倭人伝
あけおめです。新年最初は、倭人がシャモと呼ばれた謎について少し。 新年早々から鬱が始まっている・・・俺を馬鹿にしたくて仕方がない近隣お子様が奇声で煽ってきたり。組織的つきまといは酷いし、テレビは試聴するとイライラするし、「1984」のテレス…
今回は魏志倭人伝に登場する裸国について。 (2022年追記) ○いつも助かっております 魏志・後漢書・梁書の倭人伝を見る なんか時々、何もかもがどうでも良くなりそうな程の、精神的な急降下があり、人間との接触を完全に拒絶せざるを得ないんですけど。そう…
今回は騎馬民族は倭にいた説でちょっとした仮説。 ○いつも助かっております 騎馬民族征服王朝説でなく騎馬民族倭人融合説として捉えてみる かつては一大センセーションを巻き起こした「騎馬民族征服王朝説」は、考古学的調査が進むと共に、いまや否定派が多…
馬王堆漢墓は中国の湖南省にある、紀元前2世紀の墓。前漢当時の利蒼さんと奥様のお墓らしいです。今回は馬王堆漢墓について。 ○いつも助かっております 馬王堆1号墓の帛画 馬王堆1号墓には帛画(はくが、帛=絹)があり、古代中国の神話が題材として描かれて…
今回は卑弥呼と大物主の関係が、「魏志倭人伝」に書いてあったのでは?という話。 ○いつも助かっております 卑弥呼の特徴 魏志倭人伝は卑弥呼を中心として倭国情勢が淡々と伝えられますが、とくに卑弥呼を表す一文として次の部分が注目されます。 其國本亦以…
古代世界にあって、銅戈(どうか)とは武器であるわけですが。 戈は「ほこ」で矛と読みが同じですが、違う種類の武器です。今回は古代の戈についてのおはなし。 ○いつも助かっております 卑彌呼事鬼道能惑衆 魏志倭人伝には、兵は矛を持つ、鉄鏃を使うとあり…
最近、ようやく2013年を生きる決心をしました。いまだに、ふとした瞬間に死を想うことがあり、精神的に不安定なのですが、一年づつ寿命を伸ばして行こうと思ってます。 生きる決意というのは、次の本を書くということでもあり、出版社側の採用・不採用はとも…
本が出てから、あちこちの通販サイトをチェックしたんですが、確かに自分が書いて、出版社に出版していただいた本が並んでました。 多くの本が並んでる中に自分の本があって、何故か子供の頃に、描いた絵が廊下に貼られた時のことを思い出しました。 もちろ…
この世知辛い理不尽な世の中、大人も子供もいじめられっ子が多いらしいですが もしいじめられながらも人より努力をしてるなら、その成果を見せた方が良いに違いない。 ○いつも助かっております トヨイヨ論争 つまり女王壹與(臺與)は、実際の所、トヨなのか…
なんか最近、地球の磁場が乱れてるらしい話を目にする機会が多い。 ああ~、そういえばカセットテープと呼ばれる磁気テープとか、フロッピーも磁気ディスクだなと。他にはPCのハードディスクも磁性体を塗った記録媒体らしい。 磁気を使うと過去の出来事を記…
なんか俺をいじめることがステータスを表すんだ、楽しい流行だみたいな。 老若男女に拘らず、世の中のそんな風潮、気のせいですか。 ・・・・・・・・・・・・・・・ ○いつも助かっております 民族大移動 西暦200年頃の極東は、民族大移動が起きてたらし…
炭素14年代測定法というのがありまして、これが厄介なのです。今回はその話。 ○いつも助かっております 炭素14 自分のような勉強の足りない脳みそだと、どうしても次のような解釈になりました。 「炭素14年代測定法の測定結果は、年代のある一点を示すの…
ああ、世の中、俺にとっては、凹むことが多すぎる・・・・・・。あ、こんばんは。 実は、この話題で、本に出来ないかと考えています。この説の概要を書き加えていくことにします。 興味のある方は、このタイトルにある「古代天皇在位年代を示す未確認の紀年…
魏志倭人伝に登場する女王卑弥呼の正体は、自分としては記紀に登場する第十代天皇・崇神天皇であると思っているわけですが、世の中には卑弥呼の正体を別の人物に当て嵌め論考した著作物が多くあるらしい。 卑弥呼の正体について、どのような仮説が存在するの…
近々出版される、拙著の宣伝です。 ○いつも助かっております 崇神天皇に封印された卑弥呼と壱与 ──古事記と日本書紀に記された魏志倭人伝の三世紀── 著者:多伎元達也 出版社:日本文学館 定価:945円(税込み) 発売日:2012年11月1日 初版発行部…
前回のパート1で、「旧唐書」のことは書いてましたが、「新唐書」の存在を忘れていましたので、その点も含めて続きを述べたいと思います。 ○いつも助かっております 古典の記述から 「隋書」は、唐の時代(七世紀前半)に、魏徴なる人物によって纏められた…
中国の歴史書のなかには、日本の神々が記録されている書物があります。神代の神様の研究をするには、どうしても欠かせない要素の1つであるとおもいます。今回はこのお話です。 ▽これ押していただくと助かります。 宋史日本伝 宋史 - Wikipedia 「魏志倭人伝…
天孫降臨神代の記述で、天つ神による出雲の国譲りが成立し、神によって葦原中国が平定された後、瓊瓊杵尊(ににぎ)の天孫降臨へと繋がっていきます。日本書紀では天孫降臨の直前、瓊瓊杵尊を案内しようとする天鈿女命(あめのうずめ)らの前に、猿田彦大神…
素人の持論展開、続きまして、すみません。現代の韓国の人が、日本人と日本文化の全ての起源は韓国であるようなことを言っているのを、時々見聞きします。 国粋主義や皇国史観的とまでいかなくとも、愛国心に理解を示す日本人からすると、日本の文化が全部外…
次に馬韓・辰韓・弁韓という、3つの連合国を構成する国(地方自治体)の地名を見ていきます。魏志馬韓伝に記された55の国爰襄国・牟水国・桑外国・小石索国・大石索国・優休牟涿国・臣濆沽国・伯濟国・速盧不斯国・日華国・古誕者国・古離国・怒藍国・月…
魏志倭人伝の中で、倭国の30国が登場してきます。 これらの国はそれぞれが邪馬台国の女王卑弥呼に従属する小国で、またそれぞれに個別の王を擁していました。倭国とは30カ国の連合王国だったのです。それ以前には100余りの小国に分立していたことが後…
倭人の着ていた衣服の形状は、古墳から出土する埴輪を見て復元されますが、通常は衣服の色まではわかりません。 埴輪の粘土の色は黄土色、土気色ですが、時折朱色の彩色を施されたものも出土するようです。衣服の色については想像の域を出ることはなく、純白…