先日猛烈な勢いの台風15号が直撃してました。
うちは屋根の工事が終わらなくて、そのさなかに台風が来たのでヒヤヒヤしてました。
ブルーシートをガチガチに固定したのだけど、さすがに風速45~60m級。
ビュおおおおと唸りを上げて森の木々を揺さぶり続け、山の斜面にドオオンとぶつかったりする大風で、ブルーシートが揺さぶられてました。
幸いにも新装した屋根の構造は、割と頑強だったらしくて壊れなかった。
アスファルトルーフィングと安いスレートは屋根を保護、シートは外れなかったので雨漏りはなかったです。
○いつも助かっております
その台風で鉄塔が倒れたとか
各地で停電とか断水が続いてるとか、家が破壊されたとか色々被害が出てるらしいです。
その中でも千葉の停電は凄いことになってるとか。
何しろ高圧線の鉄塔2つが倒れたから。
【台風15号の影響か】千葉・君津市で高圧鉄塔2基が倒れるhttps://t.co/17vzAVApCq
— ライブドアニュース (@livedoornews) September 9, 2019
高さ45mと57mの2基で、復旧の見込みは立っていない。千葉県では午後2時半の段階で約60万軒が停電している。 pic.twitter.com/qsfJPBYuCz
#東電の鉄塔倒壊
— 詐欺師 (@ikeda_kozan) September 10, 2019
千葉県君津市で倒壊した東京電力の鉄塔
この鉄塔は君津市/君津共同発電所/出力115万kの電力を千葉県などへ供給する主力回線だった。迂回回線も利用しているが、千葉県では今も57万戸が停電2日目を過ごしている。
東電の鉄塔設計の貧弱さが今回露呈した。https://t.co/ibFbiqDfwT pic.twitter.com/aWR2PrAnfV
君津市の長石地区に立ってる、東京電力の鉄塔。これが倒れてしまったやつ。
この鉄塔2つは、高さ50mある巨大なサイズでした。
それで今回も、おかしなところに気づいてしまいました。
「鉄塔が、ぐるぐるに向かって倒れてる・・・」
この謎のぐるぐるが気になったので、グーグルマップで場所を調べてみました。
すると、倒れた鉄塔のすぐ近くに、謎のぐるぐる構造物がありました。
最初はミステリーサークルかと思ったけれど、
どうみても台風マークです。
ここは君津市かずさ小糸地区にある、かずさ4号公園。バブル経済期に造成された工業団地につくられた公園の、モニュメントぽいです。
かずさアカデミアパーク
かずさアカデミアパークは、千葉県木更津市・君津市・富津市及び袖ケ浦市の市街地を母都市として整備されたバイオテクノロジーを中心とした先端技術産業に特化した研究開発拠点である。
1987年 「かずさアカデミアパーク推進方針」策定
1990年 上総新研究開発土地区画整理組合設立認可
1991年 起工式が行われる
地理院地図の空中写真閲覧サービスを眺めてみると。
・1990年の航空写真にぐるぐるは無い
・2001、2005年の航空写真にぐるぐるらしき姿
・2009年の航空写真にぐるぐるがある
かずさアカデミアパークの概要(木更津都市計画)
公園 地区公園 約 4.0ha 平成 4年12月15日
とあるので、平成4年(1992年)に都市計画でかずさ4号公園の建設が決定、2000年代のはじめに----竣工してることになる。
今回倒壊した鉄塔の先に、おあつらえ向きにぐるぐる台風マークがあった。
つまりこれは、こういうことかと。
東京鉄塔―ALL ALONG THE ELECTRICTOWER
想像できた鉄塔倒壊事故の真相
適当に想像してみた、鉄塔とグルグルの関係はこんな感じ。
(1)15年~26年前、鉄塔のそばにぐるぐる台風マークの公園を完成させた
(2)計画決定の1992年「192」で2019「219」、15日で台風15号を示唆
(3)それは鉄塔が台風により倒壊する未来を予言する目的だった
(4)2019年9月9日、台風15号が千葉に上陸(999)
(5)予定通りに台風は鉄塔をぶち壊した
(6)すると15号は目的成就のリモコン台風だったことになる
あのぐるぐるは、「台風で鉄塔が倒壊する未来を予言するモニュメント」だったのかもしれない。
どこかの暇な偉い人が、徹頭徹尾やり遂げたのだろう、鉄塔なだけに。
あるいは全ては偶然の産物とでも言うのだろーか。
といった風に自由な感じで想像してみる、夏の貧乏なひとときなのでした。
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