この世界は、自然の摂理だけでは説明がつかないことがわかつた。得体のしれない何かが、世界だけでなく宇宙までも動かしていることがわかつた。それは俺の人生に干渉し、好き放題やらかしていることがわかつた。
ここに作家を幾人か登場させますが、べつに彼らのファンというわけではありませんです。世界と自分のことを知るためには、戦後から執筆されている幾つかの小説を読んで置く必要があつたのです。
それの意味は現時点で分かる人はわかると思うが、このままの状態で時が刻まれると、今はわからない人もいずれ分かる時が来ることになっていると思う。
○いつも助かっております
「エッジ」
鈴木光司の小説「エッジ」の初版は、電子書籍版の奥付によれば2008年、2012年ということになっていました。2012年といえば、世間は俄にマヤの予言による「人類滅亡」の4文字に注目していた年です。この年は「人類はアセンションするぞ~」と言っているスピリチュアル作家も数多く出ていましたが、現実には人類にこれといった変化は起きませんでした・・・。
「エッジ」の内容を簡単にネタバレすると、
「2012年に宇宙が崩壊を始めるが、宇宙の何かの意思によって、人類は過去へ避難することで存続していく」
というものだったんですが。宇宙は一寸先は「無」だったったけど、人類を過去に戻すことで、未来を存続していく可能性は残したと。最後のページで、崩壊とは違う未来が待っていることが予見されていました。
宇宙が崩壊するときの描写としては、星が消滅するという描写、変わるはずのないπ(パイ)の数値に規則的な数字が現れるなどがありました。物質的には地上の各地で人々が消えていくのと共に、巨大な地面の消失現象によるクレーターの出現が伊豆で起こり、アメリカのカリフォルニアで深さ2千メートル、長さ450キロのエッジ(亀裂)が出来上がるなど、地球上の物質の消滅が各地で起き始めるのでした。
現実でも起きてる巨大なエッジ(亀裂)出現
こうした地上でのクレーターの出現、亀裂の出現は、近年も世界中で実際に頻発したのは知ってましたか。
・2011年7月 メキシコ・チャルコ 長さ1.5kmの亀裂
・2014年9月 メキシコ・ソノラ州 深さ8m、長さ1.2kmの亀裂
・2014年11月 アメリカ・オレゴン州 長さ数十kmの亀裂
ロシアやグアテマラでも、巨大すぎるシンクホールがボコボコ出現していますが、世界中では毎年無数のシンクホールや亀裂が出現してるとか。それは地下水による地下の侵食だとか、大地震による断層の出現もあり。
普通のことだ、自然現象だといえばそうかもですが、人類滅亡と頻繁に予言される時代に、巨大な破壊があらわれると、なんか関係しているのではと思ってしまうではないですか。
「ベルセルク」
世界を支配するゴッドハンドと呼ばれる超常的な存在の中に、新たな「闇の鷹=フェムト」が加わったのが1990年台の終わり頃(?)でした。2000年台になり、「千年王国の鷹編」に入りますた。欧州を異民族クシャーンが攻め、クシャーンの「ガニシュカ王=終わりの魔獣(世界の理を終わらせるもの)」とフェムトの力によって「見えなかった怪異が見えるようになった世界」へと世界は変化を遂げ、世界は「光の鷹=フェムト」の支配へと進んでいるという描写があったのですが・・・。
これを現実に解釈すると、
1990年代の後半、フェムトに対応するような新しい何かが、世界に生まれている?
欧州を攻める異民族クシャーンとは、アジアに古代に栄えたクシャーン朝をモチーフにしており、おそらく現実では、近年のISISの台頭を表している?
終わりの魔獣は「世界の理を終わらせる」とあるので、ここに終末思想が含まれてる。おそらくこれが、マヤの予言の人類滅亡と関係したのかもしれない。この後にベルセルクの世界は、「見えないものが見える世界」に変わった。
巨人が目覚めることによって、人類が滅亡の危機に瀕することが示唆されているとか。巨人はベルセルクの使徒とか、終わりの魔獣みたいな役割?
鳥山明原作。破壊神ビルスが39年ぶりに眠りから覚め、宇宙の星が次々破壊され始める。あら。これって、「進撃の巨人」で巨人が目覚めて破壊、「エッジ」で星が消えるのみたいな・・・?
大友克洋の漫画「AKIRA」は1982年から連載が始まった。AKIRAの設定では2020年に東京オリンピック開催が決定しているが、2019年に超能力少年アキラの復活により、東京は壊滅する。
現実では2013年9月、東京オリンピックが2020年に開催されることが決まった。つまり破滅的な漫画と同じ展開になってしまったので、2019年に何か怖いことが起こるとか?
冥王星探査衛星「ニュー・ホライズンズ」
冥王星に、NASAの太陽系外縁天体観測衛星「ニューホライズンズ」が到達しましたが。
ニューホライズンズが出発したのは、2006年1月19日。
この頃自分が何をしてたか、9年前というと、つきまといに罵声を浴びせられるだけのヒキコモリニートかな?( ;∀;)
2006年の1月30日にも軌道修正。1月30日が入っていたのは興味深い。
2015年の 1月15日に冥王星観測開始したとか。
2015年の7月14日に冥王星に最接近(冥王星の地上から13,695km)で地表面を撮影。最近写真が公開されたのがこれ。
冥王星という名は、英名である「プルート」に由来してるらしいです。プルートの発見と、名前が決まったのは1930年のことでした。べつにそれほど大昔というわけでもなかったようです。
プルートこと冥王星の「冥」とは冥界、冥府、地獄のことで、冥府の王ハーデスの世界のこと。ニューホライズンズは「新しい地平線」を意味しているので、冥府の王の下に到達したことで、人類の新しい世界の幕開けを意味してるとすれば、なにか怖い?気がする・・・。
ニューホライズンズが2015年に冥王星に到達することは、2006年の段階で決まってたのは、なにか人の人生に例えれば、決まったレールの上を予定通りに通過したみたいな話。しかも2006年の段階で、予定の調整が何度か行われていました。人間に当てはめてみたら、最初から人の誘導と操作を元に、決まった人生を歩まされるということで、考えてみるとトゥルーマン・ショーみたいなものではないかと。
2015年に、ニューホライズンズが、「冥王星=冥府=地獄から、新しい世界を生み出す」と、暗喩している、予言していると考えることもできるのですよね。
あれ、これってベルセルクの千年王国の鷹編で、「終わりの魔獣から新しい世界が誕生した」のとリンクしてるっていうことに?つまり現実に終わりの魔獣が現れるのは、これからということに? そして終わりの魔獣が現れた後から、千年王国が始まるという。
ちなみにベルセルクでフェムトの世界となる「千年王国の鷹編」の「千年王国」ってなに?というと
「千年王国は、キリスト教終末論の一つ。終末の日が近づき、神が直接地上を支配する千年王国(至福千年期)が間近になったと説く。千年王国に入るための条件である「悔い改め」を強調する」
「以下は患難前携挙説の説明である。「まずキリストが空中に再臨し、クリスチャンを空中にひきあげ(携挙)、その後大きな困難が地上を襲う(患難時代と呼ばれる)。患難期の最後にハルマゲドンの戦いが起こり、そのときキリストは地上に再臨し、サタンと地獄へ行くべき人間を滅ぼし、地上に神が直接統治する王国を建国する。千年が終わった後に新しい天と地(天国)が始まる。」
ベルセルクは、キリストの再臨、ハルマゲドン、千年王国の始まり」を描いているとみられ。じゃキリスト再臨が現実に起きるということで、調整されてるのかもしれんですが・・・。
そういえば・・・
http://morinobouchoutei.com/?p=2423
読売新聞:両陛下、傘差さずに供花…宮城「千年希望の丘」
2015年03月13日 19時41分
http://www.yomiuri.co.jp/national/20150313-OYT1T50092.html
天皇、皇后両陛下は13日、第3回国連防災世界会議の出席と東日本大震災の復興状況視察のため、空路で宮城県に入られた。
この日は、岩沼市の人工防潮丘「千年希望の丘」を訪問。津波襲来時の避難場所として震災がれきを埋設して整備した丘で、近くには同市の震災犠牲者155人の名前が刻まれた慰霊碑がある。両陛下は冷たい雨が降る中、傘も差さずに慰霊碑の前に進み、白菊の花を供えられた。
さらにバスで周辺の整備状況を視察。天皇陛下は、丘の高さや機能を質問され、皇后さまは、丘のあずま屋が非常時のテントになるとの説明に「幕が張られると寒さがしのげますね」と安心したように話されたという。
その後、天皇陛下は仙台市のホテルで、同会議で来日したトルクメニスタンのベルドイムハメドフ大統領と会見された。陛下が皇居の外で外国の元首と会見されるのは初めて。東京で日程の調整がつかなかったためだという。
天皇陛下は、千年王国を希望とのことではないか。しかも今年になってなぜか。
う~む、世界の偉い人、イルミナティは破滅と再生を望んでおり、ということは人類の破滅的な出来事と、救世主の出現も織り込み済みであることになるし、フィクションと現実はリンクしている、としか言えない。
しかもここに取り上げたのは、ごく一部だけなのです。
作家の連中は、共通した「崩壊と再生」というイルミナティの概念を中心に据えて、同じテーマを込めて作品を書いていることは間違いはないとおもう。
つまり世界では、これからとんでもない何かが起きるのかもしれないと、作家は共通して言いたい様子なのでしょうが。こうしたサインは色んな所に現れてますが。
まぁ、この話は単なる個人的な想像に過ぎないんですがー・・・。
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