太陽にまとわりついてたアレ。
巨大おたまじゃくし・・・これ、木星くらいの大きさです。
太陽→ ◯
木星→ 。
地球→ .
このくらいのスケール感。
○いつも助かっております
触手を伸ばして太陽に連結してた、このキモい真っ黒な物体
「プロミネンスの輪っか」だとか「ラジャ・サン」とか「アンドロメダの宇宙船」だとか「ニビル」?はっきりしない。
黒い竜巻の部分は、太陽の表面で起きた竜巻現象だとして、現象を認めてる天文学者もらしいのですが。
太陽からものすごいスピードで去っていく黒い球体の部分は、公式的には学者の誰もが言及を避けているようです。
地球で当てはめると、地球の地上からわずか0.1秒程度で、月よりもはるか彼方へ飛んで行くくらいの、猛スピードなんですが・・・?。
H2Aロケットは月まで行くのに2日必要なんですけど。こんな動きを出来る人工物はいまだに地球上には存在しませんし。
こんな黒い球体が太陽系にあるなんて・・・?
人間は昔から、悪魔の星があると想像を巡らせていたらしいです。
いずれにしても人間にはよくないものだと解釈されているとか。ラジャサンについて近年になり誰が最初に関連を言い始めたのかわかりませんが、飛鳥昭雄氏だとかいう説が。
ラジャサン
NASAは、この未知の暗黒天体をコードネーム「ティシュヤ」と名付けたという。
ティシュヤとはヒンドゥー教の経典『ヴィシュヌ・プラーナ』に登場する謎の星で、人類の終末を予告するものだ。別名を「大王の星:ラジャ・サン」という。
なんか2000年にはNASAで知られてたとか。
それ以前、はるか昔のインドでは、何故かラジャサンという天体が知られてたらしい。これはラジャ・サンなのか。
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実は近年に発表された小説、漫画には、この真っ黒い物体や、「破滅をもたらす暗黒の星」のことではないかと思われる、謎の星が登場している作品もあるのです。それは不思議なことに、NASAが知ったという西暦2000年より以前の、1960年台からのことでした。
1960年のNHKの人形劇で、星新一原作では、「他の星に接近してあらゆるものを引き付けては放り飛ばすゴムまり星」が登場してるみたいなんですが。
「意思を持って他の星に動いて近づく」イメージとしてはラジャサンですよね。
『ドラえもん のび太の魔界大冒険』(藤子不二雄)1983~1984年
魔界(まかい)映画『ドラえもん のび太の魔界大冒険』に登場。舞台の魔法世界中では単なるおとぎ話とされてきたが、その正体が他の惑星であり、悪魔は異星人であったことが確認された。
ドラえもんの魔界大冒険の画像撮影してみた
「魔界大冒険」によると、魔界星が近づくと巨大地震、巨大台風、世界の終わりがやってくるという。
ちなみにこの作品の大魔王デマオンについては
強大な魔力を持つ魔界の王。心臓に銀のダーツを撃ち込む以外に倒す術はない。しかし心臓はデマオンの体内にはなく、「デモン座のアルファ星」と呼ばれる星に偽装して魔界星から離れた場所に隠しており、それを知らずにダーツを投げたドラえもんたちは一度敗れている。なお、2007年に公開されたリメイク版は、デマオンの心臓は、「魔界星に浮かぶ赤い月」になっている。
「魔界大冒険」の原作では、魔王デマオンの心臓はハートの形の小惑星なのですよ。
うーむ先日の冥王星=冥府=地獄の星の表面にハートマークがあったのと、「魔界大冒険」の魔王の心臓はハートの星、という類似。
しかもアニメでは魔界星に浮かぶ赤い月がデマオンの心臓になっているという。まさしく、
藤子不二雄氏は1980年台の段階で、冥王星の模様のことと、木星サイズの暗黒惑星のことを知ってた様子ではないですか。イルミナティは高度な情報源を持ってるみたいですね。俺個人のことについてはデタラメばっかりなのに。
で、この他にもあったのですよ。
『2001夜物語』「悪魔の星」(星野之宣)1984~1986年
21世紀初頭に海王星軌道のはるか外側で発見された新惑星ルシファー(魔王星)は、太陽に拮抗しうる質量を備えた反物質星であった。それは強大なエネルギー源となり、人工ブラックホールを利用した超空間航法「ミュー駆動」による瞬時恒星間飛行が可能になった。
巨大おたまじゃくしが「ミュー駆動による瞬時恒星間飛行をしている」と解釈できるではないですか。不思議ですね。NASA発表の西暦2000年より前に、巨大暗黒惑星の情報を得ていた人たちがいるのは。
『地獄星レミナ』(伊藤潤二)2005年
▼第1話/おぞましき星▼第2話/美少女狩り▼第3話/疫病神▼第4話/舌の影▼第5話/舐める星▼最終話/果てしない真空▼読み切り/億万ぼっち●主な登場人物/麗美奈(大黒博士の一人娘。星の名に元になったことで一躍スターになるが…)、大黒博士(「ワームホール」から出現した未知の惑星を発見。その星の名を、娘にちなんでレミナと名付けた)●あらすじ/我々の宇宙と別の宇宙をつなぐ「ワームホール」から出現した未知の惑星。その発見者である大黒博士は、一人娘・麗美奈の名にちなんで「レミナ星」と名付けた。この異次元惑星の発見は絶賛され、麗美奈も芸能界デビューを果たすなど、一躍時の人となる。だが、レミナ星が惑星を次々と消滅させ、地球消滅の危機が伝えられると、群衆の態度は一変し、ついには大黒親子の命が狙われる事態に…(第1話)。
伊藤潤二の漫画の地獄星レミナ、まさしく暗黒のラジャサン?長く伸びた触手というか舌といい、巨大なサイズであることと言い・・・。まるで作者はラジャサンを知ってる かのように書いてますが。実際にこんな見た目の生命体だったとしたら恐ろしい。
ところで「惑星が生きている」、「惑星型生命体」という発想は、誰が最初にもたらしたんだろう。
パンスペルミア説といって、生命は宇宙で生まれたみたいなのを考えると、宇宙の星自体も生命体であっておかしくなかったんですが。
1960年の星新一原作の『宇宙船シリカ』は、惑星が自分の意志で動いているということで、惑星型生命体の走りですが。これ以前にもあったのかな?
1968年の筒井康隆の『にぎやかな未来』の一遍「星は生きている」は、一つの生命体が星全体を覆っていて、という話でしたが。
1961年のソ連の作家による『ソラリスの陽のもとに』(スタニスワフ・レム)も関係するかもですが。人間が居住できる地球型惑星が発見され、科学者は研究に向かいますが、広大な海自体が意思を持つ巨大な生命体で、科学者は知性をもつ海の怪異に悩まされるという話でした。
あら、これと似た話は日本の小説で見たな~という気がしていたのですが、、小松左京の「星殺し(スター・キラー)」(1970年発表)だと分かりました。これも地球型惑星で海が意思を持っていて、訪れた調査隊を悩ませ・・・という内容でまったくよく似ていたのです。小松左京は「ソラリス」を知っていて、別のラストシーンを書きたかったんではという感じも受けますが。ラストシーンとは「星殺し」のタイトルそのままです。
うーむ。ところでエジプト神話に、これが登場しないのはおかしいと思って調べたのです。古代エジプト人が、これを知らないはずはないと。
そこでまず気づいたのがこれ。
ウィキペディアより(右側がアポピス)
アポピスは闇と混沌を象徴し、その姿は主に大蛇として描かれる。太陽の運行を邪魔するのでラーの最大の敵とされる。アポピスは世界が誕生する前の、ヌンに象徴される原始の水から生まれた。もとは太陽神としての役割を担っていたが、それをラーに奪われたため彼を非常に憎み、敵対するようになった。
太陽にまとわりついて、黒い本体(闇)から出てくる、ウネウネとした触手(大蛇)を持っているとすれば、ラジャサンに完全に当てはまっているようです。
ここで重要なのは、アポピスが「太陽の動きを邪魔して自由に動く惑星」かのように表現されていることです。ラジャサンと呼ばれるものが、自由に動く惑星だとしたら完全に一致ではないですか。
絵を見ると分かるんですが、アポピスの蛇としての体の後ろに、しゃもじ型の樹木がありますね。樹木の葉の部分は円形をしていて、大蛇が樹木に住んでいる、大蛇と樹木はワンセットみたいですが、これはアレの形を比喩しているとしたら頷けるところはあります。
これと同じものはゾロアスター教にあって、
善悪二元論のゾロアスター教において、最高善とする神アフラ・マズダーに対抗し、絶対悪として表される。創世神話によれば、世界の始まりの時、創造神スプンタ・マンユはもう一人の創造神アンラ・マンユと出会ったという。そして、スプンタ・マンユは世界の二大原理のうち「善」を、アンラ・マンユは「悪」を選択し、それぞれの原理に基づいて万物を創造したという。ヴェンディダード (Vendidad) 第1章によると、アフラ・マズダーが光の世界を創造するとすかさずアンラ・マンユは対抗すべく冬、病気、悪などの16の災難を創造したという。アンラ・マンユはさらにアフラ・マズダが創造した世界を破壊し、被造物を殺戮すべく悪竜アジ・ダハーカを生み出したのである。
この世が始まる前の戦いでアフラ・マズダに敗れ、深闇に落とされるが、徐々に勢力を盛り返し、再びアフラ・マズダと戦うとされている。実体はないが、この世に現れるとき、ヘビやトカゲといった爬虫類の姿で出現するとされる。配下は大魔ダエーワやアジ・ダハーカなど。英雄スラエータオナがアジ・ダハーカを退治しようとするが、剣を刺してもそこから爬虫類などの邪悪な生き物が這い出すため、これを殺すことができなかった。そのため最終手段としてダマーヴァンド山の地下深くに幽閉したという説話もここから来ている。つまりアジ・ダハーカはアンラ・マンユの力の結晶として生み出されたということである。
まさしく人類の終末を予告する暗黒の星ぽいですね。「本体に剣を刺すと爬虫類が這い出す」とは、黒い本体からうねうねした触手(舌)が出てるイメージですし。
古代エジプト人が知っていたなら、古代の日本人も何らかの形で伝承を受け継いでいたんではないかと思って調べたのです。記紀神話でいうと、太陽神・天照大神に従わない、天津甕星(天香香背男)が、もしかして?みたいな気もしますね。
こうなってくると、宇宙船説やニビルというよりは「惑星型生命体」の信ぴょう性が、かなり高くなってくるように思いますがどうなんですかね。
今まで、ラジャサンを他の物体に結びつける見方は無かったと思うので、この記事が解明のヒントになればと思います。
まだよくわかりませんが、たぶんこれから再び、巨大おたまじゃくしの動きがあるんだと思いますので、期待しています。
地球に接近してきたら、どうなっちゃうんですかね。
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