たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

魏志倭人伝に登場する裸国はハワイ? 2022年改訂版

今回は魏志倭人伝に登場する裸国について。
(2022年追記)
 
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魏志後漢書梁書倭人伝を見る
 
なんか時々、何もかもがどうでも良くなりそうな程の、精神的な急降下があり、人間との接触を完全に拒絶せざるを得ないんですけど。そういうのは要するに自分自身の不甲斐なさが一因であるし、日常的に襲ってくる組織的な圧力の存在も、そうさせる一因であるんですけど。
そういうのを乗り越えないといけないらしいんですけど、何か俺だけ乗り越えるハードルが高く調整されてたみたいで、しかも俺のコースだけ最初から、リモコン操作で突風が吹いたり雷が落ちたり、トゲトゲのイバラの道で、しかも泥沼の道で足は取られるしヒルやら蚊やらにやたら血吸われるし、沿道の鬼がやたら罵声を浴びせて、からかいたいみたいなのですよ・・・。😨
 
魏志後漢書梁書倭人伝には、倭の中心地からは遠く離れた諸国が登場しますね。

その中で、東南にあり船で1年で到達という「裸国」が登場します。

裸の一文字と東南に船で1年という限られた情報から、何が得られるだろ~か。

 

「裸」は要するに男女共にスッポンポン。

簡単な腰蓑のようなもので、下腹部を覆い隠す程度の原始的な民族衣装だと想像。服を着ずとも過ごせる環境なのだと、読み取ることができます。

太平洋上の赤道に近い島々は、年間を通じて温暖で裸で過ごせる気候と、男女共に裸で過ごす風習が続いてきた地域でした。裸国というならまず思い浮かぶのは、昔から薄着で暮らしてきた、太平洋の島々ではないですか。

書物によれば裸国というのは東南にあるというので、日本から東南というと、太平洋のかなり広い面積があてはまるみたいです。

船で1年ということはかなりの距離で、途中で食料の調達もしないといけない。各地に停泊しながら、1年をかけ航行という意味かもしれない。

 

 

想像するのは、太平洋のど真ん中、ハワイ

 

伊豆・小笠原諸島ミクロネシアマーシャル諸島を経て、東のハワイ諸島という海路が妥当だろうか。

なんでハワイかと言うと、ハワイ語では太陽を、「ラー(laa)」と言うことに関係しました。

エジプトの太陽神ラーが、ハワイに伝わったと想像できませぬか。そうすると太古の昔にエジプト人が移住している可能性も出て来ますが・・・。

そういった情報が、漢字に置き換えられ、裸の国という意味も付け加えられたのやら。

 

ラー=裸(ラー)

「太陽神ラー」+「はだかの国」=「裸国」

と想像します。

 

ハワイの太陽神はラーじゃなかった

 

ではハワイの太陽神はラーなのだろうかと思って、調べてみることにしました。するとハワイでは古来溶離重要視される、四大神が存在するということです。ずっと調べていなかったので新鮮な感じを受けました。

ハワイの神々(1)四大神 | カワラ版

このサイトによれば、ハワイの四大神とは「カナロア、カーネ、クー、ロノ」だそうです。

カナロア 元の名はタンガロア最高神でありハワイの島々と神を造った創造神。

カーネ 創造神。人の祖先であり、太陽や水など森羅万象を司る。

クー 戦いの神。カメハメハ大王時代にはもっとも重要視された。

ロノ 豊穣の神であり、戦いの神。雲、嵐、海を司る。

こうしてみると、太陽神ラーが当てはまるのはカーネですかね。カーネの別名を見てもラーっぽいものはないのですが、ラーがカーに転訛しているのだろうか。

 

 

マナ

 

そういえばハワイには伝統的なマッサージ「ロミロミ」がありますが。ロミロミの歴史は古く、古代のハワイアンの癒やしの医療行為だということです。

日本でいうところの按摩とか指圧ですかね。このロミロミ、元は神官(カフナ)による聖なる儀式だったとか。

ハワイでは古来より自然と大地のエネルギーを「マナ」と呼んだようで、ロミロミの根源が本来マナであるということです。

 

マナというと日本での「真名(マナ)」は食べ物の意味で、神前の供物とするなら、神に通じるのが真名であるし。食べ物自体が自然と大地のエネルギーであるから、なにかハワイのマナと通じるようです。

また倭国では、獣骨による占いを「太占(ふとまに)」と言ったとか。「まに」がマナに通じるとすれば、やはり聖なる儀式という意味でハワイのマナに通じます。

またはマナというと、神秘主義に興味のある方は、こちらの意味を思い浮かべる人が多いと思いますけど。こちらでもやはりマナは食べ物。どっちかというと日本の真名のほうに意味が通じるような。

 

というわけで、中国史書の裸国は、ハワイだろうと想像できました。

3世紀のハワイが中国史書に記録され、太陽神ラーの国で、倭人と交流があったとなると、ハワイの歴史観も変わってくるようです。

 

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淤能碁呂島、天御柱、八尋殿。2

前回(1)の続き。

古事記、創世記、イザヤ書を比較すると、符合する点は次の通りになります。

書物   土地     柱   建造物    動物の像   
古事記  淤能碁呂島  天御柱 八尋殿    ?      高天原の象徴
創世記  エデンの園  回る剣 エデンの土地 ケルビム   エデンの象徴
イザヤ書 エジプト   主の柱 主の祭壇   スフィンクス エジプトの象徴

創世記のエデンの園の入り口にある「回転する剣」とは、古事記の中で伊邪那岐伊邪那美が「天御柱の周囲を廻った」ことに対応していると思うのです。

古代エジプトの象徴的柱といえば、オベリスク以外にはあり得ないと言うことは、エジプト学を専門の方や、考古学に興味を持っている方は知っていると思います。オベリスクの形状は、剣と表現しても差し支えないほど長大で、先端が鋭く尖っています。

イザヤ書の主の柱について、古事記伊邪那岐伊邪那美の「イザ」に関わる天御柱に対して、「イザヤ」の語る「柱」であるわけですから、柱の記述に関しては、古事記・創世記・イザヤ書が密接にリンクしているように見えてくるかと思います。
御柱、回る剣、主の柱とは、同一のものであるという、考えに繋がって行きました。全て偶然の一致と言われてしまえば、それまでですが。

次に淤能碁呂島とエデンの園についてです。日本神話の中で、淤能碁呂島は原初の土地であり、天御柱と八尋殿が建てられたこの場所は、最初の人間の男女の形をした神、伊邪那岐伊邪那美が作り出した場所でもあるわけです。

一方創世記のエデンの園は、神が最初の人間を住まわせた、最初の居住地でした。高天原の淤能碁呂島とエデンの園は、同一の存在意義と目的用途を備えているわけです。

イザヤ書にあるエジプトの祭壇とは、ピラミッドのことかもしれません。回る剣がエジプトのオベリスクであるならば、同じエジプトの祭壇とは、ピラミッド以外には考えられす、天御柱が回る剣とオベリスクであるならば、八尋殿はピラミッドのことでしかありえないとなります。

八尋殿は古代の発音では「ヤピロドノ」といって、八は広いとか末広がりの意味合いを持つように、上が狭く下へ向かって広がる、三角形を連想させる漢字です。金字塔の金がピラミッドの三角形の意味を持つように、八尋殿の接頭部に付く八の字もまた、三角形状を示すものです。

ヤはユダヤ教の神ヤハウェの省略形であり、八を覗いた「尋殿」はピロドノ、PILO-DONOで、PYLAMIDに近いようにも思えます。しかしこれも偶然かもしれません。

ピラミッドの語源は、ギリシア語で三角形のパンを指すピューラミスが有力だとのことですが、八尋殿の伝承に古代ギリシア人が影響していたかもしれません。

ところで日本語で三角形状の連続した図形のことを「ギザギザ」とか言います。WやMの連続した記号が、丁度ギザギザを現します。有名な三大ピラミッドの立っている土地は古代からずっと「ギザ」です。ギザの三角形のピラミッドと、日本語の三角形はギザギザ。ここでも奇妙な偶然が重なっています。

エデンの園の入り口には、ケルビムがありましたが、恐らくこのケルビムは、スフィンクスのことではないかと思われます。現在はライオンの体に人の顔が組み合わさった奇怪な像ですが、後の王朝の手によって、当初のものより形状が改ざんされていることが知られます。

ここまで述べてきた通り、古事記伊邪那岐伊邪那美が天御柱の周囲を廻ったことと、回転する柱が同一で、尚且つ八尋殿がピラミッドと同一でであるなら、ケルビムはピラミッドのスフィンクスとなってきます。

エデンの園の場所とは、エジプトのピラミッドそのものだったと解釈を導き出せます。

こんなのはあり得ないと一蹴するも構わないんですけど・・・。実はさらに超絶的に想像をふくらませることも可能ですが・・・。取り敢えずこのへんにしておきたいと思います。

古事記の中に旧約聖書の創世記とイザヤ書の記述を、形を変えて持ち込んだのはどんな人々だったのかと考えると、よく眠れなくなります。

淤能碁呂島、天御柱、八尋殿1(旧約聖書と、古事記の記述の奇妙な符合点について)2022年改訂版

今回は番外編です。ユダヤ教キリスト教の正典・旧約聖書と、古事記の記述の奇妙な符合点について、すこし触れています。

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日本神話とユーラシア

個人的に日本神話とは、古代ユーラシア大陸各地に居住した諸国家・諸民族・諸氏部族らの神話と伝承が形を変え、日本列島の先住縄文人の伝承と混ざり合っているのであると考えていました。
それでシルクロードを通じて東西の文化交流が重ねられることで、西側の叡智はいつしか日本列島へたどり着き、聖書の記述が記紀に含まれてしまったとしても、決しておかしくはないと思ってました。
当然、それを事実であると示すためには、核心的ないくつかの納得するに十分な論拠、確証が必要不可欠です。

720年の日本書紀、712年の古事記が成立する以前、古代のユーラシア大陸各地に居住した諸国家・諸民族・諸氏部族らの神話と伝承を引用することで、根拠の1つであると提示、説明することが出来るかと思います。

古事記旧約聖書の記述が一致する点については、多くの研究者が出版しています。
最近読んだ秀逸な本は、「古事記に隠された聖書の暗号」というもので、古事記と聖書の記述の奇妙な一致点を解読するものでした。

それで、日本の神話と神は、日本列島に独自に生まれたものであって、縄文時代から土着に信仰されたものが主体であるとの考えが、正しいことを否定するものでもありません。大陸の伝承に絡めた説に拒絶反応を示す意見も多いことは、よくわかってます。
仮に読み進めるとしても、参考程度に留めるとかで、よろしくおねがいします。


原初の土地と建物


国産み - Wikipedia


今回の主役は、日本神話の原初の土地淤能碁呂島と、原初の建物です。古事記の中で、天地開闢、つまり世界の始まりの話として、次のようになっています。

まだ形の定まらない世界に現れたのが、天つ神と呼ばれる神々。
天つ神の中で、特に高貴とされるのが、神世七代の神々。
神世七代の中で最後に生まれたのが、伊邪那岐神伊邪那美神でした。
伊邪那岐伊邪那美は多くの土地と神を産み出します。
この二神が天浮橋に立って、天渟矛(あめのぬぼこ)で地上を掻き回すと、その矛の先から滴り落ちた塩が重なって、淤能碁呂島が出来ました。
二神は淤能碁呂島へ天降ると、高天原の象徴たる柱、天御柱と、八尋殿を建てたのです。
二神は天御柱の周囲をぐるりと周ってから、多くの国と神を産み始めます。
国産み - Wikipedia


この話に登場するキーワードは以下の3つです。

最初の陸地・淤能碁呂島(おのごろしま)
高天原の象徴・天御柱(あめのみはしら)
最初の宮殿・八尋殿(やひろどの)

次に、旧約聖書の創世記を見ていきます。
神が天地を創造し、原初の人アダムと、あばらぼねから原初の女性エバを造り、彼らを住まわせたのがエデンの園でした。神は2人に智恵の果実を食べさせた蛇を呪い、食べた2人を追放したという下りがあります。
エデンの園の東には、ケルビムという神獣の像と、回転する炎の剣を置き、命の木の道を守ったと書かれています。
これが旧約聖書の神が作った、最初の構造物・建造物の記述であるかと思います。

古事記旧約聖書天地開闢の話は、何もない場所から天と地と水と生命と男女が生まれていったとする流れが、明らかにそっくりです。日本神話では生まれた自然物を、すべて個々の神と見なしたという違いだけです。

この古事記の最初の建物の話に関わるのではないかと思われる話が、旧約聖書イザヤ書、19章に書かれています。

「19:19その日エジプトの国の中に主をまつる一つの祭壇があり、その境に主をまつる一つの柱がある。」
「19:20これはエジプトの国で万軍の主に、しるしとなり、あかしとなる。彼らがしえたげる者のゆえに、主に叫び求めるとき、主は救う者をつかわして、彼らを守り助けられる。」
口語訳旧約聖書 (日本聖書協会翻訳、1955年)より引用。

・ケルビムの像の守護・・・スフィンクス
・主をまつる一つの祭壇 ・・・八尋殿(イザナギイザナミの宮殿)
・回転する炎の剣・・・主をまつる一つの柱・・・天御柱イザナギイザナミの周回)

イザナギ夫妻の周回した天の御柱が、主をまつる一つの柱であり、回転する炎の剣に対応するのが明らかなところです。
ケルビムの像がエジプトで言うとスフィンクスに対応し、八尋殿の守護者と見られるんですが。
日本神話ではヒルコに対応するのかもしれません。


2に続く
http://tacchan.hatenablog.com/entry/20120221/1329811800淤能碁呂島、天御柱、八尋殿。2 - たっちゃんの古代史とか

(ちなみにわたくしなんらかの宗教の信者ではありません~2014.7.29追記)


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