意地悪な人々が色々な嫌がらせ仕掛けてきて、イライラさせられる日々。そんな中でまた卑弥呼について気づいたことあった。
卑弥呼の「弥(彌)」は時間だった

3世紀の倭国の女王だった卑弥呼(卑彌呼)について、ちょっと重要なことに気づいた。それは卑弥呼の「弥(彌)」が、時間そのものであるということ。
卑弥呼の弥は、時間そのものだ
— たっちゃん@古代史研究+アート (@t7a7t0o1) 2025年5月1日
弥は、広く行きわたる / 月日を経る / 時間が経過するなどの意味を持つ漢字ですhttps://t.co/H9WQitSqwf
「弥(彌)」は時間が経過することを表してる。
しかもこれ、「いよいよ」と読むことができ、ある物事がついに起こる時が来たことをあらわす。
だから卑弥呼の「弥(彌)」は、まるっきり時間の概念だった。
これは卑弥呼が時を司る女王だったことの現れでした。
日本語で時はトキで、鳥の朱鷺(トキ)と同じ。これは偶然そうなってるんじゃなくて、昔の倭人が関連付けました。
実は「古代エジプトの時間や知恵や冥界の神であるトートは、朱鷺(トキ)の姿をしている」んです。だから古代エジプトと倭人は、無関係じゃない。
古代の日本の神話には、古代エジプト風味なものありますし。倭人というか卑弥呼は、時をトートに関連付けてると思ったりするわけで。
卑弥呼と同一人物だったと考えられるのが、倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)ですけども。
「迹迹日百襲」は、時間の神トート+ヘルメスであると勝手に思ってるのですが。エジプトのトートは、古代ギリシアでヘルメスと同一視されてました。
あと倭迹迹日百襲姫命の別名が、倭迹速神浅茅原目妙姫(やまととはやかんあさじはらまくわしひめ )だとされてますが。
この一見して訳わからん名前にある「あさじ」、これが「朝時(あさじ、あさどき)」と掛け合わせているみたいな感じもする。
すると卑弥呼、倭迹迹日百襲姫命、倭迹速神浅茅原目妙姫の三者は「時間」という要素で一致するのは見逃せませんね。

時間は「暇(ひま)」ともいうところは無視できませんね。卑弥呼はhi-mi、暇はhi-maというわけだし。
卑弥呼=倭迹迹日百襲姫命は、大物主神を信仰してましたが、同時に時間の神を信仰したという感じがしますた。
すると時量師神(ときはかしのかみ)も信仰対象だったかも。卑弥は「秘密」、時量師は「解き明かし」であり、「秘密は解き明かされるもの」ということでも、繋がりが見て取れんではないかと。
イザナギの禊ぎの時に、袋から生まれた時量師神
— たっちゃん@古代史研究+アート (@t7a7t0o1) 2025年5月3日
時の神の時量師神(トキハカシ)がトキ(朱鷺)
時の神トートがトキ(朱鷺)
時(トキ)=朱鷺(トキ)
卑弥呼の弥=時間
卑弥呼は時間を司る存在だったので、宮殿に日時計があったはず
吉野ケ里遺跡には、日時計みたいな宮殿構造がある
時を司るとはどういうことか?「ザ・ワールド」みたいに時間を止めたのか?いやそうじゃなかった。
卑弥呼みたいな人は「日読み」をした。要するに冬至とか夏至みたいな、二十四節気とかの暦に詳しかった。方角と時を表す十二支や月の満ち欠けによって運命を占った。
日時計を使ったかもしれない。それで、卑弥呼は時を司る存在というわけかもしれない。
そう言えば「魏志倭人伝」に「卑弥呼は鬼道を用いて民衆を惑わせた」とあるのだが。
鬼道→道鬼→ドキ→時。鬼道を逆さまにすると時?まぁこれは関係ないか。
ところで卑弥呼と第十代崇神天皇は、同じ時代の存在だったと思うんですよ。卑弥呼の記録は「魏志倭人伝」によると、2世紀後半~3世紀半ば。
崇神天皇の皇女だった豊鍬入姫命の墓所は、大神神社の伝承によれば、近くのホケノ山古墳だったそうです。ホケノ山古墳は3世紀半ば~3世紀後半頃の建設だったということで。
そして「日本書紀」で崇神天皇と共に登場する倭迹迹日百襲姫命(やまとととひももそひめのみこと)の墓所と伝わる箸墓古墳は、3世紀半ば~後半の建設でした。
ということで、ホケノ山古墳と箸墓古墳の年代から、崇神天皇は3世紀であることがわかるんですけども。
そして個人的に、卑弥呼が男装して崇神天皇だったと思うのですが。同一人物説です。
それは「古事記」で崇神天皇を「賢后」と書いていて、后=女性天皇な印象をもたせてたり、名前に同一要素があったり、同じ意味の漢字を使ってたり、色々一致するからなんです。そのへんは過去の記事で詳しく述べてます。

この崇神天皇は「古事記」では「御眞木入日子印恵命(みまきいりひこいにえのみこと)」っていうのが和風諡号、本名なんですけども。
この諡号に、なんか時間的な要素があったりするんですよね。それは「入日」。
入日って、日の入、夕刻。これ時間。
あと崇神天皇の称号には「御肇國天皇(はつくにしらすすめらみこと) 」とか「所知初國御眞木天皇(はつくにしらししみまきのすめらみこと)」ってあるんですけど。
ここに出てくる「國」の訓読みに「とき」があるのが意味深。
卑弥呼の「弥=時」と合わせてるんではないかと。
卑弥呼の居場所は時間に関係するところ
そうすると卑弥呼や崇神天皇の居場所って、やっぱり時間に関係するところなんじゃないかという発想が出てくるわけで。それはすでに見つけてますが。
そのへんは次回に。
ぽちされたすかりm
関連記事
・<前回の続き> 崇神天皇の諡号はそのまんま卑弥呼だった件(崇神天皇=卑弥呼説)
