たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅お仕事中。

ニビルは蛭児なのか素戔嗚尊なのか

また近頃は雨ばっかり。

この家ばボロくて、先日のゲリラ豪雨や台風で超絶大雨ふったの時、雨漏りしはじめたんですよね。毎日ちょっとづつ自分でリフォーム中。

屋根下の石膏ボードが落ちたときは死ぬかと思いましたが、奇跡的にぶつかりませんでした・・・。最近は屋根の掃除と、ガルバリウムの穴埋め作業。

あと何年ここに住んでいることやら。俺にとって安全なところは無いのか。

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太陽にまとわりつく謎の巨大暗黒惑星について最新情報 - たっちゃんの古代史とか

 


○いつも助かっております

 

 

 

近頃空にニビルが見えるとかいう話

 

オカルト系の人々を中心として話題のニビルですが。近頃ニビルが空に見えるとの話ですが。どこに?良く分からないが、欧米では見えているらしいです。

それってレンズフレアとか、フレアゴーストってやつじゃないの?という疑問はあるのですが。間違いなくレンズフレアの写真も混じっているんですよね。

レンズフレア - Wikipedia

 

でも確かに天体観測衛星からの映像にも、なんか丸い物体が写っていたりするらしいから、ニビルってあるのかもしれないな、という印象です。はっきりして欲しい件。

そう言えば、

「今年10月、ニビルが南極に急接近して人類滅亡する」 ブラジル上院議員が公式発言! “NASAからの信頼できる情報”をリーク!

これはハズレますね、残念でした。

 

ところでニビルという惑星は、ゼカリア・シッチンによればシュメールの石版に登場してるらしいのです。

日本の縄文時代の頃、そんな現代の天文学や科学でも表向きじゃない天体が、記録されていたとなると。シュメールってのは、科学文明を引き継いでいた文明なのは明らかですが。

 

 ニビル nibiru

 

ニビル(英語: Nibiru)とは、太陽系に存在するとされた仮説上の惑星、あるいは惑星質量天体である。太陽を非常に細長い楕円軌道で公転しているとされており、地球接近時に人類を滅亡させると言われている。

 

歴史

1982年、ワシントンD.C.にあるアメリカ海軍天文台でロバート・ハリントンが木星海王星冥王星の軌道に摂動と誤差が生じていることを発見した。この摂動は冥王星の外側にある惑星クラスの質量を持つ天体によるものだと考えられ、ロバートはこの仮説上の天体を「惑星X」と命名した。

惑星Xはニビルであるという説を唱えるようになったのは作家のゼカリア・シッチンがシュメール文明の粘土板の独自解釈を発表したことによる。名称の由来はシュメール文明の粘土板に描かれたとされる11個の惑星のうち1つが「ニビル」と呼ばれていたというゼカリアの独自解釈による。ゼカリアによるとニビルとはシュメール語で「交差する」を意味するという。


特徴

ニビルは地球の4-5倍の大きさと20-25倍の質量、約100倍の密度を持ち、現在、知られている太陽系の惑星から大きく傾いた楕円軌道を約3600年で公転しているとされている[1]。彗星に非常に似た軌道を持ち、軌道長半径は約235 AUで、近日点は小惑星帯付近にあるが、遠日点は太陽からはるか遠くに位置しているとされている。仮にそれだけの質量をニビルが持っているとしたらこれまでの観測で発見される可能性は十分にあるはずだが、一説では自由浮遊惑星と同じく、赤外線などでしか観測できないからだとも言われている。
(中略)
実際に巨大な惑星が地球に接近しているのであれば様々な天文学的な事象が観測されるはずであるが、2017年までに実際にそういった事は起きていない。こういった終末論に対し、NASAは「言われているような話の根拠となる事実はない」「その惑星があるならば、とっくの昔に発見されている」とニビルの存在[注釈 1]については人類滅亡説を金儲けに利用する為に考えられた嘘だと全面的に否定している[3][4]。

 
シュメール文明との関係

ゼカリア・シッチンはシュメール文明の粘土板に記されたシュメール文字を独自に解析した結果、ニビルにアヌンナキという生命体が存在しており、3,600年周期で地球に近づく度に文明を進歩させて痕跡を残した、地球人はアヌンナキによって創造されたという解釈を見出した。また、別の古文書にはアヌンナキは地球に飛来し、人類に天文学に関する知識を与えたという記述もある[5]。ゼカリアによるとニビルは自身の衛星を、現在の小惑星帯の位置にあったとされている仮説上の惑星、ティアマトに衝突させ、その破片から地球、小惑星帯そして彗星を形成したという。

しかし、ゼカリアのこの解釈は偏向的で不自然な箇所があると指摘されている[6]。また、ニビルの衛星がティアマトと衝突して、地球などが形成された件については、たとえニビルとティアマトがあったとしても、科学的あるいは天文学的に起こる可能性は極めて低いとされている。

なお、他の多くの考古学者らがシュメール文明の遺物を研究した結果としてゼカリアと同様の、または類似する研究結果を発表した者はいない。ゼカリアの翻訳自体が自説に都合の良い改変や誤謬を多数含んだ学術的に根拠も信憑性もないものであり、シュメール関連の学術団体や考古学者、天文学者からは完全に無視されている。

 

ニビル (仮説上の惑星) - Wikipedia

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ニビル は日本神話に登場するか

 

日本書紀古事記は、エジプト、シュメール、中央アジア方面の神話・出来事などを記録していると考えてるのですが。

そこで、もしシュメールで知られていたというニビルが存在するなら、日本書紀古事記にも出てきていないかと思うのですよね。

 

なぜならば記紀神話は、太陽=天照大神、地球=淤能碁呂島、月=月読命、金星=天津甕星、などの重要な恒星・惑星・衛星のほか、遠方のひこぼしなどの恒星・すばるなどの星団、ほかに彗星なども記録していたわけなので。

それに加えて、中国の惑星の知識を得ていたならば、倭人も火星、木星土星くらいまでは余裕で動きを観測してたはずだから。

 

以下は以前も書いてましたが。

日本書紀」では、イザナギイザナミの国生みの段階で太陽神と月神が生まれました。

その後の黄泉国から帰還したイザナギの禊ぎにより生まれたのは、右目の太陽神=天照大神、左目の月神月読命、鼻の嵐神=素戔嗚尊の3柱は、三貴士(みはしらのうずのみこ)と呼ばれて特に貴い存在とされてるんです。

ようするに、なんで「日本書紀」では太陽神が2人、月神が2人いるのかと。

 

最初の国生みの段階では、太陽、月より以前に、もう一人の神が生まれていました。それがヒルコです。

日本書紀の順番でいえば、 

・太陽神(おおひるめのむち)

月神

・蛭児

素戔嗚尊 

こんな順番でした。

これらが全部宇宙空間の星だとするなら?

 

恒星である太陽が最初にあり、その後惑星の地球、衛星の月が生まれると共にに、ヒルコ、という惑星が生まれて、素戔嗚尊という惑星も生まれていると。

ここでちょっと蛭児と素戔嗚尊がどんな誕生と性格を持ってたか調べると。

 

つぎに蛭児を生んだ。三年経っても足が立たなかった。だから天の磐樟船にのせて、風のまにまに放流した。

 

次に素戔嗚尊を生んだ。このかたは勇しく荒々しくて、残忍なことも兵器だった。また常に泣きわめくことがあった。それで国内の人々を多く若死にさせた。また青山を枯山にさせた。それで父母の二神は素戔嗚尊にいわれるのに「お前は大へん無道である。だから天下に君たることができない。必ず遠い根の国に行きなさい」と。そしてついに追いやられた。

 

日本書紀上全現代語訳p23より

障害児は生きていけないから川に流される・・・そんな倭人の昔あった風習が、この蛭児に反映されているかもですが。

素戔嗚尊は完全に破壊神なのですが、これが惑星だったとしたら、、ブラジルの人が言ってたとおりに破壊をもたらす惑星ですね。

この二神を惑星として考えた場合、太陽系の内側から、遠くに追放された惑星が2つあったという解釈ができるんですよ。

・惑星ヒル

・惑星スサノオ

この2つは太陽系で、大変遠いところの周回軌道を通っている星、だけれど、時々太陽の近くにやってくる、楕円軌道を描いている星のことではないかと。

 

ニビルというのが破壊を司る星だという話があって、そうするとスサノオの性格との一致が読み取れますね。

次に素戔嗚尊を生んだ。このかたは勇しく荒々しくて、残忍なことも兵器だった。また常に泣きわめくことがあった。それで国内の人々を多く若死にさせた。また青山を枯山にさせた。それで父母の二神は素戔嗚尊にいわれるのに「お前は大へん無道である。だから天下に君たることができない。必ず遠い根の国に行きなさい」と。そしてついに追いやられた。

 この記述が楕円軌道で普段は遠い場所にいる惑星、それはニビルだとして読むとしっくり来るような。

 

蛭児、素戔嗚尊の後に、火の神軻遇突智カグツチ)が登場するのですが。中国では古来より「火星」と呼んでいるので、カグツチが火星に対応するのが明らかですよね。

いまの火星は死の星みたいですが、軻遇突智が殺されたことと妙にシンクロしてますね。ということは、軻遇突智は当初は生きていたように、火星も当初は生きている星だったんですかね。

 

蛭児の名はニビルなのか

 

ニビルに似た日本語を集めました。

鈍色(にびいろ)nibi-iro

いびる ibiru

なびる nabiru

伸びる nobiru

 なにかニビルのことのように思えてしまうから不思議。

 不思議といえば蛭児の名です。「日本書紀」の古文での蛭児登場シーンは、こんな感じ。

 次に蛭児を生む。

 

日本書紀(一)岩波文庫p34

次に蛭児・・・に蛭児・・・にひるこ・・・にびる。

偶然に、蛭児からニビルが出てきました。

つぎに蛭児を生んだ。三年経っても足が立たなかった。だから天の磐樟船にのせて、風のまにまに放流した。

 蛭児とは、ニビル子だったのですかね。

素戔嗚尊と蛭児、両方にニビルが記録されている?

 

それとも、太陽系にはニビルのほか、何か自在に動く惑星があるとかいう噂があるのですが・・・そっちだろうか。

太陽系や宇宙の真相は、地球の一般人はまだ知らないことが多いようですが、こうした日本神話の神と、いま噂されるニビルについて、偶然の一致みたいなものが出て来るのは何ででしょうね。

 

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