本日発売、下巻。
10万字程度。
図版多数。
表紙
目次
下巻のまえがき
第6章 神武天皇と東征伝説の真贋
1 記紀と地域伝承に見る神武東征
・神武天皇と欠史八代を記した書物
・神武天皇の出自と別名
・神武東征伝説のあらすじ
・神武東征の区間分け
・地域の伝承の中の神武天皇
2 神武天皇は実在した?しなかった?
・神武天皇~欠史八代の御陵は後世の創作
・神武東征伝説は景行天皇や日本武尊の情報と重複している
・歴史家による神武天皇の非実在論
・歴史家による神武天皇の実在論
3 崇神天皇の年代から神武天皇の実在年代を導く
・崇神天皇は女性天皇だった
・崇神天皇に封印された卑弥呼と壱与
・天照大神・崇神天皇・神功皇后に封印された、卑弥呼と壱与(台与)
・一人の天皇に複数の人物が含まれる可能性
第7章 神武東征の決定的な矛盾点
1 神代と神武東征における金属器の記録
・中国史書の倭人伝の金属器を探る
・神武東征の中の金属
・神代の金属
・天香具山から鉄がとれるのは本当?
・神代に登場する鉄の鐸と鋺と広矛について
2 金属と家畜の記録から分かる神武天皇の実在性
・神代に登場する牛馬
・神武天皇の時代に登場する牛馬
・神武天皇実在説と日本列島の考古学調査結果の比較
3 神武東征が現在地で起きてなかった証明
・武器の出土しない奈良県
・日本史の研究は、新たな局面へ進むべき時が来た
第8章 神武東征のゴール地点は九州にあった
1 神武東征ゴール地点「F区間」の地名を北部九州内に見いだす
・筑紫平野の元橿原宮を探る
・古事記の「訶夫羅前」は九州にしか存在しない
2 元神武東征の熊野~宇陀区間は、九州南部にあった
・奈良の宇陀=九州の日田
・牟婁郡=諸県郡を起点として、周辺地域の対応が判明する
・八咫烏が、熊野に熊本が対応することを証明する
・再度、武器の出ない奈良、武器の出る福岡について
第9章 九州の北部・西部にあった神武東征
1 D区間・元D区間
・白肩津と河内湖
・五瀬命と名草戸畔
・茅渟と秦と黒鯛
2 C区間・元C区間
・難波の速い海流の正体
・吉備高島宮(高嶋宮)
・周辺地名の一致から元C区間をあぶり出す
3・B区間・元B区間
・安芸埃宮(多祁理宮)
・遠賀郡の岡水門には「あがた」
第10章 朝鮮半島南部は九州系地名だった
─元神武東征の始発地点は「朝鮮半島の倭地」─
1 元A区間の鍵を握る椎根津彦
・椎根津彦
・佐賀関半島と対応する対馬
・宇佐の一柱騰宮と壱岐は同じだった
2 朝鮮半島南部は九州系地名の土地で、元神武東征の出発地点だった
・朝鮮半島に倭人の居住地があったのは歴史的事実
・朝鮮半島に九州系地名を探る
・朝鮮半島南部に九州系地名がある理由
・理由1・韓国人は九州系地名を後世に伝えず捨て去った
・理由2・倭人は九州系地名を大切に保存した
・任那の語源は馬韓?
3 神武東征の出発地を特定する
・出発地点の地名を記紀から導く
・新撰姓氏録が元神武東征の実在を裏付ける
・弁韓と日向は同じ
・伽耶の形は九州にそっくり
・日本の語源だった?真番郡
・伴跛は元やまとだった
・槵触峰と亀旨峰
4 全体像を俯瞰する
第11章 神武東征のオリジナル版はユーラシア大陸にあった
1 神武東征伝説の祖形は大陸の騎馬民族にあった
・神武東征は神話という見地
・無視された江上氏の正答「神武東征とは夫余・高句麗伝承と同じものである」
・神武東征伝承と東明(朱蒙)伝承の完全な一致を検証する
・東明の到着地はカシハラだった?
・高句麗の八咫烏の意味
2 騎馬民族系の朝鮮半島の倭の王・崇神天皇(卑弥呼)が九州へ東遷し、神武東征と重ねられた
・崇神天皇(卑弥呼)が朝鮮半島の倭から九州へ渡った記録は実在した
・扶余にやまとがあった証拠も発見済み
・欠史八代の後半の天皇の諡号は、天皇家の移動ルートを示している
・御肇國天皇に込められた「崇神天皇の本拠は九州の筑紫(福岡)」
・魏志や後漢書は朝鮮半島南部の騎馬民族的風習を記録している
・武器・遺伝子・言語についての一考
・文化的な激変は不要だった、朝鮮半島の倭国の崇神天皇(卑弥呼)の九州への東遷
・江上氏の騎馬民族説の再検討は必須
下巻用あとがき
参考文献
著者紹介
図版の一部
目次を見たら、わかったと思いますが、
神武東征伝説の、まったく知られざる真相が、わかるようになっています。
現在KDPで準備中。リンクは後ほど貼ります。
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