たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

邪馬台国が筑紫国にあったことは「卑彌呼」に示されてました

以前から邪馬台国の謎を解くなら、「魏志倭人伝」の原文をよく読み解く必要があると思ってました。それで今回は「卑彌呼」の文字の分析をしてみた結果ですが、面白いことが分かってしまいました。
 
 
 
卑彌呼を調べる

 

 

名は体を表す。
ということで、卑弥呼という名前自体に、女王の秘密があるんではないかと。秘密子なだけに・・・。
ここで重要なのは卑弥呼という漢字を、偏と旁と冠などにバラバラにしてみること。「魏志倭人伝」の原文では、旧字体で「卑彌呼」なのを間違えてはいけないところでした。

 

 

卑弥呼のいた邪馬台国が白日別=筑紫にあったことが示されてる?

 

 卑弥呼の居場所は、邪馬台国でしたが、これについての一考。

 福岡県の古地名は、「筑紫(つくし、ちくし)」です。

そしてさらに古い地名は、「白日別(しらひわけ)」がありました。 筑紫と白日別、これ覚えておいてください。

 
白には「つくも」という知られざる読み方があるとか。
白(つくも)によって「筑紫(つくし)」が暗示されてる感じがしました。
 
しかも「つくも」は九十九のこと。つくも髪とは白髪を意味するではないですか。ここでも「白と筑」が関わっていたりするわけで、偶然じゃないわけでした。

 

一方で、卑彌呼の「卑」の上半分に「由」ありますね。「よし、よる」と読むそうですが。「由」を分解すると、「白日」が出るのです。

これで卑弥呼邪馬台国の場所が、白日別=筑紫だと言い表しているのかと。
まぁ漢の時代の漢字を見ると、上の飛び跳ねている部分が無かったりするので、微妙な仮説ではありますが。
 
ところで白の解字をみると
陰を表わす「入」と陽を表わす「二」の組み合わせ。
ってありますね。「卑」が陰陽を現しているなんて、何か意味深。
 
 
 
卑彌呼の中に隠されていた「ちくし」
 

こっちの仮説のほうが、信ぴょう性は高いです。
 
「卑」の下には、「千」があるのですが。
魏志倭人伝」によれば卑弥呼は奴婢千人を従えていたとのことで、名は体を表すってのはこういうことかと。
しかも、これも筑紫に係わるものだとは思いませんでした。
 

 

ということで、卑彌呼を分解した時に、「千」「弓」「爾」が出てくるんですよね。
これををつなげてみると、
千弓爾
ちくし
筑紫

卑彌呼の名前には、筑紫の地名がちゃんと入っているのではないかと。

偶然にしては、出来過ぎ君なかんじがしました。これが一流の言葉遊びかと。それはやっぱり、筑紫に卑弥呼邪馬台国があったからだろうと。

 

当研究室では、以前から邪馬台国東遷説を念頭に置いてます。

安本美典さんの「福岡の朝倉甘木説」にあります、平塚川添遺跡説は有力だなと思ってますが。あと佐賀の吉野ヶ里遺跡卑弥呼の居城だと考えてました。

 

 

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筑紫という地名と卑彌呼の関係

 

福岡県 - Wikipedia

 

ついでに気になったので、筑紫という地名も分解してみました。すると卑弥呼に係わる要素がくっつけられてる、そんな気がしました。
 
「筑」を分解すると竹冠、工偏、凡旁、「紫」を分解すると止、匕、糸と出ます。
 
「竹」は月と発音が似てますね。竹が月に係わるのは、かぐや姫の物語を読んでも分かる通りです。月の姫かぐや姫は、竹から生まれました。
月とは日(太陽)とセットであり、月日は陰陽を表すものでした。つまり卑弥呼の名前が陰陽を表すのと一緒。
 
「工」の解字によれば本来「貫く」意味があるのですが、卑弥呼の「弓」が矢で貫くのと合っているようです。
 
「凡」には「あまねし」という読みがあるのですが、「彌」にも「あまねし」があるのも偶然じゃないということが分かったりします。
 
「紫」は卑弥呼が魏から受け取った金印紫綬で、高貴な色なので女王卑弥呼にぴったりな印象です。
 
「止」は「呼」に対応する言葉でした。なぜなら人を止めるには呼ぶからです。
 
「匕」はさじですね。卑弥呼の「卑」は本来お酒のひしゃくを意味するものでした。さじとひしゃく、どっちもすくい上げる道具ということで共通するようでした。
 
「糸」は古来より筑紫の拠点であった、委奴(いど)国、あるいは伊都国の名を反映するものかもしれないです。
 
 
・・・・・
何故こうして、筑紫の中に卑弥呼の情報が入っているのか?
それはやっぱり卑弥呼が、「筑紫を意図して卑弥呼と名乗ってる」からでしょう。
 
そして「卑弥呼がいた邪馬台国は、筑紫にあった」から。
そう思っているわけなのです。
 
 
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