たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

逆さ読みは鏡合わせと同じなのかね

今回は雑記みたいになっております。本当は世間にイライラさせられっぱなしなので、ムカつくから世界の秘密を大暴露しようかと思ったのだけど・・・気が変わったので別のことを記しています。

 

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「逆さ読み」してみる

 

逆さ読みとは日本でも昔から使われてる隠語のこと。倒語も似たようなもの。

逆さ読み - Wikipedia

隠語 - Wikipedia

倒語 - Wikipedia

逆さ読みって、一見して意味がない風に見えるかもしれないですよね。しかし逆読みして、意味を読み取ってみると、なにか真意が現れてこないだろうか。

たとえば俺は押しも押されもしない「たつや」なのだが、以前、防犯宗教の中学生がうちの前を通るときに頻繁に「やったーやったー」と連呼してた。これは誰が見ても俺をからかうために発言してたに違いないんですけど。

イルミ界では、アナグラムと同様に倒語・逆さ読みが頻繁に使われてる傾向にあるんではないだろうか。なんとか業界ではなんでも逆さ読みにする傾向がみられるし。例えば話の「ネタ」って「種」のことだしみたいなこと。

しかし逆読みしたときの「やった」という言葉自体は、「成し遂げた」の意味があるので、悪い言葉ばかりじゃないと思う。それに「達也」自体が「達する成り」の意味で「成し遂げた」と同じ意味合いになるのは興味深いではないですか。

俺の名前は、上から読んでも下から読んでも「成し遂げる」という意味になって不思議だったのだが、今のところ名前負けしちゃってすいま千。

俺の名前にはTOTが入っているけど、逆さ読みしてみてもTOTOが入ってる(ToT)。(AYUSTATOTOMONOE)

TOTOって水まわり製品の会社だけど、風呂、トイレ製品とかの。そうすると俺は水瓶座であるから、名前自体も運命的に決まった感じなのかと。

でもトトってこっちの意味もあるのですけど。

トート - Wikipedia

トート(ギリシャ語:Θωθ;トト[2]とも)は古代エジプトの知恵を司る神。古代エジプトでの発音は完全には解明されていないがジェフティ(エジプト語:ḏḥwty)と呼ばれる。聖獣はトキとヒヒ。数学や計量をつかさどる女神であるセシャト(英語版)を妻(または妹)としている。

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自分の名前に神様がいるって、思ったことある人いますかね。なんか俺に関係するんじゃないかって、考えてしまいませんかね。

俺の場合、人としての器が足りないくせに、名前にやたらと神様が入ってるみたいなので呪われてるんですか。

 

さて、世界の国家をローマ字表記して逆読みして、日本語解釈してみる。

・JAPAN NAPAJ 菜っ葉路・・・緑の路か、言い得て妙。

・RUSSIA AISSUR 愛する・・・え。

・CHINA ANIHC 兄貴・・・どこの。

・IRAQ QARI カレー・・・いける

・IRAN NARI 成・・・達成か。

意味不明なものは外したのだが、これらを見るとけっこう何か意味深な気がする。

ついでに埼玉

・SAITAMA AMATIAS 天照(アマテラス)すごかった。

 

こうした逆さ読み、倒語みたいな隠語がどうしてあるんだろう。それはこの宇宙がシンメトリーと言われる、左右対称性の法則を持ってるからだと解釈ができるかもしれないんですけどね。鏡や反射という現象そのものが、そもそも宇宙の左右対称性を象徴する要素みたいに感じられますし。

この世界はちょっとしたことで、全てが逆さまになってしまう気がするし。川の流れが東から西だったのが、いつしか西から東になった古隅田川みたいな。

東京の象徴的河川「隅田川」と埼玉県東部の小さな河川「古隅田川」の深い関係

 

ところで鏡合わせといえば。

 

鏡合わせによって、鏡の中に無限に続く回廊かのごとき、シンメトリーの仮想空間を作ることができるんですよね。

合わせ鏡 - Wikipedia

そして鏡が存在するからこそ「パラレルワールドが実在しておかしくない」と言えるんですけどね。身近な鏡が宇宙の仕組みを表しているではないですか。無限に広がっていくような鏡合わせの光景は、宇宙が同じように無限につながっている、連鎖構造かもしれないって感じさせませんかね。拙著(電子書籍)の「九州系地名」みたいなかんじで。

そういえばこの鏡合わせ、実は世にも恐ろしい行動だって知っていましたか。昔から鏡合わせによって悪魔が現れるなんていう話があったり。

鏡合わせと悪魔が結びついてるということは、「逆さ読みと悪魔も結びついている」可能性はありますよね。日常的な言葉を、逆から読んで全く別物にしてしまう魔法みたいなものなのですからー。

 

ということで俺の名を逆さ読みすると出てくるトト神が、ほんとに力を発揮し出すことを祈ってみよう。 

 

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神武東征の開始紀元前666年より2470年前の「始まりの時」とは何か

日本書紀」で神武天皇が口にした言葉。

天孫が降臨されてから、百七十九万二四七十余年になる」

 

179万2470年━━━( ゚д゚ )━━━!・・・

 

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 ど~ん

 

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天孫降臨

 

高天原の瓊瓊杵命(ニニギノミコト)が地上に降臨した出来事が「天孫降臨」です。

 

瓊瓊杵命━火遠理命━鵜草葺不合命━神武天皇

ということで、神武天皇が言うには、瓊瓊杵命~神武天皇の時代までが179万2470年ということで、わずか4世代なのに179万年なのは、なんかオカシイ。

 

本来179万年というのは人類の記憶には全く残っていない。

絵画の記録として世界で最も古いものは

絵画 - ホーレ・フェルスの洞窟壁画 洞窟は南ドイツのシュヴェービッシェ・アルプ(英語版)にあり、壁画はオーリニャック文化によるもの。後期旧石器時代にあたる約3万5000年前に描かれたと推定される。

世界最古の一覧 - Wikipedia

 文字ではなく、絵画でさえも3万5000年前が最古だったとか。179万年にはかすりもしない。

 

世界最古の通信・文字記録を見ていくと、

円筒印章 最も初期の円筒印章は紀元前36世紀頃の層から発見されたシャファラバードで発見された印影(印章そのものではない)であり、この時代以降、手紙や契約文書の主体を示すために急激にメソポタミア各地へ広まった。

円筒印章 - Wikipedia

 

粘土板文書 - シュメールの都市ウルクの遺跡第4層から出土した、紀元前3300年頃のもの(ウルク文化)。


墨文書 - 文字が刻み込まれた卜占用亀甲獣骨に残る墨の跡 :紀元前14世紀の殷代中国。


地図 - バビロニアの世界地図 紀元前600- 500年頃の新バビロニア王国で作られた粘土板が、現存する世界最古の地図であり、世界地図である。


ピラミッド・テキスト - エジプトのサッカラにあるウナス王のピラミッド内にヒエログリフ古代エジプト文字)で刻まれた人類史上最古の宗教碑文。


本 - ソフィア世界史博物館にあるエトルリア語の製本 :紀元前500年頃。


図書館 - 世界初の図書館 - アッシュールバニパル宮廷図書館 :ニネヴェ(新アッシリア王国)。紀元前7世紀に創設。

世界最古の一覧 - Wikipedia

 

ちなみに地球上に神や文明が現れたとする時代は、世界各地で一応伝えられてきてます。天孫降臨から179万年なんて甘っちょろい。

 

ヒンドゥー教のブラフマの一生は311兆400億年 わけわからん。

ヴィシュヌの説明とヴィシュヌの置物通販

 

ブラフマーと三位一体の神であるヴィシュヌの年齢は、宇宙が誕生するずっと前で、ブラフマーの100年(311兆400年)がヴィシュヌにとっての1日。アホかと。

(でも相対性理論によると、宇宙空間で常に高速移動しているとしたら時間の進み方が違う「ウラシマ効果」で有り得る。)

 

ヒンドゥー教の賢人サナト・クマーラ

1850万年前に金星から、地球のロゴス(地球の創造主、神)の、物質界における代理人としてやって来たとされる。

サナト・クマーラ - Wikipedia


鞍馬山には650万年前に金星から神が降り立ったとか。その神はサナト・クマーラだったという。クマラで鞍馬。ダジャレだったのか。

鞍馬山 - Wikipedia

 

古代ギリシアの哲学者プラトンによれば、アトランティス文明は100万年前に絶頂期を迎えたが、1万2000年前に海中に没して滅亡したとか。

アトランティス - Wikipedia

 

・ゼカリア・シッチンがシュメールの粘土板を翻訳したところによれば、惑星ニビルの神アヌンナキが最初に地球にやってきたのは45万年前だそう。

ゼカリア・シッチン - Wikipedia

シュメール王名表にある初期王朝の王の年齢は、2万年~4万年ほどもあったとか。

シュメール王名表 - Wikipedia

 

韓国は半万年の歴史とか言ってますけど、日本人はこれを笑ってるわけなのですが、日本は179万年だって神武天皇が言ってますからね。馬鹿にできませんよ。そこにインド人がいたら「うちは何百兆年だからへへへ」とかいって自慢しはじめますよ。

 

ということで、人類が文化的な創造物(絵や土器)を作れない、しかも言葉が未熟なときから、神の概念と伝説の継承はあったのか?と疑問なんですが。

たとえばわずか数百万年前の人類は言葉もうまく操れなかったわけです。そんな中でいうなれば現代にチンパンジーや人の3歳児が、聖書を丸暗記するようなことをして、後世に延々と伝えられたか?といったら無理だと思いますけど。

そう考えると神武天皇が言う179万年というのは、ひとまず横に置いたほうがいい感じなわけですけど。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

一方で神武天皇がいう「2470年前」というのは現実的な感じがしないでもない。

神武天皇の東征の始まりが「日本書紀」から導かれる「紀元前666年」だったと仮定して、さらに2470年前の出来事を辿って見ませう。

 

 

666+2470=3136

 

紀元前3136年という数字が導き出されるわけなんです。

 この数字は一体なんなのか。

この頃に世界の文明発祥地では、何が起きていたか。

 

縄文時代に製鉄技術は存在しないのであるが、神代を縄文時代と見る人もいます。神代には縄文時代ではありえない、天目一箇神という鍛冶の神が登場していたり、なにかと金属器に関係する記述が多くなっています。つまり神代の記述が日本列島のことなら、弥生時代以降の出来事を記していることに間違いないと考えてみたりするんですが。この点は電子書籍上巻にまとめてましたが。

 

神武天皇古代イスラエルの王だったと仮定すると、どうしてもシュメールとエジプトは関係してくるので、そっちから解釈を持ってこよう。

 

・シュメール文明ウルク文化期

紀元前3500年、円筒印章でコミュニケーションしはじめた。

シュメール語の文字が出始めたのが紀元前3100年。

ウルク文化 - Wikipedia

 

古代エジプト第1王朝

紀元前3500年ころ、主神をホルスとする上エジプト、主神をセトとする下エジプトが成立する。

紀元前3150年ころ、初代ファラオのナルメル王、最初に統一された第一王朝を建国する。

古代エジプト - Wikipedia

 

 ナルメル王はメネスと同一視されてるとか。このかた、ホルスから王位を受け継いだとか。つまり神から人に王位が受け渡されたということで、神武天皇の立場と似た感じがしないでもないです。

 

と、朝5時に執筆してたら、向かいの教諭が煙草吸いながらゲホゲホ、オゲッへゲッへァ!、ボッへァ!とわざとらしく大声ゲホゲホ聞かせパフォーマンス始めたので中断した・・・。

再開。

 

古代エジプトのホルス神は太陽と天空の神。

ナルメル(メネス)王は天の神の後裔、つまり天孫として降臨したのがナルメル(メネス)王として、当てはまっているように見えますけど。

一方で

シュメールのウルク王朝の最初の王メスキアッガシェルも、太陽神ウトゥの息子。なわけですよ。

シュメールとエジプトの紀元前3500~紀元前3100年頃の王は、どちらも太陽神の後を受け継いでいるわけなのですね。この時代にシュメールとエジプト両方に天界から地上へ降臨した神がいると見ていいわけなんですよ。

ホルスとウトゥは同じなのかということも。

 

もしかすると神武天皇がいった179万2470年の「2470年前の天孫降臨」とは、この出来事を指しているかもしれませんよ。もちろん神武天皇古代イスラエルに居たと仮定してのことです。

 

瓊瓊杵命━火遠理命━鵜草葺不合命━神武天皇

 

4世代で179万2470年・・・。この系図には、4世代の意味以上のものが含まれてるのは確実。

 

 

 

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天照大神は古代オリエントの太陽神の習合だったってことで

 たいよう神 ( 一一)ノ「いよう」・・・

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天照大神 - Wikipediaより

 

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ミトラ

 

ミトラというのは古代ペルシアの神、古代インドの神で、日本で言うところの縄文時代後期には確認されてます。古代ローマに伝わって信仰を集めました。ミスラともいいます。古代ローマではミトラス。

日本列島に入ってきたのは、ミトラが中国で弥勒菩薩となったものが入ってきたのが最初というんですが、じつはミトラはそれ以前から、おそらく弥生時代倭国に入って信仰されてたんですよ。

このことは名前で分かるようになってました。ユーラシアに広まった太陽神の名前を比較してみると、

 

ミトラ    M I T R A

ミスラ    M I S R A

マイトレーヤ M I T R E ya

ミトラス   M I T R AS

天照大神   aM a Te R Asu

 

日本の天照大神は、もとはミトラだったことがわかる。

「あまてらす」は「アミトラス」だった。んでは。すると古代ローマの「ミトラス」は完全に一致。

ミスラ - Wikipedia

ミトラは「太陽の神であり契約の神」って言われます。「日本書紀」で天照大神スサノオと契約しているわけなので、ミトラと天照大神は「太陽の神であり契約の神」という神格も一致しているわけなのです。

 

 

アポローン 

 

天照大神の別名としてオオヒルメムチがあるんですけど、こっちはギリシャの太陽神の名前だったみたいですが。

アポローン A  Po Lo N

ヒルメ  Oh Hi Ru Me

 

上古には「匕」は「ピ」だったんですよ、「アポローン→大ピル-ン→大ヒルメ」と変遷したんでは。

アポローンは「遠矢の神」といって「遠い場所の敵に疫病の矢を放って殺す」いう必殺技を持ってたんですが。

アポローン - Wikipedia

日本書紀」を見ると

天照大神は「これは昔、私が天稚彦に与えた矢である。今どうしてやってきたのだろう」といわれて、矢をとって呪いの言葉をかけ、「もし悪い心をもって射たのなら、天稚彦はきっと災難にあうだろう。もし清い心をもって射たのなら無事だろう」と。そして矢を返し投げられた。その矢は落ち下って、天稚彦の寝ている胸に当たった。それでたちどころに死んだ。これが世の人がいわゆる「返し矢は恐ろしい」ということのいわれである」

日本書紀(上)全現代誤訳 宇治谷孟より)

 つまりアポローンと同じく、天照大神も「遠矢の神」でした。

 

 

アメン

 

 さらに日本の神様に「天」がついてるのは、元々エジプトの太陽神アメン神信仰から始まっているからですね。

アメン A M E N

天   A M E

 

太陽神アメンという名の意味は「隠されたもの」だそうで。

アメン - Wikipedia

天照大神が「岩戸隠れの太陽神」なので、ここでも一致しているではないですか。

 

これほどまで、古代オリエントの地域「メソポタミアギリシャ~エジプト」の三角地帯の太陽神と、天照大神の名と神格が一致していることは、偶然とは言えないことです。

なんで日本人はこれに気づかなかったんだろう。「日本の神話と神様は日本国内ONLY」と決めつけ、思い込まれてきたせいか。

日本の太陽神「天照大神=オオヒルメ」は、「メソポタミアギリシャ・エジプトの太陽神を融合させて、日本列島に適応させた存在」なんですね。

なぜなのかといえば、天照大神を信仰した神武天皇が、アチラ方面の人だったからで説明がつきますが。

 

あと、はやしこうじ氏によると、ミトラ教を元にしてイエス・キリスト信仰が作られたとか。 

631 天照大神、聖徳太子、空海の正体+日蓮の謎の本尊byはやし浩司 - YouTube

参考に。

 

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出雲国の日ユ同祖論を境界線で解いてみた

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などなど。

 

 

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倭人の土器の線刻画から解ける日ユ同祖論 

世間は冬休みだよ、日ユ同祖論 超絶妄想スペシャル。

 

倭人には、アッチから来た人もいた。んだけどDNAとしての痕跡に乏しい。アジア人種の遺伝子が覆いかぶさってしまったようです。

でも倭人は必ず何かを残していたはず、と思って調べた結果の一部。

 

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これ

 

大阪八尾南遺跡(弥生時代後期)から出土した龍の線刻入り土器とその図柄

 このサイトに、気になるものが。神戸新聞の写真と絵。

どうやら弥生時代後期の土器に、龍の線刻画が描いてあったとか。卑弥呼の頃の土器。

これが発見された場所は大阪府八尾市。

 

で、いつものように線刻画を模写してみるとこんな感じ。

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たしかに一見すると龍に見えてきますね。でもなんか変ですね。

これが実は日ユ同祖論を解く鍵になっているとしたら?という妄想してみました。前回の地図であると解釈するのと全く同じ要領で。

 

 

妄想すると、これも古代地図です

 

ただ日本国内の地図じゃないみたいですが。

 

(1)まず頭に注目。

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あ、これってどこかで見た形だなと思ったら、

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カスピ海ヨーグルトカスピ海っぽい。

カスピ海の近くの人が、これを見たら言いますね、こりゃ絶対カスピ海だって。

 

(2)すると、この不思議な円いところは、なんかわかってきました。

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ヨーロッパの地中海というのは、古代ローマ時代には何と呼ばれていたか。

mare nostrum 」

今でもラテン語、イタリア語、スペイン語など、地中海地方では、海のことを「マレ」っていうとか。

つまり地図上の◎は、「まる=maru」なのであり、これは「mare=海」で地中海のことを表しているでせう。想像が当たってれば。だから◎印で表したわけです。

これで、左のはじっこには、カスピ海と地中海が描かれている事がわかりました。

 

(3)するとこの龍の体の胴体、主幹部分というのは、おそらく民族の移動を表してる道だという発想ができるんですよ。

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そして龍の謎のトゲトゲですね、これは関係する国、民族、地形などを現しています。

 

(4)カスピ海と地中海に挟まれた場所、これどこか分かりますね。トルコですね。たしか旧約聖書では、ノアの箱舟アララト山に留まり、そこから後にアブラハムがシュメールに向かい→後にヨセフがエジプトに向かい→モーセがエジプトを出て→ダビデがカナンを統治みたいな感じでした。

カスピ海と地中海に挟まれた場所といったら、トルコ。

 

(5)地中海(◎=mare)に接続してるトゲ、ここは多分古代イスラエルユダ王国ですかね。

日本書紀」だと神武天皇のアドバイザーの「塩土爺」って出てきますが、

塩=シオン(古代イスラエルの別名)じゃないですか。シオン土爺が、神武天皇(伊波礼=エフライ=エフライムの王)に助言した場所は、シオンであり古代イスラエルだったみたいに見えますね。

 

(6)その下のトゲが、ヨセフだとかモーセがいたという、エジプトな感じです。ここでアメン神を引き連れてきましたね。

八咫烏は古代エジプトの「ホルス神」で「ユダガラス」だった?

 

(7)カスピ海の下のトゲ、ここはイラクバビロニアですかね。このへんからアレクサンドロス大王東征ルートに重なります。

 

(8)気になるのは、龍の全体の主幹部分が、アレクサンドロス大王の東征の移動経路に似てることです。つまり古代イスラエル人の多くが、アレクサンドロス大王の東征にくっついて行ったのかもしれません。それを龍のくねくねの道筋で表してるようです。

 全体としては神武東征にも似てるのは気になりますけど。これは歴史ヲタならわかると思いますが。

中央アジアの烏孫の昆莫は「イワレビコ」の名前を持ってた」かもしれない件について - たっちゃんの古代史とか

神武天皇紀になぜか仏陀と仏教の教えが登場する意味とは

 

(9)すると線刻画の、右下のくねくねも気になりますね。

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これ、インダス川とジェラム川の流れに似てます。ここはアレクサンドロス大王が通過したところです。

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大王様が通ったところの地形なんですね。おもしろくなってきました。

 

(10)自分なりに現時点での結論を出すと、こんな感じ。

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カスピ海の形がほぼ完璧に再現されていることをキッカケとして、ここまでわかったわけですが。もちろん妄想で。

 

 

この地図、日本列島までは到達してません

 

何故分かるのかというと、理由は、インダス川の真北に渦を巻いてるのが分かりますが、渦=烏孫を表しているのです。

これは以前もなんかの記事に書いた気がする。ともかくこの線刻画はインダス川烏孫より東方までは行って無さそうです。

 

ちなみに俺の妄想によると、

神武天皇=エフライムの王でした。

日本の境界線は適当に引かれたんじゃなかった3 境界線で日ユ同祖論が事実だと証明できるかも

彼が率いる古代イスラエルの民は、インダス川まではアレクサンドロス大王の東征に従軍してました。

大王がインダス川を下って西へ引き返すということになり、ついてきた古代イスラエルの民はここで離れ、さらにアジアの奥地を目指したのでした。

途中でスキタイだのサカだの月氏だのを融合しながら、東へ東へ向かってるはずです。

これが神武東征として記憶に残るのですが。神武東征はいつの間にか日本列島での出来事になっていたのでした。

それで神武東征神話に、中央アジアの地名がわんさか登場するように見える理由もあきらかですね。

関東地方が東アジア、近畿地方が中央アジア、に対応する土地の証明。新日本雛形論

日本にある記録や地図といっても、日本国内をあらわしたものとは限らないわけなのですよ。

この点は間違えないようにしないと。

 

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八咫烏は古代エジプトの「ホルス神」で「ユダガラス」だった?

妄想しますが。

神武天皇を導いた八咫烏って言われるものの正体としては、いろんな解釈があるのですが、

 八咫烏=ホルスかもしれないと思って、先日(12月12日)に、ツイッターに書いた。

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それは何故かと言えば八咫烏とホルスを見比べたら一目瞭然。

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熊野本宮大社

 

とくに和歌山県熊野本宮大社八咫烏は、ホルスそのものっぽいですね。

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熊野本宮大社八咫烏、からすなのに何故か金色。

これ何故かと言うと、神武天皇が東征中に大ピンチの時に現れた「金鵄」と、八咫烏を同一視しているためとしか、思えないですね。

 

で、有名なツタンカーメン王墓から見つかったファルコン型のホルス神の飾り。見てください。

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File:Tutankhamun Falcon1 (retouched).jpg - Wikimedia Commons

 

一致する要素

・全体の形状

・翼の広げ方

・左向きの頭

・片目だけ

・足の広げ具合

・金ピカ

・金色の縁取りのある、赤い太陽円盤

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つまり、ホルスの尾を3本目の足としたものが、八咫烏だっていう風に、見ることが出来ますね。

これほど似ているというのは、ちょっとなかなか見れませんよ。SONYとSQNY並みの相似。

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・・・・・・。

 

ゆだがらす

 

そして以前どこかで書いたように、神武東征というのは、古代ギリシャマケドニアアレクサンドロス大王の東征の最中、エジプトで道に迷った大王をカラスが案内したという伝説にも関係してるんですよね。

何年か前に東征記の本を買ってたんですが。

 

アレクサンドロス大王はエジプトへやってきて、エジプトの地を支配下に収めました。そのあと、アメン神(アモン神)に参拝するためにサハラ砂漠の中、道なき道を進むのです。しかし道に迷って危うく死にそう、もうだめじゃ~という状況になります。

(以下「アレクサンドロス大王東征記」アッリアノス著、大牟田章訳より)

すると、

ラゴスの子プトレマイオスが伝えるところでは、ここに二匹の蛇が現れ、啼き声を立てながら一行に先立って進み、(中略)二匹の蛇はこうして神託所への道を先導し、帰り途でもふたたび同じであったという。」

一説では何故か蛇でした。もう一説あり。

「アリストブロスが伝えていて、一般にもより広く行われている話では、二羽の烏が一行の上空前方を飛んで、アレクサンドロスのために先導役をつとめたとなっている。

カラスの導きによって、前進することができた。ここまで理解できそうではないですか。

天照大神高御産巣日神という「天=アメンの太陽神」

・が、神武天皇のとこに派遣したのは、

・太陽を象徴とする八咫烏=太陽神ホルスそのもの

であっておかしくなかったんですね。

 

ちなみに八咫烏は後に賀茂氏になったのだそう。

エジプトの太陽神が日本に伝われば、日本神話で神に「天(アメ)」の頭文字がつく理由も説明できそうではないかと(え)。天之御中主神みたいな「天(アメ)」。これ誰か言ってますかね。

 

そういえば日本語のカラス、ヨーロッパ諸語のカラスと似てる。

日本語    karasu カラス

ルーマニア語 corvus コルヴス?

トルコ語   karga カルガ

英語     crow クロウ

中国語    烏鴉 ウーヤー

韓国語    カマグィ

BABEL 〜世界の言葉〜カラス など参照。

極東の中国・韓国より、ヨーロッパ諸語のカラスに似てるのは、神武天皇の東征伝承と似てる伝承が東欧にあることでも説明つきますが。

 

神武東征は「烏孫王の中央アジア東征だった」を、登場する人物名と地名から検証してみる

この記事も参考。地中海地方の天皇大和民族は、まず烏孫に拠点をつくり、その後に倭国へ拠点を移動してるような気がしてます。烏孫の論文はちょっとづつ進んでます。

神武東征中に神武天皇をたすけた金鵄は、東欧のハンガリー建国神話にも登場してます。ハンガリーの場合には八咫烏と金鵄をくっつけたようなturulという光り輝く鳥(鵄、または鷹)が、アルバート王を導いた。

カラスというのは、元は中東方面の言葉なのではないかと。

 

実は八咫烏=ヤタガラス(yata烏)というのは、本来は「ユダガラス(juda烏)」だったんではないかと思うのですよ。で全部説明がつくのですけども。

なんでユダなのか?

それはユダ王国が「翼のある三本足の生物」をトレードマークにしてたから・・・続きはいずれ。 

 

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国常立尊とエジプトのピラミッド・・・「超古代のある物体」を表現している?

古代の日本と世界の秘密にぐったり迫る、たっちゃんの古代史とか研究所。 

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『日本の地名の真の由来と神武東征のカラクリ仕掛け(下)』電子書籍のイラスト。

 

ここに書いてあることは、ぜんぶ想像力の賜物です。

べつにソーメン屋とかイルミ街の悪夢とか新興宗教団体とか、そっち関係者じゃないですし。

大げさなことを言うようですが、、俺の存在を通じて、世の中の陰謀が証明される仕組みがあるもしれないとしたら・・・。その仕組は既に完成してるとしたら。

 

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ピラミッドの秘密

 

エジプトの大ピラミッドの地下構造は既に超最深部まで調査されている

この記事を書いたのが2月12日でしたが。 

2月17日、ヤフーにこんな記事が。

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辺り一面、黄金色・・・「ダイヤモンド富士」

 

俺のこと意識し過ぎです。読売新聞はいっそのこと、俺を取材してくれればいいのに。ところで。

何故かアメリカの紙幣やコインを持ってますけど。

日本の紙幣もそうですが、なんか紙幣のデザインにはいろんな思惑が込められてるようです。

1ドル札。 

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中央にでっかくONEと書いてある。なんか全体的にオカルトでキモい。

1ドル札の左側に、目のあるピラミッドが描いてあります。これは「プロビデンスの目=万物を見通す目」。

太陽と富士山合わせた写真は、これを表現してるんですよね。たぶん日本は明治時代の最初から、そういう国になっちゃったんですよね。もしくは神代から既にそういう国でした。そしてこのプロビデンスの目のピラミッドみてください。これです。

 

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我々一般地球人が見ているのは、目のあるピラミッドの部分だけです。

ピラミッドの下の台形部分は、我々の知らない地下世界です。

 

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こんなふうな。詳しくは

エジプトの大ピラミッドの地下構造は既に超最深部まで調査されている

この記事に書いてあります。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

国常立尊の秘密

 

ではここから日本神話の。

日本の神話を見ていると、こんなことに気づく。

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ツイッターより。

ということなので。要するに日本の神話と神様とは、大陸と日本列島の出来事、大陸と日本列島の神様が、混ぜ合わさってると思われるのです。

天照大神を例に挙げると。

天照大神は日本列島の1人の人間がモデルなのではなく、大陸の神様・人物と、日本列島の人物の出来事が反映されて、混ざりあった結果、一人の天照大神という神格を形作っているということです。だから日本列島の実在の統治者と見てもいいし、俺みたいな見方をしても、どちらも正解だったことになるんです。

 

天照大神といえば、

(A)太陽神が(B)素盞鳴尊(すさのおのみこと)と契約する

のが大きな事績として記されてます。

これだけでも、中東の神「ミトラ(ミスラ)」・・・なんですけど。 

「ミスラ」・・・太陽神であり、その名は「契約」を意味する

 

 これが日本神話の正体なのですが。多分気づいてる人は気づいていて、認めたくない人は認めない。ということです。

現実世界の巨大な陰謀や集スト、日本神話の解釈。

これら2つは、いま同じ段階に来ています。どちらも「気づいてる人は気づいていて、認めたくない人は認めない」という。

 

タイトルの「国常立尊とエジプトのピラミッド・・・「超古代のある物体」を表現してる」ってどんな意味かっていうことですけど。

 

日本書紀で、原初の根源神は、国常立尊(くにとこたちのみこと)。 

別名を「国底立」。

「天常立」は別名かという。

古事記では「国常立神」。

 

 奇妙なことに、日本書紀では「その神の形状」を解説してます。

ふつう神さまは、人の形だと言うのに、なぜかこの神様は、人の形をしてません。

御嶽山の噴火による岩石の直撃で、国常立の立像の頭部がぶっ飛んでました。あれは人の形でしたが。後世の日本人が、神様を人の形として擬人化したためです。もちろん国常立尊は人間の姿をした神さまでも良いです。人間の心が生み出す神の姿というのも、それはそれで正しいものだと言えます。

 

 『日本書紀』によると 「その形は葦牙(あしかび)」とあり、アシという植物の発芽した姿に似てるとか。牙とは動物の牙、尖った形であるとか。

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こんな形。つまり国常立尊は、「人の形をしてない何か」なんすよ。

 

実は「立」の元の形はこんなでした。

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ロケットみたいな形状。

 

実はこの国常立尊、「イザナギイザナミの天の沼矛」の場面によく似たものが登場するのです。

「矛の先から滴った潮(塩)の塊」のことです。

この潮(塩)の塊は、国常立尊=葦牙に似ていたのではないかと考えられます。

何故かと言うと、矛とは矛先が葦牙の如き尖った形状だから。

矛先から滴る塩の塊とは、矛先の形そのものを示唆するものです。

 

日本書紀での国常立とイザナギの関係とは

(1)国常立が生まれる

(2)イザナギイザナミが生まれる

(3)天の沼矛から塩の塊が滴る

(4)塩の塊は淤能碁呂島となる

 という感じですけど。この塩の塊とはなにか。

 

そして気になったこと。べつにファンではないですが飛鳥昭雄さんの著書を見たところ、「昔塩」が登場しますね。塩がある条件を満たすと、ピラミッド型の結晶になる、それを昔塩と呼ぶのだとか。

天の沼矛から滴った塩の塊とは、葦牙であり、昔塩のような三角錐のピラミッド形だったんですよ。その塩の塊は淤能碁呂島(おのごろしま)になったとか。

イザナギイザナミは、淤能碁呂島に降り立ち、天御柱と八尋殿を建設したのです。

で、この天御柱と八尋殿を建設する場面が、実は「神世七代」に反映されてるのではないかと考え、以下の記事書きました。

神世七代の正体は「建設者」だった1

神世七代の正体は「建設者」だった2 

 

もし原初の国常立と、天の沼矛から滴る塩の形が同じ形だとすると。2つのピラミッド形の物体が出現してたことに。

国常立尊三角錐

・天沼矛から滴る塩の塊(三角錐)淤能碁呂島となる。

 

 

で、国常立を詳しく分解してみると、

「国」は、本来は四角く区切った戈で守られた支配地の意味です。

「常」は、ずっと、永遠に。

「立」は、人がしっかりと立っている姿。一番下の横棒は地面であり、その上の部分は「大」と同じ。これを絵に表すと、

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国常立尊とは、三角錐のピラミッドだったのですね。びっくらしますね。これを昔の人は、葦牙と表現したのです。とてもわかりやすく。でも後に混乱を来たしました。

 

で、気になるのは宮崎県の鵜戸神宮で公開されたことのある、潮満珠と潮干玉。 
古事記にも登場する神宝 「潮満珠(しおみつたま)」「潮涸珠(しおふるたま)」を戦後初めて一般公開 

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たぶんこれは、洪水を自由自在に操ったという日本書紀の記述からすると、

 ・重力(潮干珠=月=引力)

・反重力(潮満珠=浮き上がる=天の沼矛から放たれた潮の塊)

 

をこの形で表してます。大昔、洪水を自由自在に操ったという、火遠理命が海神に授かった宝です。

 潮満珠は、完全にピラミッドの姿をしてます。これが天の沼矛から射出された潮(塩)と同一のものを表現した姿だと考えられます。

原初の日本神話で、天空の天浮橋の天沼矛から射出され、地上に降り立ったのは、このピラミッド型の謎の神様なのですよ。

 それで個人的には、以下の様な等号で結びつけます。

 

国常立尊=葦牙=三角錐=昔塩=潮満玉=淤能碁呂島

 

という想像力をふくらませてみました。

日本の「国常立尊=葦牙=三角錐=昔塩=潮満玉=淤能碁呂島」も、エジプトの大ピラミッドも、両者とも超古代のあるひとつの物体をモデルにしています。

日本では「国常立尊=葦牙=三角錐=昔塩=潮満玉=淤能碁呂島」とあらわし、のちにそれぞれが独立した別々の意味合いとなりました。とくに国常立の名として、日本の原初の神として崇められるようになります。

一方でエジプトの大ピラミッドはそのある物体を単純化して、地上に君臨するモニュメントとして残されていることになります。

では、そのある物体とは・・・。

 

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エジプトの大ピラミッドの地下構造は既に超最深部まで調査されている

「2に続く」といっておいて、続かないように見える当ブログですが、そのうち続きます。といってましたが、この記事は続き物じゃなくて単発にしました。

 

○いつも助かっております

 

 

ピラミッドの秘密の空間情報

 

エジプトの大ピラミッド「クフ王のピラミッド」の地下構造として、日本人が知ってるのはこの程度。

 

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下の方にあるのが、地下構造ですけど。

これは誰でも知ってますね。なんの夢も感じられませんね。

 

ところが今回、「ROSTAU」というエジプトのピラミッドの秘密を公開してるサイトを見つけて、驚いた(サイトURLは下の方で紹介してますので)。

エジプトの3大ピラミッドとスフィンクスの地下に、こういう地下空間があるらしい。

 「H.Spencer Lewis "Symbolic Prophecy of the Great Pyramid" 1936」の画像

 

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 次は「Tom Bushby "Secret in the Bible" 2004」の画像

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もう一つ、これもTom Bushbyの2004年の画像

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他にもあったので、詳しくは

http://www.lostchord.org/ROSTAU/rostau.html

の頁の一番上にある「PLANS+DIAGRAMS」で。

 

エジプトのギザの3大ピラミッドの地下空間というのは、この本でも触れられてました。

ピラミッド「秘密の地下室」―解読された惑星コード (知の冒険シリーズ)

 

あと、メディアでも取り上げたりして、一番上にあるような、具なしラーメンみたいな単純な構造は知られてましたけど。

しかし、いずれのメディアなどでも、上記のLOSTAUのサイトにあるような書物に掲載されている綿密な調査図は、なかなか取り上げられなかったりしますね。

なんでなのか。

 

表面的には、ギザの地下の調査はされてないとか、これ以上は何もないとかわからないようなことを言ってますが。

実はギザでは密かに地下の発掘調査は進められて、どんな構造なのかは、偉い人達は分かっているのですよね。

一般市民にはちょっと宝物の一部だけ見せておいて「これで全部です」とかなんとか言って、見えないところに膨大な宝物が存在してるような。

 

世の中の物事は全て、そうした「一部だけ見せて大部分は秘密(重要なところは秘密)」みたいな仕組みらしいですけど。

ギザの3大ピラミッドについても同様で。多分ものすごい調査は進んでるんでせう。

 

ところでこのエジプトの大ピラミッドの地下構造については、上の図面は完全なものではないらしいのですよね。

ROSTAUサイトのトップページにあるこの画像。

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下半分にエジプトのレリーフがありますが。詳しくは上記サイト見れば書いてますが。どう見てもこれは、大ピラミッドよりも広大な空間が、大ピラミッドの地下にあるみたいな、そんな絵。

 

 

エヴァ

 

大ピラミッドの地下の巨大な空間は、既に偉い人々により、見つけられてるのではないか、というふうな発想もします。

それはどうしてかと言うと、

 

あまり好きではないですが、「新世紀エヴァンゲリオン」で、こんな絵があったりするからです。

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ジオフロント : 図解!エヴァンゲリオン用語集 - NAVER まとめ

出典 neohien.jugem.jp

ジオフロント

第三新東京市地下に広がる、全長6キロ、高さ0.9キロの巨大な空間に建造された地下都市。
また狭義には「大深度地下利用法」によって土地所有権に制限のかかる地下40m以深の大深度地下開発を指す。
中央部にはネルフ本部があり、その周囲には森林や地底湖などが広がっている。実際は黒き月と呼ばれる第弐使徒リリスの卵、第一始祖民族によって造られた直径15kmの球体の一部である。

 

地中の丸いところが、エヴァンゲリオンで「黒き月」と呼ばれる地下空間。

地下空間にピラミッド型の建物があり、これがNERV本部。その下に、地下構造が延々と下まで続いてる。

 

で、エヴァンゲリオンは劇場版で、話が進んでたのですね。

どういう内容か見てないのでわからんですが。

その劇場版では、黒き月とよばれる空間が拡張しており、地上の第3新東京市は壊滅してたのですね。

黒き月の空間は、なにかピラミッドの真下に巨大なチェスの駒があるみたいですね。

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《EVA:Q》NERV地形解析图(新) - 最爱ティォソ的日志 - 网易博客の画像。

中央に第二使徒リリスがいるとか。

 

実はこの構造が、本来のエジプトの大ピラミッドの地下構造であると考えられるのですよ。それがアニメを通じて公開されてると。

ということだとすれば、既に大ピラミッドの巨大地下空間は見つかってるのですね。

 

なんでエヴァンゲリオンの地下構造がほんとうの話を元にしたと言い切れるかと言うと。

古代エジプトのお墓には、こんな絵があるんですよ。

 

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Alien Explorations: Zecharia Sitchin's Space Rocketfrom an Egyptian Tombにある画像。

これはエジプトのツタンカーメンの時代に描かれた、紀元前1300年ころの「ファラオhuyの墓(?)」にあるレリーフ画。

ゼカリア・シッチンが「古代のロケットだ」と評して本に書いてました。

 

これ、じつはこの絵は、エジプトの大ピラミッドの全体構造なのです。

 

で、地下はエヴァンゲリオンの黒き月とそっくりですね。なんでなのか。大ピラミッドの地下には、間違いなくこうした構造があるんです。

この

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この絵にある地下構造を合わせてみると、エジプトの大ピラミッドの本来の構造が、だいたい見えてきますね。地下の中央で翼をひろげている神様か何かが、リリスに対応するでせう。こうしたなにか人間の根源に関係するような、得体のしれないものまでも、大ピラミッドの地下には実際にあるかも知れないです。

 

それで、実はこのエジプトの大ピラミッドについては、日本神話にも登場してる件は以前に書きましたが。

淤能碁呂島、天御柱、八尋殿。1

淤能碁呂島、天御柱、八尋殿。2

 

大ピラミッドの巨大地下構造についても、日本の神話に書いてあったみたいなのを、今回見つけたのです。

誰も知らなかったですよね。

 

で、それはどこに書いてるかと言うと・・・

 

いずれ続く。

 

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極論だけど日本の神様の起源はエジプトの神にあると思った件

最近ブログなどで、日本の起源はエジプトにあるみたいな仮説をあちこちで見ますが。

それらのブログをあえてリンクしませんが。俺がリンクすると嫌がる方もいそうな気配がするので。普通の人はそれを見て、真顔で堅焼きせんべいをかじっていたりしますね。

実はこの仮説、正解かもしれません。その根拠は、日本の神様の神格、属性、性格、名前、風習、言語といったものが、古代エジプトにちょっと似ていたりする点が、挙げられたりします。

 

○いつも助かっております

 

 

 

 

以前取り上げましたが

 

過去のエジプト関連記事

倭の銅鏡から導き出した古代エジプト風味 

正座は日本固有文化じゃなかった

魏志倭人伝に登場する裸国はハワイ

淤能碁呂島、天御柱、八尋殿。1

淤能碁呂島、天御柱、八尋殿。2

こんな記事もありましたし。

 

 昨今の世界を見ていると、「常識こそがトンデモ思想なのではないか」との疑念は高まるばかり。トンデモの中の真実を追い求めます。

 

 

日本とエジプトの神様の比較

 

ヌン

原初の混沌の海。原初のエジプトの神や、あらゆる存在はヌンから生まれた。

エジプト古代史の研究をしてる倉橋さんのサイト「古代文明の世界へようこそ」に、世界の古い神話の、原初の神や海は、ほとんど「ヌ」であるというふうな記事があったと思ったのですが。ちょっとリンパが腫れてて探せません・・・。

記紀神話で、イザナギイザナミが原初の海をかき混ぜる時、使ったのは天の沼矛でしたけど。この「沼(ぬ)」が記紀神話の原初の海の名前であるとか。エジプト神話の原初の海ヌンに対応するようです。

日本書紀』では沼でなく「瓊(ぬ)」が使われます。瓊というのは「赤い玉」の意味なのですが、そうするとイザナギがかきまぜた原初の海とは、真っ赤に煮えたぎった地球の溶岩ということに?

 

ちなみにこの方の著書「ピラミッド「秘密の地下室」―解読された惑星コード (知の冒険シリーズ) 」は、エジプトのギザの大ピラミッドを始めとする、ピラミッドの大きさは、太陽系の惑星の大きさを完璧に再現しているという内容の本で、非常に面白いです。古代エジプトオーパーツに興味があるかたは必読です。

 

アアル

生産の神アサル(オシリス)が支配する、エジプトにおける葦原の楽園の名。Aaru,Yaaruとも。肥沃なナイルデルタのこと。

日本神話で言えば、アアルは葦原中国(あしはらのなかつくに)に一致するんではないかと。楽園というから高天原か。

 

マアト

エジプトの女神。法と正義をつかさどる。あの世で行われる裁判で、天秤に死者の心臓とマアトの羽を置き、吊り合わなければ悪行を犯した者であるとわかる。悪行を犯した者は、怪物に心臓を食べられてアアルへ行くことができない。

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マアトがもし、日本神話に入り込んだのであればどの神様なのかと思ったら、やはり女神である天照大神(オオヒルメ)の中に習合されたのではないかと。

 

そして実は「神」という漢字が、マアトと天秤の神話に、深く関係しているように思いました。『学研漢和大辞典』から引用して話を進めます。

 

「申」の字はいなずまの象形文字だそう。でも元の形を見ると、

「∈│∋」

の形をしていて、真ん中の支柱の両脇に手が添えてあるから、まるで天秤のように見えますね。

申は「申す」ことで、神の言葉。ほかにも、天秤との奇妙な符合があります。

「申」の古訓は「かさぬ、かさねて」であり、「重」に関係していました。天秤は重しがあってのことですから。

 

一方で「礻(しめすへん))は元の形は「示」。神霊が降下する祭壇を描いた象形文字とありますが、これは明らかに天秤の形ですね。神とは道を示す存在であるからですかね。

そもそも「示」の古訓に「あらはる」があるのですね。もしかすると「あらはる」とは、天秤の裁判の後に行くことのできる、アアルのことではないかと。示の字により、天秤とアアルを示してたのではないかと。

 

そして「神」という文字自体の古訓に「おもし」があります。まさしく天秤の重しに関係してるでないですか。

物を量る道具「秤(はかり)」の古訓は「おもし」で、神と同じでした。「量る」と書いた場合、量とは元は天秤を表す文字でした。

 

まとめると、

・「示」は天秤の形で、古訓には「あらはる」=アアル(天秤の裁判)

・「申」は天秤の形「∈│∋」で、古訓には「重ぬ」

・「神」の古訓には「重し」

 

・時量神(ときはかしのかみ)

古事記』に登場する神。イザナギが黄泉の国から脱出し、禊ぎをした時、袋が変身して現れた神。

黄泉の国というのは、地底世界、地獄。この神話の場合、イザナギが出た地上世界は高天原であるのです。そうすると、イザナギは黄泉から黄泉平坂を上って、高天原へ到達したことになります。

この時量師神は「量」の字を使ってますね。つまり時量師神は、時を司る天秤なのです。

 

最初のマアトについて、もう少し詳しく見てみる。

ウィキペディアの記述をコピペすると、

女神マアトの「真実の羽根」を天秤の一方の皿に、他方の皿に死者の心臓を置き天秤に掛け心臓が軽く釣り合いがとれれば、長く危険な旅を経て永遠の楽園であるアアルに至ることが出来る。古代エジプト人は死者の霊は心臓にあり、生前の悪事は心臓に染み出て残ると考えた。悪事をはたらき心臓が重く釣り合いがとれない場合は霊が宿る心臓はアメミットに貪り喰らわる「第二の死」の裁きを受け、霊はアアルに至る事は出来ない。

天秤の審査を経た霊はアアルに着くまでの長い旅の途中に多くの危険に遭遇する。アアルに着くと一連の関門を通らなければならず、神への供物の数量に従い或る者は15、或る者は20箇所など幾つかの関門を通過する。此所を刀を持った悪霊に護られながら通ると言われる。死者の書にはアアルに至るまでの危険回避や対処の指南も書かれた。

ウィキペディア マアト

 

つまり天秤が吊り合わなければ、地獄行きなのです。地獄とは下界なので、天秤が下がった片側が怪物のいる地獄です。

逆に天秤の上がったほうが天界アアル。以下に、高天原と黄泉、アアルと地獄の図解を表してみました。

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イザナギの黄泉の神話は、死者の黄泉の世界に残るか、地上の高天原へ出るか、イザナギが天秤にかけられる審判を受けた、という内容で、骨子はマアトの天秤に似てます。

 

>天秤の審査を経た霊はアアルに着くまでの長い旅の途中に多くの危険に遭遇する。

この長い旅の途中の多くの危険の部分は、イザナギが黄泉平坂という天秤の坂をのぼっている途中、黄泉醜女と大勢の黄泉の軍隊が追いかけてきて何度も危機を迎えるところに符合します。

 

>アアルに着くと一連の関門を通らなければならず、神への供物の数量に従い或る者は15、或る者は20箇所など幾つかの関門を通過する。

15箇所、20箇所という関門の数についても同様。

イザナギが黄泉から脱出して、高天原葦原中国)の筑紫の日向の橘の小門のアハキ原という河原で禊ぎ祓いをしたときのことです。イザナギが禊ぎ祓いをした箇所は全部で22ヶ所であり、この時に22柱の神が生まれています。これとアアルの20箇所の関門がよく一致するようです。

イザナギから天照大神が生まれたのですが、天照大神は元々オオヒルメという太陽神と同一視されます。『日本書紀』ではオオヒルメはイザナギが黄泉へ向かう前に、高天原に現れていました。

 

ウィキペディアの黄泉のページにこんな記述が。

 

逃來猶追到黄泉比良坂之坂本時
(訳)逃げ来るを、猶ほ追ひて、黄泉比良坂の坂本に至りし時

 

口語訳では「(イザナギが)逃げるのを、(イザナミは)まだ追いかけて、(イザナギが)黄泉比良坂の坂本に着いたとき」となるが、この「坂本」は坂の下・坂の上り口を表している。それゆえに、イザナギは黄泉比良坂を駆け下りてきたということが示唆される。すなわち、黄泉の国は必ずしも葦原中国に対して地下にあるわけではないと分かる。

ウィキペディア 黄泉

黄泉とは地下にあったかもしれないし、上にあったかもしれないらしい。不思議なことですが。しかし天秤の道であるとすれば、イザナギが進むと天秤の坂道は、上向きだったものが下向きになりますね。黄泉平坂が上り坂、下り坂、どちらにも解釈できるのは、天秤の道だったからです。

要するに、黄泉神話とは古代エジプト神話のアアル・マアトの天秤の話そのもの韃靼ではないかという想像の話でした・・・。

 

ところで~、黄泉は新約聖書では「シェオル」とか「ハデス」というとか。

ハデスについて、ウィキペディアにこんなふうにあります。

 使徒言行録2章27節、31節では、詩篇16篇10節のシェオルがハデスと訳されている。これは、死後の世界をさしており、肉体的な死と神の最後の審判との間の中間状態を指している言葉である。

ハデス

 

エジプト神話の、マアトの天秤で裁かれると、アアルか地獄へ行くことと、全く同じところから派生している解釈なのが、ハデスのようです。

記紀神話の、黄泉と黄泉平坂と地上世界の関係も、ハデスとまったく似た印象です。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

31日追記・・・

そして何より、イザナギが通った黄泉平坂という名前。

平坂って変じゃないですか。平らな坂。坂って傾斜しているはずで、平らなものじゃないですよね。

ほんと変。

では、「平らだけど坂」なのはな~んだ?

答えはやっぱり天秤、シーソーみたいに、可動式の道。

可動式の黄泉の道、それを「黄泉平坂」と4文字で表してたと考えられたのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

これだけに留まりませんでした。

たぶんつづく。

 

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倭の銅鏡から導き出した古代エジプト風味

最近はブログ閲覧者数が、1日あたり200を超える日も、見られるようになってきた。

開始時は1日50程度だったので格段の進歩。

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(ちなみに2022年3月現在、400~600程度で停滞しています・・・😰)

 

○いつも助かっております

 

 

ちょっと銅鏡について考えてみる

 

いまや生活していると、どこに居ても鏡が目に付く時代になった日本ですが。

江戸時代以前、鏡は貴重品だったんですがね。

 

倭人は紀元前の時点から、大陸の銅鏡を導入し、弥生中期以降には倭人が自前で鋳造して、祭祀に用いていました。

既存の世界を反転させて映し出すことのできる鏡には、天の神の聖なる力が宿っていると考えられ、鏡は魂を映し込むものであるともされたのか。

外国でもドイツの民話でグリム童話の「白雪姫」に「王妃の魔法の鏡」が登場し、鏡とは悪魔や呪術にまつわる神秘的な道具と認識されたのは、洋の東西を問わないことでした。

ちなみに白雪姫の話は、俺の人生にも劣らぬほどにほんとに酷く卑劣で怖い要素が満載の話なのですね。ちょっとウィキペディア白雪姫のあらすじだけでも読んで見てください。

子供の頃はもう少し子供向けな物語かと思い込んでいて、そうした白雪姫(に登場するイジワル王妃)のとてつもない暗黒面に気づかなかったですよ。

関係ない話が続きますですが、ホラー映画でミラーズなんていう作品があるんですが、廃墟を警備する警備員が、魔物が取り憑いた鏡に苦しめられ、最終的には鏡の中の反転した世界に閉じ込められたっぽい、というふうな話でした。

鏡は物を映すだけにして欲しいところです。

 

さて、銅鏡の用途とは、太陽信仰の祭祀の道具とされたとか、または加治木義博氏によれば方位を知るための道具としても利用したと言います。

巫女が多鈕細文鏡(たちゅうさいもんきょう)を用い、太陽光を反射させることにより、太陽神天照大神のちからを示し、民心を掌握したとか、そういうような話が小林行雄氏の『古鏡』(9頁)にあります。

多鈕細文鏡の形状は、鏡面の形状が中央部へと収束していく構造であることにより、太陽光を反射する効率を高めたものであると、小林氏は言います。

銅鏡の形状を見れば円形であります。円形は森羅万象のなかでもっとも基礎的なありふれた形で、たとえば太陽系、太陽、地球、月、原子、分子、、そうしたものはすべて円形なことで説明が付く通りです。

そのなかでも光を反射できる鏡は、太陽の円盤を象徴していると言えて、だからこそ古代エジプトや古代中国に始まる銅鏡は、太陽を模した円形だったと思われました。

 

 

エジプトの太陽の鏡と蛇

 

話は変わって、実はかがみの「かが」とは、蛇の古語です。太陽を表す鏡という言葉のなかには、蛇がいる・・・。

これは日本の古代史にとって、とても重要な示唆を含んでます。

ところでところで、倭人古代エジプトに関係しているという話があります。例えば福岡県の筑紫平野南東部にある、珍敷塚(めずらしづか)古墳の石室の装飾壁画は、エジプトのセン・ネジェム古墳の壁画とそっくりだったりする。

ファラオと死者の書―古代エジプト人の死生観 (小学館ライブラリー)(1994/05)吉村 作治

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この比較図は、上記のエジプト考古学者の吉村先生のサイトより引用。上が福岡の珍敷塚古墳、下がエジプトのセン・ネジェム。

比較図を見ると、まずセン・ネジェムの壁画には鷹の頭をした太陽神ラー=ホルスと、上空に太陽円盤が描かれ、ホルス神はアンク(☥/象徴十字)を持って太陽の船に乗っていますね。追記しますが、ホルスと太陽円盤を習合して「太陽神ラー」だとか。

特徴的な櫂(かい/オール)の付いた太陽の船。その舳先には八咫烏のような道案内役なのか、小さな鳥がいる。進行方向は、ホルスと鳥が示す、くちばしの右方向で間違いないでせう。

次に珍敷塚古墳の壁画を見てみますと。上空には太陽が描かれ、その下に、櫂の付いた船に乗った人物がいて、船の舳先には右を向いた鳥がいる。

セン・ネジェムの絵を元にすれば、珍敷塚古墳の壁画の人物は、元々は太陽神ホルス(ラー)だったものと見ることができます。

倭とエジプトの壁画の構図が全く同じなのは、無関係とは言いがたいでせう。ということを吉村先生は仰っているわけでした。 

倭人のなかに、古代エジプト人を先祖とする人々が、それなりに入り込んでいるという仮説は、いずれ何らかの証拠が見つかるような気がします。

 

もう一度、セン・ネジェム壁画の、太陽円盤に目を通してみてください。

太陽円盤の縁取りが蛇である様子が、はっきりと見えます。

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※右の猫は関係ない。

太陽が蛇であるという発想は、不思議な感じがしますね。

要するに日本人が「鏡を見る」という行為の本質には、古代エジプト人同様に「太陽と蛇を認識する」ことも含まれているのですよ。ただ現代人が意図的に鏡は太陽と蛇の象徴だ~と思わない限り、そうした意味合いは見えてきませんけれど。

 

同時に次のことも言えることになりましたが。

「鏡=蛇=太陽」 

 

なんでこの3者が繋がっているのか、よくわかんないですけどね。

太陽光があってこそ、鏡に対象物が映り込むのは理解できるとしても、なんで蛇が関係しているのか。

太陽表面の黒点(磁気フィラメント)が、蛇のように長くうねった形になることが稀にある、という観測結果も得られたことがあるみたいですけど。

で、俺がなんかリツイートしたりリンクすると、何故か不愉快になるブロガーが時々いるので、リンクするのが躊躇われたのですが、今回の記事に関係するのでリンクしてしまいます。

歴史的な巨大黒点群 2192 の示した「行動」は「太陽はまだ地球を守ってくれている」ということなのか、それとも「太陽の異常性の増大を示唆しているだけ」なのか In Deep 2014年11月03日

上記のブログに、太陽表面の蛇のような磁気フィラメントの画像あり。

 

 また、太陽といえば日本では神武東征に登場する道案内の鳥「八咫烏」という存在があるので、蛇とカラスが太陽に居るんだとするとまた不思議ことに。

たぶん昔はこうした「太陽の中に生命体がいる」ことは何かの根拠があったと思われますが。 

そういえば鏡は英語でミラー(mirror)で、日本語の「見る(miru)」によく似ているので、無関係とはいえなさそう。古代にメソポタミア地域など、日本人の先祖がいた地域のどこかで、ヨーロッパ言語と祖語が一致しており、多少の意味は異なりつつも継承されてきたことはあったですかね。

 

鏡とは、日本書紀古事記などを代表とする歴史書の中で、神代の原初の伊邪那岐命の頃から登場する祭祀具です。人によっては神代の神は縄文人だなんて言います。

しかし「日本列島で銅鏡が発掘されるのは、弥生時代に入ってからのこと」で、「縄文時代には銅鏡は存在しない」のですよ。

この点は拙著(電子書籍)でくわしく解説しましたが。

そうすると、銅鏡やら鉄製品が頻繁に登場する日本書紀の神代の時代には、縄文人はあんまり関係してないという、縄文人を神代の神としたい方々にとっては残念な結果になってきますね。どうなのか。

 

ところで個人的に思うところですけど、近年は汚い発想を好む反日思想的な人々が増えて、日本語に汚い意味を付加するケースが増えましたね。知ってる人だけが気づいているという段階を既に越えてますが。

 

 

で、最後に結論なんですけど

 

なんで日本語の鏡は、蛇と太陽の意味を持つのか。

古代エジプトの文字ヒエログリフを調べてみたところ、ホルス神が持っているアンク(☥/象徴十字)は、鏡の意味を持っているという事実を知ったことで、結論がでましたが。

古代エジプトでは、(A)太陽神が、(B)鏡を持って、(C)太陽は蛇と一体である

一方で日本の鏡は、(A)太陽の象徴で、(B)鏡であり、(C)蛇の名を持つ

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ここに太陽神ホルス(ラー)=鷹、太陽を象徴する八咫烏という、太陽と鳥の一致を加えることも可能なことに。要するに、

 

日本語の「鏡(かがみ)」という名前、そして古代倭の銅鏡の存在そのものが、古代エジプト起源である

との結論に至ったのでした。

 

鏡という名に、こんな深い意味があったとすれば、倭人の鏡の用法も古代エジプトの祭祀に則っているかもしれんです。

日本の銅鏡は、黎明期には古代中国から導入されたものでしたが、その秦鏡・漢鏡といわれた銅鏡は、実は古代エジプトの太陽円盤の代用品だったのではないか、と思うに至ったのでした。

崇神天皇のときの蛇神・大物主信仰、そして日本神話に頻繁に登場する「ミ=巳=蛇」や「ナガ・ナギ=蛇」の音を持つ神々。「卑弥呼=へみこ=蛇子」・・・これらとエジプトはどの程度関係しているのやら。どこまで迫れるか、知られざる、倭と古代エジプトの関係に。

それとも俺の妄想か・・・( ゚д゚)・・・

(2015年1月5日、太陽神ラーについて追記)

 

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正座は日本固有文化じゃなかった

正座とは、世界でも類い稀な、日本独自の座り方だと思い込んでる人が、いるかもしれない。でも実は昔から、正座は日本以外でも、よくある座り方なんじゃないか、そう思ったので調べてみますた。

 

○いつも助かっております

 

 

正座は日本固有じゃなかった

 

wikipediaを見るとこうある。

正座(せいざ、元の用字は正坐)は、正しい姿勢で座ること、およびその座り方、特に膝を揃えて畳んだ座法(屈膝座法)である。部屋では履物を脱ぎ、畳に座る日本人の伝統的な生活文化の一形態である。

正座とは、元々、神道での神、仏教で仏像を拝む場合や、征夷大将軍にひれ伏す場合にのみとられた姿勢であった。日常の座法は武士、女性、茶人などでも胡座(あぐら)、立膝で座る事が普通であった。

正座 - Wikipedia

 

ウィキペディアのこの一文をを読んだところでは、どう見ても「正座は日本固有である」と決めつけたい人が書いてる印象で満載です。

正座は江戸時代頃に普及したとか。日本人の認識だと正座は日本固有という固定観念で、それ以上の思考に発展しないとか。

 

でも歴史的には正座同様の座り方をした国や民族は、かなりあったらしい。

これもwikipediaに書いてあるので、見てみると、

中国では、春秋戦国時代(紀元前770~紀元前221年)に正座が正式な座り方だったことがある。

朝鮮半島では正座でお辞儀をするのが最上級の感謝の挨拶とされている。これは葬式や結婚式など特別の場で行われる作法とされているので、日常生活で正座をする人は少数である。

ティピー(ネイティブアメリカンでは女子は正座をするのが望ましい作法とされる。

イースター島のモアイは裸で正座している。

ということだそう。2等身のモアイが正座しているのは知らなかったです。足があったんですね。まあ俺も足は長くないほうです。あと古代の中央アジアでも、正座は普通だったとか。

 

 

エジプトに正座の起源があるのか

 

で、私見としては、正座の本来の起源はエジプトなんじゃないかと考えてたんですが。確かめるべく、エジプトの遺跡のレリーフ(浮き彫り)に正座を求めて、検索してみると、こんなのがあった。

紀元前1270年のネフェルティティ墓の壁面のレリーフにも見られる、マアト(翼のある女神/ma'at)は、正座した姿で描かれることが多い。

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egypt maat - Google 検索

 

正座か立膝かといった感じ。

世界中で正座が消えつつあった中で、近代には日本の武道が世界に輸出され、正座が世界に普及してますね。エジプト人が柔道場で正座してたら、原点回帰ということかもしれんですけど。

ということで、正座の起源は日本とは、自信ありげに言わないほうがいいんですかねえ。

 

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