世の中、崇神天皇の実在についての論点はもちろん、在位年代についても諸説あり、多くの本が出てるとか。
○いつも助かっております
それぞれの在位年代説をみてみよう
崇神天皇について在位年代の考証をし、記録に残る最古の例は、言わずとしれた712年成立の古事記で、編纂者は舎人親王等です。
古事記では崇神天皇の崩御した年を戊寅(つちのえとら)の12月としており、これを西暦に直すと、有力な説では258年か318年か378年が当てはまるかという所です。
古事記では歴代天皇の崩年について記した天皇と、記さない天皇があり、不完全なものとなっています。
崇神天皇の崩年が258年だとすると、魏志倭人伝で卑弥呼が247年の死なので、誤差が僅か11年ということになります。
古事記は私説である「崇神天皇=卑弥呼」説を肯定する材料ですが・・・。日本書紀だと崇神68年(辛卯)です。
しかし世の中には崇神天皇の在位年にいろんな説があるということで、私見に自信がなくなります。
ちょっとそれらの諸説を、ネット検索した結果がこちら。↓
研究者 第十代崇神天皇の在位年代 ソース
斉藤氏 359年頃 邪馬台国の会 239回活動記録
安本氏 342~355年頃 邪馬台国の会 各天皇の活躍年代
江上氏 4世紀初頭に在位 『騎馬民族国家 改版』
貝田氏 315~332年に在位 崇神天皇はいつ頃の天皇か
末松氏 318年に崩御 崇神天皇はいつ頃の天皇か
笠井氏 301年に即位 崇神天皇はいつ頃の天皇か
井上氏 270~290頃に在位 崇神天皇はいつ頃の天皇か
高城氏 256年(或いは284年)に即位 『日出ずる国の古代史』
菅氏 258年に崩御 天武天皇の年齢研究 崇神天皇の年齢
那珂氏 258年に崩御 天武天皇の年齢研究 崇神天皇の年齢
|д゚ ) 崇神天皇は卑弥呼(在位188頃~247年)と壱与(在位248~280年前後)の習合 私説
本居宣長 紀元前43年に崩御 天武天皇の年齢研究 崇神天皇の年齢
崇神天皇卑弥呼+壱与説だと、崩年が2回あるので特殊なのですが
これは、もっと調べないと。鬱が忍び寄ってきた・・・。
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