わたすは英語は苦手という感じもしますが、妄想の中ではペラペラなのです。
まぁ理不尽きわまりない昨今、日本語の特に古語には、なぜか英語に似たものが多いと気づいてずっと調べていました。今回はそのへんの話。
日本語と英語の単語は似てる?
文法的にはかけはなれてる、日本語と英語。
しかし古代からあった名詞や動詞やらを比較してみると?似てるのが見つかる感じがするのです。結果は以下のようになっています。
まぁ現代~上古の英語と一致するものは、他にもけっこうあるんではないかと。
この表の解説をします。
厳密な意味は違うけど、通じてる単語は無視できないかと。分かりづらいものがあり、以下のような解釈を付けました。。
「わた(海)」は海水で水なので、wæterワテル(水)に一致する。
「禍」とは災いなので、magan(禁止)。禍事の呪詛が禁止なのか。
「いにしえ」がonceなのは、o(い)n(に)c(し)e(え)。
「おほかみ」がwolfなのは、おほ=woho=wolf(wolf+神→おほかみ)。
「カラス」crowを複数形にすればcrowsになる。カラスとクロス。
「申す」は口で言うことだからmouth(口)につながる。
「相手」はfightのf音を抜いてaightとするとaiteに似てくる。
「かはひらこ」はkahahirakoの「hahira」が古英語のfifaldeに一致。
ちなみに専門家じゃないので、完全に解釈が合ってるかわかりません。
気になったのは、上古日本語のh音は古代には「p音だった」という定説との矛盾点です。
たとえば上古、橋は「pasi」、母は「papa」だったとか。ママなのにパパ・・・😅。
しかし古代日本語と英語の発音が近かったことを踏まえると、「絶対的にh音は古代にp音だったわけではない」感じも受けてしまいましたね。
例えば「平たhiratai」は古代にはp音で「pirata」とされますけど、古英語の「flat」は明らかに「hirata」のほうが近いですし。
参考
まぁ不思議な一致が多いですよね。比較言語学的には興味深いんではないかと。
バベルの塔で言葉が乱れて拡散した
旧約聖書を開くと「バベルの塔」の話が出てきます。世界最古クラスの王朝であるメソポタミア文明のシュメール王朝は、紀元前3,000年頃、いまから5,000年も前にイラクに存在したとか。
ちょうどその頃に「ジッグラト」と呼ばれる階段状の塔が建てられてまして、大きいものでは高さが100m近くに達したと言われます。
このジッグラトが、バベルの塔のモデルになったとか言うのでした。
バベルの塔の物語は、かつて人間たちが天まで届く塔を建て始めると、天の神さまがイラっと来てしまい、言語をバラバラにして混乱させてしまったという内容。
最初は言語は1つだったのに幾つもの言葉に分かれてしまい、言語ごとに民族は散り散りになったとのことでした。現地語でバベルとは、混乱を意味するそうで。
日本語だと何だろうって考えたのですが、「びびる、びび」じゃないかと。びびるとは怖気づく、恐い、震えるという意味の平安時代の文書にもある言葉。バベルの塔で人々が混乱して怖気づいて、バベルの塔の高所が震え、神さまが恐かったことなどに関連付く感じがしますので。
古代メソポタミア全史-シュメル、バビロニアからサーサーン朝ペルシアまで (中公新書)小林 登志子(著)
バベルの塔は実際の人類史だった
https://en.wikipedia.org/wiki/Sumer
バベルの塔の物語は、人類と言語が1か所にあり、そこから分岐したことの例え話かもしれないですが。実際の人類史に当てはめると、どうなるんだろーか。
シュメールの頃、あるいは数万年前まで「人類は同じ言葉を使ってたのが、世界中の違う言語に分岐した」みたいなことですかね。古代のメソポタミア、古代インド、古代縄文人。彼らが話す言葉って、実は元は同じだったのか?という疑問が出てくることになりますが。
あるいは「ユーラシアの人類は同じ言葉を使ってたのが、違う言語に分岐した」という風に局所的な話なのか。こっちのほうが整合する感じはしますけども。
比較言語学では、人類の言葉はかなり共通性があるって言うのが、分かってきてるとこです。それはアフリカ、欧州、アジア、南北アメリカなどあらゆる言語について。
しかし人類は各地で同時多発的に誕生したとも言うのですが、よくわかりませんね。
古英語を使ってたのは古代のイギリス人でしたが、彼らは元は欧州の中央にいたケルト人と、古代のドイツあたりにいたゲルマン人の融合であるとか。
英語の基礎となったのは古代のゲルマン語だそうな。ゲルマン人の元の起源は、東ヨーロッパのウクライナあたりの、ヤムナ文化にあったようです。
ヤムナ文化はいわゆるスキタイ(サカ)の土地。古代ゲルマンのザクセン人は、「自分たちはスキタイの末裔だ」と言ってたそうで。
そうするとやっぱり古ゲルマン語や古英語は、ヤムナ文化の言葉から繋がってるようですが。(yamato以外にyamaみたいな地名があるようなんですね・・・)
ちなみにハプログループDの移動経路の絵を見ると、とても興味深いのですが。
【メソポタミア→イギリス】バベルの塔があったメソポタミアから北部に流れた人々が東欧でヤムナ文化を作り、西のゲルマン人になり、ブリテン島に入って古英語を使ってるのではないかと。
【メソポタミア→日本】一方でバベルの塔があったメソポタミアから、東欧から東へと流れた人々が、縄文人になって古代の日本語を使ったという感じがしますけど。
まぁ縄文人の先祖がアフリカ人やメソポタミア人だったのは、5万年以上も前だとは言われますけど。メソポタミア縄文人は、各年代ごとに何回も日本列島に入って来ているでしょう。旧石器時代、縄文時代、弥生時代、古墳時代と。
そういえば文化的にみても一致するところもありますし。
秋田のナマハゲって明らかにドイツのクランプスですし。ナマハゲもクランプスも、どっちも「悪い子がいたら懲らしめる鬼」なので。
そうすると日本人とイギリス人の言葉に一致が見られるのも、当然のことだったかと。
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しかも日本語にはヘブライ語、トルコ語などユーラシア各地の言語もかなり入り込んでるようですが。
原初の言葉(縄文語)に幾度となく大陸諸民族と言語が重なり、融合して日本語になっているみたいな感じなのです。
ほんじつの妄想でした。
ぽちられたすかります
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