たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

法隆寺の塔本四面具のトカゲファンタジー

酷い人生だったので、法隆寺の不思議の塊、塔本四面具について思うところをまとめようと思いたちまして、こんにちに至ります。

 

○いつも助かっております

 

 

 

塔本四面具のトカゲ人

 

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法隆寺 - Wikipedia

 

西暦607年に奈良に創建され、現存する最古の木造建築物群がある、斑鳩寺こと法隆寺

あの聖徳太子に縁があって、なにかと謎多き寺院ですけども。

世界最古の高さ32mの五重塔の一段目には、なんか「塔本四面具」という、釈迦の諸場面をあらわす作品がありますね。

 

五重塔(国宝)

木造五重塔として現存世界最古のもの。高さは32.55mであり、初重から五重までの屋根の逓減率(大きさの減少する率)が高いことがこの塔の特色で、五重の屋根の一辺は初重屋根の約半分である。

初層から四重目までの柱間は通例の三間だが、五重目のみ二間とする。初重内陣には東面・西面・南面・北面それぞれに塔本四面具(国宝)と呼ばれる塑造の群像を安置する(計80点の塑像が国宝)。

この塑像に使用された粘土は、寺の近くの土と成分がほぼ等しいことから近くの土で作られたと推測される。東面は『維摩経』(ゆいまきょう)に登場する、文殊菩薩維摩居士の問答の場面、北面は釈迦の涅槃、西面は分舎利(インド諸国の王が釈尊の遺骨すなわち仏舎利を分配)の場面、南面は弥勒の浄土を表す。

北面の釈迦の入滅を悲しむ仏弟子の像が特に有名である。

五重塔初層内部にも壁画(現在は別途保管、重文)があったが、漆喰が上から塗られたことなどが原因で剥落してしまっている。

心礎(心柱の礎石)は、地下3メートルにあり、心礎内からは1926年にガラス製の舎利壺とこれを納める金製、銀製、響銅製の容器からなる舎利容器が発見された。なお、舎利容器は、調査後、元の場所に納められている。

法隆寺 - Wikipedia

 

塔本四面具で有名な北面は、わかりやすく言えば、涅槃図を立体化したような感じ。
釈迦が解脱し入滅(死亡)した様子が、いわゆる涅槃図でありました。

涅槃図、むかしは釈迦が怠けて寝てるだけだろと思ってましたら、入滅してる姿なだと知って、ポカーン。宇宙の時間が停止して入滅しそうになりました。

 

塔本四面具は飛鳥時代末から製作がはじまり、平城京に遷都した翌年の、和銅4年(711年)に完成したものだとか。

この塔本四面具、中国の南北朝から唐代までに幾つか作られたようですが、完品が残るのは奈良の法隆寺だけだそうな。

ところで道教では仙山に不老不死の仙人がすむとか言われますが。中国には五大仙山があったりしたようです。日本にも富士山など仙人の住むと伝わる山は色々あります。

湖南省武陵源にはまるで生け花の剣山か、足つぼマッサージグッズみたいな、峻険きわまりない山々があったりしますね。

この塔本四面具の山々は、あれに似てるなと。

塔本四面具では心柱の周りに浮かびあがる尖った山岳を作り、その周囲に釈迦の涅槃や堕像群を配したかたち。この山々は、唐の有名な武陵源あたりの地形を現し、中国の塔本四面具の流れを組むものだと見られますね。

空中に浮かぶような山々自体が、沙羅双樹に対応するということかもですが。

堕像群は、釈迦の死を哀しむ弟子たちを現した数多の像で、なんか迫力あります。妙にリアルな泣き顔を披露してる泣き仏、これはすべて国宝にもなるほど貴重な美術品であるとか。

 

そのなかに蜥蜴(トカゲ)顔をした弟子が三体含まれてました。

侍者像三体はみなトカゲ人であるが、馬頭形、鼠頭形、鳥頭形と十二支にまつわる名前があるようです。

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一説にはこのトカゲ像は、薬師如来十二神将のうち3体だという話もありました。
しかしほかの9体がないし、東だけ抜けてるのでバランスがわるいです。

馬頭形 午 南

鼠頭形 子 北

鳥頭形 酉 西

ところでシュメールやエジプトや中国など古代文明発祥地には、頭がトカゲの神像があったりしますね。

シュメール(イラクのウバイド)から出土したものは、一説にはアヌンナキという原初の神だとかいわれますが。

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日本の平安時代鳥獣人物戯画よりはるかに前から、伝わってるんですよね、トカゲ神が。

一説には古代にはレプタリアン(爬虫類人)が実在したとか言われますが、証拠が希薄ではっきりしないです。

日本の古代の神には蛇、龍の神様がいたりするし、神武天皇以下は龍体と呼ばれてまさに竜人だったみたいな古伝があるので、爬虫類神は否定できないですけども。

恐竜は二足歩行をしていた小型のものは脳が大きい種類がいて、知的生命体に進化していておかしくなかったとか。あるいは遺伝子技術が発展してれば、遺伝子組み換え大豆のごとく、爬虫類人を人工的に生み出すことも、容易だとおもわれます。

するとお釈迦さまは高度な文明世界の神だったことになるわけですが。

まぁ、レプタリアンは人食い悪魔だとか言われてますが。お釈迦様に付いてる種類ってのは、良い派閥かもしれないですし。

 

 


涅槃図からわかるトカゲ人の正体

 

でこの法隆寺のトカゲの謎を解くには、釈迦の入滅を描いた涅槃図を見るのが、近道と思いました。

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涅槃図を見れば、上部には沙羅双樹が鬱蒼と生えて、天には摩耶夫人がいたりします。

涅槃図の釈迦は北枕で、顔は西方の極楽浄土を向くとされました。釈迦の周囲には、無数の弟子たちの姿。

しかし涅槃図により、取り巻きの顔ぶれはぜんぜん違うふうになってるんですね。

そして十二支の姿、蜘蛛や亀などの動物も、涅槃図には描かれてるのですが。

東福寺の涅槃図には50種類の動物が描かれてるとか。十二支にはいない、猫ちゃんまでも。

 

それで涅槃図に集まった弟子や十二支のなかには、明らかに妖怪みたいな感じの方々がいるんですが・・・。

龍は元々ファンタジーな動物だし。三面を持つ阿修羅、赤鬼、緑鬼、人面蜘蛛が描かれてる涅槃図もありました。

そうした現実と架空が入り乱れた、不思議の国のアリスみたいなファンタジーな世界が、釈迦のいた世界だったというわけなのか。

するとあのトカゲ人も、阿修羅や赤鬼や龍などのファンタジーな類として不思議はないようですけども。

なにしろトカゲは、蜥蜴と書く他、「石竜子」と書くのだから。

このトカゲ人は、干支の「辰」の役割であり、午、子、酉の名を与えることで、干支の全てを包括させたかもしれないなと。

「子」が入ることでネズミ繋がりもあると、言う感じがしますし。

しかし、塔本四面具の十二支の子、午、酉がぜんぶトカゲというのは、なんか「十二支はトカゲだ」的な意味になるではないですか。変な話ですよ。

 

 

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そこで、中国の十二支が元々は、バビロニア12宮から来たもので、それを伝える意味だとしたら、合点がいくところもあります。

あのトカゲ像を崇めたらしいシュメールの後継国が、バビロニアでしたので。

古墳時代飛鳥時代には、唐はもちろん、ペルシアとかインドからの僧侶や石工が、日本に入ってきていました。

法隆寺にはパフラヴィー文字やソグド文字が記してある香木も、保管されてたりするらしいですね。

つまり塔本四面具は、唐人が作ったのは良いとして、シュメールのトカゲ人形を実際に見たことがある人が作った、のかもなと。

中東系の唐人の芸術家が、中国に帰化していてもおかしくないですし。シルクロードが繋がってたおかげで、古代ギリシャ人やローマ人が、古代の中国に定着してた例というのは、珍しくなかったようだし。

 

そもそも四面具って、シメング→シュメーグ→シュメールなんでは、と思ったり。

つまりこの塔本四面具、インドでの釈迦の死の諸場面を描いてると言いながら、実際には釈迦を西方極楽浄土であるシュメールに送り出しているんでは。

だから塔の本は四面具(シュメール)と・・・。妄想ですけども。

 

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