たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

道志村の神隠しから想起してしまった破滅的瓢箪の話

もーれつ台風で雨続きで、びんぼーで時間も余裕もなくて、屋根工事も進まない近頃。
最近は奥歯の激痛に悩まされ、のたうちまわった。
痛いと集中力が失せる。何にもできなくなる。アゴが腫れてコブとりじいさんになった。
おかげで丸二日無駄にして、また今月も、目標金額に届かないかもしれない・・・

 

○いつも助かっております

 

 

 

 

 

道志村の行方不明事件

 

なんか山梨で、小学生の少女が行方不明になったじゃないですか。
場所は山梨県の、道志村、アイーン。

これについて、山奥の低学歴のバカが思い付いた話があるので、暇ならちょっと読んでみてほしい。
なんか新たなことに気づくかも。

もう9月の末から行方不明になって、既に40日以上が経過してるとか。
どんなに人員を投入しても発見に至らないから、遭難じゃなくて神隠しだとかいう話もあったりしました。

椿。
キャンプ場が冠している名前でしたが、ここは昔から椿という小字の地域なようです。

椿はチンと音読すると、椿事(珍事)に通じてますね。
椿には、思いがけない出来事世みたいな意味が含まれてるのですよ。捜索中、何人も遭難者が出たのも頷けますね。
この未来の行方不明の出来事を、暗示してたかのような。あるいは、思いがけない出来事を起こした者が、いたというべきか。

 


瓢箪から駒

 

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むかしから、瓢箪から駒なることわざがありました。ドラえもんの四次元ポケットも瓢箪の類かと思いましたが、辞書をひくと、

・意外なところから意外なものが出ること。

・ありえないこと。

・冗談がほんとになること。

 などとあるのですよ。
このことわざ、中国にいたという伝説の仙人、張果老に由来するとか。知りませんでした。

なんか、思いがけない出来事をあらわす「椿」は、「瓢箪から駒」とよく似てますね。どちらも意外性に満ちた出来事をあらわす言葉で。

で、瓢箪から駒が、本件に関係あるのかと、疑問かと思いますが。
大きな関わりがありました。


それは、椿エリアの形を見ればわかります。

こんなふうに。

 

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椿は、いびつな瓢箪の形をしてた。なんでわざわざ、行方不明の場所が瓢箪なのだろうか。

 この話はここでおしまいにしても良いのですが、ついでに気づいたことがあるのでくっつけたら大層なスケール感になってきました。

 


大室山

 

ところでこの道志村で知られた山としては、大室山がありますね。ちょうど瓢箪な椿の、キャンプ場のすぐ南がわ。
標高1587mでブナ林に覆われた、自然だらけの山。登山でも人気が高く、山梨県百名山だとか。
この山の名を聞くと、そこはかとなく思い出すのは大室虎之助様ですが。
それはまぁ置いといて、奇妙椿妙な物事は、ちいさなキッカケを元に突然と見つかるものです。

 

 

少女と真相

 

大室山の四次元の瓢箪の森で消え失せた、あの少女。
「神威、神霊、信仰」の意味を持つ名前のあの少女。


実はいろいろと並べ替えてひねって逆さ読みしたり関連事物調べたりすると、気が付きました。

大室山と関係する要素は、こんな形で持ってたのですね。

たて読み

大↔小 (サイズ)

室↔倉 (建物)

山↔岬 (ミサキとは神威、信仰の象徴)

と、見比べてみればナルホ、妙に整合するではないですか。

山には古来より山岳信仰があり、御神体そのものだったりする、神威の象徴でした。

ミサキとは人々に畏怖されてきた神霊、神威をあらわす言葉です。七人ミサキなどは知られてますね。

・・・とするとこの方がいなくなったのには、意外と大きな意味があるのかもしれないです。

 

 

3つの大室山

 

話は飛躍的にスケール感を大きくしていきます。

道志の大室山は丹沢山地に属するのですが、実はこの東海地方東部エリアには、何故か3つの大室山が集まってたりするのです。
最近まで気がつきませんでした。それが以下の3つ。

1・道志村の大室山
山梨県南都留郡道志村大室・椿 /神奈川県緑区青根

2・富士山麓の大室山
山梨県南都留郡富士河口湖町本栖

3・伊豆の伊東の大室山
静岡県伊東市池・富戸

こう、なんで大室山がおなじエリアに3つもあるのかと。不思議ですね。ちょっと離れたところや、遠方にはないのに。

大室山というのは、内部が室(空洞)だからこの名前があるのですかね。
富士山の大室山、伊豆半島の大室山はとてもよくにた、お椀型のスコリア丘に分類される火山で。火口の空洞がぽっかり空いてるから「大きな室(空洞)の山」なのかとおもわれました。
しかし、道志村の大室山は隆起した山塊であり、火山ではないようですね。
でも内部が空洞だから、大室なのだろうかと。

そういえば行方不明の件でも、洞窟に落ちたとかいう説もありましたが。どうなのだろうか。

 

 

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3つの大室山の位置関係

 

んで3つの大室山の位置関係を調べると、やはり普通じゃない様態が見えました。
道志村伊豆半島の伊東の大室山を結びつけると、ほぼ南北の線で結ばれてしまうのです。

同じ名前の山が、真北と真南にあるなんて、なんか意図的ですね、伊東(意図)なだけに・・・。

つぎに3つの山を繋げてみると、三角形が出てきますよ。これがまた、なんか、特殊性ありありだったりします。

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測ってみると、南北67km、東西38kmにまたがるのが大室山三角形でした。その三角おにぎりに詰まった中身の具が、またなんか意味深。

 

富士山と箱根山


この大室山三角形には、噴火すれば東日本を壊滅させるほどの巨大火山を2つ包括するという、特殊性があったりしました。

つまり2つの巨大火山の結界。それが大室山の役割だったのだろうかと。なにしろ3つの大室山が、ちょうど2つの巨大火山を囲んでるのだから。

そういえば、
箱根山強羅温泉には、ひょうたん山、ありますね。
・富士山は、仙人が住む山と、古来より伝えられてましたね。仙人といえば、瓢箪、瓢箪といえば瓢箪から駒
大室山三角形の山ふたつとも、瓢箪つながりでした。

そこではっと気づくのですよ。

「なんだ、2つの火山をくっつけたら瓢箪だー」

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少女の失踪と大地震・大噴火

 

先の事件については色んな考察が出てますが、計画的なヒトサライ、の可能性が高いのでは。入念な構想と下準備を経た上で、ヒトサライを実行したのでは。

多くの世界人類が所属してる、地球規模の陰湿組織が犯人だと、解決はしませんね。

何の目的で?

 

瓢箪の森に消えた、神霊の名を持つ少女。

瓢箪を供えた、道志村の大室山。

3つの大室山トライアングルに囲まれた、富士山と箱根山の大瓢箪。

 

こんな3段階の瓢箪が隠されていたこともあり、

なんか個人的には全てが富士箱根の激甚大災害に繋がっているような気がしてしまう。

つまりあの少女失踪が、瓢箪の異次元的な災害発生装置の、トリガーだったのかもしれないなと。想像するばかりです。

 

ちなみに瓢箪を英語で言えば、a gourd(あ、ゴールだ)・・・意味深過ぎる。

 


2022年5月の最新記事

道志村の事件は精神や霊魂に関する要素に満ち満ちてるのは何故か

関連記事

小説リングと貞子ちゃんの謎


そういえばリングも富士山を目指すラインを引いて、地獄を見せてたんですよ。詳しくはこの記事で。

 

 

黄泉の蛙がよみがえる

先日の台風19号が来る前、道に大きながまがえるがいた。

近くに沢があるので、こういうのもいるのかと。

 

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ゲコゲコ・・・

比較対象として500円玉を置いてみると、その大きさが分かる。握りこぶしよりでかくて、なんか力強い。

このガマはガマの油とか言って、昔からある血止めの軟膏薬になるイメージですが。体内や皮膚に強い毒を蓄えてるとか言うので、手のひらでじかに触ったりしないほうがいいらしい。

 

○いつも助かっております

 

 

 

 

蛙は博識と考えられてきた

 

八十神を撃退しスサノオに認められた神である大国主神が、出雲で国造りをする時。

小人と蟾蜍(ひきがえる)と案山子(かかし)が、その手助けをしてたという。

 

・小人は少彦名命(すくなひこな)

・蛙は多邇具久(たにぐく)

・かかしは久延毘古(くえびこ)

 この多邇具久は、今でいうかまがえる(ヒキガエル)のことだとか。

蛙は古来より人々に馴染みの動物でした。

蛙とは本来、世の中を知り尽くした動物とかんがえられていました。

それは古今東西、井戸の外側にはどこにでも蛙がいるから。

 

ところで蛙には、ことわざや有名な俳句なども色々あるようす。

 

井の中の蛙大海を知らず」

これは井戸に潜む蛙とは、世界のことを何にも知らないことを例えたことわざです。

しかしこれは逆に言えば「井戸の外の蛙は大海を知る」という意味合いが隠されている感じがします。

 

「蛙の子は蛙」

そう、その叡智は、蛙の親から子へ代々伝えられていたようです。

 

誰でも知ってる有名な一句。

「古池や 蛙(かわず)飛びこむ 水の音」

これは古い池に飛び込む蛙が要点でした。蛙は人間も知らない古代のことも知っているということになり、「井の中の蛙大海を知らず」の逆の意味を表すかのよう。

 

「蛇に睨まれた蛙」

たとえ蛇に睨まれちゃったとしても、その知識は失われないものです。

 

「蛙が鳴くから帰る」

蛙に従って帰れば間違いはないという。まさに蛙は神の使徒らしく信じられてきた証。

 

「蛙の面に水」

たとえ嵐だろうと大地震だろうと。蛙はへっちゃらなのです。

 

 

蛙の古名と世界言語

 

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ニホンアマガエル - Wikipedia

 

蛙を表す日本語例

蛙・かえる(かへる)

蛙・かわず(かはづ)

多邇具久・たにぐく

蟾蜍・ひきがえる

蝦蟇・がまがえる

雨蛙・あまがえる

多邇具久(たにぐく)というのは不思議な響きで、これは「谷にゲコゲコ鳴くから」みたいな意味合いにも感じ取れます。これはあくまで日本国内に限定ですが。

しかし、さらに世界の言語と比較してみると、共通するものが見つかったりしました。

 

インドネシアアチェ語では、蛙のことをCangguëk(カンゲック?)と言うとか。これは明らかに多邇具久との共通する発音だったりする。

フィリピンのパンパンゲ語(^o^)のTugak(トゥガック?)にも、なんか共通点が見えました。

Tugak  Tu- -ga-k(パンパンゲ語・フィリピン)

Taniguku Ta-ni-gu-ku(日本古語・多邇具久)

Cangguëk Ca-n-gguë-k(アチェ語・インドネシア

このへんは、たぶん大昔にフィリピン人やインドネシア人とつながりがあった、その名残かと思われました。

縄文人の源流である、東南アジア(スンダランド)からの流れで。

 

さらに興味深いことに、南米のほうにカエルそっくりな呼び名を持つ民族がいました。

蛙(かえる)

K'ayra K'a-y-ra(ケチュア語・ペルー)

Kaeru Ka-e ru(日本語

 カイラなので、カエルの母音が入れ替わった呼び名なんだなと分かったりしますね。

最新の研究ではアメリカ大陸のインディオ縄文人に近い人々だったとか。ということは環太平洋の言葉と人の遺伝子は、縄文人によって繋がってるということに。

 

 

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崇められた蛙

 

あちこちに蛙が崇められてる様子は、神社や仏閣を見ればわかったりします。

蛙の像が置かれていて、特別なご利益が信じられて来たらしいです。

・わかがえる(若)

・よみがえる(蘇)

・むかえる(迎)

・さかえる(栄)

 みたいな。

神の使いとして蛙が崇拝され、蛙の多邇具久が大国主に仕えて利益をもたらしたことにも、通じるではないですか。

しかしどうもこれらの言葉は、人の生死や、栄枯盛衰や、老若の要素に関連づいている気がしました。

老いからの若返り、死からの蘇り、あの世からのお迎え、衰退からの繁栄、みたいな感じ。

たぶん蛙という動物が、古代から「あの世につながる存在」と考えられたことが関係しているような気もしました。

 

 

 あの世につながる蛙と月

 

そういえば「旧約聖書」でも、蛙の神様がいた。その名はミカエル。蛙と関係するのかどうかは知らないけれど、神の世界に通じる意味では、たにぐくと共通するようでした。

蘇(よみがえる)と言うように蛙は死者の蘇生、黄泉(よみ)の世界にも通じるようです。そういえば蛙は「かへる」で「ヘル(HELL・じごく)」的な音を有するし。名は体を表す的な、運命的な解釈も出てきてしまいますが。

かえる→かへる(古語)kaheru→kahel→ka-hell

 

そうすると多邇具久(たにぐく)というのも、地獄の谷(ごく)、地獄の獄(ぐく)の音を持っているとすれば、やっぱり黄泉=地獄を渡ってきていたのかと。

そうなると「かわず」は「三途の川」の「川途(かわず)」なのだろうかと。死ぬ時に「あの世へ帰る」と表現するのも、あの世に蛙がついてまわっているようです。

そもそも黄泉というのは泉なので、蛙が住むにはいい場所だったかもしれませんし。すると黄泉の蛙が蘇る(黄泉がえる)なんて言うダジャレを利かせたくなるのが人情だったりするし。

英名のフロッグというのも水をためた施設「フロ=風呂」を含むので、日本語的なニュアンスが入ってるもんだなと感じたりするのですが。

蛙 かへる ka-hell(hell=地獄≒黄泉)

蛙 かわず 川途→三途の川

多邇具久 たにぐく 谷獄→地獄谷

で、この想像があながち間違ってないんじゃないかと。

 

というのは、道教の蟾蜍の神話を見て分かったりします。

蟾蜍(センジョ)とは コトバンク

デジタル大辞泉の解説
せん‐じょ【×蟾×蜍】
ヒキガエルのこと。
2 《西王母(せいおうぼ)の秘薬を盗んだ姮娥(こうが)が月に逃げてヒキガエルになったという「後漢書」の伝説から》月の中にいるというヒキガエル。転じて、月のこと。


世界大百科事典内の蟾蜍の言及
嫦娥】より

…《淮南子(えなんじ)》覧冥訓に,羿(げい)が不死の薬を西王母に求めたところ,嫦娥がこれを窃(ぬす)んで月に奔(はし)ったことがみえ,そこでは嫦娥は羿の妻と解されている。月に奔った嫦娥は月中の蟾蜍(せんじよ)(がま)となり,月の精となった。そのことは《楚辞》天問にも歌われていて兎となったとされ,晋の傅玄(ふげん)の〈擬天問〉には,兎が薬を擣(つ)く話となっている

蟾蜍(センジョ)とは - コトバンク

 ひきがえる(蟾蜍)が薬をとって逃げた先は、月だったとか。この月というのが、黄泉(地獄)に関係するというのは日本神話から見えたりします。

前回の記事でも書いてましたが。

イザナギがどうにかこうにか鬼妻イザナミの支配する黄泉から地上に帰還した時。筑築の日向の橘の小戸の阿波岐原(ちくしのひむかのたちばなのおどのあわきはら)で穢れた身体の禊ぎ(みそぎ)をしました。

この時に右目を洗うと月読命(つくよみ)が生まれたとあります。黄泉(地獄)のエキスを元にして生まれたのが、日本の月の神なのであります。 

同時に黄泉のエキスを元に、左目から天照大神(あまてらす)、鼻から素戔嗚命(すさのお)が生まれたのであります。 

「月は黄泉(地獄)と繋がっている」とは、日本の古代人が伝えていた話だったのですよ。

だから「月読=月黄泉」なんすよ。

 

そういえばシュメールの冥界の神、イナンナは、月神の娘と伝えられているとか。

ということは日本神話で冥界(黄泉・地獄)から帰ったイザナギ月神を生み出したことと、なんか明快に繋がりを感じ取れる話です。

 

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月 - Wikipedia

NASAがぱったりと月面着陸をやめちゃったのも、月面で地獄の一端を見たからなのかもしれませんが。

蛙が鳴くから帰るというのは、黄泉に帰る意味合いがあるのですかね。

 

そういう意味で多邇具久という出雲の蛙神が、黄泉のことすら熟知していてもおかしくなかったですね。

まぁ、黄泉につながる出雲の支配者、大国主神の使者の蛙なのだから、何ら不思議はない感じです。

 

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桃と腿がモモと呼ばれる起源はイザナギの神話にあるっぽい 

 

 

   

桃と腿がモモと呼ばれる起源はイザナギの神話にあるっぽい

なんか工事もいったんやめて、ライターを再開してるのですが。

まるっきり理不尽な「トゥルーマン・ショー」で、バカみたいな人生だとつくづく感じる。この世界が、いろんな形になって粘着質に絡みついてくるので。

それにしても、隣のおばさんが連日朝から晩まで叩く叩く。くだらない覗き嫌がらせに夢中で異常につきまとって嘲笑して、うちじゃない音にも一々叩き返したり。どうすんのこれ。

 

○いつも助かっております

 

 

 

 

桃の語源

 

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たわわ、たわわと実る桃。実は桃は、日本原産じゃなかったです。中国の北西、東トルキスタン(新疆、タリム)のほうに発祥するとか。

縄文時代前期に小型の桃が入り、後に弥生時代卑弥呼の頃、栽培品種が入ってきたらしい。

欧州でピーチと言うのは、ペルシャが最初に中国の桃を栽培したからと。

・・・という上記までは、ウィキペディアで見ました。

 

日本語の桃(momo)はなんか不思議響きですが、語源については諸説あるようで、定説としては以下のものが示されていました。

“もも”の語源には諸説あり、「真実(まみ)」より転じたとする説、実の色から「燃実(もえみ)」より転じたとする説、多くの実をつけることから「百(もも)」とする説などがある。

・真実

・燃実

・百

モモ - Wikipedia

 

なんか、これら全部、的外れな印象。

なぜなら、本来の桃の語源というのは、日本神話のあの話に関係するような気がしたから。

 

 

日本神話の桃

 

このももという不思議な響きの本当の語源は、日本神話のなかに見つかります。


イザナギが黄泉の国から帰還するとき、黄泉大神こと妻イザナミが解き放った、雷神と、黄泉醜女(よもつしこめ)というゾンビ軍団。こいつらに襲撃されました。

そのときにイザナギが黄泉の大地に実ったもの投げつけと黄泉醜女を退け、命を救ったのでした。

この桃は活躍を称えられて「意富加牟豆美命(おおかむづみのみこと)」と名付けられました。

古事記』では黄泉の国の条に登場する。伊邪那岐命が、亡き妻の伊邪那美命を連れ戻そうと、死者の国である黄泉の国に赴くが、失敗して予母都色許売や8柱の雷神、黄泉軍に追われる。地上との境にある黄泉比良坂(よもつひらさか)の麓まで逃げてきた時に、そこに生えていた桃の実を3個取って投げつけると、雷神と黄泉軍は撤退していった。

この功績により桃の実は、伊邪那岐命から「意富加牟豆美命」の神名を授けられる。そして、「お前が私を助けたように、葦原の中国(地上世界)のあらゆる生ある人々が、苦しみに落ち、悲しみ悩む時に助けてやってくれ。」と命じられた。

日本書紀
日本書紀』では神産みの第九の一書に登場する。『古事記』と同様に、イザナギ命は黄泉の国で8柱の雷公に追われる。その時、道端に桃の樹があり、その樹の下に隠れて桃の実を採って投げつけると、雷公は退走していった。これが、桃を用いて鬼を避ける由縁であると記されている。

オオカムヅミ - Wikipedia

この、桃で邪気を払うという思想、明らかに中国の道教の影響が入ってるのですが。

意富加牟豆美命は、事実上は桃というか戦士だったよう。

ここに桃がモモと呼ばれるヒントがありました。

 

 

桃と守護

 

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イザナギ - Wikipedia

 

要するに桃は、日本神話では「イザナギの守護神」としての役割があったわけでした。

ここで、意富加牟豆美命、桃、守護という3つの要素に、なんか接点が見えてきました。

意富加牟豆美命を分解すると、

・意富=大(おほ)

・加牟=神(かむ)

・豆美=実(み)、摘(つみ)

・の命=みこと(貴人の尊敬語)

となり、「大いなる神の実」あるいは「大神(イザナギ)が摘んだ実」の意味がでてくるんですよ。

ここの「豆」「豆実」が、どうやら「桃」に対応しているのだと気がつきました。

 

豆=mame

桃=momo

と子音が一致しますが、これが偶然ではなかったです。

豆は2つに割れるものと、古今東西で相場は決まってますが、桃の実も左右に割れてる尻的な外観です。

桃の「兆」は「きざし」であり、予言や占いに関係します。桃の解字では「二つに割れる様子」とあって、これも豆に共通してるところでした。

また、「兆」とは逃げる意味があり、イザナギが黄泉から逃げる様子とよくマッチする漢字でした。

ここに意富加牟豆美命と桃に共通する「守護=守り」の意味を含めて音を検討してみれば、

豆=mame

桃=momo

守=mamo

 となって、3者の子音と母音の相似という接点が見えてきました。

 

要するに何故日本語で桃はモモと呼ばれてるのか、そのほんとの語源は「イザナギの黄泉の逃走劇で、守護した桃」にあったのかもしれないなと。

神話をもとにして、日本人は桃をモモと呼んでるんではないかと。

 

 

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脚の腿(モモ)はイザナギの逃げ足

 

するともうひとつのモモについても、解釈が想像できました。それは古来より腿(モモ)と呼ばれた、脚のこと。

何故あしをモモと呼ぶのかは不明なことで、なんで桃と一緒なのだろうとずっと不思議に思ってました。

しかし以上の桃の解釈を前提にすると、答えはやっぱりイザナギの逃走にあったのかと。

 

腿というのは、辞書で引くと

デジタル大辞泉の解説
たい【腿】[漢字項目]

[音]タイ(呉)(漢) [訓]もも
ももとすねの総称。「下腿・大腿」

 

大辞林 第三版の解説
つぶし【腿】
① もも。 〔名義抄〕
② ひざ。つぶぶし。 〔日葡〕
③ くるぶし。〔節用集 文明本〕

腿(タイ)とは - コトバンク

 要するにくるぶし、かかと、ひざ、すねなどの下腿、ひざ、ふとももなどの上腿まで、脚の全部が腿(モモ)なんです。

で、腿は「月編に退(逃)の旁」を持ってる。まるで月から退く(逃走する)かのよう。

桃の実により逃走したイザナギの逃げ足を記念して、脚を腿(モモ)と呼んだとすれば。

腿に「退く=逃げる」意味がでて来るのも納得な感じ。退くはシリが入っていて、ここでも桃に繋がってくるのも偶然じゃないようです。

逃げたイザナギの桃と腿の接点が、これでしっくりとするわけなのでした。

 

 

 色々発想

 

・波斯(ペルシャ)は桃

・波斯は箸

・箸墓とは桃墓ということかもしれない

イザナギ黄泉醜女は、桃と鬼

・桃太郎と鬼

・桃の古訓は弁える

弁韓からわれた、逃げた卑弥呼

卑弥呼は百襲姫

・百襲姫は桃襲姫

・桃が卑弥呼なら、卑弥呼は鬼と呼ばれる勢力を撃退した

 

関連記事

意富の神はヘブライの神だったのか(日ユ同祖論)

イザナギ神話に旧約聖書の「十の災い」が入ってるとかいう日ユ同祖論

モーセの出エジプトと「イザナギの出黄泉」は同じだった

 

 

 

台風15号で鉄塔が倒壊する未来を予言していた謎のぐるぐる

先日猛烈な勢いの台風15号が直撃してました。

うちは屋根の工事が終わらなくて、そのさなかに台風が来たのでヒヤヒヤしてました。

ブルーシートをガチガチに固定したのだけど、さすがに風速45~60m級。

ビュおおおおと唸りを上げて森の木々を揺さぶり続け、山の斜面にドオオンとぶつかったりする大風で、ブルーシートが揺さぶられてました。

幸いにも新装した屋根の構造は、割と頑強だったらしくて壊れなかった。

アスファルトルーフィングと安いスレートは屋根を保護、シートは外れなかったので雨漏りはなかったです。

 

○いつも助かっております

 

 

 

 

その台風で鉄塔が倒れたとか

 

 

各地で停電とか断水が続いてるとか、家が破壊されたとか色々被害が出てるらしいです。

その中でも千葉の停電は凄いことになってるとか。

何しろ高圧線の鉄塔2つが倒れたから。

 

 

 

 

君津市の長石地区に立ってる、東京電力の鉄塔。これが倒れてしまったやつ。

この鉄塔2つは、高さ50mある巨大なサイズでした。

それで今回も、おかしなところに気づいてしまいました。

 

「鉄塔が、ぐるぐるに向かって倒れてる・・・」

 

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この謎のぐるぐるが気になったので、グーグルマップで場所を調べてみました。

すると、倒れた鉄塔のすぐ近くに、謎のぐるぐる構造物がありました。

最初はミステリーサークルかと思ったけれど、

 

どうみても台風マークです。

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ここは君津市かずさ小糸地区にある、かずさ4号公園。バブル経済期に造成された工業団地につくられた公園の、モニュメントぽいです。

 

かずさアカデミアパーク
かずさアカデミアパークは、千葉県木更津市君津市・富津市及び袖ケ浦市の市街地を母都市として整備されたバイオテクノロジーを中心とした先端技術産業に特化した研究開発拠点である。

 

1987年 「かずさアカデミアパーク推進方針」策定
1990年 上総新研究開発土地区画整理組合設立認可
1991年 起工式が行われる

 

かずさアカデミアパーク - Wikipedia

 

 地理院地図の空中写真閲覧サービスを眺めてみると。

・1990年の航空写真にぐるぐるは無い

・2001、2005年の航空写真にぐるぐるらしき姿

・2009年の航空写真にぐるぐるがある

 

かずさアカデミアパークの概要(木更津都市計画)

公園 地区公園   約 4.0ha  平成 4年12月15日

かずさアカデミアパークの概要(木更津都市計画) - 君津市公式ホームページ

 とあるので、平成4年(1992年)に都市計画でかずさ4号公園の建設が決定、2000年代のはじめに----竣工してることになる。

 

今回倒壊した鉄塔の先に、おあつらえ向きにぐるぐる台風マークがあった。

つまりこれは、こういうことかと。

 

 

東京鉄塔―ALL ALONG THE ELECTRICTOWER

 

 

想像できた鉄塔倒壊事故の真相

 

適当に想像してみた、鉄塔とグルグルの関係はこんな感じ。

 

(1)15年~26年前、鉄塔のそばにぐるぐる台風マークの公園を完成させた

(2)計画決定の1992年「192」で2019「219」、15日で台風15号を示唆

(3)それは鉄塔が台風により倒壊する未来を予言する目的だった

(4)2019年9月9日、台風15号が千葉に上陸(999)

(5)予定通りに台風は鉄塔をぶち壊した

(6)すると15号は目的成就のリモコン台風だったことになる

 

あのぐるぐるは、「台風で鉄塔が倒壊する未来を予言するモニュメント」だったのかもしれない。

どこかの暇な偉い人が、徹頭徹尾やり遂げたのだろう、鉄塔なだけに。

あるいは全ては偶然の産物とでも言うのだろーか。

 

といった風に自由な感じで想像してみる、夏の貧乏なひとときなのでした。

 

 

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緯度・経度から導かれる数秘術と運命的つながり

鳩槃荼と件と艮の金神 

小説「首都消失」にまつわる勝手な妄想 

生まれる前から決まってたらしき俺の運命

日本は運命的に6が並んでアレなのか 

 

 

2つ目の富士の幻影を見た

9月2日、世間的に残暑厳しい中でお出かけしました。

 

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山奥を出発して平野部に達すると、コンビニで新しいカードを使おうとして問題がでました。
カードの向きが違うと、使えないことに気がつかなかったのです。
コンビニと銀行をさまよい、カスタマーサポートに問い合わせ、やっとの思いでカードを使いこなしました。

そうして炎天下で無駄に長時間も自転車こいでると、汗だくの汗臭の地獄となって反応されたり。
バッテリー切れで帰りの坂道は登山状態になって時間をかけて登るなど散々。
ブルーシートのかかる自宅に帰ると、疲れ果てて昼寝しました。

まぁ、こんなのは人生の些細なヒトコマであって、割とどうでも良いのですが。

 

 

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2つの富士山

 

ところで平野部では、影絵みたいな富士山の姿が見られました。
しばし眺めて、写真をパチリ。

おかしなことに、富士山が2つも写っていました。

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右が本来の富士山。
左が幻の富士山。

 

この土地から天に突き出るのは、富士山ひとつだけのハズなのに・・・。

おやおや、富士山も分身の術を使うのか。
俺がちょっと珍しく外出し、チラ見した瞬間だけ、富士山がふたつになるなんて。

しかも富士山の真上に浮かぶ空の雲には「T」と描かれてました。いくら俺がTだからって。

 

そういえば近年は世界中で空に奇妙な風景が映り込むことがあるとか。 

とにかく不思議に思う光景でした。

 

関連記事

富士山の語源が徐福さんだったことの証明

太陽と月と日本の139

富士山が仏教徒から須弥山として見られていたことの痕跡

富士山の別名がハラミ山だったことから分かる仏教思想の影響

 

 

 

JAL123便が墜落する瞬間に放送してたテレビ番組が事故を予言してた件

屋根のdiyリフォームは、解体が進まないので丸ノコ使いだした。

スピード上がった。

 

引っ越して、もうテレビを見なくなって、3年目。

スマホヨウツベは見るけれども、ネットでもテレビ番組をじっくり見るなんてのも無い。

生放送を見てると、気持ち悪いとしか思えない。だから生活から完全に排除しました。

 

今もバカだけど輪を掛けてバカ過ぎる子供だった、1980年代の頃。テレビはけっこう好きだった記憶があるのですよね。

それでも日航機墜落事故のニュースは、テレビで見た記憶がまるっきり無いです。がきんちょな頃は世間の出来事なんか、何にも関心がなかったせいか。

 

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大規模な人為的事象には事前に予言や予告が出る

 

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日本航空123便墜落事故 - Wikipedia

 

先日の京アニの火災で。

なんか直前に、事件発生を仄めかす番組があったらしいです。

これについては個人的に詳しく書きませんけど。

見つけたツイッターのコメントの1つ。↓

 

 簡単に言えば、「京アニ火災が起きる前、京アニ火災の特徴を凝縮したドラマが放送されてた」みたいな・・・。

 

・・・・・・

人為的な大事件や大事故や大災害が起きる時には、

事前に予言や予告めいた映像やメディア作品が出ることがあるとか。知っていますか。

アメリカの911テロは、幾つもの映画やアニメで示唆があったのは誰でも知ってることだし。

東日本大震災の場合には、イルミナティカードのなかで予告されてたとか。

 

それで、1985年の史上最悪の航空機事故でも、同じく予告があったのではないかと。

それが以下の動画でわかる。

 

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JAL123便墜落事故直前に放送された番組が意味深

 

某国営放送局が、123便事故を速報してる番組が、ヨウツベにありました。

これ。

youtu.be

映像の内容は

・戦時中、ロシアの捕虜となったドイツ人の話

・旅客機が不明とのテロップが流れる

・途中から番組は中止され、緊急報道に差し替えられる

 

で、なんかこの動画を見ていると、あれ?っと気づくことがありました。

 

 

(1)0:18「日航機には乗客497人が乗っている」とテロップの出た場面で、大勢の捕虜の行列。

なんか日航機に乗ってた大勢の乗客を、捕らわれた人(捕虜)に見立てているような・・・

タイミングをぴったし合わせているような・・・

なんか、三途の川を渡る123便の乗客のように見えてくる・・・

 

(2)0:37「いちばん上の長女は10歳、末の娘は3歳」

なぜ3人の娘がいる一家を主役にしたのか。

それは順番に数えれば1、2、3で123だからなような・・・

この捕虜の番組を制作した時点では、旅客機のナンバーが123便というのは、わかっていなかったハズなのに・・・

 

(3)1:08 墓地の映像、墓参り

タイミングよく墓地と墓参りの映像が出てきて、まるで大勢の死者を弔うかのような・・・この墜落事故で死者が多数出ることは、製作時には分からないハズなのに・・・

 

(4)上の長女

「上の」は「うえの」

この時点では墜落地点は全く不明だったハズなのに、墜落地点の群馬県の「上野村(うえのむら)」を仄めかしてるような・・・

そういえば、墜落事故が起きる直前の中○根首相は、群馬の軽井沢駅から、東京の上野駅を目指して、新幹線で移動してたとか。

同じタイミングで、123便は東京→群馬上野、首相は群馬→東京上野、という流れがあった。

まるで国は、上野村であることがわかっていて、そのキーワードを散りばめたかのような・・・ 

 

 

関連記事

「日月神示で動いてる日本」の痕跡を探す・・・日航機墜落事故の御巣鷹山(高天原山)と俺 

 ・「立ち往生」調べりゃ行き着く国常立

 

 

イライラの語源はイラ、アバヨの語源はアベオだった。古代日本語に古典ラテン語が含まれている件

不思議の要素は日本の国土や俺の存在だけでなく、古代の世界にも詰まってる。そんなことを実感させるのは、古代の言語を眺めてるときです。

 

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古代の日本語には古典ラテン語が入ってる

 

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Classical Latin - Wikipedia

 

日本語はユーラシア語のごった煮が正解なのだと、低学歴的な直感で考えるのですが。以前にも色々と記事にしてました。

ラテン語を学んだことはないですが、どうやらイタリア語やフランス語など、南欧言語の古い形態だとか。古ラテン語は、英語の元になってる古ゲルマン語にも近く、印欧語の祖語に最も近いというレベルの、とにかく古いやつです。

「古典ラテン語」の範囲で言えば、紀元前1世紀から数世紀に限定的になってくる。

その古典ラテン語、じーっと見ていると、どうも日本語とのいろんな一致が見えてきたりして、面白かったりします。筆者なりの解釈で考えてみました。

 

 

古典ラテン語 日本語

 

audeo(あえて行う) aete(あえて)

 あえて申し上げるなら、あえては古典ラテン語のアウデオが起源だったとか。

ago(行う) okonau(行う)

 昔は「アゴなう」と言っていたのかもしれない。

ark(箱)   hako(箱)

 箱にはアークが入ってる。

abeo(立ち去る) abayo(あばよ/さよなら)

 古来より「あばよ」と言って立ち去るのが倭人の決まりだった。じつはこれ、古典ラテン語の「アベオ」が倭人間で流行った結果だった。

aqua(水)  waku(湧く)

 湧き水とはすなわちアクアなのだ。

bos(牛)  ushi(牛)

 ボシ(bos)→オシ(os)→usiという変遷をたどったのかもしれない。

caeruleus(青)  kaeru(蛙といえば青蛙)

 むかし古典ラテン語を使う人々が倭へ入ってきた時、青蛙をカエルレウス、カエルレウスと言っていたので、いつしか青い蛙はカエルになった。

femina(女)  omina(女)

 女の古語おみなは、ふぇみなと比べても違和感ない。

frater(兄弟)  harakara(はらから/兄弟)

 兄弟を意味するフラーテルは、倭へ入るとハラーテル→ハラーカラという古語になったのか。

fluctuat(揺られる) huru(振る)

 揺られることを振ると言ってこんにちに至る。

finis(終わり)  fui(駄目になる/fuinis不意にす)

 不意とは駄目になることで、不意にするは物事の終わりを意味する。だからフィニッシュとは意味として極めて近い印象だった。

ira(怒り)  iraira(イライラ)

 怒りが2度も募ってイライラなのは理にかなった用法だったのだ。

mico(輝く)  iko(威光/輝き)

 威光はミコーだったのか。

mergo(沈める)  shizumeru(沈める)、umeru(埋める)

  「める」とは沈む、埋める意味の怖い言葉だった。

nasus(鼻)  hanasuji(鼻筋)

 ナスジ(鼻筋)が通ってればラテン系かもしれない。

penna(羽根)  hanne(羽根)

 そのまんまで通用する。パネェ。

rus(田舎) rusu(人がいない)

 留守なのは人がいない田舎だから、といって間違ってなかった。

sol(太陽)  sora(空)

 古今東西、ソラといえば太陽なのだった。

subito(急に、ただちに)   subaya(素早)

 すばしっこい、素早いの「すば」は古典ラテン語につながったのか。

 

古典ラテン語の参考

 http://incunabula.sonnabakana.com/ratinapage.html

 

ちょっと自分流に探したのですが。たぶん、これは一部を見つけただけに過ぎないんですけども。

古語をもっと引っ張り出すとさらに一致率は上昇する気がします。

 

 


古典ラテン語文典 中山 恒夫 (著)

 

 

古典ラテン語がいつ日本語に入り込んだか

 

こうした一致は、もう偶然ではありえない量を確保できています。そこでいつの頃、この言葉の融合がどんなふうに起きたのだろうと考えてみます。

時代の候補のひとつは縄文時代以前。

縄文人の先祖が中東あたりにいたときのものであると、考えることもできますね。「旧約聖書」を頼るならばバベルの塔の崩壊以前に、世界の言語が1つだった頃のこと。

縄文人が東南アジアのスンダランド以前、中東にいたのは5万年前とか言います。

 

しかし古典ラテン語は、紀元前1世紀からせいぜい西暦4世紀くらいに流通した言語でした。だからもう一つの仮説では、このキリスト以後に日本に入ってきている可能性が浮かびます。

もし牛の語源がボス(ボス→オス→ウス→ウシ)なのだとすれば、牛が日本に入ってきた経緯も関係していそうです。

なぜなら牛が大陸から海を船で渡り、倭国でも一般的に見られるようになったのは、古墳時代の頃からだったので。

この時に全国的に牛という名前も普及したハズですが、その語源が何故か古典ラテン語由来で訛った名称、ウシだったわけです。

だから他の古典ラテン語も含めて倭に入り込み出したのは、弥生時代後期から古墳時代が一番当てはまるようです。

古典ラテン語を使う南欧系人種の、倭国までの移動ルートはこんなふうに検討しました。

彼らは欧州や中東に起源があって、当然ながら古典ラテン語を駆使するローマ帝国出身も含まれていました。

アレクサンドロス大王の遠征、遊牧騎馬民族の東征といった流れに乗って、ひとまず烏孫月氏など、中央アジアの西域諸国に入っています。

さらに遊牧民として東アジアへ進出して数世代も婚姻するうち、人種がそっくり東アジア系と融合したり入れ替わったりしました。

彼らがいわゆる渡来人(帰化人)として倭国流入していると考えるのですが。その渡来系が大挙として押し寄せたのは、紀元前の徐福の時代、倭国大乱の時代、秦氏渡来の時代などがありました。

 

関連記事

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トルコ語と日本語は似てるとか 

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聖徳太子は東トルキスタン地域の亀茲から来たことの証明 

 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

 

などと記事をしたためる間も、自宅の工事は進めて1週間が経過しました。

しかし思ったより屋根解体と再構築の工事は大変です。体力的な問題から1日3~4時間しか工事できないし。あんまり無理すると古典(コテン)と倒れそうですし。

それで2週間の工期の予定が、どうやら4週間になりそうです。ブログも今月も2記事が限界かもです。それではabeo(abayo)。

 

 

diyで屋根修理の準備と28日の爆音

28日夜の、東京電力の鉄塔の高圧線の爆音がすごかった。

 

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これが1日、1時間おきに10~30分継続したりすることがあるのですよ。

引っ越しの直後から、時々起こる。幻聴じゃない。

絶対にニュースにならない、非ニュース案件。裏ありすぎ。

 

ドーン!ドドーン!含め、

何故か大騒音は俺が出してることにされ、2年間にわたり近隣の中高年から嫌がらせされまくったのだが。

真相は飛行機が落とす未知の爆音だったり、自衛隊の爆音だったり、あとは高圧線の爆音、近隣がわざとらしく出す騒音だったりするわけなのだが。

で、修理で俺が音を出せば、「ほらやっぱり」みたいにとなりのおばさんが嘲笑い出し、関連付けられ俺のせいで固められる。

不愉快な感じが継続中なわけなのだが。

「あのスゴイ爆音はうちじゃない」

「あの爆音と、俺の家の音は、全くの別モノだ」

「よその騒音なのに、何で俺に抗議するんだ」

「文句あるなら東京電力や政府に言ってくればいいのに」

 

と、こちらがていねいに申し上げても、ボケていたり思考が回らない人は理解ができないらし。

玄関ドアで2年以上も一生懸命、ばたん!ばたん!やり返してるおばさん、何なの。

 

 

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そんな中でも、こつこつと自宅解体修理の準備は進めてきました。

 

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足場は組んだし、

 

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コンパネは大量に入手したし、

 

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材木も250cm~400cmのツーバイ材を50本以上、

 

ビスも大量に用意したし、

アスファルトルーフィングもスレートも準備できたし、

 

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工具もある程度揃ったし、

 

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丸のこは買ったし、9割準備ok。

 

大工仕事の練習もしていたので。

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こんな具合に。

 

とにかくバリバリ家を解体して、DIYでの再建であと5~10年はもちこたえてくれないかと。

この家の問題は、屋根や床や壁がボロボロになってる部屋があること。

掃除や塗装で、なんとかカビや腐食を排除し維持してたのも、もう限界かと。

なんでこんな廃屋満たんな家を購入しちゃったのかと、後悔も先にたたないんすけどね。あの時は家を追い出されるような形で、すぐ引っ越し先を決めなきゃいけなかったので。予算も厳しかったし。

 

 

10年たった後は、別の家に住んでいたいです。

まぁ近いうちに大地震が来れば、壊れる可能性があるんですけどね、おわた・・・。

 

 

高輪ゲートウェイから発想するスターゲイトの実在性

この話については俺の想像なので、ぜんぜん現実に沿ってないかもしれないです。

しかしエスパーと呼ばれたことがある俺なので(どこで)、想像が何故だか良く当たることがあると評判らしいです(え)。

 

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山手線の新駅

 

なんか山手線に新駅が出来る。高輪ゲートウェイ駅。

画像や航空写真みると、なんか宇宙船っぽい巨大な建物みたいです。

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ちょうど芝浦水再生センターのゆるキャラ、アース君の視線の先にあるようです。

目と鼻の先に、中央リニア新幹線の品川駅もできるとか。

 

これまで山手線の駅といえば漢字で3~5文字で、秋葉原駅、東京駅、西日暮里駅とか田端駅とかそんな感じだったです。それが令和時代に高輪ゲートウェイと始めてカタカナを導入したとか。

それで何故かこのカタカナが気に入らないとか言って、名称にたいする反対運動も起きてるらしいですね。

他の無数にある路線の、無数にあるカタカナ駅は差し置いて、何故か山手線の高輪ゲートウェイ駅だけが気に入らないとか言う奇妙な話なのですが。

この駅、山手線の30番目の駅だとか。そんでもって新駅の名称は、公募した中で130位で36票が入った名前だったとか。確かに奇妙だし、意味深ではありました。

なお、正式駅名に採用された「高輪ゲートウェイ」は36件で130位であった

高輪ゲートウェイ駅 - Wikipedia

30、130。36=666?いるみなてい的な何かですね。

そういえば俺の誕生日が1977年の1月30日なのですが・・・。

 

 

ゲートウェイって

 

この一悶着してる高輪ゲートウェイという名前、昔高輪が江戸の玄関口(高輪大木戸)だったことに由来するらしいです。

といろいろ調べていると、ゲートウェイというのは、IT用語にも存在しているとわかりました。

ゲートウェイ (gateway) は、コンピュータネットワークをプロトコルの異なるネットワークと接続するためのネットワークノードである。

ゲートウェイ - Wikipedia

つまり高輪ゲートウェイとは、なにか「別の場所に繋がってる」みたいなニュアンスが、含まれている気がしました。

品川駅のマグレブ超電導)の乗り物が隣接することが関係するかもですが。

しかしそれ以上に、「次元の異なる空間にアクセスできる」ような意味合いが含まれているようで、俺の妄想がエスカレートしました。

 

 

映画の中のゲートウェイ

 

ひと昔まえに「ゼイリブ(They live)」というトンデモな映画がありまして、これ過去に何度も見ました。ネットで。

この映画はかんたんに言えば「地球を自在に支配してる宇宙人の存在に気づいちゃたので、戦いを挑んで秘密を暴露する」という中身でした。

They Live (1988) - video dailymotion

 

1:21:05の地下軍事施設の場面

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こんな場面が出てきていました。

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大都市の軍事施設の地下にスターゲイト的な設備があり、そこにビジネスマンが立つと、遥か宇宙の果てまで瞬時に移動できてしまうとかいう、宇宙人の技術。

 

 コレ見ていて、なんか「リング」が思い浮かびました。

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リング 貞子 井戸 テレビ 邪眼 (貞子画像only) Hisashi Asakura (RIO) - YouTube

 

「リング」

1998年1月31日公開のほらー映画。

井戸の底で死んだ超能力者、山村貞子の思念がビデオに念写され、テレビ画面を通じて現実に実体化して呪い殺す話。

 

 

スターゲイト

 

あと忘れてならぬのが「スターゲイト」という1994年の映画。

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Stargate (1994) Official Trailer HQ - YouTube

エジプトで謎の輪っかが発掘され、天才考古学者によりそれがワームホールを作り出して、星間瞬間移動をできるスターゲイト(星間瞬間移動装置)だと判明、軍隊が輪っかを使ってみたら別の惑星にたどり着いて、機械文明と戦うはめになったという話。

 

この映画で地球を表すシェブロン

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スターゲイト - Wikipedia

 

この星間移動装置は、事実を元にした話だったんではないかと、言う人もいます。

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 要するに高輪ゲートウェイって

 

するってーと何かい?宇宙の果てまでひとっ飛びできる高度な輪っかの交通機関がそのへんに実際にあるから、高輪ゲートウェイって名付けられてるってのかい?何言ってやんでいバーロー畜生。

と、思った人も多いかもしれません。

証拠なんか。何1つ存在しないじゃないかと・・・。

 

しかし港区の南部の各地を見ると、なんか意味深な情報が出てきたりするのでした。

 

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港区 (東京都) - Wikipedia

 

まず港区章を見れば、「み」をモチーフにしているとか言ってますが、なんか輪と輪がワームホールで繋がったような形状なのですね。∞みたいな。

あと港区のベイエリアのほう見ると、埋立地に「東京テレポート駅」があったりします。テレポートって、瞬間移動のことじゃないっすか。

港区といえばアメリカ人が大勢住んでるところで、ゼイリブやらスターゲイトやらの主人公はアメリカ人でした。

そう言えば港区のレインボーブリッジは、高輪ゲートウェイのそばなのですが。この橋が、「スターゲイト」の地球を表すシェブロンぽいことにも気づきました。

 

アース君、高輪ゲートウェイ東京テレポートという何か宇宙の移動を表す要素が揃っていて、レインボーブリッジと港区章はスターゲイト的というのは、偶然なのかと。

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港区のスターゲイト的要素

・港区章(ワームホールでの瞬間移動を表すようなかたち)

・高輪ゲートウェイ(高次元の輪っかのゲートウェイ

東京テレポート(瞬間移動)

・港区のレインボーブリッジは地球を表すシェブロンスターゲイト

・アース君が高輪ゲートウェイ駅を見てる

というわけで高輪ゲートウェイは、こうした要素が絡んでこの名前がついてるのかと。

こんなふうに偶然が重なるのは気になるところです。何しろ世の中には偶然というものは、無いらしいので。まぁ、想像の話でした。

 

しかし港区を含めて、日本の大深度地下空間に何があるのか、実際の最先端の科学技術はどこまで進んでるのか。というのは一般庶民じゃ知れないことです。

偉い人は多分知っていて、世界の要所要所で宇宙人が出入りしているというのは、想像するばかりですが。

 

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なんか色々と疲れてしまって、きょうは胸が苦しかったりする。

では屋根修理のコンパネと、丸のこなどの道具を通販で入手することにしよう。

 

 

 

ヤマガタがマガダに見マガうモノガタリ

ふとした瞬間に考えること。

今年も墓参りも親戚づきあいもしないのだろうなと。俺みたいなバケモノがいれば迷惑だろうから、潔く身を引きたいわけなのですが。

さらに、これから自分が一人で人知れず死ぬ瞬間や、死んだ後朽ち果てて発見された後、どうなるのか。なにかのサービスに事前に登録してお金を払って予約していれば、孤独死の直後に火葬や散骨などの処理まで対応してくれるのだろうか。

探してみようかと。そんな孤独死対応な良心的サービスないですか。

 

○いつも助かっております

 

 

 

 

ヤマガタ

 

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羽黒山 (山形県) - Wikipedia

 

ヤマガタがマガダに見マガうモノガタリ

(山形がマガダに見紛う物語)

 

子供の頃、山形に頻繁に旅行に出かけてました。お盆の恒例でしたが、やがて引きこもりになってから行く機会もまるで無くなったのでした。

近頃、山形はなぜヤマガタなのかって、考えてました。

それは良く言われるように、山にかこまれた地形だから。山がちな地形だから。
みたいな安直な回答で、済ますこともできる。

ところがちょっと視点と発想を変えてみると、通説が違うふうにしか見えませんでした。

ヒントはヤマガタという名前と、人の横顔みたいに見える山形のイビツなかたち。

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古来の出羽国アイヌ蝦夷の土地だったとか。

古墳時代に奈良の大和王権の支配地となったらしく、かなり多くの前方後円墳が見つかっていたりします。

593年に蜂子皇子(はちこのみこ、はちのこのみこ)が大和の王権による暗殺の手から出羽の地に逃げ延び、三本足の霊鳥(八咫烏)の導きにより伊氐波神(いではのかみ)を祀る羽黒山を開山したとか。

さらに月読を祀る月山、大山祇神大己貴命少彦名命を祀る湯殿山も合わせて開山し、これらが出羽三山と呼ばれて崇敬されるようになったとか。

ちなみに神仏習合本地垂迹(ほんぢすいじゃく)思想では、次のように仏教の菩薩や如来にあてられたとか。

羽黒山 観音菩薩

・月山 阿弥陀如来

湯殿山 大日如来

 ・湯殿山神社 - Wikipedia

んでもって月山、羽黒山湯殿山出羽三山での仏教信仰が篤くなったようです。

7世紀になると呪術者の役小角が吉野の山中で修行中、蔵王権現が現れたので金峰山寺に祀り出したとか言います。蔵王権現は釈迦如来、千手観音、弥勒菩薩の3体の習合ということで、なにか出羽三山御神体とも通じているようです。

和銅元年(708年)、陸奥国日本海側に出羽(いでは)郡が置かれ、飛鳥時代には既には最上郡、飽海郡、村上郡など、いまと同様な郡郷の祖形は完成してたとか。

そのご出羽国羽前国羽後国に分かれ、近代には山形県秋田県になりました。

 

要するに山形が仏教に通じるようになったのは、593年の蜂子皇子が出羽に入った直後からのようでした。

それでこの蜂子皇子というのは仏教を信仰する蘇我氏で、その異国人的な容姿から、インド系のサカ族から出て、若い頃に天皇家帰化したのではないかと考えられます。

以前に記事書いてました。

すると山形の正体は、古代インドのマガダから導かれるんじゃないかと、そんな気がしてなりませんでした。

 

 

マガダ

 

紀元前に釈迦が生まれてから数百年のち、インドの東部に誕生したのがマガダ国でした。(紀元前413年 - 紀元前395年)

調べたところ、この国は仏教が早くから浸透し、世界最初の仏教寺院の竹林精舎、釈迦が過ごしたという霊鷲山(りょうじゅせん)が存在しました。

山形とは仏教で繋がってるわけなのですが、名前を最初見た時にもう理解しました。

「ヤマガタのヤを抜いたらマガタになって、まるっきりマガダだな」と。

でこのマガダ国の地形図を見てさらに「あ」と気づいてしまいました。

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マガダ国 - Wikipedia

 

 これを現代の地図に重ねて拡大してみたのが、以下の図。

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インド東部からバングラデシュにかけての広範囲が、当初のマガダの範囲となってました。中心と成るのはガンジス河の下流域で、西ベンガル、ジャールカンドといったところです。

ちなみにベンガルバングラデシュバングラは元は同じ意味で、中世まであったヴァンガ地方とガウル地方を組み合わせてベンガルにしたらしいです。

ベンガル地方 - Wikipedia

 

 

ヤマガタとマガダ

 

名前が似てるだけじゃなく、意外と国の形も似てるんではないかと、気づくことになりました。以下はヤマガタとマガダを比較した地図。

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なにか全体的に見れば「勾玉(まがたま)」的な形状の両者は、たしかに細部を見ても似ているところがあったりします。

たとえば地図の左側の地形は、全く同じ凹凸をしているし、北側の突起も似通った形状ではないですか。

これはたぶん蜂子皇子や役小角行基といった昔の天才連中が、こんなふうに山形の境界線をマガダ風に決定しているのではないかと、そんな気がするわけですが。

 

 

竹林精舎とベニバナ

 

山形といえばベニバナが有名だったりしました。県花にもなっているほど生産が盛んで、黄色や橙色が綺麗でベニバナ染めに使われたりもします。

この花は古代のエチオピア原産で、中国から5~6世紀に日本に入ってきた外来植物だとか。それはちょうど聖徳太子や蜂子皇子が存命した頃に重なっていました。

出羽国で栽培が盛んになったのは江戸時代らしいですが、西日本にいた蜂子皇子が出羽に入っているので、当時からヤマガタでも知られた花だったと思われました。

これがどうも、マガダとヤマガタが運命的にも繋がっていたことを証明してしまう要素になるのです。

マガダにあった天竺五精舎のひとつ、竹林精舎はサンスクリット語での名を「Venuvana-vihāra」と言ったとか。


Venuvana-vihāra・・・ベニバナ美原。

そうなのです。マガダの竹林精舎はベニバナで、ヤマガタの名物がベニバナ。名前と形と仏教の聖地、ベニバナでの運命的繋がりが現れてきていたと。

 

 

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 出羽や最上川の由来もインドかも

 

するってーと何かい?

蜂子皇子の仕業によって、古代インドのマガダに名前も形も由来させられたヤマガタは、他にもインド的な要素があるってことかい?

そうです、ありました。

山形の古名である、出羽、これもどうやらインドにちなむ名前かもしれないなと。

平安時代までは、出羽と書いて「いでは」と読むのが通常でした。これ、ひょっとしたらこんな真相が隠されていたかも。

Ide-ha 出羽

Ind-ia インディア

India(インディア)→イディア→イデハ→出羽

 こういうことで、出羽(いでは)とはインディアの音写だったのではないかと、思う次第なのです。

また出羽をデヴァとするなら、サンスクリット語の「神様」の意味になるので、仏教聖地出羽三山にはおあつらえ向きかと。

続いて最上川(もがみ)ですが、定説ではむかし最上川にあった「藻が湖」を由来とするとされていました。しかし全てがインドなことを踏まえると、最上川も本来はマガミ川だったのかと。

モガミ川

マガダ

マガダ川→マガ川→モガ川→モガミ川(毛賀美)

 こういうことかと。

 あと出羽は別名を両州と言ったらしいです。これは意味不明でしたが、マガダに関連していると考えると一目瞭然な感じでした。

「両」は訓読みすれば「ふた」であり、「ぶっだ」、仏陀の意味が密かに込められて「両州」と呼ばれたのかもしれないなと。

 

 

月山がある説明も付く

 

Induとは月のことで、インドと似てるなと発想できます。この発想じつは三蔵法師が発表したのが最初で、この方は「インドの名は月に由来するのだ」と語っていたとか。印度と漢字を当てたのも三蔵法師でした。

それで出羽三山の信仰では、月山の存在感がとても大きいです。この山は月読命を祀っているのでまさに月を象徴していました。

蜂子皇子が月山と名付けたのは、実は月山=インド山で、インドと関連付けてのことだったとすれば、これもまたマガダに由来するとして見てもおかしくないことでした。

 

 

・・・

といった具合にヤマガタはマガダと密接な関連があったという、誰も知らない真相に近づくことができたようです。

と言っても、ほんとのところは蜂子皇子に聞いてみないとわかりません。

 

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