本日のまさか。
「邪馬台」といったら、「後漢書」に見られる倭国の女王卑弥呼の都でした。「隋書」では「邪靡堆」とあり、「魏志」では「邪馬壱」とあり、正体には諸説あり。
いま日本国内で明確に「邪馬台」の地名は存在していないのは確実。候補地として日本各地に「邪馬台、やまたい」といった地名があるばかり。
日本国内では本来は消滅している地名が「邪馬台」なのですが、実は邪馬台の地名が大陸に存在していることを発見していました
○いつも助かっております
成都市
グーグルマップによると福岡市からは2500キロ離れた、中国の成都市。
成都市の人口、1,407万人(2011年)。ちなみに東京都は1,348万人(2015年)。
この都市のはずれに、
邪马台=邪馬台
地図を拡大すると見つかります。
おそらくいま世界で唯一の「邪馬台」の地名かもですが。
それとも他にもあるのか。すでにユーラシア大陸全土の地名検索は行っていて、「やまと」の名に近い地名はいくつか見つけています。その点は電子書籍にも書いてましたが。
この四川省のあたりは、古代にどんな国や民族がいたかというと、羌族、南夷と呼ばれた氐、滇、夜郎、靡莫。のちに、蜀、チベットなど。
ちなみに氐、滇、夜郎、靡莫は、「漢書」によると「これらはみな頭髪を椎(つち)型に結いっていた」とか。両側に結ったならば、日本の「みずら」と似た感じでした。
滇は倭と同じく蛇型の金印を受けたことで知られます。
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