ほんとにくだらない人生を過ごしてきた・・・。
普通の人ができることが、俺には何にもできなかった。行動すれば示しを合わせたように、いつも必ず変なことになった。
必ず変な群れが押し寄せてきて、俺を完膚なきまでに叩き潰していった。誰も正解の道を示してくれなかった。努力しても報われない人生だった。
自分の人生がトゥルーマン・ショーだったのはあとで知った。
そうした経験があって、気づくものが多かったとは言っても、自分の生きざまは酷すぎると思った。
○いつも助かっております
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最近は、ずっと通信障害でくだらない毎日を過ごしてる。本来は半日で終わる仕事が、3日たっても終わらなかったりする。イライラが募ってしかたない。
それに加えて何年も爆音が響き、隣のおばさんが一々ガンガン叩く、開閉するので集中力が失せ、ストレスまみれ。先日は40回くらいクラクション連打するbakaが出た、山奥なのに。
集ストによる、やりたい放題の意地悪や妨害やネット障害が続いたせいか、近ごろまた健康状態も悪化してきて、少ない収入がさらに減らされてると来た。
もう生活保護受けたいですが、審査は厳しいらしいですね。終わりそう。
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エヌマ・エリシュと日本の創成神話
さて、最近ふと思い立ってメソポタミアあたりを調べてたら、メソポタミアの天地創造神話に出くわしました。
略してメソ。こっちの方面は以前から色々取り上げてましたが、あたらめて神話の核心に迫ってみます。まずは「エヌマ・エリシュ」の冒頭部から。
上にある天は名づけられておらず、下にある地にもまた名がなかった時のこと。
はじめにアプスーがあり、すべてが生まれ出た。
混沌を表すティアマトもまた、すべてを生み出す母であった。
水はたがいに混ざり合っており、野は形がなく、湿った場所も見られなかった。
神々の中で、生まれているものは誰もいなかった。
『エヌマ・エリシュ』冒頭部
これ、日本神話の天地開闢のシーンによく似てます。
エヌマ・エリシュの原初の神アプスーは、地底の全ての淡水の源、ティアマトは地表の全ての塩水の源みたいなものでした。
日本神話でも最初には混沌とした、「水質宇宙」があったではないですか。
天地が分かれると共に、国常立尊を初めとする神がぽつぽつ湧いて出たといった描写がある、だから似てると思いました。
「昔、天と地がまだ分かれず、陰陽の別もまだ生じなかったとき、鶏の卵の中身のように固まっていなかった中に、ほの暗くぼんやりと何かが芽生えを含んでいた。やがてその澄んで明らかなものは、のぼりたなびいて天となり、重く濁ったものは、下を覆い滞って大地となった(略)そして後からその中に神がお生まれになった。
「天地が開けた始めに、国土が浮き漂っていることは、たとえて言えば、泳ぐ魚が水の上の方に浮いているようなものであった。そんなとき天地の中に、ある物が生じた。形は葦の芽のようだったが、間もなくそれが神となった。国常立尊と申し上げる」
というふうに日本神話では、「水が最初にあった」ふうに書かれているのでした。
原初の宇宙は、メソポタミア神話同様、日本の上古には海に例えられていたと解釈できたりします。
人の形をしていない神だった国常立尊が生まれたあと、神代七代が登場。そしてイザナギとイザナミの夫婦神が現れて、国生みを始めていくわけですが。
イザナギら夫婦神は最初、天の浮橋と呼ばれる宇宙空間の構造物に居たと書かれています。宇宙人とは、やはり神なのかも。
彼らが混沌の宇宙を玉で飾った矛(天沼矛)でかき回すと、青海原を見つけたとか。
その矛から滴り落ちた塩の塊が、オノゴロ島になったと、まさに神話的なはなしが綴られていましたが、実際の太陽系創生の話に近いのかと思ったりします。
ここで塩水が出てくるのも、エヌマ・エリシュのティアマトに近づく1要素。
いずれにしても海水、真水が日本神話の最初の段階で大きな割合を占めてますね、エヌマ・エリシュと同じように。
・・・実は古代のエジプトでも、「ヌン」という名の「原初の水」が全ての根源とかいてあったりするのですよ。この不思議な一致は無視できないかと。
日本神話が四大文明をふくむ世界神話の要素を色々含む、そんな話は以前の記事でもしてましたが。
・最初に水(淡水、塩水)と混沌があった
・天と地の分かれる描写・他の神々は生まれていなかった
このへんは、メソポタミアもエジプトも、そして日本も共通してました。
エヌマ・エリシュで原初の神だった、2人の神様。
・真水の神アプスー、原初の地下の真水の海
・塩水と混沌の神ティアマト、竜神だとか
彼らは増やした神々がわずらわしくなったので、滅ぼそうとしました。
しかし逆にマルドゥクなど後裔の神々に悪者にされ、殺されてしまい、挙げ句の果てには地球の基礎として利用されてしまいました。
この点については、一見しては日本の創成神話とはぜんぜん違う。日本神話の冒頭では、神々が争う様子などはなかったりするので。
ただ国生みの最初に蛭子(水蛭子)が生まれ、葦船に乗せられ追放されてしまうという物語が、ちょっとマイナス思考で気になるところ。水蛭子に、アプスーが集合されてたりするのかと。昔の神様は、色んな似た神を集合したり、別名を持っているのは普通だったのですよ。
原初の蛇神・龍神の比較
日本の原初の神と伝わる国常立尊は、古来から「龍神」と崇められていました。
その後に登場する神々の中にも、龍神、蛇神と呼ばれる神様がいて、神代七代の段階から大国主の時代までずっと多かったです。
国常立尊ら原初の三神の直後に登場するウイジニ、スイジニは、水の神なので古来から蛇の姿であるとされていたりした。
個人的にはスフィンクス、なのであるけれど。
あとは伊邪那岐尊、伊耶那美命も、蛇神を彷彿とさせる情報が取り出せたりした。埼玉県の両神山ではイザナギとイザナミを祀ってますが、この山は元々龍神山が両神山になったとも言われたりするとか。
さらにイザナギとイザナミが塔の前で回転し、まぐわう描写ですね、アレ、中国の伏義と女媧の関係によく似てますね。伏義と女媧は蛇神だったので。
その子孫の大国主、別名大物主は蛇神であったのも、神の系統とは龍、蛇を受け継いでる証明ですかね。
といった感じで日本の原初の神は龍神、蛇神に関連ついてたりしました。てことは、メソポタミアの神話とのつながりも、あってしかりでしたよ。
以前にこんな記事かいてました。
・本来は「翼ある蛇」だった斐陀国は、金印の委奴国と同一の民。のちに匈奴の攣鞮氏が入り込み飛騨になったかも
シュメールの創造神、ニンギシュジッダは翼ある蛇の姿でしたが、あれは伏義と女媧似関係するようです。
https://en.wikipedia.org/wiki/Azure_Dragon
日本では古来より、蛇=水神さまとされることが多かったです。
それはにょろにょろした動きが川の流れに例えられたから。イザナギの凪(波打ち際)、イザナミの波、どちらも海辺で水が陸に寄せる描写ですが、
〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰〰これがナギでありナミであり、ヘビの形と同じものであると、そういった解釈はあっておかしくなかったんではないかと。
そういえば、水道の蛇口、神社の手水屋の蛇や龍の銅像、あったりしますね。
さらに、
日本列島は龍の形、古代中国では東方は青龍を司るといった話を見れば、日本はもはや存在自体が龍であったと言わんばかりです。
で、日本書紀とエヌマ・エリシュに登場する神を比較すれば、
・アプスー 真水の神・・・水は蛇・龍
・ティアマト 塩水の神・・・巨大な龍神
・日本は青龍
・日本は龍の形
・原初の国常立・・・龍神
日本神話の原初の神が蛇と龍であるのと、対応しているわけなんです。
淡路島と大倭豊秋津島
昔から淡路島は、なんか特別な島と言われたりします。
それはイザナギとイザナギの国生みで、最初に誕生したのが淡路島だからでした。
なんで淡路島が最初なのか?というのは神話に基づくからとしか言えなかったのですが、日本書紀をエヌマ・エリシュに対応させれば、少し見えてくるものがあります。
国生み最初の淡路島は「日本書紀」では淡路州、淡道とあり、淡道国造が支配する土地でした。
また、「古事記」では淡海と表記があって、これがどうも隠された古代の叡智をひもとく大きなヒントになりました。
淡道がどうもメソポタミア神話の最初の神、アプスーに対応すると、そんな気がして仕方なくなったのです。
淡 あは、あぱ、aha,apa
淡州 あはす
淡海 あは+海
apsu アプスー(原初の地下の真水の海)
といったふうに淡路島が古事記で淡海と表記があるのは、たぶん
「淡(アプ)の海 の神」
であることを漢字で表すためではないかと。想像がつくわけなのです。
2番めの神で妻神であるティアマトも、よく対応してました。
本州の別名は「大日本豊秋津州」と呼ばれてきたのですが、これにティアマトが隠されていた(習合された)ようです。
大日本豊秋津州 おほやまととよあきつしま
大日本 でいやまと
tiamat ティアマト
おそらくメソポタミア神話における最初の神、アプスーとティアマトが、
日本における国生みの最初の、淡路島と大倭豊秋津島に、無理矢理な形で押し込められている、対応させられていると。
そういった想像が、できただけですが。
淡路島が不完全で吾恥島との別名が付いているのは、神を滅ぼそうとして自らが滅ぼされたことを恥とするからかもしれないです。
また、淡路島の一ノ宮といえば伊弉諾神宮ですね。これもエヌマエリシュと関連してのことでした。
イザナギは地下の黄泉と繋がった存在であり、アプスーが地下の真水、イザナギが地下の黄泉(地下の泉)てことで。
両者は地下の水で繋がっているじゃーないですか。
・イザナギ 黄泉=地下の泉
・アプスー 地下の海
だから淡路(淡海)に伊弉諾神宮が置かれていると考えると、無理がないかなと。こういうのも、偶然ではなかったようです。
とすると淡路島の地下には、「地底湖」の入り口があるのかという想像が湧いてきたりするのですが、
まぁ全ては想像に過ぎないですけど。
複数の要素が関連付くということは、偶然ではなくて必然的なほうなんじゃないかと。
つまり日本神話に、古代エジプトや中国神話が受け継がれたように、エヌマエリシュも日本の神話にじわじわ溶け込んでいるということです。
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