昨今ビジネスや余暇やお買い物に使われ出している、メタバースってありますね。
あれってやっぱり、最大のテーマは「精神の存在」じゃないだろうか?という想像のお話です。
○いつも助かっております
死んだ人が生きてるとか言ってる人々
もう数年前からに目にしたんですけど。
最近も、なんか言ってる人がいました。
死んだ人について「○○さんは生きてる」と語りだす人。
死んだ人について「○○が降臨した」とか、イタコみたいに話し始める人。
ネットでその方面の話について反応みると、「ちょっと頭がアレだ」とか「ありえないけど、死者に対するファンの心理は理解できる」という風な反応があったのですが。
実は「死んだのに生きてる」って話、ある意味でホントのことも含むのではないかと思いました。
そういえば、隣のおばばが爺さん死んだと言いつつ生きてることにしてたり、娘は居ないことにしてるのと、妙に関連づいてますが・・・。
仮想現実世界の中に生きる人々
もう20年くらい前、20代のニート全盛期から、SFとホラー系の小説を色々と買い込んで、読み漁ってました。
岡嶋二人の作品「クラインの壺」は、結構ご存知の方もいると思いますけど。これ、1989年の、バブル時代の真っ只中に登場したものだったとか。
内容はバーチャル(仮想現実)空間に取り込まれてしまった、悲運な主人公の物語でした。発表当時は世界的に見てもまだ、仮想空間に人の精神が入り込む作品は全盛ではなかったこともあり、とても話題になったとか。
物語の中では、主人公が現実の世界とまるで区別が付かない、バーチャルから出られなくなったわけですが、他にも「出られなくなった人」が登場してくるのが、怖いところであり刺激的なところだったりしました。
あとはホーガンの「星を継ぐもの」シリーズは何度か読み返してましたが。1997年発表の続編となる、「内なる宇宙」も読みました。
あれもスーパーコンピューターの中に人工宇宙があり、人間が暮らしているといった話です。その世界に降臨した主人公は神を演出してたので、現実のこの世界もひょっとして人工的に作られたのかと考えさせられました。
そしてマトリックスでは機械が生み出したバーチャル世界に人々が暮らしていたり、「攻殻機動隊」では機械の中に人のゴーストが宿っていたり。
仮想現実の中に人デジタル化された霊魂、精神が宿るというのが、20世紀末から結構ポピュラーなテーマに成って行くわけでした。これ、実際に科学者の研究テーマと同調していたので必然だったようです。
人の精神がもうメタバースに定着しているのでは
それがもう2022年の現段階で実用化されていると思わせるのは、政府が主導して進行中のムーンショット計画、五感情報送信技術が存在するからです。
目標1.2050年までに、人が身体、脳、空間、時間の制約から解放された社会を実現
それでメタバースが世間で認知されてきた最中に、コロナ禍が始まったというわけで。おそらくコロナ禍は、これにも関連づいてるという感じなのですが。
2010年代の頃、2040年になると人類の大半がメタバースの世界で過ごすようになるとの予測がありました。このムーンショット計画も2050年までにと言ってるので、同じころ。
科学の技術とは、発表される段階では50年前の技術であると言うのですよ。2040年に完成すると言ってる技術は、1990年代には、精神のデジタル化技術は、出来上がってたんではないかと考えているところです。
近年は異世界転生モノのメディア作品だらけなのも、その証左の1つであると思っていますが。
死んだ後どころか、生きてる間に精神がアチラに移るというのも、現実的かと思いました。
「○○さんは生きてる」
「○○さんが降臨した」
これある種の精神メタバースに○○さんが生きる姿を、画面の中で目の当たりにした人々による暗喩というか。
その○○さんは人工世界の中で、何不自由なく自由に自在に暮らしているのか、それとも監獄のような地獄のような世界にいるのかは、知りませんけど。
まぁ想像の領域ですけど、知ってる人が、秘密の世界をちょっとだけ、表に出して見せていてもおかしくないかなと。
まだ特別な人々しか、それは見ることができないようです。まぁ今後それほど年数を経過しなくても、それがどんな世界かはっきり見えてくるに違いないところですよ。
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