たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

神道の御幣とユダヤ教のメノラー。類似を確認してたら気づいたこと(日ユ同祖論)

個人的に日ユ同祖論って好きなんですが。

ユダヤ教の思想どうこうじゃなく、紀元前に未知の土地へ渡った人々がいて、彼らの伝統風習が日本に残されているっていうロマン。

今回は神道の御幣(ごへい)とメノラーを見て、新たに気づいたことについて。

 

○ワタス助かる

 

 

 

 

神道の御幣ってなんの意味があるの

 

 

時々神社の社殿の中を見れば、御幣が飾られてることあります。個人の家で御幣を飾っているところは、神道信仰が篤いようです。

この御幣、実は昔はごへいじゃなくて、古来から「みてぐら」や「ぬさ」と呼ばれていました。

御幣の別名

御幣 ごへい、みてぐら、おんべ、おんべい

充座 みてぐら

御手座 みてぐら、みてくら

礼代 いやじり

幣帛 へいはく

幣束 へいそく

幣  ぬさ、てぐら

御幣 - Wikipedia

これぜんぶ、御幣の別名となるもの。

 

御幣の役割について調べると、辞典によって違ったことが書いてあったりします。

御幣が神に祈る時の捧げ物、供物であるというのは共通しています。神を地上に顕現させるための依代であったり、神に対する謝礼の意味もあるようでした。

地震とか火山噴火などの天変地異を鎮めたり、雨乞い神事をおこなう際も、御幣は必須なものだったりします。

神主がサッと振りかざすことによって、罪や穢れを祓う効果があるらしく、お祓いの道具としても使われるものです。

さらに江戸時代までは、旅の無事を祈って、旅人に贈るものであったりするとか。貰った旅人は御幣を細かく切って袋に入れ、道中にある道祖神の前で撒き散らし、願掛けしたようです。

幣とは - コトバンク

現代人の多くが、まったく知らない御幣の用法がかつてはありましたが、すでに廃れていますね。近年は気候変動も進んでいるので、御幣で祈願したらいいかもしれないです。

また長野から愛知にかけての地域では、五平餅が知られてますが。五平餅の起源は御幣餅であり、御幣の形をしているからそう呼ばれたとの説があるようです。

五平餅 - Wikipedia

 

御幣の構造はわりと単純なものでした。

竹や木で作った幣串と呼ばれる棒に、金や銀や五色の紙を段々に切り折ったものを、挟み込むというもので。

段々の形は様々で、4段から6段のこともあり、またその太さも作る人によって異なっていました。今は紙を使うのが主流ですが、昔は麻布などの布も使われていたという点も知らないことでした。

基本形をもとにして、色んな形状の御幣が出来上がっていたというわけです。

 

 

メノラーに似てるのか

 

メノーラー - Wikipedia

 

それでこの御幣はユダヤ教のメノラー(メノーラー)に似てるなと思ってたのですが。日ユ同祖論では、時々御幣が話題にのぼってたりします。

コトバンクのメノラーの項目を見ると、世界大百科事典の解説がありました。

メノラーとはユダヤ教典礼具となる、多岐燭台のことです。原型は「旧約聖書」の出エジプト記に登場した、聖所に置かれた純金製の七枝燭台だったとか。

形状は中央の幹から両側に3本づつの枝が伸びたもの。これより本数が多いのはハヌカーとかハヌキヤとか呼ばれるようです。

メノラーは神との出会いの場所の象徴であり、神殿の象徴、ユダヤ教の象徴であるとか。

メノラーとは - コトバンク

と考えると確かに、メノラーは役割として、神道における神社の御幣とよく似てますね。そしてその形状も少なからず、共通点があるように見えます。

 

改めてブログの記事を検索していると、以前から似てるという意見は確かにありました。こちらのブログ「物部氏とアークの謎(20) | moto MEMO BOX」ですが。

話によると中央アジアウズベキスタンの博物館に、日本の御幣にそっくりな飾りがあるんだとか。そうすると、メノラーがウズベキスタンの土地で御幣のように変化し、日本にそのまま入ってるのかもしれない?

そのウズベキスタンの御幣の写真を探してみたんですが、見つからなかったのは残念です。

 

 

 

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御幣とメノラーの比較

 

じゃ御幣とメノラーは、見た目的にどれほど似てるのか?ということですが。

並べてみると、一見しては完全に一致してない感じもするのです。

しかしメノラーって、古式では枝は曲線ではなく直線だったという情報がありました。すると状況は、ちょっと違ってくるようです。

 

試しにメノラーの枝を、古式の真っ直ぐな形状にし、枝を増やしてハヌカーとする。

御幣の形を単純化して、ひっくり返す。これで比較すると、こうなる。

単純な図案化すれば、かなり似てるように見えました。

どちらも宗教的な祭祀の道具であり、神が降りる神殿の象徴であり、中央の柱から枝分かれした形状であると。ほぼ一致するということが分かってきますね。

しかも神社の神主と、ユダヤ教の古代の神殿の司祭の格好というのは、そっくりだったとか。そうなると神道の中にコレが入り込んでる可能性は、見えてくるのですが。

 

というわけでメノラーと御幣は、退っ引きならない深い結び付きがあるわけでした。

しかし個人的に神道大和民族や日本文化とは、古代の大陸の様々な要素の融合であると考えているので。この御幣もそうなのだと思っています。ではー。

 

ワタス、助かる

 

 

 

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