かごめ歌
籠目籠目
籠の中の鳥は
何時何時出やる
夜明けの晩に
鶴と亀がすべった
後ろの正面だあれ
これ、なにかやたら気になりますね。
一説には秘密組織が残した暗号であるとか。
・・・・・・・・・・・・・・・
○いつも助かっております
さまざまな解釈がありますが。これって、俺の野生の勘でいうと、たぶん、数字に関係していますよね。
そこで適当に数字で解釈してみました。
江戸時代以前の歌なので、当然「十二時辰」が使われていますよね。
表し方としては、十二支(子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥は一般的で、「名」と呼ばれるもの(夜半、日中、黄昏など)があり、他にも漢数字の四~九で表す時刻があったとか。いろいろあったようですね。
【写真あり】江戸時代の斬新すぎる時計10個を紹介。時間の数え方も独特だった | 江戸ガイド
このサイトの十二時辰の表し方が気に入ったので、参考に作ってみました。ほぼパクリであると、予め公表しつつ。
こんな感じでした。
かごめ歌の遊びでは、大勢の子供が中央の子=鳥を囲って、「囲め囲め」といっている風でもあるので。十二時辰の円盤は、その様子を表しているふうにも見えます。だからこうやって解くのが正しいのかもですよ。
ではかごめ歌を数字で解いてみます。
・籠目籠目
籠目というのはこういうやつです。
これ、六芒星が一杯ありますが、つまり籠目とは6。
・籠の中の鳥は
六芒星の中に鳥がいるらしいです
・何時何時出やる
五つ五つなのかもしれない。まあこれは微妙。
・夜明けの晩に
先程の十二時辰を見ると、夜明けというのは東の方角の明け六ツのあたりを言います。
十二時辰では、「明け」が付くのは「明け六つ」だけですね。だから夜明けが明け六つであることがわかります。
「明け六つが晩」というのは、明け六つが暗い時期。つまり季節は「秋か冬」ですね。
・鶴と亀がすべった
鶴と亀というのも数字になりますね。鶴亀算というのがあり。
中国で五世紀に誕生したらしく、これは元々は雉と兎だったのが、日本では江戸時代から鶴と亀になったとか。
鶴は足2本、亀は足4本として計算するわけなんです。
「すべった」を「統べった」で「統一」という意味だとすると、鶴2本+亀4本を統一して、6ですね。
それから、雉と兎は、十二時辰に当てはめると、
雉=酉=暮れ六ツ
兎=卯=明け六ツ
となるというのもポイントでしょうね。
現代の時間に当てはめると、朝6時、夜6時(18時)ですね。
なんで全部6なのか?という素朴な疑問が。
これを十二時辰の盤に当てはめてみる。
こんな感じになったんですが。
6が、東西(卯酉)の方角に並ぶという。これがかごめ歌の真髄ですかね。
そういえば江戸時代の知識人は、キリスト教と共に、西洋の二四時間の時計も目にしていたのですよね。
・後ろの正面だあれ?
十二時辰の円盤では、東西南北どこをとっても正面ということになるので、単純に夜明けの晩=明け六ツの後ろ側をみればいいということに。
・夜明けの晩(明け6ツの後半)に、鶴と亀が統べって6。
・後ろの正面は、明け6ツの反対側ということだから、「暮れ6ツで、酉=6」が答えということに。
しかも「夜明けの晩」=「明け六つが暗い季節」ならば秋か冬なので、
「複数の6が並ぶ鳥が、籠の中から出るのが酉年の秋か冬」っていう感じですかね。
そういえば、今年って酉年らしいですね。
籠目紋=六芒星って、そもそもあの形はアレですし。まあ、思い浮かぶのはアレですけど。想像に任せるっていうことで。
人気ブログランキング