日本書紀を読むと、伊奘諾尊(いざなぎ)と伊弉冊尊(いざなみ)が、天の浮橋に立って、天之瓊矛(天沼矛/あめのぬぼこ)でかきまぜると、塩が滴りそれが淤能碁呂島(おのごろしま)となったことになってる。
○いつも助かっております
オノゴロ島は自凝島とも表記
「自ずと凝り固まった島」という解釈らしい。
原初の太陽系の形成に際しては、太陽の周囲を岩石と多くの物質からなるガスの雲がぐるぐる取り巻いて回ってたんですが。
そういった様子を「天之瓊矛でかきまぜる」と表現してるみたいです。日本書紀で言うなら、
「いにしえに天地いまだわかれず、陰陽わかれざりし時、渾沌たること鶏卵の如くして、ほのかにして兆しをふくめり。それ清陽なるものは、たなびきて天となり、重く濁れるものは、つつゐて地となるに及びて、精妙なるが合へるはむらがりやすく、重く濁れるが凝りたるは固まりがたし。故、天まず成りて、地後に定まる・・・」
上記についても太陽系と地球の生成を表していると言うこともできそうです。
しかし古事記では「こおろこおろ」という擬音が用いられるので、「コロコロ転がっている」様子を、オノゴロと表記したのではと思ったりもしました。
つまり淤能碁呂島とは、自ずと転がる島を意味して、それは自転する地球のことを言ってるというのですけど。奈良時代以前の日本人が、地球は自転していることを知ってたということなんですけど。
この説は既に昔からあるようで、グーグルの検索結果でも出てくるのですが、誰が最初に唱えたのかは不明でした。
(2022年追記:まぁこれは地球の球体説に基づく話で、平面説ではちがってきますが)
いざなぎといざなみが、天の浮橋から矛を伸ばして地球を作った。という話はなにかゼカリア・シッチンの、あの話を思い浮かべます。
シッチンはバビロニアの碑文を独自に解読し、以下の様な解釈をしたとか。
惑星ニビルの知的生命アヌンナキ(ネフェリム)は、かつて存在した第5番惑星ティアマトに、ニビルの衛星を衝突させ、ティアマトを崩壊させた。それにより地球と月と太陽系の小惑星帯を誕生させた。
記紀神話の記述と、ゼカリア・シッチンが見出したバビロニアの創世神話が、共に「知性が地球を人工的に創造した」という解釈にたどり着くのは興味深いところではないですか。
いざなぎ・いざなみの神話に、46億~44億年前の地球誕生の様子が描かれているとしたら、ゼカリア・シッチン説に照らし合わせると、ニビルのアヌンナキらの知的生命が伊奘諾尊・伊弉冊尊に対応するということになるのですけど。
旧約聖書の創世記を見ても「はじめに神が天と地を創造した」とあるのも、知的生命による地球の人工的な創造を示唆しているとすれば、記紀神話、旧約聖書、ゼカリア・シッチン説の3つは奇妙におなじところに辿りつくんですよね。
すると天の浮橋というのが、なにか巨大でハイテクな乗り物なのやら。しかし日本書紀や古事記って、色んな意味ですごいことがわかった。アトランティスについても、それらしく解釈できる話が記紀神話に含まれてたりして?と思いついたので調べたのですが、よくわかりませんでした・・・。
まぁこれらを、真に受けても、真に受けなくても、こうした奇妙な一致は誰にとっても興味ぶかい話です。
ところで、近隣の学生が相変わらず大声で煽ってくる。
なんか太陽に巨大UFOが出たというニュース
これが観測されたのが2014年の5月8日から24日頃だとか。
この丸いものは、巨大惑星・木星くらいのサイズという。まさか46億年前に地球をつくった連中が太陽の近くにいるのやら。
で、実はこの謎のUFOと同じサイズのものが、2013年にも観測されてた。この動画。
Stunning UFO Appears Next To Sun 2013 1080p Available - YouTube
なんか色々と、きみょい。
地球と人類と俺が、大変なことになってきてますね・・・。
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