たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅勤務の自営業。

淤能碁呂島には沈んだアトランティスの情報が含まれるのかもです

古代ギリシャプラトンが語った、海に沈んだ島と王国「アトランティス」。

じつはアトランティスは、日本神話に記録されてた・・・とかいったら?

そんな話。かなり長いです。

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まずは日本神話にはギリシャ神話が含まれてるっぽい、そこから見てみる。

 

 ギリシャ神話

ヘラクレスヒュドラ退治(ウィキペディア・ヒュドラーより)

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日本神話

素盞鳴尊の八岐大蛇(ヤマタノオロチ)退治

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ヘラクレス(英雄)ヒュドラー(9頭の竜)

素盞鳴尊(英雄) 八岐大蛇(8頭の竜)

 

 

オルペウスの冥府くだり

オルペウスの妻エウリュディケーが毒蛇にかまれて死んだとき、オルペウスは妻を取り戻すために冥府に入った。(中略)
「冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」という条件を付け、エウリュディケーをオルペウスの後ろに従わせて送った。目の前に光が見え、冥界からあと少しで抜け出すというところで、不安に駆られたオルペウスは後ろを振り向き、妻の姿を見たが、それが最後の別れとなった。

オルペウス - Wikipedia

 

伊邪那岐命、黄泉へ降る

是に其の妹伊耶那美命を相見むと欲ほし、黄泉国に追ひ往でます。しかして殿のとぢ戸より出で向かへたまふ時に、伊邪那岐命語りて詔りたまはく、「愛しき我がなに妹の命、吾と汝と作れる国、いまだ作りをへず。故、還るべし」とのりたまふ。しかして伊耶那美命答へ白さく、「悔しきかも、速く来まさず。吾は黄泉戸契為つ。然あれども愛しき我がなせの命、入り坐せる事恐し。故還らむと欲ふ。しまらく黄泉神と相論はむ。我をな視たまひそ。古事記 角川文庫)

 

私的な適当な現代語訳

イザナギは妻イザナミに会いたいな~と思って黄泉に追いかけて行った。御殿でイザナギは妻に「いとしい妻よ、一緒に作った国はまだ出来てないから帰ってこい」と言った。イザナミは答えて「残念なことです。もうすこし早く来てくれたらよかったのに。私は黄泉のごはんを食べてしまいました(つまり化け物になってしまいました)。貴方様がここまで来たとは恐縮で~す。仰るとおりに帰りたいので、黄泉の神と交渉してみますから、その間わたしのことを、絶対に見ないでくださいませね」

 

古事記 角川文庫の注釈

ギリシャ神話のオルフェウスとエウリディケの冥府の物語と類似する。死界の食物を口にしなかったために帰還し得た説話は「カレワラ」「霊異記」「今昔物語集」などにもある」古事記 角川文庫)

 

ギリシャ「冥界から抜け出すまでの間、決して後ろを振り返ってはならない」

日本「仰るとおりに帰りたいので、黄泉の神と交渉してみますから、その間わたしのことを、絶対に見ないでくださいませね」

 

 

というふうに、ここに取り上げた例にかぎらず、ギリシャ神話と日本神話はよく似てるところがあるとか。

どちらが先か?というのは、ほとんどギリシャ神話が先という気がしないでもないですが。日本が超古代文明を引き継いでるとか言う人は、日本神話が先でギリシャに影響を与えたとか言うかもしれないですが、それはさておき・・・。

 

 

ということは、ギリシャで語り継がれたアトランティスの伝説についても、日本神話に含まれている可能性が出てくるのかと。

 

アトランティス

 

アトランティスの語源

本来古代ギリシア語の「Ατλαντίς アトランティス」という語は、ギリシア神話のティーターン族の神 Ἀτλας アトラスの女性形であり、「アトラスの娘」「アトラスの海」「アトラスの島」などを意味する。

アトラス神

「Ἀτλας アトラス」は(1)『支える』を意味する印欧祖語の dher に由来する(2)ベルベル諸語の語が元で、ベルベル人アトラス山脈への信仰に由来するなど、その語源には諸説ある。アトラス神への言及はホメロス(紀元前9-8世紀頃に活躍)の『オデュッセイア』が初出で、「大地と天空を引き離す高い柱を保つ」と謳われている(Hom.Od.i.52)。 一方、ヘシオドス(紀元前700頃に活躍)の『神統記』以降は、ティーターノマキアーにおいてティーターン族側に加担した罪で、地の果てで蒼穹を肩に背負う姿として叙述されるようになり、フルリ人やヒッタイト人の神話に登場するウベルリの影響を受けたものと考えられている。また、アトラスが立つ地の果ての向こうの大洋には島があり、ニュクス(夜)の娘達とされるヘスペリデスが、ゴルゴン族の傍らで黄金の林檎を守っているとされ(Hes.Theog.213-216,275-280,517-521) 、後にアトラスの娘達として知られるプレイアデスやアトランティデスなどと同一視されるようになる(Diod.iv.27.2; Paus.v.17.2,vi.19.8)。

アトランティスの語源・アトラス神 - Wikipedia

 

ここで気になる記述。

 アトラスが立つ地の果ての向こうの大洋には島があり、ニュクス(夜)の娘達とされるヘスペリデスが、ゴルゴン族の傍らで黄金の林檎を守っているとされ(Hes.Theog.213-216,275-280,517-521)

これって完全に「旧約聖書」のエデンの園の、リンゴの木とアダムとエバの物語にかぶってくるみたいな感じですが。

 

旧約聖書はさておき、ここでわかったことが、

 ・アトランティスとは、ティーターン(巨人)の神「アトラス神」の女性形

・アトラス神とは、語源は「支える」で、「柱」を意味している

・アトラス神は大地と天空を引き離す高い柱を保つ

 

そうですか。

つまりアトランティスとは「巨大な柱」を持った島だったんですか。

 

ではギリシャ語で「柱」は何て言う言葉だろうと調べてみると

柱=kolona コロナ

 おや。ここにきて、なにか日本の古代史とか神話の研究をしている俺にとっては、どこかで見かけたような要素が出てきましたが。

 

アトランティスは日本語になった?

 

じゃあアトランティスやアトラスに似た言葉は、日本語にあるんだろうか。と思って「明解古語辞典」で探してみた。

・あたら【惜】惜しむべき。もったいない。 

アトランティスが沈んでしまって惜しい、もったいないということでアタラなのか。

 

・おとる【劣る】減る。ついえる。

アトランティスがついえたのでアトル→オトルなのか。

 

・おどろかし【驚かし】驚くべきだ。恐ろしい。

アトランティスが沈んだのでアトラカシ→オドロカシ、恐ろしいのか。

 

・おとろふ【衰ふ】勢いが弱くなる。力が弱る。

アトランティスが沈んで衰えたことを、アトラフ→オトロフといったのか。

 

というこじつけをしてみた。

しかしアトラスに似ている、あたら、おとる、おどろかし、おとろふは、総じて滅び去ったかのような意味をもつ、ネガティブな言葉なのは偶然なのだろ~か?

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淤能碁呂島とアトランティスは似てた

 

 ではこれより、アトランティスと日本神話のオノゴロ島を比較してみますが。

 イザナギイザナミがつくったオノゴロ島の記述は、「古事記」「日本書紀」に登場するので、そこから特徴を時系列で導いてみると、

 

1・伊弉諾尊イザナギ)と伊弉冉命(イザナミ)が天浮橋から造った原初の島

2・天沼矛で原初の海をかきまぜ、矛からしたたる塩の累積によりできた

3・イザナギイザナミが最初に降り立った場所

4・オノゴロ島の中央に天御柱(あめのみはしら)という天まで届く柱を建てた

5・オノゴロ島には八尋殿(やぴろどの)という御殿を建てた。

6・天御柱の周囲を回り、いちゃついてから国生み神生みを行った

7・イザナミ火之迦具土神カグツチ)を生んだときに病となって死ぬ

8・イザナミは黄泉の国へ向かい、イザナギがそれを追いかけ黄泉へむかった

 

この後淤能碁呂島は放置プレイになったことは想像にかたくないのですが、淤能碁呂島とアトランティスを比較してみると、似ているところが分かってきますね。

 

(A)天まで届く柱があった

アトランティスはアトラス神の柱を意味していて、「大地から天空まで届く柱」というのだから、バベルの塔のようなのを想像してしまう。一方でオノゴロ島の天御柱は「天まで届く柱」ということだから、ここで関連を見いだせてしまう。

 

(B)コロナとオノゴロ

ギリシャ語で柱のことをコロナというのだが、天御柱の立っている淤能碁呂島は、おの「コロ」島とも読めるのだから、両者は柱とコロっとした感じという2つの要素で、繋がりを感じられるではないですか。

Colo-na

Ono-Coro

オノコロナ島・・・。

 

(C)アトランティスのゴルゴン族、オノゴロ島の蛇神

さきほどアトランティスの特徴は、「旧約聖書」のエデンの園に通じると言っていました。その理由は、ゴルゴンというのはいわゆる「蛇の髪を持つ女」だからです。

エデンの園には林檎の木と蛇、アトランティスに林檎の木とゴルゴン(蛇)がいるというところで一致してたんですね。

ゴルゴーン(古希: Γοργών, Gorgōn)、またはゴルゴー(古希: Γοργώ, Gorgō)は、ギリシア神話に登場する醜い女の怪物である[1][2]。その名は「恐ろしいもの」の意。

長母音記号を省略し、ゴルゴン、ゴルゴともいう。英語読みはゴーゴン(Gorgon)。

概要

ポルキュースとその妻ケートーの子で、髪の毛の代わりに生きている蛇が生えている。オーケアノスの流れや「ヘスペリデスの園」の近くの世界の西の果ての島に住んでおり、グライアイ3姉妹の姉でもある。

しばしば黄金の翼、青銅の手、イノシシのような牙を持つとして描かれており、壷絵には下半身が馬の腹から下になっている姿で描かれる事もある。神話によると、ゴルゴーンの顔を見たものは石になってしまう。 

 ゴルゴーン - Wikipedia

一方で日本神話のイザナギイザナミ、じつはこの両者は「蛇神」の特徴を持ってたのですよ。中国神話の蛇神である伏儀と女禍を日本神話にあてはめたような存在が、イザナギイザナミみたいなんですよね。しかもこの神は、もともとシュメール・メソポタミアの神なのではないかと。ニンギシュジッダみたいな。

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イザナギイザナミが、天御柱の周りをぐるぐる回る構図って、儀式として考えるほかは意味不明ですが、これを可視化できる絵にすると、伏儀女禍とニンギシュジッダみたいな絵面になるわけなんですよ。

で、

イザナギのナギ=ナガで蛇

イザナミのナミ=巳は蛇

 

凪も波も

~~~~~~~~~~

こう表わせるのですが。蛇のようにうねる水面。

実際、昔の人は水と蛇は同じ系統のものと考えてたのですよ。蛇は水の化身、水神となっていて、身近な存在だったわけなのですが。

 

 そしてゴルゴンと、オノ「ゴロ」島なので、ここでも言葉の一致が見られますね。

 Gor-gon

Ono-Goro

こうしたものも、偶然ではなく。

 

アトランティスは柱のあるゴルゴン=蛇神の島

淤能碁呂島は柱のあるイザナミ=蛇神の島

だから淤能碁呂ゴン島と呼んでみても良いかと。

・おどろかし【驚かし】驚くべきだ。恐ろしい。

アトランティスが沈んだのでアトラカシ→オドロカシ。これもあながち無関係じゃないかも。いろんな偶然が重なってくるようですけど。

 

ゴルゴンが醜い化物とあるので、イザナミは醜くない、むしろ絶世の美女だったはずだという願望を持ってる殿方も、ぼちぼちいらっしゃることでしょうね。これについてもしっくり来る解釈ができますよ。

イザナミは黄泉へ下ると恐ろしい醜い姿の黄泉大神へと変身し、黄泉醜女というバケモノを従えて、イザナギを襲ったのでしたね。まさにゴルゴンが醜い女の化物と言われているのとぴったり符合してるみたいですけどね。

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(D)エデンには燃え盛る炎の剣があった

もし旧約聖書のエデンとアトランティスが同じ場所であるとすると、淤能碁呂島も同じ場所のことを語っている。そうすると気づくことがあって、エデンの園の東には回転する炎の剣が置かれていたということ。つまり

 

アトランティス アトラス神 蛇(ゴルゴン) 柱    火山

エデンの園   エバ    蛇     生命の樹 回転する炎の剣

・淤能碁呂島   イザナミ  蛇      柱    回転 炎(カグツチ

 

こうして含まれる要素を対応させていくと、同じ場所を違った切り口で語っているのがアトランティス、エデン、淤能碁呂島の3者ということのように見えてくるんですが。

この部分だけでも覚えておいてください。

 

(E)海に沈んだアトランティス、地底に沈んだイザナミ

ということで、淤能碁呂島は、いわばイザナミの分身、雛形といって良い存在でした。記紀神話では淤能碁呂島の最後は伝えられていませんが、イザナミが地底世界へ向かった事自体が、淤能碁呂島の最後を物語っているような気がしました。

 

それに、アトランティスと同じ最後を遂げたという想像はできました。

アトランティス=海の底へ沈んだ

イザナミ=地底の黄泉へ沈んだ

 

つまりアトランティスと淤能碁呂島は、同じ運命をたどっていたかもということではないかと。イザナミが地底の黄泉へ下ったという表現自体が、淤能碁呂島自体が地底に没したことを意味していたのでした。

イザナギが黄泉大神となったイザナミ黄泉醜女に追いかけられた舞台になっているのは、地底に沈んだ淤能碁呂島そのものなのではないかという可能性も出てくる・・・。

淤能碁呂島は地上に存在しなくなったので、日本神話では黄泉以降の記述でイザナギが訪れることもなく、登場することがなくなったということなんですよ。

 

そうするとやっぱり淤能碁呂島の神話には、ギリシャで伝えられてたアトランティスの物語が、習合されていると見ても良いのではないかというわけで。

 

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 それから以前に淤能碁呂島について、適当に書いてたことがあり。

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淤能碁呂島というのは、ひとつだけの存在ではなく、かつて伝えられていたいくつかの西アジア~地中海方面の神話・伝説が重なって居る存在なのかもと考えられますた。

複数の神話・伝説の集合体が淤能碁呂島。

まさに塩が累積してできたが如く、淤能碁呂島のなかには異世界の神話が累積しているのでは。

 

 
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