既に述べましたが、日本の地名の由来というのは、従来型の地名の由来は意味不明で、明らかに後世に適当に後付けされたたものが多い気がします。いま通説常識とされる地名の由来は、デタラメが多いかもしれないです。
○いつも助かっております
実際の地名の由来はこうだったりして
東北地方を例に出します。
右側が東北地方の、よく知られた県名をあらわしたもの。左側は中国地方を中心とした地域図。
青森(あお)⇔周防(すお)
秋田(あき)⇔安芸(あき)
山形(やまがた)⇔山縣(やまがた)
出羽(出)⇔出雲(出)
岩手(いわ)⇔石見(いわ)
宮城(きゅぎ・)⇔吉備(きび)
福島(ふく)⇔福井(ふく)
こうして比較してみると、律令制時代の旧国郡名が、かなりの割合で一致しているではないですか。東北地方の県名の由来は、中国地方の旧国名にあったのではないだろうか。邪馬台国を東遷したように、ヤマト王権が東へ支配地を拡大すると共に、西日本の地名に倣ったものを移植したのであると。
これが本当の日本の地名の由来に、含まれていたのではと考えています。こういうのを今まで馬鹿みたいに研究してきたんですが。
これは今はなき電子書籍に収録されたものですが、形を変えて再出版する日が来るかもしれません。
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