自分のことですけど、対人恐怖症とネット弁慶というのは共存できるらしい。リアルで人付き合いできないという場合でも、ネットでは思ったままを放言できるっていう、そういうのは誰でもありそうな感じですけど。(べつに掲示板で悪態ついてるわけではない、強気に出れるという意味)
ところでうちの近所の集ストに参加している方々は、苛立ったり上から指示されると、大声で罵声を浴びせる、ピンポンダッシュみたいに「罵声ダッシュ」して行く、という思ったままに現実で放言する傾向があるのですけど。
それはともかく、新たに出版しようと思ってましたが、出版について考えなおす機会がありまして、紆余曲折の末にいったん白紙に戻りました。
それで今は幾つかの出版社に対して「('A`)わたくし一応作家経験者の駄目人間なんですけど、原稿持ち込み可能ですか」とかけあってますが、まだ色良い返事は貰っておりません。あと数社ほど探してみますが。
最近の出版社は基本的に、素人原稿の持ち込みは受け付けないらしいです。自費出版であるなら受け付てますが、企画出版となるとやはり売れる内容じゃないとだめらしいし、全国からどっさりと送りつけられたりすると、うっとしいのはご尤も。なので素人は持ち込みでは受け付け難いようです。
それでも、俺みたいな社会の底辺を味わった臭い人であっても、「作家経験者の原稿なら持ち込みを受け付ける所があるかもしれない」という可能性を追うことにしました。
しかし最近はKDP(Kindle Direct Publishing)=アマゾンのキンドルでの自力出版システムでやってみようかと思って勉強してるところです。
出版業界では、お金を出して本を作ってもらう自費出版と、出版社負担で作家の作品を大々的に売り出す企画出版という、従来は二種類の方法がありましたけど、ここにKDPという自分の力で全部やるという第三極が登場しているというわけなのです。
既存の出版社としてはアマゾンのKDPはなにかと日本のルールに沿ってないとのことで敵視されていますが、お金をかけずお手軽に作家になれて利益を得られるような仕組みは市民としては歓迎するほうに傾くのは当然な気がしますけど。
KDPから作家デビューしてる人はかなり多くなって、日本語で読める電子書籍は5万タイトルを超えてるのですが、出版するには幾つか問題がありまして。
ひとつは電子書籍利用者数が、まだすくないということです。
調べた所では2013年現在で電子書籍専用端末を持っている人は、せいぜい200~300万人ほど(?)ではないかと。電子書籍を読み込む装置としては、スマートフォン、アイパッド、アマゾンのキンドル、楽天のコーボー、ソニーの製品などなど。
専用端末の普及率は低いとはいえ、スマホの普及率は高いので、実際のところ専用端末の普及率が低くともそれほど関係ないのかもしれませんが。
最大の問題点は、本が売れる売れないは、内容の面白さ、つまり作家の実力次第だし、はっきり言って素人に毛が生えた程度の、毛生え素人レベルの作品しか書けないとなれば僅か数部しかダウンロードされないという、現実の厳しさを味わう方も多いとか。
そこで薬用の毛生え薬(実力向上と積極的な宣伝)が必要になるわけですが。自分の場合には一日あたりツイッターで290人、ブログで150人前後アクセス数があって、ぼちぼち見かけられてると思うんですが。この数字だと内容を充実させても、部数を売ろうとするには物足りない感じです。
それからもう一つはKDPから出版する手順は、ある程度学ばないと難しいみたいなことです。横書き+文字だけだと簡単なのです。しかし縦書き+画像ありだとちょっと色々面倒なことがわかりました。
しかも縦書きだとルビ(よみがな)を付けることができないらしいです。これは歴史系の本をKDPから出そうというときは、よみがなはカッコを付けて「天照大神(あまてらすおおみかみ)」というふうにカッコを付けて書かないといけないてことです。
横書きだとルビが付けられるそうなんですが、KDPではこの辺の対応がしてなかったのは予想外でした。
で、ネットでいろいろ調べた結果、KDPのとりくみ方法を伝授してるサイトが幾つもありました。わかりやすかったところとしてはー
・アマゾンのKDP本家の解説 KDPやるなら閲覧必須
このへんが。あとはネットで検索してみると色々ありますが、検索の仕方によって結果の表示は違ってくると思います。
いずれにしても現時点ではKDPで縦書きだと難があるようで、これは「縦書きルビ付きで電子書籍化したい」人にとっては煎餅をかじりながら改善を気長に待つしかなさそうな現状です。
○いつも助かっております
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