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たっちゃんの古代史とか

誰も知らない日本とユーラシア古代史研究。絵も本も書く。闇の組織に狙われてるアマ歴史研究者。在宅勤務の自営業。

日本書紀は天孫降臨と日向三代について3つの見解を提示する

日本書紀

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天逆鉾 - Wikipediaより。

 

日本書紀」からは天孫降臨について、3つの見解を引き出すことができることは、知ってますか。

実はこれは前回の記事から思いついたこと。

 

(1)日本書紀天孫降臨日向三代の通説

 

瓊瓊杵命の天孫降臨火遠理命━鵜草葺不合命━神武天皇

日向三代━━━━━━日向三代日向三代━━━初代天皇  

 

瓊瓊杵尊(ニニギ 天孫降臨を果たした日向三代の最初)

火遠理命(ホオリ 日向三代の二代目、彦火火出見尊(ヒコホホデミ)ともいう)

・鵜草葺不合命(ウガヤフキアエズ 日向三代の三代目)

神武天皇イワレビコ 日向三代のあとに誕生した天皇

 

天孫降臨のニニギから神武天皇まで4世代。

ってことは1世代20年なら4世代で80年、30年でみても120年ということですけど。

神様は長生きだったという話を史実とすると、4世代で150年程度は現実にありうることですが。それにしても人間に当てはめてもせいぜい80年~150年程度。

 

(2)日本書紀のもうひとつの天孫降臨仮説

 

神武天皇は、

 「天孫が降臨されてから、百七十九万二四七十余年になる」

 と言ってるわけなのです。

この天孫降臨がニニギの降臨であるならば、

日向三代の最初のニニギの天孫降臨神武天皇の間が179万2470年ということに他ならないわけ。

つまりニニギは神武天皇より179万2470年前の人であるというなら、4世代どころじゃないんですが・・・。

一世代20年で計算すると8万9623世代となるし、一世代30年で計算すると5万9749世代ということになってくるので、日向三代どころか「日向八万九千六百二十三代」とか「日向五万九千七百四十九代」と言い換えておかしくなかったんですね。

日本書紀」からはこんなことも読み取れた。

以上の2つの仮説が提起されてたのですが、通常は(1)のほうがホントっぽいということになるわけなのですが、179万2470年にはなんらかの根拠があったから、この数字を「日本書紀」で口にしていることは間違いないということで、前回の記事に書きましたが。

 

そして3つ目の仮説

(3)天孫降臨神武天皇より179万2470年前と瓊瓊杵命の時に二度起きた

 

つまり天孫降臨とは、179万2470年前と、神武天皇よりわずか4世代前のニニギの時代に、二度起きているということ。

天孫降臨というのが王権の居住地の移動を表すとしたら、これが複数回起きていておかしくないわけで。

179万年というのはあまりに人類の歴史に合致しないので、2470年だけを取り上げたらどうかということで前回の記事

神武東征の開始紀元前666年より2470年前の「始まりの時」とは何か

が出ましたが。 

 

以上3つの仮説を「日本書紀」から取り出せるということでした。

日本書紀の元ネタを集めたトネリ親王、かなりネリましたねこれ。

 

 
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