たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

木の伐採の呪い!樹木に纏わる呪詛と、災害誘発で不幸に見舞われてるような日々

呪いの研究もたまにしているのですが、たまに呪詛かけに関する話題が、世間を騒がせているようです。今回は樹木の呪いについてちょっと考察します。

 

いつもたすかっております。

 

 

 

樹木にまつわる呪い(のろい、おまじない)がある

 

以前の記事で述べてましたが、昔から日本では「成木責め(なりきぜめ)」という木呪い(きまじない)がありました。

これは簡単に言うと「果実を付けないと切っちゃうぞ」と木を責めるサディスティックな種類の呪いでした。これで実際に果実がたわわに実るなら、みんな成木責めを始めるかもしれませんが、木の精霊がいれば怒られるかもしれません。

これは人々に恵みをもたらすのでポジティブ(樹木にとってはネガティブ?)ですが、その他に悪い意味を持った木の呪いも存在しました。

 

丑の刻参り - Wikipedia

 

例えば藁人形を使っておこなう、「丑の刻参り」。これは白装束、蝋燭、藁人形、五寸釘、金槌などを用意して、丑の刻(深夜2時)になったら神社のご神木に藁人形を打ち付け、相手を呪い殺すと言う内容でした。

平安時代には陰陽師の呪術だったそうですが、すでに古墳時代の頃には人形に釘を打つ呪いは存在したようです。いまでも各地の神社に深夜に行くと、稀に金槌を叩く音が聞こえてくるとか来ないとか。

丑の刻参りをするとやがて黒牛が現れると言われていて、それをまたぐと成就し、また人に見られると成就しないと言われていました。いずれにしてもご神木にとっては迷惑なお話です。

御神木を切ること自体、恐ろしい呪いをかけられるみたいな話も、日本では信じられてきました。それは日本では古来より巨樹には木の精霊、木霊が付いていると信じられてたからです。

日本書紀」を見れば最初のほうで木の精霊ククノチが登場しています。沖縄のほうでは、キジムナーがククノチみたいなものです。

樹齢の長い巨木になるほどそうした木の精霊の力は強くなり、人々に恩恵を授けてくれると言われています。御神木や巨樹に注連縄を張り祀り上げるのも、木の精霊がいる神域であることに関係するようです。

逆に巨樹とは、人々に恐れられる存在でもありました。古い木を伐採する時には神主さんを呼んでお祓いして清めるというのも、木の呪いを恐れてのことで。

例えば沖縄では、キジムナーは必ずガジュマルなどの古木に宿ってるらしいですが、伐採した者がいれば焼き殺したり、溺死させたりすると言い伝えられていました。日本本土でも、同じような木の精霊の呪いが語られています。

だから立派な木々の大量伐採となると、それなりに膨大な呪いが降りかかるというのは、想像できる話ではないですか。

 

 

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熱海伊豆山の伐採でメガソーラー→土砂災害発生

 

 

昨年は温泉観光で有名な熱海で、山の建設残土処理場が崩れ、市街地を土砂が飲み込んだ事件がありました。発端は山の上にメガソーラーを建設したことにあると、言われてました。樹木を大量にて切除した山は吸水力を失い、大量の雨水が残土埋め立て場に流れ込んで崩れたんではないかと言うことでした。

樹木の大量伐採の結果の災害でしたが。建設業者や林業者は、山の木を大量に伐採すると土砂災害が発生しやすいと知っているわけなのです。分かっていて住宅地の上の場所でバッサリやって、土砂盛り付けたわけです。

計画している時点で、呪いをかけているような感じすら覚えますが、そうした破壊思想が関係したんですかね。

 

 

神田のイチョウ並木伐採

 

千代田区の神田のほうで、樹木の伐採に関して一騒動起きてました。

千代田区に通る神田警察通りのイチョウ並木は、関東大震災の直後に植えられ完成したスポットであるとか。「火除けの木」という、厄除け的な意味もある樹木なのだそうで。

道路の歩道拡幅工事では、イチョウ30本を伐採する計画。これに対して住人が反発してるのですが。

イチョウを切ると「みんな不幸になる」ってニュースのタイトルになってるわけで、なんかもう呪いそのものじゃないですか。

地震防災の巨樹を切る→防災効果が無くなる。樹木の呪いを起こしたい?そう願っている人もいるかもしれませんね。

 

 

神宮外苑再開発で植物1,000本伐採

 

 

時を同じくしてお騒がせしてるのが、神宮外苑再開発計画に伴う樹木伐採計画でした。

神宮外苑には3万本を超える膨大な数の植物があるわけですが、そのうち900本ほどが、再開発で伐採対象になっているとか。

東京都による再開発では、新たな野球場やラグビー場や複合施設を建設するんだそうです。これに対して地元などで反対運動が起きて、反対著名も8万人分が提出されて騒動になっています。

都民の癒やしの空間というわけなので、伐採するなよって話が出ても当然かもしれません。関東大震災の後に防災目的で植えられた植物もあるそうなので、樹齢は100年近い木々が多いようです。

まぁ樹木1,000本単位の伐採だと、木の精霊に呪われてしまうんじゃないかと思えてなりませんけど。やっぱり呪いを発動したいんでしょうかね。

 

 

静岡の山間部でヒノキ6000本伐採

 

 

静岡市葵区の山中で、勝手にヒノキ6,000本伐採されちゃったという出来事がありました。本来ヒノキ林を適度に間伐するだけのはずが、所有者の意向を無視して林業の業者が幅15m~50mに渡って広範囲に伐採したとか。

それで森の保水力が失われ、土石流や崖崩れなど水害が発生するんじゃないかと危惧されてるようです。林業者はハゲ山にすれば土砂災害が起きることは、熟知しているわけで。こうした不可思議な事件は、裏があるんじゃないのかと思ってしまいます。

「組織的で計画的なヤラセ」みたいなものですが。東京の樹木伐採の件が世間を賑わせてるのとタイミング合っているのも、まったく偶然じゃないような感じがします。

なんか人が呪いをかけてるような、樹木の呪いを誘発してるような感じだったりして?

 

ちなみに日本はヒノキとスギの森林がやたら多いです。これは明治時代以降に、大々的に植林事業が進められてきたのが理由でした。

それが原因で花粉症が拡大していますが、儲かったのが製薬会社とマスク業者だと言われています。なんかコロナ禍と同じ構造なんですよね。

 

ヒノキはとてもポジティブな存在で、神社仏閣の主材料に使われ、1,000年以上も持つ耐久性があります。それで花言葉をしらべてみると、「不老、不死、不滅、強い忍耐力」といった良い意味のものばっかりでした。

そのヒノキは世界に分布してますが、英語ではJapanese cypressと言って日本を象徴する木だったりするんですね。

実際の処、西洋でサイプレスは、イトスギのことでヒノキとはちょっと別種なようです。

このイトスギというのは、キリストの十字架の材料だったとも言われて神聖視されていたようです。また一度切ったら二度と生えないとか、棺によく使われるということで、死や喪の象徴になってるので不吉だという話もありました。花言葉のほうも、死・哀悼・絶望とかちょっとネガティブ。

つまりヒノキだと不老不死で不滅などポジティブであり、ジャパニーズサイプレスにすると死や絶望といったネガティブになる、

ヒノキとは、そうした相反するものを秘めた植物だったんです。この世界は神と悪魔の分断、二極化が起こってるというのですが、まさにヒノキという植物が2極化の象徴になってるというわけです。

 

それと、なんか6,000という数字と、伐採地がA~Gまで7つのエリアに分かれているということも気になりました。

6,000と言えば、某政治家が「日本の人口は6,000万人が良い」とか、言っていました。日本の人口半分にするとか。近ごろでは偉い人が、世界人口が半分になると言ったとの怪情報も出てましたので(ほんとか嘘かわからんけど)。

ヒノキ6000本伐採が、呪いの成就に関係するんですかね。6,000つながりで。

ゴルフ場のような形も、何か意味があるのかもしれないと思ったりします。地主の人が「なんのためにしたのか」と言ってるのですが、メガソーラー設置の布石だという話も出ていましたので。そうすると何らかの災害待ったなしな感じもします。

 

・・・・・・

といった感じで木の精霊や呪いが存在すると前提で、お話進めてきましたが。

「1本切っただけで人を呪い殺す」なら、6,000本ならどれほど猛烈な呪いになるのかと。まぁ、ヒノキことジャパニーズサイプレスを大量伐採して世間賑わせたら、呪いの一種かと思います。

まあ迷信だから気にするなとか、木の精霊だから「気のせい」って言う人もいるとは思いますけど。

 

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