中国には「ヤマト」という地名が彼方此方に散在している・・・それをグーグルマップで調べ尽くしたのは、2012~2014年頃でした。
それで2014年出版の電子書籍に、その地図を入れていました。
電子書籍「日本の地名の真の由来と神武東征のカラクリ仕掛け」より
野馬図(ヤマト)、野場吐(ヤマト)、邪瑪吐(ヤマト)・・・
明らかにヤマトみたいな地名が大量です。古代に扶余や匈奴のあった範囲と重なるようでした。
内蒙古自治区の架瑪吐は「カマト」なのでは?と指摘されそうですが、現地で「ジャマト」の音が残ってきていたと考えられて、そういえば倭の邪馬台は「ジャマト」と読めてしまうので、ここに取り上げていました。
楊木屯はヤンムトンですが、ヤマトに漢字を当てて転訛したかもしれないので、取り上げてみました。
宇宙戦艦ヤマト2202 ヤマト型一番艦 宇宙戦艦ヤマト 第一次改装型 1/1000スケール 色分け済みプラモデル
○いつも助かっております
消えていくヤマト
しかし不思議なことに、調べるほどに地図上で年々、ヤマトの地名が減っていくような気がしていました。ヤマトは暗殺されてしまうのだろ~かと。
それで2018年段階では、これらの地名はグーグルで確認できるだろうかと。調べました。
もし見つからない場合でも、既に4年前に座標と英語版マップのアルファベット地名も全部メモしていました。だからグーグルマップに座標を入れることで、確認できる地名もあります。
・楊木屯1 https://goo.gl/maps/qNa1nZirEoy
・楊木屯2 https://goo.gl/maps/HwtzpvotMby
・楊木屯3 https://goo.gl/maps/7HrmNYpcUim
・腰木闘 検索で非検出
・養馬大(養马大)検索で非検出
・野馬套海(野马套海)検索で非検出
河北省
・伊瑪図(伊玛图)https://goo.gl/maps/Q35ga9zHhMy
・伊瑪図鎮(伊玛图镇)https://goo.gl/maps/T49NMrrFBGn
内蒙古自治区(東部)
・雅馬托(雅马托)https://goo.gl/maps/7NZQKiL1YE52
・雅馬吐(雅马吐)https://goo.gl/maps/f8xwZ7ayPXK2
・野馬図(野马图)検索で非検出
・雅瑪図瓊査(野马图瓊査) 検索で非検出
・架瑪吐(架玛吐)https://goo.gl/maps/UQ9zrKHX7dz
・一馬吐溝(一马吐沟)https://goo.gl/maps/SMMRXuFJMqB2
ここまでが電子書籍で紹介した範囲でした。偶然だよで片付けても、別に構いませんけれど。
しかしこれより西側にも、大陸のヤマトは並んでいたので、偶然説は無くなってきました。
これより西側のヤマト地名
・邪馬台 https://goo.gl/maps/rjXUfUWkyL12
・野馬台(野马台) 検索で非検出
・雅馬特(雅马特)検索で非検出
・野瑪多山 検索で非検出
・亜馬台果潤烏蘇(亚马台果润乌苏 yamatai)https://goo.gl/maps/GmN81W5LrET2
・雅瑪図(雅玛图)検索で非検出
・牙馬特 検索で非検出
一部のみ掲載。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
酷いです。グーグルマップでは中国のヤマトやヤマタイが、ほとんど消去されていたりします。せっかく何年もかけてメッシュ探索を行った成果だったのに。
俺が出してる騒音じゃなくても執拗に叩き返してくる隣のおばさんくらい酷い。
中国の詳細な地図が入手できたら、発見できそうですが。
しかし中国にヤマトに邪馬台までもがあるとは、なかなか興味深いところじゃないですか。
そして2年前までに調査済みのヤマト地名の地図がこちら。
これがメッシュ探索の成果でした。いずれ烏孫起源説の電子書籍に使おうと思ってましたが、なんか無理そうです。
個人的な見解は既に過去の記事でも書いてますが。
bc2~ad4まで中央アジアにあった烏孫がヤマトの前衛国家であったがために、烏孫の段階的崩壊と共にヤマト地名が東へ流出、2世紀頃に扶余を経て、ヤマトの王権が倭へ入り込んでいる
と。そうすると大陸にヤマトが散らばってもおかしくないです。
ところで素人が妄想で学問について話すと、専門知識を持ってる人からやたら攻撃される経験があるのですが。ここはひとつ「想像力」という知的能力を踏まえた話するだけなので、専門知識を持ってるかたも参考にとどめてください。
今の科学技術というのは、表向きの役割のほうは明確化していますが、「裏の役割」というのは余り語られないのです。スマホもテレビも車もインターネットも、実際は意地汚い裏の役割だってあるはずです。身近に機械があるだけで、情報収集やイジワル目的で、盗撮とか盗聴とか尾行とか遠隔操作とか、好き勝手に使われちゃっちゃり。
表向きは安全とされる食品だって、実際は「人減らし」の目的という裏の役割があって毒物と変わらなかったりするかも・・・。
低学歴の貧乏人的に言えば、最先端の学問すらも、おんなじなんじゃないかという気がしています。医学、天文学、歴史学、遺伝子学・・・表向きには公表されない研究成果って、どのくらいあるのですかね?
今の遺伝子学で、表向きの基礎的に提示される日本人の遺伝子の解釈は、1万年前後に入ってきた縄文人だとか紀元前3,000~飛鳥時代以前に入ってきた外国人=渡来人が根底にあるとか言いますね。
しかしこのヤマト地名マップは、いわば表沙汰にならぬ裏ルートをよく表されたものです。縄文人や渡来人とは全く別系統の話で、すなわち天皇家とそれに付随してきた大陸系ヤマト民族が移動するたび、その土地にヤマトを名付けてきて、倭まで到達してるのです。学会とか専門家は完全に否定する、トンデモと言われちゃうほうです。
2世紀頃の天皇家ルートが、ユーラシアのヤマト地名ではないかと。そういうことをブログでずっとまとめてきていますが。
なんで烏孫なんだ、2世紀なんだと言えるのかといえば、それは烏孫の昆莫の後継の王族が、おそらく東へ移動を開始したのが2世紀前半頃と見積もれて、邪馬台国の卑弥呼=崇神天皇(自説)が九州に上陸したのもこの頃だからです。
詳しくは過去記事で。
妄想ですけど。
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