人生があまりに、くだらないバカバカしいので、好きなことして生きてますが。電子書籍はちょっとづつ進んでおり、土地も家も手に入れますが、そのことについてもいずれー。
○いつも助かっております
いま噴火してます浅間山は、日本屈指の火山
大昔から火山活動が活発で、何度も記録が残っています。古くは黒斑期という2万1千年前から、火山が噴火してたらしいです。
詳しくは浅間山 - Wikipedia で。
文書の記録としては
685年(天武天皇14年3月:飛鳥時代)『日本書紀』に白鳳地震の5ヶ月後、信濃国で灰が降り草木が枯れたとする記述があり浅間山の噴火とされたが、具体的に浅間山と記述されているわけではなく、風向きから寧ろ西方の例えば新潟焼山や焼岳などの噴火の可能性もあるとされる。
(ウィキペディア)
こんな古くから。
噴火記録を見ると、
噴火記録(太字は被害記録があるもの)は685年、1108年、1281?年、1427年?、1527-1528年、1532年、1596年、1598年、1604年、1605年、1609年、1644-1645年、1647-1649年、1651-1652年、1653または1655-1659年、1669年、1704年、1706年、1708-1711年、1717-1718年、1720-1723年、1728-1729年、1732-1733年、1754年、1776-1777年、1783年(天明の大噴火・鬼押出し)、1803年、1815年、1869年、1875年、1879年、1889年、1894年、1899年、1900年、1901年、1902年、1904年、1907年、1908年?、1909年、1910年、1911-1914年、1916年、1917年、1919年、1920年、1921年、1922年、1927年、1928年、1929年、1930年、1931年、1932年、1934年、1935年、1936年、1937年、1938年、1939年、1940年、1941年、1942年、1944年、1945年、1946年、1947年、1951年、1952年、1953年、1954年、1955年、1958年、1959年、1961年、1965年、1972年、1973年、1982年、1983年、1990年、2004年、2008年、2009年、2015年
こんな感じでした。
だから今回浅間山が噴火しても、地元の人からすれば別に珍しくもないことだとか。しかし今回の噴火は、自分の行動と重なっていることもあり、少し気になっていますが。
このページに、こんな興味深い文章がありました。といっても何の興味もない人は、普通はスルーしてしまうでしょうけど。
信仰と伝承
「あさま」は火山を示す古語とされる。富士山の神を祀る神社が浅間神社(せんげんじんじゃ)と呼ばれるのも同様の理由であり、阿蘇山の「あそ」も同系のことばであると言われる。浅間山も多くの山々と同じく、古くから信仰の対象となっており、浅間神社(通常の浅間神社とは祭神が異なる)が鎮座している。
つまり浅間山は富士山の浅間神社信仰の山であるということでした。富士山と浅間山の神様は同じなのです。これも興味深いですが、個人的興味は別の所です。
「あさま」は火山を示す古語とされる
これ。ほんとなら、全国の火山は「あさま」だったのかと・・・。
でも調べるとそんなことはなく、熊本の阿蘇山、群馬・長野の浅間山、北海道の有珠山、この3つの火山には当てはまっている気がします。
その理由はこんな風に。
阿蘇 a-so
浅間 a-sa-ma
有珠 u-su
発音が一致しているということで、わかってくると思いますが。
なんでこの3つだけが、あさ、うすと似通った名前になってる火山なのかは、電子書籍「日本の地名の真の由来と神武東征のカラクリ仕掛け(上)」に目を通した人ならなんとなくわかると思いますが。
九州系地名と呼ばれるもので解読できるということを。
九州、近畿、関東、青森、北海道中央部は、同一地名の土地なのであり、
ここに九州の阿蘇山、関東の浅間山、北海道の有珠山が対応しているから、ピタリと一致してたのですよね。
これは日本の九州系地名の一致例ですが
詳しくは「日本の地名の真の由来と神武東征のカラクリ仕掛け(上)」で。
この本、今あらためて読み直すと欠陥だらけです。いずれ直して無料で公開と販売していきたいと考えてますが・・・。
そういえば。
阿蘇山は熊本県にありますね。熊本は昔からある地名です。それで、「熊に阿蘇」なのを記憶してください。
群馬の語源は「車(くるま)評、車郡」でした。つまりこちら「車に浅間」。
つまり、
熊 ku-ma a-so 阿蘇
車 kur-ma a-sa-ma 浅間
つまり山岳名のみならず、地名としても一致させてあったのですね。
古代に浅間山は、関東地方における阿蘇山の代わりとして見られていたということなのではと。想像ですが。
そういえば。
日本で古来、火山や噴火のことをなんと呼んでいたか、ですが。調べてもわからなかったのですが、古来噴火の時には「灰が降った」とか「火を噴く」とは言っていたようですが。噴くというのはそもそも火山活動を表す言葉でした。
江戸時代には「噴火」という言葉があったようでした。
「噴く」の古語を「学研漢和大字典」で引くと、「ハク、フキクタス、フク、フフク」とあって、やはり昔は「○○山が火を噴いた」「○○山が灰を噴いた」といって噴火したことを表したんではと思います。
それで言語学者や言語学研究してる人は、縄文時代からの言葉であると考えるのが普通だと思いますけど。でも、この発想は違ってるかもしれませんよ。
何故かと言うと・・・
で、世界の言語を調べるとわかってくるのですが。
火山のことをヨーロッパでは、
英語 ヴォルケイノー volcano
独語 ヴルカーン vulkan
仏語 ヴォルカン volcan
伊語 ヴルカーノ vulcano
西語 ボルカーン volcân
露語 ヴゥルカーン вулкан
ポ語 ヴゥカオン vulcão
オ語 ヴルカーン vulkaan
(※西語=スペイン語、露語=ロシア語、ポ語=ポルトガル語、オ語=オランダ語)
と言ってるのですよ。このヴォルケイノー、ヴォルカンみたいなのをひとつひとつ発音してみると、ぜんぶ同一系統の言葉だとすぐわかってきますけど。
これらの火山を表す言葉は、
※ローマ神話のウルカヌスVulcanusという火と鍛冶の神に由来
してるとのことです。日本で言うと火の神は軻遇突智だとか、木之花咲耶姫。鍛冶の神は金山彦、金山媛、天目一箇神など知られますが。
日本語はしばしば濁音と入り混じってますね。
「ぶくぶく」は泡が吐き出される、噴き出す意味で使われる擬音です。
これ、「噴く噴く」のことなんですよ。だから「噴く」の「ふく」は「ぶく」と濁音化するということです。
東北地方のズーズー弁があるように、日本語は濁る場合と濁らない場合があったようでした。
fukuはbukuであり、場合によってはvukuだったかも。
これを踏まえて上記の欧州言語と比較してみると、
英語 ヴォルケイノー vol-cano
独語 ヴルカーン vul-kan
仏語 ヴォルカン vol-can
伊語 ヴルカーノ vul-cano
西語 ボルカーン vol-cân
露語 ヴゥルカーン вул-кан
ポ語 ヴゥカオン vul-cão
オ語 ヴルカーン vul-kaan
日本 ぶく vu-ku(bu-ku)
日本 ふく fu-ku
日本 ふかす fu-ka-su
つまり日本語の火山活動を表す噴くは、欧州の火山=ヴォルケーノと同じところに起源を持っているという可能性は無いと言い切れませんね。「l・r」は日本語では省かれる傾向にあるのは、昔からだったんですかね。すると日本語の「噴く」はローマ神話のvulcanusを語源として、紀元前に日本列島に入り込んでいるんだとしたら。
欧州や中東の鍛冶(金属器精錬)の歴史はヒッタイトかメソポタミアか、古代エジプトからと言いますが。鉄利用の歴史を見てみると、
鉄利用の歴史
古代今のところ製鉄技術が普及し始めたのは紀元前25世紀頃のアナトリアと考えられているが、鉄の利用自体はそれよりも古い。メソポタミアでは紀元前3300年から紀元前3000年頃のウルク遺跡から鉄片が見つかっている。また、エジプトのゲルゼーからも、ほぼ同時期の装飾品が見つかっている。これらの鉄器はニッケルの含有量から隕鉄製と考えられている。鉄利用の開始は更に有史以前に遡ると思われるが、詳細はわかっていない。カマン・カレホユック遺跡やアラジャホユック遺跡、紀元前20 - 18世紀頃のアッシリア人の遺跡からも当時の鍛鉄が見つかっている。
古代・中世前期日本
鉄器は紀元前3世紀頃 青銅とほぼ同時期に日本へ伝来した。当初は製鉄技術はなく輸入されていた。
青銅は紀元前1世紀頃から日本で作られるようになり、製鉄は弥生時代後期後半(1 - 3世紀)頃から北部九州のカラカミ遺跡(壱岐市)や備後の小丸遺跡(三原市)で開始され、それから時代が下り出雲地方や吉備でも製鉄が行われるようになった。
拙著にも書いてますが、日本神話には度々製鉄と鍛冶の場面が登場してますが、じっさいの日本列島で製鉄が行われた痕跡というのは、紀元前はとても希薄なのですね。
製鉄場面が登場する日本神話の舞台とは、大陸なんじゃないかという話ですが。
つまりvulcanusが元になって「噴く」が日本語に入って用いられているとしたら。弥生時代の日本語というのは、中東、欧州、アジア、縄文人の言語が混ざり合いつつある過渡期で、そのころにbulcaが噴くとして定着し始めたのではと。妄想ですけど。
以前にまとめた記事
・日本語のまじない(majinai)と、英語のmagicの語源は同じ?
「灰」について調べるとこんな事実も。
英語 灰 ash
オ語 灰 asse浅間 asa-ma
阿蘇 aso
日本語の火山の古語としての「asama,aso)」に通じる、英語のash。
「灰色」について調べる
日本語 灰色 ハイ
パイがハイになってるだけという・・・。
日本語=弥生時代に中東欧州言語にユーラシア各地の言語が合わさった複合言語。ということで。
低学歴の妄想でしたが、先生方でもたまにいるでしょうし、こういう考えは。もっと大和民族の正体を見極めたいと思います・・・。
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