妄想しますが。
神武天皇を導いた八咫烏って言われるものの正体としては、いろんな解釈があるのですが、
八咫烏=ホルスかもしれないと思って、先日(12月12日)に、ツイッターに書いた。
それは何故かと言えば八咫烏とホルスを見比べたら一目瞭然。
○いつも助かっております
とくに和歌山県の熊野本宮大社の八咫烏は、ホルスそのものっぽいですね。
これ何故かと言うと、神武天皇が東征中に大ピンチの時に現れた「金鵄」と、八咫烏を同一視しているためとしか、思えないですね。
で、有名なツタンカーメン王墓から見つかったファルコン型のホルス神の飾り。見てください。
File:Tutankhamun Falcon1 (retouched).jpg - Wikimedia Commons
一致する要素
・全体の形状
・翼の広げ方
・左向きの頭
・片目だけ
・足の広げ具合
・金ピカ
・金色の縁取りのある、赤い太陽円盤
つまり、ホルスの尾を3本目の足としたものが、八咫烏だっていう風に、見ることが出来ますね。
これほど似ているというのは、ちょっとなかなか見れませんよ。SONYとSQNY並みの相似。
・・・・・・。
ゆだがらす
そして以前どこかで書いたように、神武東征というのは、古代ギリシャ・マケドニアのアレクサンドロス大王の東征の最中、エジプトで道に迷った大王をカラスが案内したという伝説にも関係してるんですよね。
何年か前に東征記の本を買ってたんですが。
アレクサンドロス大王はエジプトへやってきて、エジプトの地を支配下に収めました。そのあと、アメン神(アモン神)に参拝するためにサハラ砂漠の中、道なき道を進むのです。しかし道に迷って危うく死にそう、もうだめじゃ~という状況になります。
(以下「アレクサンドロス大王東征記」アッリアノス著、大牟田章訳より)
すると、
「ラゴスの子プトレマイオスが伝えるところでは、ここに二匹の蛇が現れ、啼き声を立てながら一行に先立って進み、(中略)二匹の蛇はこうして神託所への道を先導し、帰り途でもふたたび同じであったという。」
一説では何故か蛇でした。もう一説あり。
「アリストブロスが伝えていて、一般にもより広く行われている話では、二羽の烏が一行の上空前方を飛んで、アレクサンドロスのために先導役をつとめたとなっている。
カラスの導きによって、前進することができた。ここまで理解できそうではないですか。
・が、神武天皇のとこに派遣したのは、
・太陽を象徴とする八咫烏=太陽神ホルスそのもの
であっておかしくなかったんですね。
エジプトの太陽神が日本に伝われば、日本神話で神に「天(アメ)」の頭文字がつく理由も説明できそうではないかと(え)。天之御中主神みたいな「天(アメ)」。これ誰か言ってますかね。
そういえば日本語のカラス、ヨーロッパ諸語のカラスと似てる。
日本語 karasu カラス
ルーマニア語 corvus コルヴス?
トルコ語 karga カルガ
英語 crow クロウ
中国語 烏鴉 ウーヤー
韓国語 カマグィ
BABEL 〜世界の言葉〜カラス など参照。
極東の中国・韓国より、ヨーロッパ諸語のカラスに似てるのは、神武天皇の東征伝承と似てる伝承が東欧にあることでも説明つきますが。
神武東征は「烏孫王の中央アジア東征だった」を、登場する人物名と地名から検証してみる
この記事も参考。地中海地方の天皇と大和民族は、まず烏孫に拠点をつくり、その後に倭国へ拠点を移動してるような気がしてます。烏孫の論文はちょっとづつ進んでます。
神武東征中に神武天皇をたすけた金鵄は、東欧のハンガリー建国神話にも登場してます。ハンガリーの場合には八咫烏と金鵄をくっつけたような、turulという光り輝く鳥(鵄、または鷹)が、アルバート王を導いた。
カラスというのは、元は中東方面の言葉なのではないかと。
実は八咫烏=ヤタガラス(yata烏)というのは、本来は「ユダガラス(juda烏)」だったんではないかと思うのですよ。で全部説明がつくのですけども。
なんでユダなのか?
それはユダ王国が「翼のある三本足の生物」をトレードマークにしてたから・・・続きはいずれ。
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