの神話を組み合わせているところが見られるのです。

すると盤古が巨人なのだから、イザナギイザナミも巨人であっておかしくないことになってきます。

盤古 - Wikipedia

 

また、イザナミの別名が「黄泉大神」で、素直に巨大な神であることを現しているんではないかと。地下に行ったイザナミを大きな神と言い換えているのは、まさに巨人の存在を絡めたかったのではないかと。

 

スサノオについても、完全に巨人だったんじゃないかとわかる記述が「古事記」にあります。

まず、八岐の大蛇(やまたのおろち)というのはその巨体が8つの丘、8つの谷に伸びるほどの巨体だと記されています。

素戔嗚尊は十握剣(とつかのつるぎ)を抜いて、そんな巨大過ぎる八岐の大蛇をずたずたに斬り殺したのです。これはどうもスサノオが巨人で、八岐の大蛇と対峙できたような記述です。まさにウルトラマンと怪獣の戦闘シーンみたいなもんじゃないかと。

ユグドラシルは蛇のニーズヘッグが根っこをかじってるのですが、もしかすると八岐の大蛇が根っこ状のカタチをしているのも、八岐の大蛇のなかにニーズヘッグが習合されているから、そう捉えることもできます。

 

人間界の名前も不思議と似ている

 

これだけじゃないんですね、ユグドラシルと日本神話の関係は。

ユグドラシルの世界観では、人間が住むところは「ミズガルズ」と言っているのですが、日本神話に詳しい人ならもう気づいていてもおかしくないですね。

人間の住むところ

ミズガルズ(中央の囲い)

豊葦原瑞穂国(とよあしはらのみずほのくに)

葦原の中つ国

日本神話で人間の住むところ、ここが「瑞穂の国」だったんですね。

何で瑞穂なのか、稲の穂がみずみずしいからだと説明されてきたのですが、どうも「ミズガルズ」のミズを瑞穂の名で保存してきたような感じがしました。

豊葦原瑞穂国は、別名を「葦原の中つ国」といってますが。葦原の真ん中の国だという話なのですが、ミズガルズの意味を知れば「中央」って言っていて全く似通っているわけなのです。

ここまで似通っていると、やはり偶然の成せる技じゃない、ずっとユグドラシルが見えないところで受け継がれてきたって見ることができますね。

 

 邪馬台国との関係

 

もう一つ、ユグドラシル邪馬台国が関係する可能性がある気がしました。

邪馬台国(邪馬臺国)あるいは邪馬壱国(邪馬壹国)とは、邪な馬と書いて、邪悪な馬かなんかのように思えるのですが、馬がいなかったはずの2世紀にどうして馬の字を用いるのかは不明でした。ここにユグドラシルが関係するかもしれないと気づいたのですが。

ユグドラシルの語源が、

"Ygg's horse" (恐るべき者の馬)

"Yggr" および "Ygg" は主神オーディンの数ある異名の一つ

となっていますよね。だから

 

Ygg(オーディン) 邪(Ya)

horse(馬)    馬

ここでも、どうしてか似てきてしまうのですね。日本神話にユグドラシルが含まれるのは、邪馬台国が関係している、そんな風にも思えますた。

 

 古代の倭人には欧州のユグドラシルの神話を持つ人々が入り込んでた 、その中心が邪馬台国だったような感じがします。日本神話は欧州神話を習合していると言って、過言じゃない感じです。

 

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(前回の続き)神武天皇ご一家はキルギスで記録されていたとの調査結果

 

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謎の猫さん「え~っ?」

 

前回

神武天皇ご一家のお名前が~何故かそのまんま中央アジアのキルギスで記録されてた件

これの続き。

 

前回はキルギスの王族のお子様、神武天皇一家のお子様の解説をこころみました。

今回は残りの父ちゃん母ちゃん。つまり神武天皇と皇后について解説をしたいと思います。 

最近はグーグル翻訳で、世界じゅうの言語の翻訳ができちゃうのです。それで日本語をキリル文字に翻訳するのも簡単。以前はキリル文字だけが表示され、読むことが難しかったのですが、いまは発音は英語表記されるようになってるから、グーグル翻訳は研究にもってこいです。

 

○いつも助かっております

 

 

キルギスの王様ビシケク

 

古代イスラエルからの流れを汲むらしきビシケクは、紀元前のキルギスの伝説的な王様であり、今回神武天皇と比較対象になっている主役です。キルギスではいわば昔話の桃太郎的な国家的英雄かもしれません。

ビシケクって、一体何の意味があるんだろう。そう思って検索してみました。すると以下のような結果が。

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なんと、ビシケクのbishを英語翻訳すると、「saver」。

これは簡単に言えば救世主のこと。

ではkekはなんだろうと翻訳してみると、「revenge」。これは原義は「復讐」のことで、なんかよっぽど腹に据えかねて復讐して、民に喜ばれることがあったのかと想像。

ようするにbishkekとは、「救世主の復讐」もしくは「復讐の救世主」という意味深な言葉が出てきたわけなのです。これは意外なことでした。

昔は復讐のことですが、近ごろのリベンジは仕返しとか雪辱を晴らす意味で使われたりする。 

そしてビシケク氏の奥方の名前はわかりませんでしたが、地名はヒントになると思って解釈を進めてみました。以下の通りになりました。 

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妃はタラス谷の娘という情報が出てきました。なんとか情報量を増やすために、valleyという言葉に関係するキルギス語も調べています。 

 

神武天皇の調査結果

 

次にビシケクと対応していると見られる、神武天皇についても詮索を進めてみました。この神武天皇は別名やら称号やら色々あるのですが、関係しそうなものを取り上げると以下の通りです。

伊波礼(磐余)については以前に書いた記事で「エフライム」の短縮だと解釈したので、それを使用します。なにしろビシケクキルギスは、古代イスラエルの民族の到達地であると判明しているので。

神武天皇の皇后については、ふたりいるうち、媛蹈鞴五十鈴媛命(ひめたたらいすずひめ)のほうを取り上げることにしました。

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 神武天皇の称号については「ハツクニシラススメラミコト(始駆天下天皇」がよく知られてますが、「日本書紀」の原文を読むと気になる文字が含まれていたのです。それも加味してみました。

すると想像以上にビシケク夫妻と一致する点が見えてきたのでびっくりしました。そのあたりを最初の謎の猫さんの表情に込めています。

 

ビシケク神武天皇の比較

 

ではひとつひとつ、一致点を見てみます。

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 (1)救世主と神

ビシケクは復讐の救世主でした。おそらく古代イスラエル人としてバビロニアに捕えられ、バクトリアのあたりで囚人となった彼らが、東方へと旅立って自らの国を建国しました。だからそのあたりで復讐、リベンジの建国者ビシケクは「救世主」という存在になったのかもしれないと考えました。

一方で神武天皇ですが、こちらは「神」を頭文字にしてます。救世主キリストは、ビシケクよりも後の時代に登場すると思われますが、救世主とは神そのものと言われることがあります。

 

 

(2)shikの一致

 

ビシケクの名前にはshikがあるのですが、神武天皇にもshikがありました。それは称号である「始駆天下天皇」から導き出すことができます。

 始駆を音読みすれば、「シク」ですからね。シックといえば病気のことなので、なんか病んだ状況から復讐したみたいな連想もしてしまいます。

始駆はshikuであるので、ビシケクのshikと一致していました。

「始駆天下」とは、普通に読んでも「ハツクニシラス」なんて読めませんね。これにはそれなりに意味があるんだろうと考えたのですが、どうやら舎人親王が、ビシケクという名前に対応させるため、音読みで「始駆(シク)」という漢字を選んだとしか思えませんね。

記紀編者の舎人親王太安万侶あたりは、この神武天皇の真相をしってたようですが。

 

(3)イシク湖の名前が含まれている

日本書紀」の原文を読むと、始駆天下天皇の前に、「而」の一字があるんですね。コの字は江戸時代ころまでは「而して(しかして)」とか使われましたが、今はとんと使われない死語です。「しかして、しかるに、すなわち」なんていう意味があります。

原文では、この「而」が頭について、「而始駆天下天皇」という文章になっているのでした。この文字は音読みをすると「二」とか「ジ」とか読むんですね。

ビシケクの方は「ishik」という言葉が含まれます。キルギスとは、イシク湖という大きな湖が象徴的な国ですから、これが名前に入っているのがわかります。

一方で神武天皇のほうも、而始駆で「nishiku」となってイシクの発音がにじみ出てくるかんじなのです。しかも奈良盆地には、磯城という土地がありますので、これがイシク湖に対応しています。

かつて奈良盆地にあった大和湖の本来の名はイシク湖だったりして

 

(4)タラス谷が含まれた媛蹈鞴五十鈴媛命

まさか神武天皇の奥様から、「タラス谷」が出てくるとは驚きました。「日本書紀」のなまえ媛蹈鞴五十鈴媛の「鞴五十鈴」が「taraisu」を含んでいて、これが「taras」に似てます。

また、「古事記」の名「比売多多良伊須気余理比売」のほうでも、「多良伊須」に「taraisu」とあり、tarasによく似た名称が含まれてたんです。

あとは「谷」についても含まれました。キルギス語で谷は合致しませんでしたが、谷によく似た「沢」を調べると、「saz」という言葉が出てくるんですね。媛蹈鞴五十鈴媛命のほうは、「鈴(suzu)」を含んでいるではないですか。

 

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「tarais suzu」が、taras saz(タラス谷)なんですね。

 

神世鈴というのは天照大神が天の岩戸開きで外に出るときに、神が用いたという神器ですね。おそらくタラス谷の娘と媛蹈鞴五十鈴媛命は、どちらも巫女的性格だったんですね。

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 というふうに、ざっと一致点を検証してみました。

あとは烏孫の昆莫一家とビシケク神武天皇の3者の名前比較ですね。このへんもやっとこうかと。

 

 

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ニギハヤヒに対応するのがクルマンベック・ハン

 

ビシケクの物語をみると、最初のキルギスの王様として、クルマンベック・ハンなる人物が登場しています。最初の王様ですが、いつの間にかビシケクのほうに王位が移っているのですね。

いっぽう神武天皇の前には、大和にニギハヤヒという人がいました。こちらも最初ニギハヤヒが大和の王様だったのですが、同族出身の神武天皇のほうに、大和の権利を譲ってしまったのですね。

全く同じことが起きていたのです。

で、Курманбек(クルマンベック)の名前はなんなのだろと思って翻訳してみると、

Курманбе(Sacrifice)、つまり「犠牲」という意味が出てくるのです。このかたはキルギスの素地を作って、神の犠牲となった人だったんです。

Курмаだけでみると、「日付」とでてきます。

一方で鞍馬天狗の「クラマ」にも似てるのは偶然じゃないようです。サナート・クマラ信仰のあったヒンドゥー教の本拠地インドから、キルギスは目と鼻の先なので。

そういえばインドで空飛ぶ乗り物ヴィマナといいますけど、ニギハヤヒも天鳥船により天から飛来だったと伝わるので、そうするとニギハヤヒが乗ってた天鳥船とは、ヴィマーナなのかと納得ですが。

あ、クルマンベックの「クルマ」ですけどね、インドではヴィマナのことを「神の車」と呼んでいたのです。だから完全にこれ日本語と一致する言葉です、「車ンベック・ハン」とか書いて良いくらい。

というように、もしかするとクルマンベックハンとは、ヒンドゥー教の人であり、ニギハヤヒも同じ人物かもしれませんよ。

ヴィマナ - Wikipedia

 

神武天皇は西から東へ向かったとある

 

だから、この答えは、簡単に言えばこうです。f:id:kl117cr233:20180120233002j:plain

(1)神武東征とは元々ユーラシア大陸を舞台にして起きた。古代イスラエル・ユダから中央アジアへ向かった人々の話。

(2)キルギスではビシケクとして記録され、漢では烏孫の昆莫として記録し、扶余や高句麗では朱蒙として記録した。

(3)神武天皇の子孫は烏孫、扶余、三韓朝鮮半島の倭を経由して、日本列島へ向かった。

(4)ハツクニシラススメラミコトが神武・崇神の2人いるのは、神武天皇が大陸の初めての天皇崇神天皇が日本列島の最初の天皇という意味

(5)弥生時代以降、日本列島にその出来事をあてはめて、あたかも日本列島で起きたように見せかけた。それが大陸の王者である天皇家が、日本の支配者としての地位を固めるために必要だった

(6)そのために日本列島に、大陸の古代国家の名もあてはめることにした

 フェニキアの土地には肥国(ヒノクニ)、アナトリア(トルコ)の土地には穴門(アナト)、トハリスタンの場所には播磨(ハリマ)、サカの土地には大阪(大サカ)、匈奴(ションヌ)は信濃(シンノ)、漢は神奈川、扶桑(倭)は総国(ふさ)など。

(7)古代の段階で、ユーラシアの神武天皇の出来事の真相は、封印されてしまった。

 

 

 ということだった、のかもしれません。

まぁ日ユ同祖論的には、役立つかも。しかし日本の歴史学会みたいなとこの偉い人に取り上げられるとは、思ってませんので。

 

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