最近、生意気にも新たな原稿を進める上で、資料が必要になったので、古代の国郡マップを適当に作りました。
○いつも助かっております
地図づくり
当たり前ですが、今の日本の都道府県境界や地方自治体の区分と、弥生時代後期~末期の区分、そして古墳時代~奈良時代頃の律令制下の地域区分は、名称もぜんぜんちがう。
このたび作ったのはだいたい和名抄編纂の頃、奈良時代~平安時代頃(8世紀~10世紀)の区分。江戸・明治時代以降に割譲された郡名は完璧な仕様ではないのだけど、大まかには分かるようにしました。
特に明治時代以降の新しい都道府県名と郡名などについては省略しました。
文字が小さくてぼやけ分かりにくい所があります。画像を拡大したり縮小したり、ウィキペディアの該当ページなど参照しつつ、使ってみてください。
九州地方
中国地方
律令制下では、瀬戸内海側が山陽道、日本海側が山陰道だった。山陰道は現在の兵庫県北部も含む。
律令制下では畿内と呼ばれた。この地図上の山背国・摂津国・大和国・河内国・和泉国の五カ国が畿内。河内国あたりが狭くてわかりづらくなった。
紀伊国と淡路国は四国と同様に南海道。播磨国は山陽道。但馬国と丹波国と丹後国は山陰道。近江国は東山道。
関東地方
律令制下では北関東が東山道、南関東が東海道。千葉県は東海道だった
東北地方
律令制下では日本海側が出羽国、太平洋側が陸奥国(みちのく)で、時代によって分割されたり合併したりした
郡の位置は正確ではなくて少しずれているので注意です。
つかった白地図サイトはここ
http://technocco.jp/n_map/n_map.html
社会貢献度が低いので、作ったものを無償で公開・・・。
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