たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

琵琶湖の命名した人は不明だけど実は行基が命名者だったかを考えてみた

前回の記事でも指摘しましたが。

琵琶湖というのは元々「淡海(あわうみ、あはうみ)、近江(おうみ)」と言っていたのが、いつしか琵琶湖(びわこ)という別名も付けられちゃったわけなんですね。 

いまでは淡海なんて言う日本人は皆無。みんな琵琶湖、琵琶湖。

せっかく西側の淡路島と淡海で「あわあわセット」で、くっつければ同じ形だって言われたものを。あえて別モノにしてしまうとか・・・。

と考えていたら、命名者として、行基の名前が浮かんできたのが前回の記事だったんですよ。

 

行基命名した琵琶湖」

この可能性について、もう少し深く考えてみました。

 

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高砂市時光寺の四天王 ウィキペディアの画像使用。

 

○いつも助かっております

 

 

ものすごい行基

 

行基が琵琶湖の命名者として浮上した理由は、いくつかあるのです。まず取り上げたいのがこれ。 

行基開基の寺院

下記は史料によるもので、近畿地方に所在する。全国には、青森県から宮崎県まで約600寺の行基が開基したとの伝承の寺院があり、これらは史料にない追慕による伝承である[15]。

大修恵院高蔵(大阪府堺市南区高倉台
枚方院(大阪府枚方市伊加賀)
檜尾池院(大阪府堺市南区檜尾)
大庭院(大阪府堺市南区大庭寺)
家原寺(大阪府堺市西区家原寺町)
神鳳寺(大阪府堺市西区鳳北町)
鶴田池院(大阪府堺市西区草部)
大野寺、大野尼院(大阪府堺市中区土塔町、土塔が現存する)
深井尼院香琳寺(大阪府堺市中区深井)
清浄土院(大阪府堺市堺区湊、大阪府高石市
萩原寺大阪府堺市東区日置荘原寺町、萩原神社の神宮寺としてかつて存在した)
愛染院(大阪府堺市北区蔵前町1578)
善言院川堀、善言尼院(大阪府大阪市西成区
難波度院、枚松院、作蓋部院(大阪府大阪市西成区
沙田院(大阪府大阪市住吉区
呉坂院(大阪府大阪市住吉区長狭町)
高瀬橋院、高瀬橋尼院(大阪府大阪市東淀川区
大福院御津、大福尼院(大阪府大阪市中央区御津寺町)
久修園院(大阪府枚方市楠葉中之芝2丁目)
薦田院(大阪府枚方市伊賀)
報恩院(大阪府枚方市樟葉)
狭山池院、狭山池尼院(大阪府大阪狭山市
極楽寺大阪府泉大津市昭和町6番地付近)
 石凝院(大阪府東大阪市日下町)
清浄土尼院(大阪府高石市
林昌寺(大阪府泉南市信達岡中395)
山崎院(大阪府三島郡島本町
久米田寺 (大阪府岸和田市池尻町)
恩光寺(奈良県
生馬仙房(奈良県生駒市有里町)
隆福院、隆福尼院(奈良県奈良市和田町
服寺 (奈良県奈良市南京終町など)
菅原寺喜光寺奈良県奈良市菅原町)
頭陀院菩提、頭陀尼院(奈良県大和郡山市矢田町)
長岡院(奈良県奈良市疋田町)
法禅院檜尾(京都府京都市伏見区深草
河原院(京都府京都市
大井院(京都府京都市右京区
大雲寺(京都府京都市左京区岩倉)
吉田院(京都府京都市左京区吉田神楽岡町)
菩提寺泉橋院(京都府木津川市山城町上狛)
泉福院、布施院、布施尼院(京都府京都市伏見区
龍王寺(雪野寺)(滋賀県蒲生郡竜王町川守41)
極楽寺滋賀県彦根市極楽寺町
船息院船、船息尼院(兵庫県神戸市兵庫区
瑠璃寺(兵庫県佐用町)
揚津院(兵庫県川辺郡猪名川町
昆陽施院 (兵庫県伊丹市寺本)
 

行基が掘削指導した貯水池
昆陽池昆陽池公園内)(兵庫県伊丹市
久米田池(大阪府岸和田市) - 久米田寺と隣接する。
狭山池(大阪狭山市) - 日本最古のダム式貯水池(溜池)を改修した。

行基が架橋指揮した橋
泉橋(木津川)
山崎橋(淀川)
行基橋[16](福岡県沖端川

摂播五泊

摂津から播磨にかけて、五つの港(摂播五泊)を整備した。
河尻泊 - 尼崎市神崎町
大輪田泊 - 神戸市兵庫区神戸港
魚住泊 - 明石市大久保町
韓泊 - 姫路市的形町
室生泊 - たつの市御津町室津

 

伝承
開基伝承にとどまる寺院
高讃寺(愛知県常滑市阿野)
弥勒寺(愛知県東海市大田町)
円通寺(愛知県大府市共和町)
浄源寺(愛知県瀬戸市岩屋町)
岩屋観音(愛知県豊橋市大岩町)
東観音寺(愛知県豊橋市松原町
普門寺(愛知県豊橋市雲谷(うのや)町)
大聖寺岡山県美作市大聖寺
仁比山地蔵院(佐賀県神埼市神埼町的1688)
慈恩寺山形県寒河江市
黒石寺(岩手県奥州市
弘明寺(神奈川県横浜市
 
行基による開湯伝説がある温泉
日本全国には行基が発見したとされる温泉が数多くあるが、歴史史料には行基が温泉開湯した史料はなく伝承であるが、これにより、薬師如来の国家的な信仰を大衆的なものへと浸透させた[17]。

有馬温泉
湯河原温泉
作並温泉
東山温泉
芦ノ牧温泉
草津温泉
藪塚温泉
野沢温泉
渋温泉
湯田中温泉
山代温泉
 山中温泉
吉奈温泉
谷津温泉
蓮台寺温泉
三谷温泉
木津温泉
関金温泉
塩江温泉
鹿教湯温泉
 
行基行基は古式の日本地図である「行基図」を作成したと伝承があり、最古の「行基図」とされるものは、延暦24年(805年)に下鴨神社に納められたものがあるが、その後日本図は江戸時代まで行基図と呼ばれることがあった。


行基が拓いた伝承の滝能勢の本瀧(本瀧寺内)(大阪府豊能郡能勢町野間中718)

行基 - Wikipedia

以上は行基の建設した施設のわずかな一部にすぎません。

なんと彼が建設に携わった寺院の数、およそ「600」・・・。

 

行基奈良時代の単なる仏教の僧侶じゃなく、朝廷に抵抗しまくってまで庶民を救った革命家。中央からは、ならず者、目の上のたんこぶ的な扱いされたけど、当時の庶民はみんな行基の味方をしていたんですね。それで朝廷も、彼の影響力を恐れて手を出せなかったわけなんですね。まぁ、いまこんな人はいませんね。

行基は全国の600の寺院、多数の池、橋、温泉の開基者であり建設者であり、命名者だった・・・。行基に関連する寺院だけでも600を超えてるということで、全ての施設を含めたら1,000に近いのか、超えてるのかといった感じですが。一人が行った事業の数としては、ほんとに途方もなく。

だから琵琶湖についても、行基がいとも簡単に改名しちゃっておかしくないんですよ。それは巨大な淡海ですら、行基が意のままに変化できますよっていうアピールみたいなものかもしれないので。

 

ちなみに垂仁天皇は池や溝を数多く掘らせ、その数800にのぼったとか。

そう言えばインドで1億5,000万人の仏教徒を導いている、佐々井秀嶺さんの行いは、行基に似てるかもしれませんけどね。

 

琵琶の渡来は7~8世紀

 

琵琶って日本に昔からありますが、じつは琵琶は大陸から渡来した楽器でした。7~8世紀に入ってきたというから。ちょうど奈良時代行基の頃に、琵琶湖の名が付いているようですね。 

日本最古の琵琶としては、奈良の正倉院に当時の琵琶がそのまんまで保存されているのは見事すぎます。

行基の生きた年代は、天智天皇7年(668年)~天平21年(749年)ということで、7~8世紀。行基の生きていた頃に、ちょうど淡海はが琵琶湖と名付けられてました。

 

琵琶湖と行基

 

ネットの情報によると、行基は琵琶湖の洪水を防ぐため、瀬田川(淀川)の開削工事もしているようですね。ということで当時から琵琶湖は、行基の庭でした。

当然ながら琵琶湖の周辺には、行基が創建した寺院が数多くあります。

そのなかのひとつに、琵琶湖に浮かぶ竹生島の、「巌金山宝厳寺」がありました。

宝厳寺神亀元年(724年)、行基が弁財天を祀ったのが最初という説、または平安時代の「竹生島縁起」によれば、天平10年(738年)に行基が四天王を祀ったことが寺院の始まりとあるようなんですね。 

宝厳寺 - Wikipedia

 

行基が、琵琶湖の竹生島で、四天王を祀った

ここで前回の記事の内容に触れますが。

琵琶湖ってなんで卑弥呼なのだろう・・・から衾田陵に繋がっていく

 

琵琶というのは

王王王王

匕匕巴

と書いているじゃないですか。

琵琶とは、王王王王と書いて、四天王と読むわけなのです。

だから、琵琶に四天王の意味を込めた人がいる。それを行ったのは、琵琶が伝わったのと同じ時代、琵琶湖を含めて絶大な権力を持ち、四天王を祀る大人物だった、行基しかいないではないかと。

そもそも淡海や近海という名は、古代の天皇の先祖が名付けたといって過言でないところですが、それを改名してしまうことは、抵抗者である行基の行動理念にぴったり合致するではないか、と。 

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四天王。ウィキペディアの画像使用。

四天王(してんのう[注釈 1]、サンスクリット語:चतुर्महाराज caturmahārāja[要出典])は、仏教の世界観における須弥山の中腹にある四天王天の四方に住んで、仏教を守護する四つの神(東方の持国天、南方の増長天、西方の広目天、北方の多聞天)のこと[1]。四大王(しだいおう)ともいう[2]。

四天王 - Wikipedia

四天王かっこいい。

 

そういうわけで琵琶湖の命名者は、行基でもおかしくないなーという話でした。 これは昔に忘れ去られた記憶かと思いますが。或いは俺の想像の賜物なので、本当のところはわかりません。

 

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散歩してきた 11月25日

11月25日土曜日、朝からボンボンボンボン、西方で爆音が鳴っている中で、散歩に出発。

09時47分。出発と同時にボンボンボンボン。 

お隣は未だ、近隣の爆音・騒音は俺が叩いて出してる音だと思い込んでいるらしく、深夜もバンバンバンバン壁を叩いてくるのだが、俺が出してるわけじゃないのに一体何なんだ。


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行きはずっと上り坂、帰りはずっと下り坂。

 

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ここで10時丁度。若干、紅葉してる。

 

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ボンボンボンボン。ここより北で鳴ってました。

 

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冠石。

 

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むかしからの名所らしい。

 

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風流な竹林。

 

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ゴミ捨て厳禁。この看板の横に、↓

 

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おい警察の人、新たに見つかった不法投棄現場ですよ。

ダンプカーが杉の木にぶつかったらしく、杉が傾いていました。

 

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不法投棄内容。

住宅廃材、みずみずしさの残る農作物の葉っぱ、どろ、ゴミ、なんでもあり。

 

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お堂も近くなってきた場所に、この岩を包み込む樹木の根っこ。なにかアンコールワットのような遺跡を思わせます。

この先で引き返した。10時30分。

10:47、ボンボンボンボン。遠くで鳴ってる爆発音。

 

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帰り道に見つけた、たこの木。うねうねと動き出すんではないかという、たこ足の見事さ。他にも変な木はあったけど本日はここまで。

 

11時13分、自宅着。

12:00、13:00、兎にも角にもボンボンボンボン。

 

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琵琶湖ってなんで卑弥呼なのだろう・・・から衾田陵に繋がっていく

 

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琵琶湖、むかしは淡海、近江と書いて、あわうみ、おうみ、ちかつおうみと呼ばれたのですが。

今回は琵琶湖と卑弥呼の関係について。

 

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琵琶湖

 

元々淡海、近江でよかったものを、歴史上で誰かが琵琶湖と言い出して、それが元で今も琵琶湖なんですね。

琵琶って、7世紀に海を渡って来た、外国生まれの楽器なので、これを名付けたのも渡来人、というか古代の帰化人ぽいですね。

 

この文字が不思議なのは、王王王王と4つの王様が連なっていること。

その下の部分は「比巴」。

 

巴とは

 意義

はらばいになる。

まとわりつく、からみつく。

待ちこがれる。

古代の地名(国名、郡名)、現在の四川省東部重慶近辺をいう。

(日本)ともえ、渦巻き文様。

巴 https://ja.wiktionary.org/wiki/%E5%B7%B4

はらばい、まとわりつく、渦巻き、というのを見ると、どう見ても蛇ですよね。

別の字で書けば「巳」。

 

它、巳、巴

みんな同根な感じ、しますね。

 

 

・匕

琵の比は片方だけで書けば匕(さじ)ですね。

匕というのは、以前の記事でも書いたのですが。

卑弥呼の「卑」は「しゃもじ」を表す字でありました。

 ・しゃもじの女王卑弥呼

 

これを元にしてこんな話も出ました。

<前回の続き> 崇神天皇の諡号はそのまんま卑弥呼だった件(崇神天皇=卑弥呼説)

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したがって、琵琶湖は、「匕巳湖」なのであって、これは要するに卑弥呼なんですよね。

 

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 そもそも卑弥呼は「へみこ」で蛇(へみ)の子、

琵琶がとことん王王王王な意味も、卑弥呼がとことん女王だから、で通じるのですよ。

 

しかし何故、淡海、近江を琵琶湖に改名したのかは、琵琶湖に卑弥呼の名を残す理由があったとしか考えられないことです。

果たして琵琶湖に卑弥呼の何があるのか?と調べると、

琵琶湖の深度103.58メートル

1035

ひ みこ

・・・これは、偶然なのか、必然なのか。

 

 

竹生島

 

淡路島の北方に、竹生島(ちくぶじま)っていう小さな島があるんですよ。

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ここ、ウィキペディアによると、

古来、信仰の対象となった島で神の棲む島とも言われ、奈良時代行基上人が四天王像を安置したのが竹生島信仰の始まりと伝わる。


滋賀県教育委員会埋蔵文化財センター (2009年3月). “近江水の宝 竹生島 (PDF)”. 滋賀県. 2016年5月13日閲覧

竹生島 - Wikipedia

 

すげー・・・・・・

なにがすげーかというと、「奈良時代行基が四天王像を安置した」と記録にあることですよ。

すなはち、琵琶湖という名称は行基による命名で、「琵琶に四天王(王王王王)を込めている」ことがはっきりするじゃないですか。

これも電子書籍の「封印された叡智の回復」に書きますが・・・。

 

それで、この竹生島では、元々神社が祀られていたんです。

その名を「都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)」と・・・・・・

・・・

都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)


創建

社伝では、雄略天皇3年に浅井姫命を祀る小祠が建てられたのが創建という[1]。

近江国風土記』には、夷服岳(伊吹山)の多多美比古命が姪にあたる浅井岳(金糞岳)の浅井姫命と高さ比べをし、負けた多多美比古命が怒って浅井姫命の首を斬ったところ、湖に落ちた首が竹生島になったという記述がある。一説には首が沈む時に「都布都布(つふつふ)」という音がしたので「都布失島」という名前になったとも、最初に生えたのが竹であったことから「竹生島」という名前になったともいう。

概史

天智天皇による志賀宮(近江宮)創建の際、宮中の守護神として祀られたといわれる[1]。

神亀元年(724年)、聖武天皇の夢に天照大神が現れ、「琵琶湖に小島があり、そこは弁才天(弁財天)の聖地であるから寺院を建立せよ」との神託があったので、行基を勅使として竹生島に遣わし寺院(宝厳寺)を開基させたという。また、天平3年(731年)に聖武天皇が参拝し社前に天忍穂耳命大己貴命を祀ったといわれるほか[2]、行基弁才天の像を彫刻して本尊としたと伝わる。

 

ここで、個人的に気になる名前が出てきました。

都久夫須麻神社(つくぶすまじんじゃ)

卑弥呼の琵琶湖の、神の島が「夫須麻(ふすま)」ですよ。

以前こんな記事かいてました。

 

西殿塚古墳から引き出せる公開可能な卑弥呼の情報

この記事を簡単に説明すると、

西殿塚古墳は元々「衾田陵」(ふすまたのみささぎ)と呼ばれた

卑弥呼は3世紀の女王、西殿塚古墳の築造年代は3世紀

西殿塚古墳の被葬者をあらわすために、西殿塚古墳の中心軸の線の先に熊野夫須美大神を祀る熊野那智大社を建てている

・熊野夫須美大神とは、西殿塚古墳に埋葬されている人物である

・その人物はイザナミという女神にも例えられる通り、女性の高貴な人物

西殿塚古墳の中心線の上に、各所に日向を配置して卑弥呼を示唆する

これと合わせると、

 

・琵琶湖は匕巳湖で卑弥呼を示唆する

・琵琶湖で重要なのは竹生島の都久夫須麻神社である

・琵琶湖にうかぶ竹生島の都久夫須麻神社は、衾田陵、夫須美大神と同じ「ふすま、ふすみ」

・浅井姫は殺された卑弥呼であり、竹生島卑弥呼の首である、では胴体は?

 

その心は、

各地の「ふすまの秘密(衾田陵・夫須美大神・都久夫須麻神社)」を解くことにより、卑弥呼の本来の墓所「衾田陵」が割り出されるようになっている。

 

「ふすま」で全てが繋がるという、そういう展開は予想外でした。そもそも琵琶湖が卑弥呼だって思いついたのも今日だし。

 

まあ、俺の妄想なのですが。今回はココまで。

 

 

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同じ系統だった肥国・兵庫・武蔵

日本列島の地名の連鎖構造とは

 

これは極秘事項ですが、日本の地名というのは、連鎖構造だったようなのです。

それはおそらく漢字が本格導入されだして、漢字を翻訳し、大和言葉に漢字を当てるようになった、弥生時代末の卑弥呼・壱与の時代から始まっていたことでした。

2014年に電子書籍「日本の地名の真の由来と神武東征のカラクリ仕掛け」でも出していますが、この電子書籍については書き直す予定でいます。

 

電子書籍のなかでは、誠に身勝手な具合で以下のように決めていました。

「九州系地名」

沖縄島・九州地方・近畿地方・関東地方、青森付近、北海道石狩平野付近が同じ地名を名付けられた土地。

「中国四国系地名」

奄美大島付近、中国・四国地方中部地方、東北地方南部、北海道南部、北海道東部が同じ地名の連鎖構造で、これを中国四国系地名としました。

この2つが交互に連鎖構造を生み出していたというわけで、これが古代からあったのではないかということです。

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ウィキペディアの地図に書き加えた。

 

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肥国と兵庫の関係

 

一例として、九州の肥国と、近畿の兵庫の関係を出しますが。

肥後というのは元々は肥国=ヒノクニと言いましたが、古墳時代律令制時に上半分と下半分で分けて、肥前・肥後といったんですね。

肥国=肥前・肥後

肥前長崎県佐賀県

肥後=熊本県

だいたいこのへんが当てはまっています。

 

九州という島自体、もともと日向という名称だった時代があったようです。

何故かと言うと古事記を見れば、肥国=建日向豊久士比泥別(たけひむかとよくじひねわけ)で、九州の西側にも日向の名があり、筑紫国にも日向という地名が残っているためですね。

九州全体が日向と呼ばれると同時に、筑紫、肥国、豊国、熊襲国などという名称もあったようです。

 

ここから本題ですが。肥国、肥後、日向という名称を、ローマ字に置き換えます。

日向はヒムカのほか、ヒュウガという読みもあるのでこちらを採用します。

肥国 Hi-Goku

肥後 Hi-Go

日向 Hi-Go

にごって読むと、こんなふうに全てが「ヒゴ」みたいな名称になるんですね。古代の天皇家は、あえてこうなるように漢字を選んだようです。要するに九州全体が日向だったことが分かるのですが。

ここではひとまず、肥国と肥後だけを元にしていきます。

  

肥国と兵庫の関係

 

 

肥国や肥後、日向の名前を近畿の兵庫と比較すれば。

肥国 Hi-Goku

肥後 Hi-Go

 

兵庫 Hyo-Go

兵庫は、肥国・肥後と対応しているのでした。

九州の西側の肥国、近畿の西側の兵庫、というふうに位置関係も似ています。

というふうに、音を対応させてるのが分かってくるんですね。

 

ところで、兵庫というのは、言い換えれば「兵の庫」で、武器庫を表していますね。実際兵庫では、大化の改新の時に播磨の国境を守るための「兵庫(つわものぐら)」が置かれたことが、兵庫の由来だとか。

それにしても武器庫や兵舎なんて、弥生時代古墳時代から全国にあったはずなのだから、それを広域的な地域全体の由来にしちゃうなんておかしな話ですね。

ほんとの由来は、肥国や肥後に対応する土地だったから、肥国や肥後の音を元にして、兵庫と名付けたのではないかと想像するばかりです。

 

兵庫と武蔵の関係

 

武蔵、それはいま埼玉県、東京都、神奈川北東部が合わさっていた土地のこと。

どうしてタイトルにあるように、肥国・兵庫と、発音の一致がみられない武蔵が関係するのかですが。

これもまた、「九州系地名」で解くことができました。

兵庫・・・兵の庫(くら)

武蔵・・・武の蔵(くら)

ということで、まったく似た意味の地名だったんですね。

位置関係としても、近畿の西側の兵庫、関東の西側の武蔵と、合っていました。

 

図にすると、以下のように。 

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これで、肥国、兵庫、武蔵の3つが、同一系の地名だった、そんな地名の由来があったと分かるのではないかと。

 

以前の関連記事

日向と熊野。同一系地名の仮説が現実に結びついたとか

大和三山に対応する山を関東地方に発見した鴨(1)天香具山編

浅間山は阿蘇の名を移植したのか。日本語の噴火を表す言葉はローマ神話のvulcanusを語源としたかも

更に広域的に

かつて奈良盆地にあった大和湖の本来の名はイシク湖だったりして

関東地方が東アジア、近畿地方が中央アジア、に対応する土地の証明。新日本雛形論

ほかにもいろいろあり。

 

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前方後円墳の本が完成したら前方後円墳型の太陽が現れて死者の日だった件

兄がなんか知らないが、用事があるとか言ってうちに来た。

それで久しぶりにこの町の市役所に行く機会があって、そしたら案の定なんか予定調和で、遠くの方の職員の人々が、わざとらしい咳やくしゃみを聞かせてきて。嫌味ったらしい放送を流し・・・あとになってイラッときた、そんな日でした。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

先日発表した、電子書籍の新刊「封印された叡智の回復(1)は、前方後円墳の話がメインになってるのです。

電子書籍の新刊、やっとでました

 

完成したのが11月1日、アップロードが2日深夜なので、初版発行は11月2日と記載したのですが。アマゾンでは発売日が11月1日のままでした。

 

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ところで11月1日に起きた現象。 

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 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20171101-00001544-weather-soci.view-000

 

11月1日

ダルマ朝日って言うらしい。

にしても、前方後円墳型の太陽なわけなので。

自然現象が、俺の予定にぴったり合っているのか、なんなのか。

 

 11月2日

グーグルを見ると、

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この日は死者の日らしい。こんなの聞いたこともない。

しかし古墳の本の発表が死者の日というので、なにか運命的なものなのか、俺の予定に合ってるのか何なのか。

 

そういえば、うそこメーカーで、11月は俺がバンザイする月だというのが書いてあったんですよね。

謎の超能力者ってマジで言ってるんだろうかと考える泡沫の日々

 

まぁ確かに電子書籍がやっと完成ということで、6年越しで、それも当たってたのかと。うそこメーカーなんか全然意識してなかったのに。何なのか。

 

 

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電子書籍の新刊、やっとでました

2012年から書き始めた本ですが、6年かけてやっと1巻が出ます。

 

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タイトル 封印された叡智の回復

定価200円(今ならkindle版0円)

アマゾンの販売ページ 封印された叡智の回復(1)

 

この「封印された叡智の回復シリーズ」は、前方後円墳の真の役割など、当ブログで公表している歴史研究成果がテーマ。

1~2年のうちに5巻くらいまで出す予定です。と言っておいて、集ストに妨害をされまくったりして、余裕で2年遅れるのが俺ですが・・・。

 

既に出ている電子書籍も書き直します。その後も生きていれば、崇神天皇卑弥呼の新刊、烏孫起源説の本も出る予定です。

人生で10冊以上本を出版が目的ですが、電子書籍ならなんとかなりそうですね。

 

気長に、お楽しみに。

 

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ニビルは蛭児なのか素戔嗚尊なのか

また近頃は雨ばっかり。

この家ばボロくて、先日のゲリラ豪雨や台風で超絶大雨ふったの時、雨漏りしはじめたんですよね。毎日ちょっとづつ自分でリフォーム中。

屋根下の石膏ボードが落ちたときは死ぬかと思いましたが、奇跡的にぶつかりませんでした・・・。最近は屋根の掃除と、ガルバリウムの穴埋め作業。

あと何年ここに住んでいることやら。俺にとって安全なところは無いのか。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

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太陽にまとわりつく謎の巨大暗黒惑星について最新情報 - たっちゃんの古代史とか

 


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近頃空にニビルが見えるとかいう話

 

オカルト系の人々を中心として話題のニビルですが。近頃ニビルが空に見えるとの話ですが。どこに?良く分からないが、欧米では見えているらしいです。

それってレンズフレアとか、フレアゴーストってやつじゃないの?という疑問はあるのですが。間違いなくレンズフレアの写真も混じっているんですよね。

レンズフレア - Wikipedia

 

でも確かに天体観測衛星からの映像にも、なんか丸い物体が写っていたりするらしいから、ニビルってあるのかもしれないな、という印象です。はっきりして欲しい件。

そう言えば、

「今年10月、ニビルが南極に急接近して人類滅亡する」 ブラジル上院議員が公式発言! “NASAからの信頼できる情報”をリーク!

これはハズレますね、残念でした。

 

ところでニビルという惑星は、ゼカリア・シッチンによればシュメールの石版に登場してるらしいのです。

日本の縄文時代の頃、そんな現代の天文学や科学でも表向きじゃない天体が、記録されていたとなると。シュメールってのは、科学文明を引き継いでいた文明なのは明らかですが。

 

 ニビル nibiru

 

ニビル(英語: Nibiru)とは、太陽系に存在するとされた仮説上の惑星、あるいは惑星質量天体である。太陽を非常に細長い楕円軌道で公転しているとされており、地球接近時に人類を滅亡させると言われている。

 

歴史

1982年、ワシントンD.C.にあるアメリカ海軍天文台でロバート・ハリントンが木星海王星冥王星の軌道に摂動と誤差が生じていることを発見した。この摂動は冥王星の外側にある惑星クラスの質量を持つ天体によるものだと考えられ、ロバートはこの仮説上の天体を「惑星X」と命名した。

惑星Xはニビルであるという説を唱えるようになったのは作家のゼカリア・シッチンがシュメール文明の粘土板の独自解釈を発表したことによる。名称の由来はシュメール文明の粘土板に描かれたとされる11個の惑星のうち1つが「ニビル」と呼ばれていたというゼカリアの独自解釈による。ゼカリアによるとニビルとはシュメール語で「交差する」を意味するという。


特徴

ニビルは地球の4-5倍の大きさと20-25倍の質量、約100倍の密度を持ち、現在、知られている太陽系の惑星から大きく傾いた楕円軌道を約3600年で公転しているとされている[1]。彗星に非常に似た軌道を持ち、軌道長半径は約235 AUで、近日点は小惑星帯付近にあるが、遠日点は太陽からはるか遠くに位置しているとされている。仮にそれだけの質量をニビルが持っているとしたらこれまでの観測で発見される可能性は十分にあるはずだが、一説では自由浮遊惑星と同じく、赤外線などでしか観測できないからだとも言われている。
(中略)
実際に巨大な惑星が地球に接近しているのであれば様々な天文学的な事象が観測されるはずであるが、2017年までに実際にそういった事は起きていない。こういった終末論に対し、NASAは「言われているような話の根拠となる事実はない」「その惑星があるならば、とっくの昔に発見されている」とニビルの存在[注釈 1]については人類滅亡説を金儲けに利用する為に考えられた嘘だと全面的に否定している[3][4]。

 
シュメール文明との関係

ゼカリア・シッチンはシュメール文明の粘土板に記されたシュメール文字を独自に解析した結果、ニビルにアヌンナキという生命体が存在しており、3,600年周期で地球に近づく度に文明を進歩させて痕跡を残した、地球人はアヌンナキによって創造されたという解釈を見出した。また、別の古文書にはアヌンナキは地球に飛来し、人類に天文学に関する知識を与えたという記述もある[5]。ゼカリアによるとニビルは自身の衛星を、現在の小惑星帯の位置にあったとされている仮説上の惑星、ティアマトに衝突させ、その破片から地球、小惑星帯そして彗星を形成したという。

しかし、ゼカリアのこの解釈は偏向的で不自然な箇所があると指摘されている[6]。また、ニビルの衛星がティアマトと衝突して、地球などが形成された件については、たとえニビルとティアマトがあったとしても、科学的あるいは天文学的に起こる可能性は極めて低いとされている。

なお、他の多くの考古学者らがシュメール文明の遺物を研究した結果としてゼカリアと同様の、または類似する研究結果を発表した者はいない。ゼカリアの翻訳自体が自説に都合の良い改変や誤謬を多数含んだ学術的に根拠も信憑性もないものであり、シュメール関連の学術団体や考古学者、天文学者からは完全に無視されている。

 

ニビル (仮説上の惑星) - Wikipedia

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

ニビル は日本神話に登場するか

 

日本書紀古事記は、エジプト、シュメール、中央アジア方面の神話・出来事などを記録していると考えてるのですが。

そこで、もしシュメールで知られていたというニビルが存在するなら、日本書紀古事記にも出てきていないかと思うのですよね。

 

なぜならば記紀神話は、太陽=天照大神、地球=淤能碁呂島、月=月読命、金星=天津甕星、などの重要な恒星・惑星・衛星のほか、遠方のひこぼしなどの恒星・すばるなどの星団、ほかに彗星なども記録していたわけなので。

それに加えて、中国の惑星の知識を得ていたならば、倭人も火星、木星土星くらいまでは余裕で動きを観測してたはずだから。

 

以下は以前も書いてましたが。

日本書紀」では、イザナギイザナミの国生みの段階で太陽神と月神が生まれました。

その後の黄泉国から帰還したイザナギの禊ぎにより生まれたのは、右目の太陽神=天照大神、左目の月神月読命、鼻の嵐神=素戔嗚尊の3柱は、三貴士(みはしらのうずのみこ)と呼ばれて特に貴い存在とされてるんです。

ようするに、なんで「日本書紀」では太陽神が2人、月神が2人いるのかと。

 

最初の国生みの段階では、太陽、月より以前に、もう一人の神が生まれていました。それがヒルコです。

日本書紀の順番でいえば、 

・太陽神(おおひるめのむち)

月神

・蛭児

素戔嗚尊 

こんな順番でした。

これらが全部宇宙空間の星だとするなら?

 

恒星である太陽が最初にあり、その後惑星の地球、衛星の月が生まれると共にに、ヒルコ、という惑星が生まれて、素戔嗚尊という惑星も生まれていると。

ここでちょっと蛭児と素戔嗚尊がどんな誕生と性格を持ってたか調べると。

 

つぎに蛭児を生んだ。三年経っても足が立たなかった。だから天の磐樟船にのせて、風のまにまに放流した。

 

次に素戔嗚尊を生んだ。このかたは勇しく荒々しくて、残忍なことも兵器だった。また常に泣きわめくことがあった。それで国内の人々を多く若死にさせた。また青山を枯山にさせた。それで父母の二神は素戔嗚尊にいわれるのに「お前は大へん無道である。だから天下に君たることができない。必ず遠い根の国に行きなさい」と。そしてついに追いやられた。

 

日本書紀上全現代語訳p23より

障害児は生きていけないから川に流される・・・そんな倭人の昔あった風習が、この蛭児に反映されているかもですが。

素戔嗚尊は完全に破壊神なのですが、これが惑星だったとしたら、、ブラジルの人が言ってたとおりに破壊をもたらす惑星ですね。

この二神を惑星として考えた場合、太陽系の内側から、遠くに追放された惑星が2つあったという解釈ができるんですよ。

・惑星ヒル

・惑星スサノオ

この2つは太陽系で、大変遠いところの周回軌道を通っている星、だけれど、時々太陽の近くにやってくる、楕円軌道を描いている星のことではないかと。

 

ニビルというのが破壊を司る星だという話があって、そうするとスサノオの性格との一致が読み取れますね。

次に素戔嗚尊を生んだ。このかたは勇しく荒々しくて、残忍なことも兵器だった。また常に泣きわめくことがあった。それで国内の人々を多く若死にさせた。また青山を枯山にさせた。それで父母の二神は素戔嗚尊にいわれるのに「お前は大へん無道である。だから天下に君たることができない。必ず遠い根の国に行きなさい」と。そしてついに追いやられた。

 この記述が楕円軌道で普段は遠い場所にいる惑星、それはニビルだとして読むとしっくり来るような。

 

蛭児、素戔嗚尊の後に、火の神軻遇突智カグツチ)が登場するのですが。中国では古来より「火星」と呼んでいるので、カグツチが火星に対応するのが明らかですよね。

いまの火星は死の星みたいですが、軻遇突智が殺されたことと妙にシンクロしてますね。ということは、軻遇突智は当初は生きていたように、火星も当初は生きている星だったんですかね。

 

蛭児の名はニビルなのか

 

ニビルに似た日本語を集めました。

鈍色(にびいろ)nibi-iro

いびる ibiru

なびる nabiru

伸びる nobiru

 なにかニビルのことのように思えてしまうから不思議。

 不思議といえば蛭児の名です。「日本書紀」の古文での蛭児登場シーンは、こんな感じ。

 次に蛭児を生む。

 

日本書紀(一)岩波文庫p34

次に蛭児・・・に蛭児・・・にひるこ・・・にびる。

偶然に、蛭児からニビルが出てきました。

つぎに蛭児を生んだ。三年経っても足が立たなかった。だから天の磐樟船にのせて、風のまにまに放流した。

 蛭児とは、ニビル子だったのですかね。

素戔嗚尊と蛭児、両方にニビルが記録されている?

 

それとも、太陽系にはニビルのほか、何か自在に動く惑星があるとかいう噂があるのですが・・・そっちだろうか。

太陽系や宇宙の真相は、地球の一般人はまだ知らないことが多いようですが、こうした日本神話の神と、いま噂されるニビルについて、偶然の一致みたいなものが出て来るのは何ででしょうね。

 

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新たな電子書籍でます「封印された叡智の回復(1巻)」+寄付のお願い

新たな電子書籍、出ます。

「封印された叡智の回復(1)」

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凄く大げさなタイトルですが・・・内容はタイトルの通りです。

10月末から11月初旬に販売予定です。

アマゾンのKDPで、激安価格で200円にしようと思います。

 

本文、イラスト、図解、ぜんぶ書いています。 

イラストや図解は、こんなのがいろいろあります。

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これ、2012年から執筆しはじめて、やっと1巻にこぎつけました。

途中で父母とも他界し、嫌がらせ、体調不良が激化、引きこもりライターなのに家にいられない環境づくりがされまくり、事実上追い出され、引っ越すといった苦難があり、本来は2015年に出すところが、6年かかって最初の1巻だけ出せることになりました。

 

今の生活

・在宅でライター、KDPで電子書籍販売、FBAで書籍販売

・歴史とか研究

電子書籍製作

といった感じです。

一人暮らしなので年収的に少なくてもなんとか生きられるとしても、ちょっと無理がある状況です。

研究と電子書籍で、かなり時間とられているので。しかも自宅研究室がボロいので自力リフォームしながら。

しかもブログ含め執筆で努力しても、電子書籍ってなかなか売れないものなんですね。ぶっちゃけお金には困っています。

 

こっそり寄付のお願い

というわけで、歴史研究を進めるための寄付をお願いします。まあ普通にお金を稼いでる企業・団体も、なんやかんや、寄付募っていますしね。個人が求めても良いんじゃないかと。

 

寄付先はこちらのサイト。

ユグドア|チップの送金を世の中全てのホームページへ。

 

「チップの送金先ホームページアドレスを入力」というところに、

ツイッターのたっちゃん@古代史研究のURLを貼り付けるだけです。

 https://twitter.com/t7a7t0o1 」か、

 https://mobile.twitter.com/t7a7t0o1 」を貼り付けます。

少額でもお願い申し上げ増。

 

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近隣の轟音爆音は「陸上自衛隊の演習の音」だとの公式見解がある中、何故か俺が騒音源だとか騒がれまくった件まとめ

巨大な陰謀の中で生きてる俺ですが、今回も鳴り響き続ける爆音について、まとめ的に書いておくことにしました。

 

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ドン!ドン!ドーン!ズドドーン!みたいな連続的な地響きを伴う爆発音について各方面のご意見を集めました。

 (A)・市役所の人「自衛隊の演習の音が聞こえる可能性がある、演習は毎日やってるので」

 

(B)・隣の婆さん「自衛隊の演習の音が届くんです。けっこう響いてくるんです」

 

(C)・東京電力自衛隊の演習の音じゃないかと」

以上が近隣地域の公式見解だったんですが。

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富士山の東富士演習場という、陸上自衛隊が大砲をぶっ放す場所があるんです。

そこから20キロ離れた場所に住んでるのですが。

 

(1)・ドン!ドン!ドーン!というものすごい爆発音が、一日中響き、毎日続く

(2)・バンバンバンバン!という爆竹や花火系の爆発音が、1時間おきに西の方から響く

こういう大騒音が連日続いたんですね。これに関係して色んな問題が起こったわけなんですが。

 しかも公式見解には、何か不都合な真実が隠されていそうでした。

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○いつも助かっております

 

 

時系列的に言う

 

希望の4月

1・俺が4月20日に静岡県東部に引越してきた。今までの住居では騒音の日常だったから、これからはど田舎でサイレントライフをエンジョイしちゃうぞ~とか言って期待をふくらませるばかり。

2・引っ越し完了直後から、お隣がガンガン!カンカン!ドン!と何かを叩いてる。

3・引越し数日後、爆竹花火系の音が北方から聞こえたが、その時はなんだかわからなかった。

 

轟音の5月

1・明くる5月の1日、ドーン!、ドーン!ズドドーン!という爆音が周囲一帯に響き出す。訳がわからない。それから連日のように朝から晩まで続く。

2・ドーン、ドーン!という音がすると、隣がドンドンと壁を叩き出す。何度も同じなので、何故かこの爆音を俺のせいにしてるのが確定。

3・近隣でバカでかいくしゃみを、連日のように出して聞かせてくるおっさんが出現した。どうやらこの爆音に苛立っているらしい。明らかに俺にくしゃみを向けてくる。やっぱり俺じゃないのに俺のせいにしたいらしい。

4・隣がバカでかくしゃみを真似し始める。

5・とりあえず隣の婆さんにドーンの正体を聞いてみると「自衛隊の演習の音です、けっこう響くんです」という。だけど自衛隊なら、なんで俺がうるさいみたいに叩くんだ。

6・近隣の家数件が、雨戸パーン!と大音響で閉め始める。足場をカランカランと大音響で落とす音が鳴り響く。

どうやら皆さん、明らかにドーンに苛立っている。隣の壁ドンがエスカレートする。

隣の猫が床下でギャーッと叫び、梁の上で暴れる。

道を歩けばこれ見よがしにドン!とやる爺さんが現れる。

やめろ、これは俺が出してる音じゃない。

7・旅客機が上空を飛ぶ音と同時に、ドーンが起こる確率が非常に高いことがわかった。なぜだろう?これがなんで自衛隊の音なんだろうという疑問。フライトレーダーを見るとこのへんは航空路になってる。

 

爆撃の6月

1・市役所にドーンという爆音について聞いてみたら、「自衛隊の音が響く可能性がある」とか。やっぱ自衛隊って言ってるじゃないか。

2・相変わらずとなりはドンドンと深夜も早朝も小突いてくる。近隣の車がなぜかうちの前でバン!と車ドアを大音量で閉める。やっぱ俺のせいにしてるだろ。

3・爆竹のような、花火のような爆発音が聞こえ始めたのはこの頃が本格化した。西の方から連日朝から、バンバンバン、ドンドンドンドンという花火爆竹系の音が聞こえる。

それでやっぱり近隣住人がでかい音を立てて抵抗していた。俺が出してるとでも決めつけているんだろうか。

こっちは警察やら市役所やら政府機関やらに相談しまくっている立場なのに。しかし警察も政府もスルーばっかりだった。

 

鳴動の7月

1・花火爆竹系の音については、鉄塔のある高圧電線が原因じゃないかと考えた。実際そちらのほうからしか、同様の音はしてないわけだし。

しかもこの花火爆竹系の音、朝の07:00、08:00、09:00などと同一の時間帯にしか鳴らない傾向が続いたので、人為的、爆発音スイッチが存在すると言う仮説を立てた。

2・ あいかわらすこの音が出るたびに隣がバンバンバンバン叩きまくってくる。

3・ヘリコプターが低空飛行をしても、何故かボンボンボンボンと音が跳ね返ってくる。そういう地面らしい。

4・1日だけ明らかにロケット花火大量着火みたいな音が、西方から聞こえてきて、凄かった。花火爆竹系爆音が続く中で、夜中に誰かが花火をこっちに向けて炸裂させたことがあった。多分何か工作員が派遣されてきたんだろう。

 

喧騒の夏から秋

こんな感じは、8月、9月と過ぎても何も変わること無く、相変わらずいろんな爆音が鳴り響く日常なわけなのですが。

10月に入って、隣の壁たたきがエスカレートしていたので、西側の高圧線の爆発音について東京電力に問い合わせてみた。

すると高圧線を調査したとの電話がきて、そのときは調査の結果異常なしで、「爆音は自衛隊じゃないですか」みたいな話が聞かれた。

実際は高圧線の方向から音がしていたのに、自衛隊の音ということでまとめたいらしかった。全然腑に落ちないわけですが。

その翌日の深夜02:31分に30秒くらい、停電が起こった。窓の外を見るとこの町全体が真っ暗なようだった。

 

自衛隊の爆音っていうことにしたいのか。それはそれで良いんですが。

自衛隊の音=この爆発は俺が出してるわけじゃない」が確定するわけだし。

しかし気になること、気づいたことがいくつか出てきました。

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(1)・ドン!ドン!ドーン!というものすごい爆発音が、一日中響き、毎日続く

(2)・バンバンバンバン!という爆竹や花火系の爆発音が、1時間おきに西の方から響く

 

(2)については、最近こんな記事ありました。

カラス感電で爆発音騒ぎ 福岡・博多区
毎日新聞2017年7月5日 11時54分

 5日午前9時5分ごろ、福岡市博多区美野島付近で、住民から「爆発音がする」と110番通報が入り、付近の約5500世帯が停電した。警察や消防が出動する騒ぎになったが、九州電力の調査で、近くの高圧線でカラス1羽が引っかかって死んでいるのが見つかった。カラスが接触し、感電したのが原因とみられている。
 九電によると、高圧線は付近の民間企業が設置したもの。停電は10分後に全て復旧した。高圧線の電圧は6600ボルトあり、九電は「異常な電気の流れが生じた場合、爆発音のような音がすることがある」としている。【青木絵美

高圧線:カラス感電で爆発音騒ぎ 福岡・博多区 - 毎日新聞

 

九電は「異常な電気の流れが生じた場合、爆発音のような音がすることがある」

 これがまさに、うちの西側の高圧線で起きてるんじゃないですか。

 

(1)の場合は爆音が20キロはなれてるなんて思えない、すぐ近くに上から落とされるみたいな爆音なのです。

 

 気づいたこと

(A)地元では自衛隊の爆音が聞こえるという認識は広くある。それなのに、何故か俺が出している爆発音だと言い始めて騒いで、嫌がらせを仕掛けまくってきた人々。

(B)俺が引っ越してきてから、爆発音、爆音は活性化したみたいな対応されてるのは間違いない。

(C)自衛隊の爆音じゃない爆音も含まれている。

自衛隊じゃない爆音の正体は、高圧線からの音、それに上空を飛んでる旅客機から地表に落とされている衝撃が含まれている。

(D)イルミナティ集スト嫌がらせ組織で連動して、連日のように爆発音を出しまくり、俺のせいにして責め立てるという個人向け偽旗作戦、いわゆる大規模集ストの一環なのではないか。

その場合、俺に文句言わずに、爆音出してるイルミ親分に文句言ってりゃいいのに。

 

 という展開があって、以前までの陰謀論記事に続くわけなんですよ。

俺が出してる音じゃない。でもこうした奇妙な現象が巻き起こることこそ、俺の持ってる超能力の現れだって言われたらどうしようもないんですが。

 

 以前までの記事

・2017年3月 近所の子供が十数年間も不快なほど叫び続けた相手はほとんど飛行機だった

・2017年5月 山間部に響き渡るドーンという爆発音の正体はジェット旅客機のソニックブームなのか

・2017年6月 俺じゃないのに俺のせい

・2017年7月 (動画)高原の森林に自衛隊演習場と飛行機の爆音が響くと、近隣の爺婆が俺のせいにしてぶっ叩かれる日々

・2017年8月 変なことばかり起こる日常

・2017年8月 謎の超能力者ってマジで言ってるんだろうかと考える泡沫の日々

 

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「地球空洞説・地球内天体説」と一致する日本書紀の「地球から太陽神が生まれた」神話

人に嘲笑されるのは、慣れてるといっても、一々傷つきますね。1人が言うんじゃなくて、横を通りすがる不特定の数え切れない数十人、数百人が、俺についてケラケラ嘲笑してるのが分かるもんですからね。

それに加えて各地でPCやスマホ見てる数十万、数百万ていう人々の悪意だとか嘲笑が、俺の心に敏感ペットボトル状態で伝わってきちゃうわけですからね、たまりませんよ。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

そんな世知辛さの感じられる中で、ツイッター見てたらこんな地底人の情報が流れてきました。

すごいよアライさーん! マンホールを開けて中に入って蓋まで閉めるアライグマさんが器用でかわいい - ねとらぼ

http:// http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1710/04/news125.html

@itm_nlabさんから

地底人がアライグマ型の知的生命体なんじゃないかって想像すると、人類はすごく仲良くできそうな気がしました。

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アライグマ - Wikipedia

宇宙人もこんな感じだったらいいのに。

 

○いつも助かっております

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

さて、オカルトに心酔する人は必ず見ている地底の情報。

「地球内天体」

 

地球の中に天体があるとか。

常識を学んできた人々が、ぱっと思い浮かべてみて、もう最初からちゃんちゃらおかしいわけですが。

しかしこれが何か「ひょっとすると」と思わせる要素が見つかったのだから、無視できなくなりました。

 

とりあえず地球内天体というのは何か?というのを検索すると、こんな仮説にたどり着くのです。

 

地球空洞説

地球空洞説(ちきゅうくうどうせつ、hollow Earth theory)とは、我々の住むこの地球は、中身の詰まった球体ではなく、ゴムボールのように中空であったり、別世界へ繋がっているという考え方。古くから概念として存在する。「アガルタ世界」や小説「地底旅行」(後述)が有名である。

大航海時代と20世紀の科学の発展により根拠を失い衰退した。 測地学の分野では長期間に渡って議論されたが、科学者たちは一様にこれを疑似科学であるとして、退けた。これには球殻の内側の凹面は人間などの居住が可能だというアイデアを含んでいる。

 

1692年

エドモンド・ハレー(1692年)イギリスの天文学者。極地方の変則的な磁気変動を説明するために地球空洞説を考案、イギリス学士院で「地球空洞説」を発表した[2]。これは、「水星と同じ直径の中心核と、金星および火星と同じ直径で厚さ500マイルの同心球状の二つの内核とからなる空洞地球」、という説であった。これらの殻同士は空気の層で切り離され、各々の殻はそれぞれ磁極を有しており、さらに異なる速度で自転しているとされた。また、この説では、「地球内部は明るく、おそらくは居住可能であること」、さらに「そこから逃げてくる発光性ガスによって、揺らめくオーロラが生じる」とされた。

 

1741年
ニコラス・クリミウスの地下世界の旅(1741年)デンマークのルズヴィ・ホルベアの風刺的小説。主人公のニコラスは洞窟探検中に穴に落ち、地球内部の空洞へ行く。地球内面の国や、空洞内を回る惑星で奇妙な社会を見聞し、地底人の政治闘争に巻き込まれる。

 

1770年

 レオンハルト・オイラー(1770年頃)スイスの数学者。「オイラーの公式」や「オイラーの多面体定理」で知られる。こちらは多重球殻を採用せず、「地球内部の高度な文明を照らす、一個の内部太陽」を仮定した。

 

地球空洞説 - Wikipedia

 

17世紀から提唱されていた仮説だったんですね。

まあ現実的な人は、地球内部の空洞って、大規模な洞窟や鍾乳洞みたいな空間のことじゃないかって考えますよね。子供の頃にたしか東京の奥多摩日原鍾乳洞に行った記憶があるのですが、あんまり覚えてないです。

広めの洞窟だったら、地底人的な暮らしをしてる人が住み着いてもおかしくない話ですし。地底人についても地底の洞窟に暮らしたという意味なら、普通の人も許容できます。

地球内空洞および地底人の存在については一部は認められつつ、じゃあ「地球内の天体がある」という仮説については、誰もがそんなのあるわけないと、脊髄反射的に瞬時に思ってしまうことですが。

自分自身もそんなのあるわけないだろうと考えていました。・・・以前は。

 

なんか低学歴的な超古代史研究をしているうちに、引っかかるところが出てきてしまいました。

世界には未知の地底世界があって、そこには人間と違う知的生命体が居るという記述は世界中に残っているのだし。

欧州のユグドラシルやアースガルズ、インドのアガルタとシャンバラ、シュメールのイシュタルやイナンナの冥界下りなどは、おそらく紀元前からから伝わってましたし。

仏教の地獄という概念自体も、地底世界のことを表しているようですし。

日本でもイザナミが地底の黄泉の世界にくだり、イザナギが後を追いかける、そんなイシュタル・イナンナ系の冥界下りの話が伝わっているわけなんですよ。

f:id:kl117cr233:20171005055022j:plain

https://en.wikipedia.org/wiki/Yggdrasil

スサノオが母なる根の国を治めるというのは、すごく意味が深いです。

スサノオの母というのは、伊邪那美イザナミ)を指して言っていますよね。イザナミは黄泉大神といって、地底にあるという黄泉の国の支配者となっているわけなんですよ。 

こうした古代の神話を見ると、なにか地球内には広大な空間があり、知的生命がいるみたいな、現実を反映してるんじゃないかと、思ったりします。

 

でも、以前地底に行ったという人が撮影した、地底の写真であるとして出回ったものが、実は北極圏の地上の写真だと明らかになったりしたんですよね。

そういったこともあり、実際の証拠があんまり確認できない状況でした。

 

CIAの人が地球空洞説と地底人の存在が事実と言ってる件

 

エドワード・スノーデンという人がいまして、この人はアメリカ国家安全保障局 (NSA) 、中央情報局 (CIA) の元局員だった人なんですね。日本で言えば日本政府の内閣府とか公安みたいなとこですよ。

それでNSAの個人情報収集方法の暴露とかしちゃったので、アメリカ政府に追われる立場になってロシアに亡命して保護され、今はロシア政府に協力して活動をしているのが現状といったことなんですが。

このスノーデンさんが、2012年だか2013年の頃、突拍子もない話をしていたのですよ。

 

地球空洞説を証明する驚愕映像! これが地底国アガルタの入口か? スノーデンは地底人の存在を暴露! | ページ 3

 

【激ヤバ】国家機密を暴露する #エドワードスノーデン #PRISM計画 - NAVER まとめ

こんな感じで。

このへんをまとめると、

・地球の地下に人類より知的な現生人類が存在するという公式文書がある

・海底の熱水噴出孔へ入って行ったり、太陽の軌道に入れる乗り物がある

・これらは国家機密になってる

というふうに、母国を裏切って活動をしているCIAの人がこんな話を事実として話しているだなんて、なにか急に信憑性が増してしまうような印象ですよ。

 

上にあるURLのページには幾つか動画があるのですが、地球のマントル内部の内核が、熱源・光源となり、太陽と全く同じ働きをしているのだと言ってるビデオがあるんです。

これがホントだとすると、地球人類の21世紀の知識や学術というのは、デタラメだったり、いまの人類のほとんどは、全く宇宙の真理に届いてないことが多いんじゃないかってことなんですが。

これの確認の方法は今のところ無いというか、或いは上位の人々はわかっているのに、トップシークレットなので一般民衆に公表されない状況です。

 

日本書紀の3人の天照大神と地球内天体の描写

 

日本書紀」って誰もが読んでいるわけじゃないんですね。ちらっとペラっと読んでみた、学校の授業で触れた、研究で読んだみたいに。

まあ、神話の本だから頻繁にじっくりなんども読み返す本じゃないですからね。俺の場合は適当に歴史研究をしていることもあり、手元の日本書紀の翻訳版は、破れて変色するほどボロボロになるまで何度も読み返してきたのですが。

天照大神という神様がいまして、このかたは原初の神の後に生まれた神世七代イザナギが禊ぎをしたことで誕生したっていうのが、一般の通念というか一般に広まっている常識ですよね。ところが日本書紀を読んでいると天照大神というのは「2人いる」のが確かなことなんですよ。

 

●1番目の天照大神

最初に登場した太陽神は、イザナギイザナミが淤能碁呂島の周囲を回って夫婦の行為をして誕生したのです。

しかしその時の名前は大日孁貴(おおひるめのむち)と言って、天照大神とは別の太陽神でした。

 

 ●2番目

 イザナギが黄泉の国から帰還して、橘の小戸の阿波岐原(檍原)で禊ぎをしたとき、左目から誕生したのが太陽神の天照大神、右目から誕生したのが月神月読命、鼻から誕生したのが素戔嗚尊でした。

この神話については、中国神話で天と地を分け隔てた神「盤古」と共通していました。「左目が太陽になり、右目が月になり、息が風や雲になり声が雷になった」と。

日本神話が盤古神話を取り入れているか、或いは殷や周といった中国の超古代と、縄文時代で共通する神話の要素だったものだと言われます。

 

日本の太陽神は、元々は別々の神様だったのが、天照大神という一人に神格を集合していると、個人的には見ています。

おそらくエジプトの太陽神、ギリシャの太陽神、日本の太陽神、こういったところをくっつけて天照大神という1つの人格に作り変えているのが日本神話の真相であると。

何故かと言うと天照大神の名前を見ればわかりますが・・・詳しくは以下の記事で。

 

参考記事

天照大神は古代オリエントの太陽神の習合だったってことで

ミトラ    M I T R A

ミスラ    M I S R A

マイトレーヤ M I T R E ya

ミトラス   M I T R AS

天照大神   aM a Te R Asu

・・・・・・・・・・

アポローン A  Po Lo N

ヒルメ  Oh Hi Ru Me

 

こんなふうに日本の太陽神は、世界の太陽神の名称を組み合わせたような名前をしているのです。これは偶然でもなんでもないです。古代の倭人が計画的に行ったことでした。

日本人はエジプトからユーラシア大陸にかけての民族・文化・信仰を融合したから、神様も同じようにして習合して、こうなってるわけなのですが。

前置きが長くなりましたが、ここからが本題になっちゃったりするわけです。

 

日本の太陽神は地球内部から宇宙空間に露出した

 

凄く変なことが書いてあるもんだと、10年前は思ってたのですが。近年盛り上がってる(?)地球空洞説や地球内天体の話と完全に整合してしまってると分かって、こりゃ無視できないと思いました。

日本書紀」の太陽神、大日孁貴(おおひるめのむち)が誕生した場面を詳しく見て見ます。

イザナギイザナミの神生みの場面で

 

「私はもう大八洲国や山川草木を生んだ。どうして天下の主者たるものを生まないでよかろうか」と。

そこで一緒に日の神を生み申し上げた。大日孁貴という。

─一書に天照大神という─

この御子ははなやかに光りうるわしくて、国中に照りわたった。

それで二柱の神は喜んでいわれるのに、「わが子たちは沢山いるが、まだこんなにあやしく不思議な子はない。長くこの国に留めておくのはよくない。早く天に送り高天原の仕事をしてもらおう」と。

このとき、天と地はまだそんなに離れていなかった。

だから天の御柱をたどって、天上に送り上げた。

 

日本書紀(上)全現代語訳」講談社学術文庫p23より

 

要するに、太陽神が生まれた場所は、地球だった。

そう「日本書紀」は書いてるんですよね。

 

太陽が地球から生まれ、宇宙に打ち上げられた、っていう内容は、なんか変な記述じゃないですか。

科学的にはまず46億年前に太陽系を構成するひとつのガス雲があり、重力で徐々に物質がよりあつまり、太陽という恒星ができて、同時に水金地火木土天冥海の惑星ができたっていうのが一般論なのに。

まぁ日本書紀の神代の記述は「神話だから」、って話にもなりますけど。

 

ちなみに月の神月読命の誕生シーンも、

次に月の神をお生みになった。

そのひかりうるわしいことは、太陽に次いでいた。

それで日と並んで治めるのがよいとまた天に送った。

 

日本書紀(上)全現代語訳」講談社学術文庫p23より

 月も地球で生まれて、天空に打ち上げられたことになってました。

 

 こんなふうに、太陽と月が地球で誕生し、神によって宇宙に打ち上げられたなんていう神話を見せられると、なんかもう地球内天体もそのうち出てくるよ、みたいなオカルトの話も、単なる与太話と言えないような、なんか奇妙な話になってくるわけなんですが。

 この後、太陽と月の誕生のあと、イザナミは黄泉と呼ばれる地底に潜ってしまうわけなんです。が、この後に再び太陽と月がイザナギから創造されているというのが不思議なところ。そう、日本書紀によれば、太陽と月の創造は2回あった、、太陽2つ、月2つあったということなんですが。

時系列

イザナギイザナミが神生みで太陽神と月神を生む

イザナミが黄泉に行き、イザナギが後を追う

イザナギが黄泉から帰還後、右目から太陽神・天照大神、左目から月神・月読尊が生まれる

 

ここで考えてみたいのが、黄泉というのはそもそもイザナギイザナギが、大陸を作る時(国生み)の時に同時に予め作っておいた世界なこと。

地底の黄泉という内部空間を作ったのも、イザナギイザナミなんですよね。

 ア・イザナミは最初に黄泉という内部空間をつくった

イ・淤能碁呂島の天の御柱で太陽神大日孁貴を生んだ

ウ・太陽神を天の御柱を使って天空に打ち上げた

エ・イザナミは黄泉に入った

 

このイ・ウの出来事ですね、これって地上というか、太陽神は地底の黄泉から持ち上げられてる気がしますね。

何故かっていうと、

人間の女性の生殖器官が、地球の黄泉にならぞえて、描写されてるからなんですよ。人を生み出す子宮は人の体内にあるのと同様、神を生み出す黄泉は地球の体内にあるってことですからね。

すると地球が「何か超越的なもの」を生み出したことがある生命体という話も、しっくり来るわけですが。

 

だから「日本書紀」で太陽神が生まれた場所は、そもそも黄泉であって、そこがとんでもない超絶的なパワーの溢れる空間だというのも、記紀に描写があることですし。

イザナミが黄泉の世界で、八種類の雷神のちからをまとっているという描写があるのですよ。これは、プラズマ体が地球内部にあることを示していますよ。太陽神大日孁貴の光り輝くみなもとになってるものと、雷は同じじゃないですか。

そういえばインドのアガルタ神話では、セントラル・サンていう地球内天体(地球内太陽=地球の核)が存在するというのと、地底に八種類の雷がいたというのも関係しそうです。

 

まとめるとこうなる 

 

ということで、今回の長い話をまとめると、

1・日本神話は地球(自転島=自(おの)転(ころ)島=淤能碁呂島)を作ったのはイザナギイザナミだという

2・イザナギイザナミらは、地球=淤能碁呂島で、大陸の創造(国生み)をしたと同時に地底の空洞=黄泉を作った

3・イザナミは最初から作っておいた地底の黄泉にもぐると、八種類の雷神を体にまとってた。つまり地底に雷みたいなエネルギー体があるという

4・太陽神=大日孁貴は、地球の地下空間(黄泉)で生み出された、それは八種類の雷神と同じものなんだろう

5・地底で生み出された太陽神は、天の御柱を通じて天空に上げられた。

 

日本書紀は地球内天体仮説を含んでいる書物、日本神話は地球内天体仮説を含む話、だったんですよ。

 

ps ちなみに地球から光り輝く天体が生まれたとしたら、太陽と同一のものなのか、それとも違うものか、それは今も宇宙にあるのか?というのはわかりません。

 

   

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