たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

古事記

むかしむかしあるところに大国主命が3人以上いました~烏孫と出雲に居た大国主命~

大国主命(オホクニヌシノミコト)というのは、おそらく3人以上の集合体なのでした。 そしてそれぞれの大国主命の活躍した舞台は、実は別々の場所だったのでしたが、記紀が編纂される時代に、「日本列島だけが大国主命の舞台」っていうことにされてしまった…

葦原の中つ国の形は古来より伝わってきたとか

日本列島の別名である葦原の中つ国について、あまり知られてない情報があったので、少し述べておきます。 ○いつも助かっております 古事記と日本の神々 ダメ人間の見本市として、恥を晒して過ごしてきました。15年ほど前、近所の子供に「何もできない人」「…

「騎馬民族の影響を完全否定するのはトンデモ(2)」 日本史の中の月氏 2022年改訂版

Yuezhi - Wikipedia ○いつも助かっております きめつけんなて 前回の「騎馬民族の影響を完全否定するのはトンデモ(1)」 匈奴は来た 「騎馬民族はこなかった」と断言する先生が多い昨今なので、騎馬民族は来たとか言ってると「何いってんのこの人あたまお…

古代の機織り機「原始機と地機」の埴輪

栃木県下野市(しもつけし)といえば、最近原稿の執筆をしているなかで、古墳の測量図を送っていただくなどあって、個人的に興味を持った街でした。 以前、下野市で考古学上の重大発見があったので、それを取り上げます。 ○いつも助かっております 下野市と…

国常立尊とエジプトのピラミッド・・・「超古代のある物体」を表現している?

古代の日本と世界の秘密にぐったり迫る、たっちゃんの古代史とか研究所。 『日本の地名の真の由来と神武東征のカラクリ仕掛け(下)』電子書籍のイラスト。 ここに書いてあることは、ぜんぶ想像力の賜物です。 べつにソーメン屋とかイルミ街の悪夢とか新興宗…

エジプトの大ピラミッドの地下構造は既に超最深部まで調査されている

「2に続く」といっておいて、続かないように見える当ブログですが、そのうち続きます。といってましたが、この記事は続き物じゃなくて単発にしました。 ○いつも助かっております ピラミッドの秘密の空間情報 エジプトの大ピラミッド「クフ王のピラミッド」…

磐座と飛行物体

磐座(いわくら)の謎について。 ○いつも助かっております 空飛ぶ乗り物 古代に空飛ぶ乗り物があったというと、ファンタジーかもしれませんが。 しかし記紀神話には、そういう記録があるから仕方なし。 たとえば最も最初のものでは、 イザナギとイザナミが、…

極論だけど日本の神様の起源はエジプトの神にあると思った件

最近ブログなどで、日本の起源はエジプトにあるみたいな仮説をあちこちで見ますが。 それらのブログをあえてリンクしませんが。俺がリンクすると嫌がる方もいそうな気配がするので。普通の人はそれを見て、真顔で堅焼きせんべいをかじっていたりしますね。 …

京都の向日市の五塚原古墳は真の垂仁天皇陵で、垂仁天皇は倭の女王「壹與」の子な理由

『封印された叡智の回復(仮)』の原稿がなかなかまとまらない。というわけで、ブログでちょっとづつ内容を発表しつつ、まとめていくことに。 ○いつも助かっております 崇神天皇=卑弥呼+壱与説を証明する古墳 これは、拙著『崇神天皇に封印された卑弥呼と…

高天原はどこにあったか

日本の八百万の神様の集う、高天原がどこにあったか。 昔から長いこと議論されて、いまだに定説はありませんけど。 ○いつも助かっております 高天原の場所については諸説ありますが、いくつか例を挙げると ・天上界説 ・奈良盆地説 ・奈良金剛山地説 ・宮崎…

美豆良(みずら)の正体はユーラシア大陸の奥地に見つかる

俺は普通の人が簡単にできることが、なにもできない。 そのことで、普通のことが普通にできる人々に、さんざん嘲笑されて生きてきました。 俺が世の中にいると、人々に悪心を発生させてしまう。迷惑なほうが多い。俺は居ない方がいいとか。 自分に残されたの…

天皇家は確かに騎馬民族系だった・・・下巻の内容

「よく生きていられるよね」「恥知らず」とはよく言われて、精神的に追い詰められる経験は続きました。 恥を知っているから、何でも途中で辞めてきたんですが。 挑戦が大事だと言われて挑戦しても、途中で辞めて恥を晒すことは何度もありつつ、世間の冷酷な…

記紀神話の地球創世仮説と巨大UFO 2022年改訂版

日本書紀を読むと、伊奘諾尊(いざなぎ)と伊弉冊尊(いざなみ)が、天の浮橋に立って、天之瓊矛(天沼矛/あめのぬぼこ)でかきまぜると、塩が滴りそれが淤能碁呂島(おのごろしま)となったことになってる。 ○いつも助かっております オノゴロ島は自凝島と…

倭国の本拠地の変遷(推定)2022年改訂版

今回はとても長い記事になったんですけども。まぁ、暇つぶしにでも。 ○いつも助かっております 倭の歴史の真相をさぐりたい 倭国と天皇家は、縄文の古くから連綿と、日本列島にあった、そして大和の都は神代から奈良にあったと、ずっと疑いようのない常識と…

日本神話に秘められた宇宙構造論

日本神話のひとつの物語は、明確にひとつの出来事を描いているのではなかった。 ・・・・・・・・・・・・・・・○いつも助かっております インフレーション理論 おそらく私見としては神武天皇も、複数の人物の習合であると見ています。 それはあたかも神武天…

記紀神話・第1番目の島・淡路島と、天草諸島の地名が一致する件

日本列島の真ん中に浮かぶ淡路島と、九州の西に浮かぶ天草諸島についてのお話。 ○いつも助かっております 淡路島と言えば 古事記と日本書紀で、第一番目の島となってるところは良く知られてますね。存在感が抜群。 一方で天草諸島は、一見すると記紀には全く…

神世七代の正体は「建設者」だった2 2022年改訂版

聞いた所によると、アセンションすると人体が透明になるとか発光体になるような表現があるんですが、これは現実的に有り得るかというと疑問符が先行せざるを得ないと思われます。 勿論これを信じても構わないが、人間が発光クラゲみたいになって空間を漂える…

神世七代の正体は「建設者」だった1

日本神話の神様の正体が、通説と違うかもしれないという話。 日本書紀の天地開闢から神世七代と呼ばれる神様までを、別伝(一書第一~第六)を含め列挙すると、だいたい次の通り(別名は省略)。 1国常立尊、2国狭槌、3豊斟渟尊、4可美葦牙彦舅尊、5天…

【前方後円墳矢印説】大仙古墳は仁徳天皇陵だった・・・大仙古墳編(2022年改訂版)

原稿が8割方まとまって来た所ですが、いろいろ考えていたら何か鬱になって来ました。今回は前方後円墳矢印説で解明する大仙古墳の被葬者について、かいつまんで取り上げます。 ○いつも助かっております 大仙古墳のデータ 大阪府堺市堺区大仙町 全長486m…

前方後円墳は矢印だった

前方後円墳矢印説の概要公開 全国の津々浦々にまで巨大な威容を誇らしめ、またはひっそりと佇んでいる、数多くの前方後円墳。 前方後円墳の正体とは、従来より弥生時代末期以降の権力者の埋葬施設、権力誇示のためのモニュメント、地域の目印、そういった目…

3世紀の倭に騎馬民族系の人々が居た?1

今回は騎馬民族は倭にいた説でちょっとした仮説。 ○いつも助かっております 騎馬民族征服王朝説でなく騎馬民族倭人融合説として捉えてみる かつては一大センセーションを巻き起こした「騎馬民族征服王朝説」は、考古学的調査が進むと共に、いまや否定派が多…

古代史漫画キャラ~伊弉諾尊~

古代史キャラの設定します。 古代史の登場人物は髭ヅラだらけなので、髭愛好家の方にはおすすめです。 伊弉諾尊 キョロキョロ伊弉諾尊さん まじめ伊弉諾尊さん ツンデレ伊弉諾尊さん 漫画をひとつ完成させようと思いましたが、とりあえずプロじゃないし、話…

卑弥呼と蛇神大物主神との繋がりは「魏志倭人伝」に暗号で書かれてた? 2022年改訂版

今回は卑弥呼と大物主の関係が、「魏志倭人伝」に書いてあったのでは?という話。 ○いつも助かっております 卑弥呼の特徴 魏志倭人伝は卑弥呼を中心として倭国情勢が淡々と伝えられますが、とくに卑弥呼を表す一文として次の部分が注目されます。 其國本亦以…

大和三山と三輪山を繋ぐ、2つの二等辺三角形

この前は大和三山の二等辺三角形と耳成山人工山説をお伝えしましたが、実はやはり中途半端でした。どこまで発表して良いのかという逡巡を経まして、今回はもう少し踏み込んで続きを書きたいと思います。 ○いつも助かっております 大和三山と三輪山の図 この…

大和三山の人工二等辺三角形と耳成山の人工造成説 2022年改訂版

これまでの人生で「散々」な目に遭ってきたので、日本各地の「三山」を調べてみようと思いたちました。 ○いつも助かっております 大和三山の調査 日本には「熊野三山」「出羽三山」など幾つかの三山を確認できます。 しかし日本の歴史上で、最も古くからその…

邪馬台国の彌馬と御間城 2022年改訂版

この記事は崇神天皇の瑞籬宮は、名前を元にしているとの内容です。 ○いつも助かっております 名前は地名 崇神天皇 - Wikipedia 遅ればせながら、安本さんの「天照大神は卑弥呼である」を読み始めました。 冒頭に魏志倭人伝の卑弥呼の居城には矛を持つ兵隊が…

卑弥呼が儀式に青銅武器「戈」を用いたのは「惑」の1字からわかった 2022年改訂版

古代世界にあって、銅戈(どうか)とは武器であるわけですが。 戈は「ほこ」で矛と読みが同じですが、違う種類の武器です。今回は古代の戈についてのおはなし。 ○いつも助かっております 卑彌呼事鬼道能惑衆 魏志倭人伝には、兵は矛を持つ、鉄鏃を使うとあり…

田道間守の行った常世と非時香果の正体1

非時香果(ときじくのかくのこのみ)についてのお話です。 ○いつも助かっております 非時香果とは これは垂仁紀に登場する謎の木の実。 垂仁天皇90年、天皇は田道間守(たじまもり)に、「常世の国へ行き、非時香果を手に入れてきてほしい」と命じました。…

崇神天皇の在位年代、その諸説

世の中、崇神天皇の実在についての論点はもちろん、在位年代についても諸説あり、多くの本が出てるとか。 ○いつも助かっております それぞれの在位年代説をみてみよう 崇神天皇について在位年代の考証をし、記録に残る最古の例は、言わずとしれた712年成…

崇神天皇=卑弥呼説の検証、狗奴国編

本が出てから、あちこちの通販サイトをチェックしたんですが、確かに自分が書いて、出版社に出版していただいた本が並んでました。 多くの本が並んでる中に自分の本があって、何故か子供の頃に、描いた絵が廊下に貼られた時のことを思い出しました。 もちろ…