映画、アニメ、漫画、小説などは、必ず何か裏の極秘情報が込められていたりする。
偉い人のトップシークレットが、人を経て、また人を経て、また人を経て、最終的に作家などクリエイティブ業界に舞い降り、作家は伝えられたネタの通りに極秘情報を込めた作品を作る、というクリエイティブ業界によくあるらしき伝統的な仕組み。
そんな術には、特定の人を中傷する悪意の目的があったり、または災厄から僅かでも人を活かすという善意も含まれたりという感じもする。
○いつも助かっております
2つあった「君の名は」
2016年から、「天から落下する災厄」を描いている「君の名は。」というアニメ映画が大ヒットだったとか。見てませんが。
実は今から66年前に、同じ名前のラジオドラマが存在して、大人気だったとか。テーマ的にも似通ったところがあるようなので、比べてみました。
君の名は(1952年・ラジオドラマ)あらすじ
第二次大戦、東京大空襲[5]の夜。焼夷弾が降り注ぐ中、たまたま一緒になった見知らぬ男女、氏家真知子と後宮春樹は助け合って戦火の中を逃げ惑ううちに、命からがら銀座の数寄屋橋までたどり着く。一夜が明けて、二人はここでようやくお互いの無事を確認する。
お互いに生きていたら、半年後の11月24日、それがだめならまた半年後に、この橋で会おうと約束し、お互いの名も知らぬまま別れた。やがて、2人は戦後の渦に巻き込まれ、お互いに数寄屋橋で相手を待つも再会が叶わず、1年半後の3度目にやっと会えた時は真知子は、既に明日嫁に行くという身であった。しかし、夫との生活に悩む真知子、そんな彼女を気にかける春樹、2人をめぐるさまざまな人々の間で、運命はさらなる展開を迎えていく。
真知子巻きって、なんか聞いたことありましたが、これだったんですね。
作中で「半年後の11月24日」と言っているので、6ヶ月逆算すると、このドラマの東京大空襲は、1945年の5月24日か25日ですね。
一方の最近のほうは。
東京の四ツ谷[注 2]に暮らす男子高校生・立花瀧は、ある朝、目を覚ますと岐阜県飛騨[23]地方の山奥にある糸守町[注 3]に住む女子高生・宮水三葉になっており、逆に三葉は瀧になっていた。2人とも「奇妙な夢」だと思いながら、知らない誰かの一日を過ごす。
翌朝、無事に元の身体に戻った2人は入れ替わったことをほとんど忘れていたが、その後も週に2~3回の頻度でたびたび「入れ替わり」が起きた事と周囲の反応から、それがただの夢ではなく実在の誰かと入れ替わっていることに気づく。性別も暮らす環境もまったく異なる瀧と三葉の入れ替わりには困難もあったが、お互い束の間の入れ替わりを楽しみつつ次第に打ち解けていく。
しかし、その入れ替わりは突然途絶え、記憶を頼りに描き起こした糸守の風景スケッチだけを頼りに瀧は飛騨に向かう。瀧の様子を不審に思い心配していた友人・藤井司とバイト先の先輩・奥寺ミキもそれに同行する。しかし、ようやく辿り着いた糸守町は、3年前に隕石(ティアマト彗星の破片)が直撃したことで消滅しており、三葉やその家族、友人も含め住民500人以上が死亡していたことが判明する。
瀧は、以前三葉と入れ替わっている時に口噛み酒を奉納した記憶を思い出し、山上にある宮水神社の御神体へと一人で向かう。そしてその御神体が実在していたことで「入れ替わり」が自分の妄想ではなく、2人の入れ替わりには3年間の時間のズレがあったことを確信する。瀧は、もう一度入れ替わりが起きることを願いながら、3年前に奉納された三葉の口噛み酒を飲む。
目覚めると隕石落下の日の朝の三葉の身体に入っていた瀧は、三葉の友人である勅使河原克彦、名取早耶香の2人とともに、住民を避難させるために変電所を爆破し町一帯を停電させ、町内放送を電波ジャックして避難を呼びかけるという作戦を画策する。しかし、その計画の要である三葉の父・俊樹を説得しようとするが、妄言だと一蹴される。
避難計画が順調に進まず、瀧(身体は三葉)は、三葉(身体は瀧)に会うため御神体がある山を登る。生きている世界には3年の時間差がある2人だったが、時間を超えて聞こえる声を頼りに互いの姿を探すも、声だけで姿は見えなかった。しかし黄昏が訪れると互いの姿が見え、入れ替わりが元に戻り、初めて2人は時を超え直接会話することができた。
三葉は、瀧から住民を助ける計画を引き継ぎ下山する。計画通りに町を停電させ、避難指示の放送を流すが、その電波ジャックも町役場にバレて阻止され、避難は進まない。三葉は改めて父(町長)を説得するため町役場に向かう。
瀧が「入れ替わり」という不思議な出来事に遭ってから5年後、「偶然にも住民が避難訓練をしており奇跡的に死者が一人も出なかった」糸守町への隕石衝突から8年後へと舞台は移る。瀧は就活の毎日、三葉たちは東京で暮らしていた。たまに町中でお互いの気配を感じることがあったが、もはや入れ替わりのことは忘れており、ただ「漠然と『誰か』を探している」切実な思いだけがあった。
さらに月日が流れたある春の日、たまたま並走する別々の電車の車窓からお互いを見つけた2人は、それぞれ次の駅で降り[注 4]、お互いの下車駅に向かって走り出す。ようやく住宅地の神社の階段で再会した三葉と瀧は、涙を流しながら互いに名前を尋ねる。
名前だけじゃなく内容も似た所があるようす。
ついでに書きますが、「君の名は(2016)」で、最初に気になるキッカケだったのは、なんか俺の名前をもじったような主人公がいたから。
立花瀧・・・なんか、こういうのは無性にローマ字表記がしたい。
2つの作品大雑把な比較
作品名 君の名は 君の名は。
放送年 1952年 2016年
種別 NHKラジオドラマ アニメ映画
テーマ 東京大空襲 ティアマト彗星衝突
夫婦入れ替わり 男女入れ替わり
舞台 東京 東京・岐阜
「君の名は1952」のテーマとなった「東京大空襲」は現実に10万人以上が死亡。
「君の名は2016」の「ティアマト彗星衝突」では500人以上死亡とされる。
ではここから気になったこと。
人工物の落下が気になる・・・
「君の名は(2016)」で気になってるのは、その元ネタが、第二次世界大戦の後に放送された1952年のラジオドラマ「君の名は(1952)」を元にしてることで下。明らかにタイトルも設定も似ていることがわかりま下。
話の重要な骨子になってるのが「天空からの飛来物による大勢の死」だと思われま下。
「君の名は(2016)」のほうで、ティアマト彗星という天からの彗星が落ちてくるのです。しかし実はコレ、「人工物」だとの話が、原作でもほのめかされているらしいのですね。
ティアマト彗星は人工の攻撃衛星だった・・・
つまり1945年の東京大空襲が人為的に焼夷弾を落としたのと同様に、ティアマト人工彗星も人為的に計画的に落とされ、大虐殺が行われたのだと。
気になる天宮1号との一致
それで気になるのが、天宮1号のこと。
天宮1号
(てんぐう1ごう、中: 天宫一号、英: Tiangong 1)は中国の軌道上実験モジュール[3]。2011年9月29日に打ち上げられ[4]、中国初(世界で5番目)の無人ドッキング、および中国初(世界で3番目)の有人ドッキングを成功させた。2013年に全てのミッションを終了し、2018年3月までに大気圏に突入する予定[5]。
制御不能と地球への落下の可能性訪れる宇宙船がなくなった後も、天宮1号は軌道上に留まり続けたが、科学者が宇宙船の制御不能を指摘、2016年9月に中国政府より、機械的または技術的な理由から、制御不能と発表された。制御不能になった天宮1号は、軌道上に留まれず、大気上の空気抵抗により、次第に高度を下げ、2017年後半から2018年頃地球に落下すると推測される。
この大気圏再突入で「機体の大部分は燃え尽きる」と、中国政府は主張しているものの、かなりの大きさの塊(ある推計によると最大約100kg)が地上に到達する可能性がある。北緯43度から南緯43度にかけての広範囲が、機体の落下予測地点となっており、地球上の何時に何処へ落ちるかが、全く分からない状態になっているが、ただ、天宮1号の一部が落ちてきて人の体に危害が及ぶ可能性は低く、1兆分の1とというレベルである[19][20][21]。
質量 8,506 kg 8.5トン
全長 10.4 m
直径 3.35 m
これはけっこうでかいやつです。中に鉄が詰まった大型バス1台落ちてくるみたいな感じ。
もしかして、これが「君の名は(2016)」が言いたいことなのか?と思ったりしたのですが。何故かと言えば、こんなことになってるから。
天宮1号 tien gong tie 天 宮
なんか共通した名前だし・・・偶然というか、アイデアの一部に天宮1号があったのかと。
「君の名は(2016)」の内容も含め、合わせて時系列で言うと、
2011年9月29日 天宮1号打ち上げ
2013年 天宮1号、全てのミッション終了
2013年 君の名は。でティアマト彗星落下(人工物)
2014年 君の名は。の原案が作られ始める
2016年3月 天宮1号、制御不能に陥る
2016年8月26日 君の名は。公開
2018年3月 天宮1号、3月までに地上に落下
2つの時期は、重なっていました。偶然というか、狙ってなのか。
そうすると気になるのは、天宮1号の落下地点が、日本の岐阜なのか?ということ・・・。それとも「入れ替わり」だから東京なのかと。
中国の「天宮1号」が来年1〜3月に大気圏再突入 日本に落下の可能性も:最新予測 | ワールド | 最新記事 | ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト
しかし上記にある通り、
天宮1号の一部が落ちてきて人の体に危害が及ぶ可能性は低く、1兆分の1とというレベルである
ウィキペディア 天宮1号
ということなので、ティアマト彗星や東京大空襲と、天宮1号の被害規模は雲泥の差が出るようです。しかし重さ100キロの物体が高速で落下するので、恐らく人に当たれば死んでしまいますね。
AKIRAと天宮1号と君の名は2016
それで、天宮1号を知って、もう一つ気になったのが、漫画「AKIRA」との一致ですね。
AKIRAの出来事を時系列でみていくと、現実とリンクしてるんですよね。これ、陰謀だとかいって話題になってたりしますが。
作中では、鉄男が地球軌道上の人工衛星フロイド(高エネルギー兵器)を操って、東京湾に落下させ、米軍の原子力空母に衝突させていたんですよ。
AKIRAの東京では、巨大な看板が落ちてきたり、巨大な高層ビル群がタイムスリップしてそのまんま天から落ちてきたり、レーザー光線が落ちてきたり、衛星兵器が落ちてきたりアキラの冷凍カプセルが落ちてきたり、色々巨大なものが空から落ちてくるのですが。いずれも2019年という設定でした。
そう言えば最近、航空機から何か落ちてきてますよね、いろいろと。
時系列で並べていくと。青が天宮1号、緑が君の名は(2016)、水色がAKIRA
2011年9月29日 天宮1号打ち上げ
2013年 天宮1号、全てのミッション終了
2013年 君の名は。でティアマト彗星落下(人工物)
2014年 君の名は。の原案が作られ始める
2016年3月 天宮1号、制御不能に陥る
2016年8月26日 君の名は。公開
2017年 北朝鮮のミサイル火星が飛び交う←
2018年3月 天宮1号、3月までに地上に落下←アタリ
2019年 アキラ復活後の東京壊滅
2019年 衛星兵器SOLとフロイドによるレーザー攻撃←
2019年 鉄男が人工衛星フロイドを落下←アタリ
2019年 アキラと鉄男の衝突による東京壊滅
2019年 東京・・・?
2020年 東京オリンピック予定(現実)←アタリ
というふうに重なっているような感じ。
AKIRAでアタリだったのは、
(1)
2017年 北朝鮮のミサイル火星が飛び交う(現実)
2019年 衛星兵器SOLとフロイドによるレーザー攻撃(AKIRA)
(2)
2018年3月 天宮1号、3月までに地上に落下(現実)
(3)
2020年 東京オリンピック予定(現実)
1は微妙で、のこり2つは、当たってたので気になりますね・・・。ほかにもあるようです。
じゃあAKIRAの「東京壊滅」は、これからアタリなのか、どうなのか。
それは北朝鮮のミサイルなのか、ちまたでウワサの第三次世界大戦なのか。これから数年で判明しそう。
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