たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

フランツ・カフカの変身とニューネッシーと毒虫小僧

俺が生まれた1977年。

この年の大きな出来事としてはこんなことがあったんですが。

 

ニューネッシー

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写真はニューネッシーウィキペディア)の英語サイトより。

 

ニューネッシーとは、1977年4月25日午前10時40分(現地時間)、日本のトロール船「瑞洋丸」(2460トン、乗員87名)が太平洋上(ニュージーランドクライストチャーチより東へ約50km離れた海域)で引き揚げた、巨大な腐乱死体。

 

全長約10メートル、重さは1800キログラム、首の長さは1.5メートル。撮影された5枚の写真は多数のマスコミに大きく取り上げられ、その形態が首長竜に似た姿をしていたため、ネッシーにちなんで、ニュー・ネッシーと名づけられた。

瑞洋丸が商業漁船であり、「巨大な死体を積めないこと」と「激しい腐敗臭」を理由に、死体のヒゲ状物数本を除き、引き揚げられて1時間後に、死体は再び海中に投棄された。引き上げた瑞洋丸の船員の多くは「あの腐臭は、いかなる魚のそれとも異なっていた」と証言している。

ニューネッシー - Wikipedia

 

このニューネッシーバルト海ソ連(ロシア)のコリトン島で保存されてるっていう飛鳥昭雄説があるらしく、単なるウバザメなら保存する必要もないのですよね。だからもしかするとロシアがこれを保存したとすれば、その理由は、「本当にプレシオサウルスという恐竜だったから」ということなんですが。すると実は、世紀の大発見だったということなんですね。ほんとなら。

この事件は周到に準備された、人の手が加わった事件だと思う。その理由は本編の最後に述べますね。

 

○いつも助かっております

 

 

毒虫小僧

 

ニューネッシー発見の前年、1976年に発表された漫画がある。

1976年に発表されたホラー漫画。作者は日野日出志

主人公は日の本三平。父親は日の本太郎。三平は病弱で、なにをやっても駄目な子で、嫌われ者だった。

三平は昆虫が大好きだったのだが、ある日自分の体から、謎の毒虫を吐き出す。毒虫の毒が回った少年は、脱皮して完全に毒虫の姿になってしまう。

追い出され、街でひどい目に遭う毒虫三平は、やがて社会に対する復讐を始める。自分をいじめた人間を殺しまくる日々となった。

ある日懐かしい良い匂いをかいだ三平は、地面を掘ってそちらの方へ向かうと、そこは実家だった。全てを思い出して人間の心を取り戻した三平だったが、父親に発砲されて重症を負い、地中へと逃げこむ。

傷を負った三平は、太平洋のかなたへと流されていった。

 

 「少年が毒虫の姿になってしまう」これはフランツ・カフカの「変身」そのもののように見えますけど。

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変身 (カフカ) - Wikipedia

日本が明治45年(大正元年)だった、1912年に執筆された。主人公のグレゴール・ザムザが、ある日を境に巨大な害虫になってしまう話。

 

この作品の影響は大きく、1971年以降にマンガや特撮番組で絶大な人気となる、石ノ森章太郎の「仮面ライダー」は、フランツ・カフカの「変身」をモチーフとしているとか。

特撮ヒーロー番組『仮面ライダー』で、主人公が人間からヒーローキャラクターに姿を変えることを「変身」と呼ぶのは、本作品の題名に由来する

あらすじ(一部

ある日、優秀な科学者にしてオートレーサーでもある大学生・本郷猛は、世界征服を企てる悪の秘密結社・ショッカーに捕われてしまう。その能力に目を付けたショッカーは、アジトで1週間に渡って本郷をバッタの能力を持つ改造人間に改造する。しかし、本郷は脳改造される寸前、ショッカーに協力させられていた恩師・緑川博士に助けられてアジトから脱出。

それ以降、仮面ライダーとなった本郷は、ショッカーが送り出す怪人達を次々に倒していく。

仮面ライダー - Wikipedia 

 

ついでに、

1976年の毒虫小僧そっくりな漫画が、手塚治虫作品にあるみたいです。

ザムザ復活

主人公の名前など、フランツ・カフカの短編小説『変身』からの借用が見られる。
あらすじ野生動物が絶滅の危機に瀕する未来。野生動物保護区では死刑になる犯罪者を世界中から集めては野生動物に改造し、代用とし保護区に放っていた。ザムザは優秀な飼育員だったが、ライオンに改造された犯罪者の女性と恋に落ちてしまい、このシステムの非道性に気付いたが、所長に捕まり、クズ人間としてゴミ処理用のイモムシに改造されてしまう。本来は数か月で死亡するイモムシだったが、ザムザは長生きし、やがて羽化すると所長に復讐を果たす。

メタモルフォーゼ (手塚治虫) - Wikipedia

ザムザというより、明らかに日野日出志の毒虫小僧のほうに似てますけどね。どっちがオリジナルなんだろか。

 

これに似た、昆虫人間の復讐をテーマとした作品としては1958年の映画「ハエ男の恐怖」ですね。

ハエ男の恐怖 - Wikipedia

この映画は後の1986年に「ザ・フライ」としてリメイクされてますね。

ザ・フライ - Wikipedia

そういえばスパイダーマンも、蜘蛛に咬まれてスーパーパワー得たとか。人間が虫になってしまうという内容の本家はフランツ・カフカなんですかね。

ま、そんなことはどうでも良いんですけどね。

 

 

1976年、日野日出志が毒虫小僧を発表、毒虫小僧が太平洋へ流されていった翌年、

1977年、太平洋上でニューネッシーが発見されている。

 

なんか繋がっているように見えませんかね・・・。

まさか俺も関係するとか。

 

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